HOME   »  2017年04月13日
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 2016年後半から2017年前半の素晴らしい活躍を受けて、日本人プレーヤーによる初のメジャー制覇が期待された松山選手でしたが、3日目までの出遅れが響き、最終日67打の好スコアで追い上げを図ったものの、前日の28位から11位まで順位を上げるに止まりました。

 最終日のラウンドが素晴らしいものであったので、本当に3日目までの不振が惜しまれるところです。

 3日目までの松山選手は、前半の7番ホールと、パッティングに悩まされました。

 7番ホールでは、初日・2日目と大叩きしました。
 最終日は見事に克服していましたので、苦手ホールにはならずに済んだのではないでしょうか。

 パッティングでは、まずは「3~4m」位がなかなか入らない、3日目まではバーディは皆2メートル以内という状況が続きました。
 オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブのグリーンで、ボールをピンから2メートル以内に寄せるというのは「至難の技」です。ほとんど止まりかけた状況から、10m以上転がったり、グリーン外に出てしまうというのが、決して珍しくは無い、高速かつ傾斜のきついグリーンだからです。

 パッティングが不調な中で、3日目まででも相当数のバーディを獲得していたことを勘案すれば、松山選手のショットの素晴らしさが分かります。

 具体的なホールで言えば、何といっても3日目の18番ホールが痛かった。

 70cmから3パットしてしまい、このホール4パットでダブルボギー。せっかく2オーバーパーまでスコアを戻していただけに、このダブルボギーは堪えました。
 今大会の松山選手に「止めを刺した4パット」ではなかったかと感じます。

 苦しんだ今大会で、しかし4日目の67打は光明でしょう。

 ラウンド後のインタビューで「昨年末から今年初めのパッティングがいつでも出来る状態になれば、(マスターズ・トーナメントで)絶対に勝てると思う」とコメントしました。
 「絶対に勝てる」という言葉に、松山選手の今大会のプレーに対する悔しさと自信が表れていました。

 近時、「分析」が大好きで得意なアメリカスポーツ界・メディアの詳細な研究により、松山英樹選手の弱点が「パッティング」にあると報じられるようになりました。
 そして、4大メジャートーナメントの中で、最もパッティングの占める比重が重いとされるマスターズ大会の事前予想において、松山選手の順位予想は、世界ランキング4位というポジションからすると、相当低いものでした。

 そして、残念ながら、今大会の結果はその「予想」に近いものとなってしまったのです。

 とはいえ、昨年末から今年初めのパッティングを取り返す時間は、まだまだ十分にあるのです。

 2017年の残りの3つのメジャー大会、そして2018年のマスターズ大会に向けて、松山英樹選手の挑戦は続きます。
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