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[7月25日・秋田大会決勝]
明桜5-1金足農

 地方予選・秋田大会の決勝で、明桜高校(2007年まで秋田経法大付属高校)が金足農業高校を下して、8年ぶり9度目の夏の甲子園出場を決めました。

 このチームを率いるのは輿石重弘監督(54歳)ですが、輿石氏は明桜高校が野球部監督をハローワークなどを通じて「公募」しているのを知って応募し、今年4月から就任したばかりでした。
 監督就任から4か月弱での、秋田大会優勝です。

 輿石監督は昨年夏まで、山梨県の帝京三高の監督としてチームの指揮を執っていましたから、高校野球監督の経験は十分だったわけですが、秋田に来ての短期間での見事な成果です。

 本ブログでは、「高校野球における監督の重要性」について、再三書いてきました。(例えば、2012年8月26日の記事「高校野球 甲子園大会 監督考」をご参照ください)

 新監督が就任することにより、短期間で「甲子園大会出場」が実現するということは、時々眼にすることなのです。

 当然ながら、2017年3月末と4月初めにおいて、選手に大きな入替があるとは思えませんので、急速にチームの地力が向上するというのも考えにくいところですので、不思議と言えば不思議なことでしょう。

 輿石監督の的確な指導・指揮がチームにぴったり合ったということであり、チームの持つ実力が如何なく発揮されたことに他なりません。

 勢い十分な明桜高校チームの、甲子園大会での活躍がとても楽しみです。
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 Full-Countが、まだ面白い記事を配信しています。
 7月25日の「めっきり減った投手の本塁打・・・・」という題の記事です。

 2017年7月24日時点で、日本プロ野球に所属する全現役投手において、本塁打を打ったことが有るのは僅かに13名、2017年シーズンでは外国出身投手の3名しか本塁打を打っていないというのです。

 確かに、21世紀に入ってからは、投手の本塁打は減っているという印象はありました。

 もちろん、パリーグはDH制ですから投手の打撃機会が減っていることもあるのでしょうが、交流戦が開始されましたので、以前よりは打席に立つ機会が増えているということもできるのでしょう。

 こうした現象の底流には、分業の確立というか、「投手は投げるのが仕事」という意識が、各プレーヤーの中で徹底されてきているというところがあるのでしょう。
 これは「考え方」というか、「心持ち」の問題の様な気がします。

 あの二刀流の大谷翔平選手にしても、投手の時にはホームランは殆ど打っていないのではないかと思います。(DH制の影響が大きいことは言うまでもありませんが)

 思い起こせば、20世紀には「良く打つ大投手」が居ました。
 これは、二刀流では無く、「打撃の上手い投手」です。

 直ぐに思い浮かぶのは、金田正一投手と堀内恒夫投手でしょう。

 金田投手は日本プロ野球NPB唯一の通算400勝投手であり、堀内恒夫投手は通算203勝、読売ジャイアンツ全盛時のエースでもあります。
 どちらもNPBの歴史に燦然と輝く大投手です。

 金田投手は、投手のNPB史上最多本塁打を誇ります。36本です。
 金田投手は、この36本以外に代打で2本塁打を放っていますから、通算38本塁打ということになります。(そもそも、投手が時々「代打」で起用されること自体が、金田投手の打撃の良さを如実に示しています。ちなみに、金田投手は8度敬遠されているそうです)

 「NPB史上最年少本塁打記録は?」という問いの回答は、「1950年、金田投手の17歳と2ヵ月」です。
 信じられないような話です。そもそも、17歳と2ヵ月でプロ野球の試合に出場すること自体が、現在では(20世紀でもなかなか)有り得ないことなのかもしれません。
 この最年少本塁打記録は、今後も長く残るものでしょう。

 堀内投手の打撃も凄いのです。
 通算21本塁打ですが、印象的な試合が思い出されます。
 有名なのは、1967年10月10日の広島東洋カープとの試合。この試合に先発した堀内投手は、
① ノーヒットノーラン
② 3打席連続本塁打
 の2つの大記録を達成しています。
 投手としてノーヒットノーラン、打者として3打席連続ホームランというのですから、何だか「野球漫画のような話」というご指摘もありそうです。

 この試合の堀内投手の4打席目は、センター前ヒットでした。「4打席連続ホームランを狙っていた堀内投手は、とても悔しがった」と報じられていました。

 「投手による3打席連続本塁打」は、NPB史上唯一の記録です。
 当然ながら、野手であっても、そう多くのプレーヤーが実現しては居ない、とても高度な記録です。

 また、堀内投手は、1973年の日本シリーズ第3戦(10月30日、対南海ホークス)で2本塁打を放ち、勝ち投手になっています。
 日本シリーズにおける、「投手による1試合2本塁打」も、NPB史上唯一の記録です。

 金田投手もそうでしたが、堀内投手はより明確に「投球の調子が良い時には、打撃も好調」であったと記憶しています。
 「アスリートとして何でもできる」といった雰囲気でした。

 21世紀になってから、こうした「投げて打つスーパーマンのような投手」は随分少なくなりました。

 先発→中継ぎ→セットアップ→抑え、といった形で、投球自体が分業化されていく過程で、「投手がホームランを打つこと」も減っていったのでしょうか。

 20世紀において、「空き地での野球」が盛んだったころ、長じてプロ野球選手になるような子供(「野球小僧」とか呼ばれました)は、皆、まずは投手だったと思います。一番運動神経の良い子がピッチャー(打線では、大半が4番)だったのです。

 そして、中学校に進み、年齢が上がるにつれて、そのまま投手を続けるプレーヤー、野手に転ずるプレーヤーに分かれていったと思います。

 その頃には、「打撃の上手い投手」は珍しい存在では無かったのでしょう。

 21世紀の野球においては、リトルリーグのチームにおいて、幼いころからポジションが決められて、専門性の高い指導が行われているのでしょう。投手は投手として育成され、打撃練習を多く行うことは難しい場合もありそうです。

 時代の変化に沿って、野球も変わってきたということでしょうか。
[7月26日・神宮球場]
ヤクルト11-10中日(延長10回)

 中日ドラゴンズが、2回表に3点、4回表にも3点、5回表に4点と着々と得点を重ね、6回を終わったところで10-0とリードした時には、「勝負あった」という試合でした。
 何しろ10点差ですし、残り3イニングと試合も終盤に突入していたのですから。

 ところが・・・、7回裏に9番中村選手の2ランホームランが飛び出し2-10としたヤクルトが、8回裏に「怒涛の攻め」を魅せて一気に8得点で10-10の同点とし、延長10回の大松選手のサヨナラホームランで勝利を収めたのです。信じられないような大逆転でした。

 「10点差逆転」は、日本プロ野球史上最大得点差逆転のタイ記録です。

 過去には、1949年10月の太陽11-10大映、1951年5月の松竹13-12大洋、1997年8月の近鉄11-10ロッテの3試合が記録されていて、セントラルリーグでは1951年の試合以来66年ぶり2度目のことになります。
 プロ野球という、我が国最高峰のリーグにおいて「10点差逆転」という、考えられないようなことが、これまでに4度も起きているというのも、信じられないことですし、プロ野球の長い歴史を感じさせる事実でしょう。

 ところで、メジャーリーグではどうなのでしょうか。
 調べてみました。

 MLBでは「12点差逆転」が最大で、過去に3度記録されています。
 1911年6月のタイガース16-15ホワイトソックス、1925年6月のアスレティックス17-15インディアンズ、そして2001年8月のインディアンズ15-14マリナーズです。

 1925年のゲームは、アスレティックスが8回裏に一挙に13得点を挙げて逆転したそうです。
 また、2001年はイチロー選手がマリナーズでデビューし大活躍したシーズンでしたから、この歴史的ゲーム(マリナーズにはとても悔しいゲームですが)にも出場していた可能性があります。

 NPBが「10点差逆転」、MLBが「12点差逆転」という、「2点」の差は、MLBとNPBの歴史の差なのかもしれませんし、野球とベースボールの違いから生まれているのかもしれません。

 いずれにしても、2017年7月26日、ヤクルト・スワローズは凄いことを成し遂げたのです。
[7月23日・栃木大会決勝]
作新学院15-1国学院栃木

 2017年栃木大会の優勝候補筆頭と目されていた作新学院高校が、国学院大栃木高校を大差で破りました。
 2回表に3点を先制し、その後7回まで毎回の15得点という圧勝。投げては、篠原投手、大関投手の継投が功を奏しました。

 これで作新学院は、栃木大会7年連続優勝と成ります。
 もともと栃木県の強豪として知られているチームですが、2011年以降の強さは別格という感じがします。

[2011年以降の栃木大会決勝]
・2011年 作新学院17-5宇都宮商
・2012年 作新学院3-1宇都宮工
・2013年 作新学院3-2青藍泰斗
・2014年 作新学院7-1佐野日大
・2015年 作新学院9-2国学院栃木
・2016年 作新学院15-6国学院栃木

 こうして観てくると、2014年以降のチームは「得点力十分」という印象です。
 春の甲子園も含めて、2014年以降は「甲子園大会における存在感を増して」きて、ついに2016年には「二度目の全国制覇」を成し遂げたのです。
 「勝負強いチーム」になっていると感じます。

 2017年の夏の甲子園・開会式では、「前年優勝校チームが優勝旗と共に入場行進する」光景が観られるのです。

 地方大会の決勝で「2年連続15得点」というのは、なかなか見られないことでしょう。

 2017年の大会でも、作新学院は優勝候補の一角を占めるのです。
 7月19日から26日にかけて、ドイツのライプチヒで開催されている、フェンシングの世界選手権大会から、嬉しいニュースが届きました。

 男子フルーレで、20歳の西藤俊哉選手が銀メダル、19歳の敷根崇裕選手が銅メダルを獲得したのです。
 我が国のフェンシング史上、オリンピックや世界選手権で、同じ種目で2つのメダルを獲得するのは初めてのことだそうです。
 
 西藤選手、敷根選手は共に、世界選手権大会初出場でしたが、共に、世界の上位ランカー、オリンピックメダリスト等のプレーヤーを次々と破って、上位に進出しました。
 見事な戦い振りです。

 フェンシング競技の男子フルーレ種目と言えば、太田雄貴選手(2008年オリンピック銀メダル、2015年世界選手権金メダル)というイメージですが、着々と若手が伸びて、世代交代が順調に進んでいたのです。

 今大会の男子フルーレ日本代表は、前述の2人に、松山恭助選手と鈴村健太選手を加えた4名ですが、4名とも大学生であり、4名とも決勝トーナメント進出を果たしています。
 若手が、その力を存分に発揮したということなのでしょう。

 東京オリンピック2020に向けて、また楽しみな選手たちが登場したのです。
 7月23日から始まった水泳世界選手権大会・競泳ですが、24日の女子200m個人メドレーで大橋悠依選手(21歳)が素晴らしい泳ぎを魅せて2位に食い込みました。
 
 初出場の世界選手権で銀メダル獲得というのも、見事の一語ですが、その内容は本当にハイレベルなものでした。

 そもそもこの種目には、「絶対王者」と呼ばれる存在、ハンガリーのカティンカ・ホッスー選手(28歳)が君臨しています。ホッスー選手のメドレー種目での強さは、現在の女子競泳の全ての種目の中で、最もスバ抜けているとも言われます。(2016年のリオデジャネイロ・オリンピックでは200mと400mの個人メドレーと100m背泳ぎで金メダルを獲得しています)

 そのホッスー選手を相手にして、大橋選手は大健闘を魅せてくれたのです。

 特に驚かされたのは最終の自由形でした。
 メドレー種目の世界大会における日本選手のパターンとして、「絶対王者」に離されるかと観ていましたが、その差を詰めて行きます。
 ホッスー選手との差を0.91秒まで詰めたところがゴール板でした。

 そもそも、今年4月の日本選手権大会において2分9秒96で優勝した大橋選手ですが、今回は2分7秒91と、一気に「2秒以上タイムを改善しての日本新記録」で泳ぎ切ったのです。

 日本選手権時と比べて、バタフライで0.51秒、背泳ぎで0.68秒、平泳ぎで0.83秒の計2.02秒タイムを縮め、自由型でも0.03秒タイムを縮めて、全体として2.05秒の改善となっています。

 あのホッスー選手を追い込んだ自由形だけが、日本選手権の時とほぼ同じタイムで泳ぎ、他の3種目で大幅にタイムを縮めているところが凄いと感じます。
 大橋選手は、着々と「メドレー種目のスイマー」として成長し、各種目で力を付けてきているのでしょう。まさに「伸び盛り」という感じがします。

 これは、私の勝手な想像ですが、ホッスー選手も相当驚いているのではないでしょうか。

 単独種目としても、世界選手権やオリンピックで金メダルを取る力がある、バタフライと背泳ぎで圧倒的な差を付け、平泳ぎと自由形は悠々と泳ぐというのが、ホッスー選手のメドレー種目でのパターンです。今回もパターン通りでした。しかし、ゴールでは1秒以内の僅差に迫られていたのです。

 もちろん、まだまだ「絶対王者」カティンカ・ホッスー選手に勝てるとは思いませんけれども、競泳最終日7月30日の400m個人メドレーでの大橋悠依選手の泳ぎに大注目です。
 横綱・白鵬の39回目の優勝で幕を閉じた7月場所ですが、2つの大きな記録が達成されました。

① 白鵬関の通算1,050勝

 元大関・魁皇の1,047勝、元横綱・千代の富士の1,045勝という歴代1・2位の記録を、7月場所で一気に抜き去り、1,050勝まで伸ばしました。

 千代の富士が1,000勝を達成した時、「空前の記録」と呼ばれ、多くの相撲関係者から「レベルが高すぎて想像も出来ない記録」と言われていたことを思い出します。
 その記録を魁皇が更新し、そして今場所、白鵬が更新したのです。

 この記録を、白鵬はどこまで伸ばしていくのでしょうか。

② 日馬富士関の幕内701勝

 7月場所で11勝を挙げた、横綱・日馬富士の幕内通算勝ち星が701勝となり、歴代7位の元横綱・貴乃花に並びました。

 ちなみに、この記録の歴代1位は白鵬の955勝、2位は魁皇の879勝、3位は千代の富士の807勝、4位は北の湖の804勝、5位は大鵬の746勝、6位は武蔵丸の706勝となっています。

 千代の富士、北の湖、大鵬、貴乃花と、20回以上の優勝回数を誇る横綱の中に、日馬富士が食い込んできているのです。
 素晴らしいことだと思います。
 
 この記録は、横綱経験者にとっては、「横綱の地位に長く居る」ことによって積み上げが可能な記録ですから、日馬富士の息の長さ、故障・怪我を乗り越えてきたキャリアが感じられるのです。
 「横綱の地位に長く居る」ことが、とても大変なことであることは、皆さんご承知の通りです。
 2012年11月場所に横綱に昇進した日馬富士は、横綱としてそろそろ丸5年を迎えようとしているのです。

 白鵬と日馬富士、モンゴル出身の2人の横綱は、大相撲の歴史に大きな足跡を残し続けています。
 そして、何より「長い間、横綱の地位を守っている」のが、素晴らしいところなのだと思うのです。
 ロイヤル・バークデール・ゴルフクラブを舞台に繰り広げられた、2017年の全英オープンは、アメリカのジョータン・スピース選手が通算12アンダーパーで優勝を飾りました。
 2位に3打差を付け、4日間トップを守り続けた完全優勝でした。

 3日目を終えて4アンダーの5位タイで最終日のプレーを迎えた松山英樹選手は、スコアを2つ落とし2アンダーでホールアウト。14位タイで大会を終えました。
 「メジャートーナメント制覇」を期待された松山選手でしたが、今大会での達成はなりませんでした。

 もともと、トップのスピース選手とは7打差でのスタートでしたから、ビッグスコア、大きなアンダーパーのラウンドが必要であった松山選手でしたが、出だしの1番ホール・パー4でトリプルボギーを打ってしまいました。
 この時点で、優勝は無くなってしまったのでしょう。

 常に「深いラフ」が用意される全英オープンですから、ティーイングショットにはフェアウェイヒットが求められるのです。

 松山選手も、当然ながら十分に分かっていて、1番ホールのティーショットは3番ウッド・スプーンで打って行きました。
 世界トップクラスのプレーヤーのスプーンによるショットは、1番ウッド・ドライバーによるショットと比べて、圧倒的に「方向性が安定」します。飛距離を犠牲にして(とはいっても280ヤードを超えるショットが観られますから、凄いものなのですが)、方向性を取るショットとなるものなのです。

 ところが、このスプーンによるショットは、大きく右に曲がってしまいました。

 深いラフというか、背の高い草がもしゃもしゃに生えたエリアにボールが吸い込まれた時、OB(アウトオブバウンズ)は間違いないと思われました。

 打ち直しの第3打はしっかりと狭いフェアウェイを捕えていましたから、本当に惜しまれる第1打だったのです。

 こうなれば、所謂「OBボギー」を取って、1打のロスで1番ホールをクリアしようと狙った第4打、ピンに絡むショットが期待された第4打が、これも全英オープンの名物である深いバンカーに捕まってしまいました。

 まさに、全英オープンの罠に嵌ってのトリプルボギーとなってしまったのです。

 松山英樹選手の全英オープン2017は、とても残念な結果となってしまいましたけれども、最終日の1番ホールでトリプルボギーを打ちながらも、残りの17ホールでスコアを1打改善したところに、実力の高さを感じます。

 完全に勢いを削がれた状態でも、スコアを大きく崩すことが無かったプレーでした。

 松山選手のメジャー制覇への挑戦は、さらに続きます。
[7月22日・福島大会決勝]
聖光学院5-4いわき光洋

 第99回全国高校野球選手権大会の各地方予選が進んでいますが、福島大会の決勝で聖光学院高校がいわき光洋高校を5-4で破り、本大会への出場を決めました。

 聖光学院は11年連続の出場となり、自身の持つ戦後の最長連続記録を「11」に伸ばすとともに、14度目の出場となりました。

 試合は、聖光学院が先行し、いわき光洋が追い付くという展開となりましたが、3-0から3-3、4-3から4-4と2度追い付いたいわき光洋が逆転できなかったことが響き、9回裏1死満塁から、聖光学院がサヨナラ勝ちを収めました。

 すっかり、福島の王者となり、夏の甲子園大会の常連となった感のある聖光学院ですが、当然のことながら毎年メンバーが変わっている訳ですから、第89回大会から第99回大会までの11年間の予選大会では、数え切れない程のドラマが有ったことでしょう。

 第99回の予選大会決勝は、この11年間では相当苦労した試合と言えるのではないかと思います。
 いずれにしても、11年「連続」というのは、強いだけでは実現できる記録では無く、監督を始めとするスタッフの皆さんの弛まぬ努力、選手のご家族の弛まぬ支援、そして学校を取り巻く地域社会・伊達市の皆さんの温かい支援、「絶対に出場するという強い意志」をベースとした、各年代の選手達による的確なトレーニングとチーム作りがあってこその、快挙です。

 ここまでの10年連続出場における、本大会での最高成績は「ベスト8」です。4度あります。
 10年間で4度のベスト8進出も見事な成績ですが、一方では「ベスト8の壁」になりつつあるとも言えるでしょう。

 苦労して勝ち取った「夏の甲子園2017」の舞台では、是非ベスト4以上の記録を残していただきたいと思います。
 ロサンゼルス・ドシャーズが走っています。

 驚異的なハイペースです。

 7月18日時点、オールスターゲーム2017を挟む34試合で30勝、この間の勝率が88%を超えるというのですから、想像を絶する強さでしょう。

 これ程の勝率は、1977年のカンザスシティ・ロイヤルズ以来40年振りと報じられています。
 これ程勝ち続けている状態が、史上初では無く、過去にも存在したいというのが、MLBの歴史を感じさせるところです。

 また、同時点でドジャーズはナショナルリーグNL西地区で2位のアリゾナ・ダイヤモンドバックスに10.5ゲーム差を付けて首位を快走していますが、2位チームとの差という面では、MLBのNO.1ではないというのも、興味深いところです。

 各地区で、最も2位との差が大きいのは、アメリカンリーグAL西地区で、ヒューストン・アストロズが2位のシアトル・マリナーズに16.5ゲーム差を付けてトップですし、NL東地区でも、ワシントン・ナショナルズが2位のアトランタ・ブレーブスに11.5ゲーム差を付けていますから、ドジャーズの10.5ゲーム差というのは「3番目の大差」ということになるのです。
 AL3地区、NL3地区、計6地区で3番目ですから、特出した大差ということにはならないでしょう。

 リーグ内での各地区間のチーム同士の対戦や、インターリーグもあって、各地区毎の勝率が異なるところがポイントなのでしょう。

 とはいえ、ドジャーズの65勝29敗・勝率.691は、アストロズの63勝31敗・勝率.670、ナショナルズの57勝36敗・勝率.613を上回っていますから、2017年レギュラーシーズンで今のところ「最も勝っているチーム」であることは、間違いありません。

 大エースのクレイトン・カーショー投手も既に15勝を挙げました。

 ドジャーズの驚異的な勝ちっぷりは、どこまで続くのでしょうか。
[7月19日・横浜スタジアム]
DeNAベイスターズ5-3ヤクルト・スワローズ

 横浜DeNAベイスターズが3-3の同点から8回裏に2点を追加して、東京ヤクルト・スワローズを振り切った試合でした。
 スワローズは、バレンティン選手や山田哲人選手のホームランなどで接戦に持ち込みましたが、惜しくも敗れました。

 スワローズは、これで13連敗となりました。1970年シーズン以来47年ぶりの長い連敗であり、今季ペナントレースにおいて2度目の大きな連敗(10連敗以上)となりました。

 今回の連敗は7月1日から始まりました。

 7月6日までの5連敗と、7月8日から19日までの7連敗の要因は、得点力不足に尽きる感じです。ほとんどの試合で3点以下しか取れていません。
 
 惜しまれるのは7月7日の試合でした。

 神宮スタジアムの広島戦、8回を終わって8-3とリードしていましたが、9回表によもやの6失点で8-9と大逆転負けを喫したのです。

 「連敗からの脱出には大量点」というのは、昔からよく言われることで、7月7日の試合はそうした形となりました。
 山田選手の2ランホームランを含む4打点の活躍を始めとしての8得点は、スワローズの連敗脱出の形だったのでしょう。
 しかし、それでも勝てなかったために、深みに嵌ったのかもしれません。

 とはいえ、頭書のゲームも接戦でした。互角の展開と、各イニングの緊張感は、まさに「接戦」そのものの好ゲームだったのです。
 成績が上がってきたチームと、大連敗中のチームという、「勢いの差」は余り感じられませんでした。

 ヤクルト・スワローズは決して沈み切ってはおらず、戦力も少しずつですが整ってきているように観えます。

 反攻に転ずる可能性は十分に有ると思います。
 2016年12月のFIFAクラブワールドカップ決勝で、鹿島アントラーズの一員としてレアル・マドリードを相手に2得点と大活躍を魅せて、その後半年間の契約でリーガエスパニョーラ2部のCDテネリフェに移籍していた柴崎岳選手が、来季からリーガ1部に昇格するヘタフェCFに移籍することが決まったと、7月18日に報じられました。

 もともとテネリフェが1部に昇格した場合には、自動的に契約が更新されることになっていたそうですが、テネリフェは惜しくも1部昇格プレーオフ決勝で敗れてしまいましたので、テネリフェとの契約が切れた柴崎選手としては、リーガ1部のチームへの加入を希望していたのです。

 そして、そのプレーオフ決勝においてテネリフェを3-2で破った相手チーム・ヘタフェに入団することとなったのです。

 ヘタフェの公式HPによれば「4年契約」とのことですので、柴崎選手としては腰を据えて、リーガエスパニョーラでプレーすることとなりました。

 テネリフェに移籍した当初は、スペイン本土から遠く離れたカナリア諸島テネリフェ島での生活や練習に慣れるのに時間がかかったのか、「引きこもり状態」と報じられた時期もありました。
 しかし、その後は実力を発揮して、チームの中心選手として活躍、チームの1部昇格プレーオフ進出に大きく貢献したのです。
 「水の味」ひとつでも、日本とは大きく違うと言われる地域への適応は、想像以上に大変だったことでしょう。

 ヘタフェCFは1923年創設、マドリード州ヘタフェに本拠を置くチームです。
 21世紀になってから1部に定着し、2016~17年シーズンは2部に下がりましたが、1シーズンで1部に返り咲いた形です。

 もともと「海外でプレーするならリーガエスパニョーラ1部」と公言していた柴崎岳選手は、ついに「憧れのステージ」に立つこととなりました。
 レアル・マドリード。FCバルセロナ、アトレティコ・マドリードなどの強豪チームが犇めく、世界屈指のリーグで、柴崎岳のサッカーを存分に披露していただきたいと思います。
 7月12日のDiamond onlineに、埼玉県越谷市の野球用具メーカー「ベルガードファクトリージャパン」の防具の記事が掲載されていました。

 7月12日(日本時間)といえば、MLBオールスターゲーム2017が開催されていた日です。MLBのスター選手たちが愛用する防具という意味での記事だったのです。

 記事には、ニューヨーク・メッツの主力プレーヤー、ヨエニス・セスペデス選手が、カタカナで「ベルガード」と表示された防具、対死球用の左腕上腕に付ける防具、それを付けて打席に立つセスペデス選手の写真も掲載されていました。(週刊ダイヤモンドの野村聖子記者の記事とのこと)

 ベルガード社の防具がMLBで知られるようになったきっかけは、10数年前にイチロー選手の専属トレーナー経由でシアトル・マリナーズの選手たちに知られるようになったことがきっかけだそうです。
 その頃マリナーズに所属していたプレーヤーが、トレード等によって他のチームに移籍するなどして、MLB全体に少しずつ広がっていったと。

 メジャーリーガーからは「他の防具より格段に軽くて使いやすい」との評価を得ているのです。
 スポーツに限らず、「日本の物づくり」については、近年世界中で評価が高まっているようですが、この埼玉県越谷市郊外のベルガード社の防具も「世界最高レベルの商品」として評価されているわけで、とても素晴らしいことだと思います。

 この記事で、もうひとつ気になる記載がありました。
 それは、「日本の選手は契約上の制約が大きく、なかなか防具だけ契約外メーカーの物を使うことは難しい」というところでした。
 結果として、「ベルガード」の名前は、日本国内ではほとんど知られておらず、MLBでの使用実績から、ようやく知られるようになったとのこと。

 一方のメジャーリーガーは、こちらも当然に用具の契約を別のメーカーと交わしているわけですが、「自分の使いたいものを使う」傾向が強く、「ベルガードの宣伝にあなたの名前を使ってもよいか」と確認しても「ノープロブレム」と大らかに受けてくれるとのこと。
 もちろん、グローブやバット、シューズといった「主要な道具」であれば、契約がものを言うのでしょうが、防具なら大丈夫ということでしょうか。

 いずれにしても、「日本の良い物」が海外からの情報によって、日本国内で知られるようになるというのも、スポーツに限らず様々な分野で観られる現象でしょう。

 記事は最後に、日本の多くのプロ野球選手に道具が「無料」で提供されるために、その分のコストが一般の販売先、プロ野球以外で野球をする選手たち、お金を出して当該メーカーの道具を購入する選手たちに負荷されていると結ばれます。

 例えばグローブなら、「1万円位で提供できるものが、5~6万円になっているかもしれない」と書かれています。
 価格面での、とんでもない差額が、野球というスポーツの普及に大きな悪影響を与える恐れがありそうです。我が国の野球人口の減少が叫ばれて久しいのですが、その要因のひとつに「プロ野球選手への道具の無料提供」があるとすれば、何か「本末転倒」のような気がします。

 多くの人達に使ってもらいたいために、プロ野球選手に使ってもらって「広告効果」を狙っているのですが、その「広告効果」を得るために「一般向けの販売価格が上がり」、野球人口の減少に結びついているとすれば、「多くの人に使ってもらいたい」という筈が、対象マーケットをどんどん小さくしているということになります。

 色々と考えさせられる、良い記事でした。
 2017年の水泳世界選手権大会が7月14日に開幕し、最初の競技としてシンクロナイズドスイミングの各種目が行われています。

 ソロ、デュエット、チーム等のテクニカルとフリーといった計9種目の戦いです。

 やはり「シンクロ」の華は、その名の通りのデュエットとチームだと思います。

 今大会のデュエットとチームの種目を観ていると、全体のレベルの向上を感じます。
 どんな競技・種目においても「世界は常に高速で進歩している」のです。

 例えば、今大会のチーム種目では、「8人の選手の距離がとても近い」チームが多いという印象です。
 当然ながら、隣の選手との距離が近いというのは、スピーディで大きな動きの連続の中では難易度の高いプレーです。もちろん、リフト演技を除けば、他の選手と接触することは減点の対象となります。

 一方で、チームの一体感、シンクロ度の高さを強調するためには、8人の選手が小さくまとまり、大きな演技を魅せることが効果的なのでしょう。

 今大会の中国チームの「小ささ」は見事なものでした。「小さな塊」と化した8人の選手達が、力強く、良く揃った演技を披露していたのです。
 残念ながら、現在の日本チームより明らかに上という印象でした。

 「絶対王者」ロシアチームといえば、相変わらずの「驚くべきシンクロ度の高さ」と「演技スピードの高さ」、「プール全体を使う移動スピードの速さ」でスバ抜けた演技を展開していました。
 このチームは、小ささというより、「各選手の間隔の一定度合」が見事・・・。高速で移動しながら、間隔を一定に保つというのは、極めて高度です。
 とはいえ、ロシアチームとしてはところどころに僅かな緩みが観られましたから、おそらく、今大会のロシアチームは、次代を目指しての世代交代の最中に在り、ナショナルチームにとっての「最高の演技」にはまだまだのレベルだったのであろうと感じます。それでもこの演技なのですから、驚きです。
 ロシアチームの東京オリンピック2020への準備は、着々と進んでいるのでしょう。

 シンクロのデュエット、チームの種目における、現在の各チームの実力は、ロシアが95点台、中国が93点台、ウクライナと日本が91点前後で続いている形でしょう。

 現状では、ロシアチームの世界一と中国チームの世界2位は、不動というところでしょうか。

 そして世界3位は、ウクライナと日本が激しく争っている形ですが、今大会に限れば、僅かにウクライナの方が上回っている感じがします。
 ウクライナチームの伸びやかな演技が、日本チームのメリハリの効いた演技を、少し凌いでいるのでしょう。

 東京オリンピック2020に向けて、シンクロナイズドスイミングの各ナショナルチームの個々の選手の鍛練、演技構成の検討・構築は、まさに佳境なのです。
 新大関・高安の誕生により、4横綱・3大関という豪華な番付となった7月場所も中日を終えました。

 ある意味では順当な、ある意味では意外な展開となっています。

① 横綱・白鵬が8連勝

 先場所、久し振りの優勝を飾った白鵬が、今場所も白星を重ねています。
 「自在の相撲」という感じの取口が続いています。立合いで思い切りぶつかるのではなく、相手によって様々なパターンで取組を開始するのです。

 序盤は、こんな取口では一気に押し込まれた時などには苦戦の怖れが有ると感じましたが、その自在性のレベルが高いのでしょう、相手力士を次々と倒し、全勝を維持しているのです。
 見事な取口と言って良いのでしょう。

 とはいえ、こうした取り口で15日間を取り切ることが出来るとすれば、「立合いは鋭く強い当たりが不可欠」と言われてきた、大相撲の長い歴史に疑問符が付く、「立合いは相手の力を削ぐ対応が良い」「無理に全力で当たる必要はない」と言うことになってしまうかもしれません。
 「大相撲の在り様の変化」に結び付く場所になる可能性もありそうです。

② 大関・高安の相撲

 初日、北勝富士に押し込まれ、良いところ無く敗れた時には、「新」大関の重圧が想像以上に重いのかとも感じられましたが、2日目から建て直し、中日まで連勝を続けているのは、さすがというところです。

 6日目の栃ノ心との相撲は、1分を優に超える長いものとなりましたが、これも勝ち切りました。慌てず騒がず、自らの相撲を取り切る姿勢は素晴らしいと感じます。

③ 碧山の健闘

 このところ、かつての強烈な押しが影を潜め、取組の途中で「押す体制が崩れて」敗れることが増えて、不本意な場所を続けて来た碧山が、見事な活躍を披露しています。
 「復活」という感じがします。

 7連勝の後、中日は阿武咲に敗れてしまいましたけれども、圧倒的なパワーという武器をベースに、引き続き大暴れしていただきたいと思います。

④ 宇良の頑張り

 自己最高位・東前頭4枚目まで上がってきた宇良の健闘が光ります。

 中日を終えて5勝3敗。横綱との取組も含めて、上位との対戦が続く中では大健闘でしょう。
 体重が増え、前に出る力が強くなっていること、そして機を見るに敏な取口に磨きがかかってきたことが好調の要因だと思います。
 上位との取組も「十分に相撲になっている」のです。

 伸び盛りの期待の力士の後半戦の活躍から、眼が離せません。

⑤ 御嶽海の存在感

 関脇として、存分な働きでしょう。
 相変わらず、対戦相手毎にしっかりと事前研究を行い、毎日取り口を決めて取組に臨み、それを実行するという相撲は、日々の成長にも結び付いていると思います。

 こうした姿勢を継続していただきたいと思いますけれども、一方で、前に出る力の強化も継続して欲しいと感じます。相撲の基本である前に出るパワーの一層の強化が、もう一つ上の番付への昇進のポイントなのです。

 鶴竜、稀勢の里、照ノ富士、遠藤といった「看板力士」の相次ぐ休場は本当に残念ですけれども、白鵬を中心とした優勝争いは、後半戦が勝負だと思います。
 先頭を行く力士の相撲に、どっしりとした盤石の強さは感じられませんから、まだまだ多くの力士にチャンスが有るのではないでしょうか。
[7月15日・オールスター2017・第2戦]
全パ3-1全セ

 ZOZOマリンスタジアムで開催された、2017年のプロ野球オールスターゲーム第2戦は、両チームの投手陣が好投を魅せて、1点を争う接戦となりましたが、オールパシフィックがソロホームランで着実に加点して、オールセントラルを振り切りました。

 さすがに両リーグを代表すると投手達の投げ合いは、見所満載でした。

 中でも眼に付いたのは、全パの4番手で登場した二木康太(ふたき こうた)投手と5番手で登板した黒木優太投手でした。
 共に初出場でしたが、その持ち味を十分に発揮して、全セに得点を許しませんでした。

 21歳の二木投手は、2013年のドラフト6位で千葉ロッテに入団し、2015年シーズンに1軍デビューし2016年には22試合に登板していますが、本格化したのは今シーズンでしょう。
 
 身長187cm・体重85㎏と報じられていますが、そのピッチングを観ると、もっと身長が高いように感じられます。上から投げ下ろす本格派なのです。角度があり、150km台の威力十分なストレートを中心とした投球は、容易には打ち込めない感じがします。
 スライダーやカーブといった変化球も多彩ですが、何よりコントロールが良いのです。
 隙の無い好投手でしょう。

 22歳の黒木投手は、2016年ドラフト2位でオリックスに入団したルーキーです。
 150km台中盤のストレートの威力が凄い。加えてスライダーやチェンジアップも投げ分けるのですから、ルーキーイヤーからオリックス投手陣の一角を占め、月間4勝を挙げて、オールスターメンバーに選出されるのも、頷けます。

 身長179cmと決して大きくは無いのですが、しっかりとして柔軟性が有りそうな下半身が印象的です。

 則本投手(楽天)と菅野投手(巨人)という、NPBを代表する好投手同士の先発で始まり、この2人の好投により「締まったゲーム」となった第2戦でしたが、こうした素晴らしい若手投手の、素晴らしい投球を観ることが出来たことは、本当に良かったと思います。(今頃何を言っているのかとファンからお叱りを受けそうですが・・・)

 初出場のオールスターゲームで、堂々たるピッチングを魅せたのですから、二木投手と黒木投手の精神面の強さ、大舞台への適応力の高さも示してくれたのです。
 NPBを代表する投手への成長が、とても楽しみです。

 それにしても、苗字に「木」が付いて、名前に「太」が付くという点も、二人は似ていると思いませんか。
 お二人を一緒に覚えるのに絶好だと、勝手に考えています。
 4日目に横綱・鶴竜の休場が報じられ、6日目には横綱・稀勢の里と大関・照ノ富士が休場することとなりました。
 とても残念なことです。

 4横綱3大関という「豪華絢爛な場所」としてスタートした7月場所でしたが、前半の内に2横綱・1大関が戦線を離脱してしまったのです。

 休場の原因は、個々の力士ごとに異なりますが、「怪我・故障」が主たる理由である点は、共通しています。

 特に、稀勢の里と照ノ富士については、過去に痛めた故障に、新たな故障が加わった、あるいは再発したといった様相です。

 「角界を背負う」人気力士が、そうそう簡単に休場することは出来ない、看板力士は場所開催に不可欠、といった考え方があるのはプロスポーツとして当然のことでしょうが、一方で「重い故障」であれば、じっくりと治療することも必要だと感じます。
 「角界を背負う」人気力士を再起不能に追い込む、あるいは本来なら数ヶ月で完治するものが、数年に及ぶ、あるいは直らない、というのでは角界にとっての大きな損失でしょうし、パフォーマンス十分な相撲を見てもらえないとすれば、ファンの期待にも背くことになります。

 「直ぐに横綱に昇進するだろう」と言われていた照ノ富士が、初優勝したころとは全然違う相撲しか取れないということ、久しぶりの日本出身横綱として、現在の大相撲人気の一翼を担っている稀勢の里が、得意の左差しが使えず、勝ったり負けたりを繰り返しているというのは、ファンの期待に応えているとは到底言えない姿でしょう。

 プロのプレーヤーであれば誰でも故障を持っている、という意見もあるのでしょうが、そのプレーヤーの持ち味を半減させるような故障は対応しなくてはなりません。
 そもそも、そのプレーヤーがプロフェッショナルとしてプレーする前提が崩れているのですから。

 休場した横綱・大関が「ファンが望む姿」になるまで(勝ち負けでは無く、取口として)、しっかりと治療していただくことができないものかと思うのです。

[7月11日・マーリンズパーク]
アメリカンリーグAL 2-1 NLナショナルリーグ(延長10回)

 例年同様に素晴らしいプレーヤーに彩られた「夢のゲーム」でしたが、2017年はピッチャー陣の頑張りが目立ちました。

 NLの先発はマックス・シャーザー投手(ナショナルズ)。
 1回表、ランナーを置いてALの3番、現在売出し中のルーキー、アーロン・ジャッジ選手(ヤンキース)を迎えました。オールスターゲームでの先発登板も含めて経験十分のシャーザー投手ですが、ジャッジ選手への投球は慎重を極めました。カウント3-2から変化球を外角に投じて空振りの三振としたのです。
 シャーザー投手の「実績と意地」が感じられる対決でした。

 ALの先発はクリス・セール投手(レッドソックス)。
 1イニングで交替したシャーザー投手とは異なり、セール投手は2イニングを投げました。NL打線に3安打は許しましたけれども、要所を締めて零封しました。

 この2先発投手の頑張り、安打は許したものの、「絶対に抑える」という強い意志を感じさせる投球が、試合を締まったものにしたと感じます。

 その後ALは、ベタンセス、バルガス、キンツラー、サンタナ、オズナ、デベンスキー、キンブレル、ミラーと投手を繋ぎました。
 NLは、ニシェク、マルティネス、ウッド、グレインキー、ハンド、ホランド、ジャンセン、デービスと投手を繋いだのです。

 そして、両チームの投手陣は、MLBを代表する打線を9回1失点に抑え込んだのです。

 オールスターゲームは、年によって打撃戦になることもあれば、投手戦になることもあるのですが、2017年は投手戦だったということになります。

 久しぶりに延長戦に縺れ込んだゲームは、延長10回表、ALのロビンソン・カノー選手(マリナーズ)がホームランを放ち、決着しました。
 こうした展開ですから、MVPはカノー選手となったのです。

 レギュラーシーズンのゲームであれば、100球前後の投球を任せられる、両リーグのエース級先発投手が1~2イニングを任せられた時の投球の凄さが、特に印象的でした。
 各々の投手の投球フォームが「超スローモーション映像」で流されたこともあって、まさに「腕も折れんばかりの投球」を観ることが出来たのです。

 愚妻が「あれだけ腕を酷使するのだから、故障するのも当然ね」と感心していました。

 もちろん、この「腕も折れんばかり」に観える投球フォームは理に適ったもので、「この投げ方とバランスであれば故障の心配はない」という、NHK-BS放送の小宮山氏の解説を聞いて、安心した次第です。

 今年から、オールスターゲームの勝利リーグがワールドシリーズの開幕戦を取るというルールが適用されなくなりました。
 本当の理由は知りませんけれども、ひょっとすると「この権利を取るために、オールスターゲームが真剣勝負になってしまい、面白くない」といった指摘に応えるルール変更だったのかも知れません。

 「オールスターゲームは、もっと和気あいあいとしたもの」になるべきであり、「華やかな打ち合いが望ましい」という見方もあるのでしょうか。

 しかし、ゲーム内容は、そうした狙い?とは裏腹に、息づまるような投手戦となりました。
 両リーグを代表する投手たちが「己のプライド」にかけて、両リーグを代表する打線を抑え込んだのです。

 登板する投手達の表情には「和んだ様子」は皆無で、「まなじりを決した」雰囲気が漂い続けました。
 最初は、少し華やいだ空気が漂っていた野手、打席に入る野手達も次第に本気モードになり、フィールドでは「世界最高レベルのプレー」が展開されたのです。

 ベースボールの頂点に居るプレーヤー達のプライドの高さを、改めて感じた、素晴らしいゲームでした。
 MLBオールスターゲーム2017の出場選手による「恒例」の個別会見が、7月10日にマーリンズパークで行われました。
 
 ベースボールプレーヤーにとっての名誉ある舞台・MLBオールスターゲームに選ばれたプレーヤーにとって、とても誇らしい舞台です。

 今年は、日本人選手はダルビッシュ有投手ひとりでしたが、ダルビッシュ投手も喜び一杯の個別会見だったそうです。

 ところが、その会見でダルビッシュ投手が「飛び過ぎるボール」について言及したと報じられたのです。

 2017年レギュラーシーズン前半は、過去に例をみないほどホームランが量産されていて、MLB使用球が飛ぶようになっているのではないかという話は、時々耳にしてきましたが、これほど明確にコメントしたのは珍しいかもしれません。

 「先日、眼を閉じた状態でコーチから2つのボールを渡され、明らかに固いボールがあったので、これが固いですと答えたら2017年のものだった。(他の投手も)みんな一致していた。2016年も前年から変わっていたはずなのですが、さらに今年は飛ぶようになっているのかなと思います」と。

 「自分がバッティング練習していてもセンターに入っちゃう。そんなこと絶対、自分の野球人生で、ホント1回も無かった。それが今、この31の年になって、センターに入るって、絶対におかしいと思います」と続きます。

 ダルビッシュ投手は、苦笑交じりにコメントしていたそうです。

 これが、ダルビッシュ投手の勘違い、肉体改造によりパワーが増したこと等によるものなのか、それとも本当に「飛び過ぎる」ボールに変わっているのか、は分からないところでしょうが、世界最高レベルのプレーヤーが集まるMLBのことですから、各プレーヤーは直ぐに分かった筈です。

 それでも、各々のプレーヤーからは中々言い出しにくいことを、ダルビッシュ投手が「外国人」プレーヤーとして、(やや気楽な立場から)明言したのかもしれません。

 日本プロ野球NPBでは数年前から何度も「飛ぶボール」が話題となってきました。

 その議論の根底には、「飛ぶボールなど使っていては、何時まで経っても、メジャーリーグには追いつけない」「飛ばないと言われるメジャーリーグのボールを遠くへ飛ばしてこそ、本当のパワーヒッターなのだ」という考え方があったと思います。

 そのメジャーリーグのボールが「飛び過ぎる」ようになっている、それも2016年・2017年と「2年連続で、より飛ぶように変化してきた」というのは、残念な話です。

 ファンは「ホームランが沢山出るゲーム」を観たがる、派手な打ち合いを喜ぶ、といった見方があるとすれば、少しファンをバカにしている感じもします。

 それにしても、その「飛び過ぎるボール」を投げながら、前半戦だけで14勝を挙げ、防御率2点そこそこ、99球・13奪三振で完投するという、クレイトン・カーショー投手というのは、改めて凄いプレーヤーだとも思うのです。
 7月5日の毎日新聞ネットの記事に、興味深いものがありました。

 「<高額年俸>選手のけが、病気に備え…保険で補償、続々契約」という題名。

 高額年俸プレーヤーが怪我や病気で長期離脱した際に、離脱期間の年俸と代替選手の獲得に要した費用をカバーする保険が、我が国のスポーツ界でも広がり始めたという記事です。

 この保険は、今年2月から東京海上日動保険が取り扱い始めた商品だそうです。

 贖われる費用は「年俸の8割」が上限、保険料は年俸の数%程度で、プレーヤーの年齢や過去の負傷歴などを元に算定されるとのこと。

 こうした保険は、スポーツ大国アメリカのMLBやNFL、加えてサッカーのイングランド・プレミアリーグでは一般的なものですが、我が国では最近になって導入されたとのこと。

 我が国のこの保険の契約先は明らかにされていませんが、日本プロ野球とサッカーJリーグの複数のチームが契約しているとのこと。

 「保険でリスクをカバーすれば、失敗を恐れずに積極的な補強ができる」という、球団関係者のコメントも掲載されていました。

 以前から、我が国にもこうした保険は無いのかなと感じていましたが、「ようやく登場した」というのが最初の感想です。

 確かに、過去の大型トレードなどを見ていると、「一か八か」という感じもある補強策の実行に向けては、相当頼もしいバックアップとなることでしょう。

 一方で、保険が有るからと言って「確信の薄いディール」を数多く行うのも、いかがなものかとも感じます。

 「プレーヤーの流動化が飛躍的に増加すること」や「移籍費用の高騰」が、当該競技にとって良いことがどうかも、観ていかなければならないのでしょう。

 この種保険の内容は知る由もありませんが、年俸制のプロスポーツプレーヤーが対象となるとすれば、マーケットは限られます。当初、被保険者となるのは全体で数百人規模でしょう。
 とはいえ、年俸3億円のプレーヤーであれば、保険料率が5%として、年間保険料は1件で1500万円と高額になりますので、保険会社としては当該商品を取り使う部署の規模を小さくすることが出来れば、十分に商売になりそうです。
 結果として、今後数年の間に、取り扱う保険会社も増加し、契約件数も増えて、この種保険の影響範囲・内容が、それぞれの競技で認識されていくのでしょう。

 いずれにしても、保険が有ろうが無かろうが、「プレーヤーを見る眼」「チーム造りの為の方針策定力」の向上は、どの競技、どのチームにとっても必要なものなのであろうと改めて思います。
[7月9日・ドジャースタジアム]
ロサンゼルス・ドジャーズ5-2カンザスシティ・ロイヤルズ

 オールスターブレイクを控えた、両チームにとっての2017年レギュラーシーズン前半最終戦は、カーショー投手の素晴らしいピッチングで締めくくられました。

 「記録ずくめ」の快投と言って良いでしょう。

① 99球の完投勝利
② 13個の奪三振

 この2つの要素は、通常はトレード・オフの関係にあるものです。

 100球未満の完投勝利を挙げるためには、「打たせて取る」必要があります。三振を取るには「最低3球」の球数を要しますし、このゲームでカーショー投手は6安打を浴びて、33人の打者と対していますから、まさに「1打者・平均3球」でゲームを進めて行かないと99球での完投は出来ないのです。

 当然のことながら「概ね3~5球」で三振を取り、加えて三振を取れない打者からは「早いカウントで打たせて取る」ピッチングが必要となるのです。
 結果として「ストライク」コースで勝負しながら、三振と凡打を積み上げるという、至難の技が求められることになります。「有り得ないこと」のようにさえ感じます。

 ストライクが来ると分かっていながら、MLBの打者が三振してしまう「凄まじい球威」と、コーナーに投げ分けながら凡打を取る「絶妙なコントロール」の「併存」という、「ピッチャーの夢」を具現した投球、クレイトン・カーショー投手はこれをやってのけました。

 ミラクルでしょう。

 もちろん、「100球未満で完投し13個の三振を奪った」のは、MLB史上初のことです。

③ 前半戦で14勝

 2017年シーズンのカーショー投手の成績は、本当に高いレベルのものです。
 19試合に先発登板し、132と1/3イニングを投げ、防御率は2.18で14勝2敗。
 
 シーズン20勝を挙げることが、とても難しいMLBにあって、シーズン200イニングを投げることが「エース級の先発投手の条件」であるMLBにあって、何という素晴らしい成績なのでしょう。

 既に、2011年・2013年・2014年と3度のサイ・ヤング賞に輝き、現在のMLBを代表するピッチャーであるカーショー投手にとっても、2017年シーズンの前半は「生涯最高のパフォーマンス」であることは、間違いなさそうです。

 「こんな投手が存在するんだ」というのが、私の素直な感想です。
 日本プロ野球NPBの岩瀬投手と、アメリカMLBの上原投手は、共に42歳です。
 NPBとMLBにおける最年長投手として、2人の活躍が続いています。

 この2人の大投手には「共通点」があります。とても興味深い共通点です。

① 学生時代に外野手としてプレーし、投手を兼務

 岩瀬投手は、愛知大学時代の1年生春からレギュラーの外野手として活躍しました。1995年春季リーグの愛知学院大学戦では1試合3本塁打を放つ大活躍を魅せるなど、リーグのベストナインに4度選出されています。4年間通算124安打はリーグ歴代2位の記録ですから、愛知大学リーグ史上に残る好打者・名外野手だったのです。大学オールジャパンにも外野手として選出されています。

 一方で、1995年の秋季リーグから投手を兼務しました。投手としても3シーズンで15試合に登板し8勝4敗の好成績を残しました。

 岩瀬投手は、その後社会人野球を経て、1998年のドラフト会議で中日ドラゴンズに入団しました。この時には「先発投手」として、大きな期待を背負っての入団でした。

 上原投手の方は、東海大仰星高校の1・2年生の時に外野手としてプレーしましたが、同時に打撃投手もやっていたそうです。3年時には投手になりましたが、控えということもあって殆ど登板機会が無かったのです。甲子園大会も府大会で敗れて出場していませんから、全くの無名投手でした。

 1年間の浪人の後、大阪体育大学に進学した後は、投手として大活躍。阪神大学リーグでの母校の優勝などに大貢献しました。日米大学野球やインターコンチネンタルカップにおける活躍で、日本の大学野球を代表する投手としての地歩を固めたのです。

 岩瀬投手も上原投手も、外野手でプレーしながら投手としての才能を見出されていったところが、「才能の大きさ」を感じさせると言ったら、言い過ぎでしょうか。
 所謂「野球センス」が溢れているアスリートだったのでしょう。

② 有名校出身では無いこと

 岩瀬投手は愛知大学、上原投手は大阪体育大学、において「投手」としてのキャリアをスタートしています。
 愛知大学と大阪体育大学が、野球の名門であるかどうかは意見のあるところでしょうが、いずれにしても「野球の有名大学」では無いでしょう。

 小学校、中学校時代から、「プロ野球選手になること」を目標にしてキャリアを積み重ねていったのではなく、「やりたいこと」として野球をプレーし、野球が出来るところなら舞台を選ばないという感覚だったのかもしれません。

 有名校では無い学校でプレーしながらも、2人ともオールジャパンに選ばれています。
 素晴らしい才能と実績は、隠しようがなかったのです。

③ 1999年デビュー

 お二人は、共に1998年のドラフト会議で指名され、岩瀬投手は中日ドラゴンズに、上原投手は読売ジャイアンツに入団しました。

 ルーキーイヤーとなった1999年シーズンでは、共に早々に一軍デビューの上、好成績を残しました。
 岩瀬投手は早い段階で中継ぎ投手としての活躍が始まり、65試合に登板して10勝2敗、防御率1.57という素晴らしい成績を残したのです。
 しかし、これほどの成績を残しながら、新人賞は取れませんでした。
 同期に上原投手が居たためでした。

 上原投手のデビューシーズンでの活躍は圧巻でした。
 25試合に先発して20勝4敗、25試合の内24試合で勝敗が付くというのが凄い!投げればチームの勝敗にからむという、まさに「先発投手そのもの」の成績です。
 防御率2.09、奪三振179も素晴らしい成績で、最多勝利、最優秀防御率、最多奪三振、最高勝率の投手部門四冠、新人賞と共に沢村賞も獲得したのです。

 この上原投手の成績を前にしては、さすがの岩瀬投手も、このシーズンは脱帽でしょう。

 1999年にNPBデビューした2人の投手が、その後NPBの歴史に残る大活躍を魅せたことは、ご承知の通りです。

 岩瀬投手は、NPB史上最多の400を超えるセーブ記録を残し、2016年の不振から2017年シーズンには復活を遂げて、最多登板数等の多くの記録を樹立しようとしています。
 何より、その勝負強さは特筆すべきもので、「6度出場している日本シリーズで無失点」というのは、凄いの一語でしょう。

 上原投手がNPBからMLBに挑戦して、ボストン・レッドソックス他のチームにおいて大活躍を魅せ、現在もシカゴ・カブスの貴重な戦力となっています。2013年のボストンのワールドチャンピオン獲得における活躍は、リーグチャンピオンシップシリーズのMVP(最優秀選手)獲得に象徴されています。

 岩瀬投手と上原投手のプレーヤーとしての「在り様」にも、似たところがあると感じます。お二人とも「凄いことを当たり前のようにやる」ところです。
 大ピンチの場面でも、怯むことなく役割期待に応える姿には、根性論などが入り込む余地はありません。淡々と、しかし、力強く、高いパフォーマンスを発揮するのです。

 上原投手のコントロールの良さは、全盛期の水準であれば、NPBとMLBを通じて、歴代屈指のものでしょう。どんなにしびれるシーンでも、針の穴を通すコントロールが発揮されるのです。
 岩瀬投手のスライダーのキレと変化の角度の深さは、これもNPBとMLBを通じて、歴代屈指のものでしょう。「分かっていても打てない」、これほど打ち難い投球は、滅多に観られません。あのマリアノ・リベラ投手のカットボールに匹敵する威力なのではないかと感じます。

 お二人とも「本物」なのです。
[7月6日]
セントルイス・カージナルス4-3マイアミ・マーリンズ

 イチロー選手が6日のカージナルス戦に7番ライトで7試合ぶりに先発出場し、3打数2安打として、MLB通算安打数を3054安打に伸ばし、歴代24位に上がりました。

 今回イチロー選手が抜いたのは、3053安打のロッド・カルー選手ですが、パナマ出身のカルー選手は、これまで「アメリカ以外の国の出身者」としての最多安打数記録を保持していましたから、これでイチロー選手がMLBにとっての「外国人」プレーヤーとして最多安打記録保持者となりました。

 首位打者7度・15シーズン連続打率3割という、MLB史上屈指の「安打製造機」カルー選手を抜き去ったことも凄いことですが、日本プロ野球で9シーズンもプレーした後、27歳でMLBデビューしたプレーヤーとしては「驚異的」な数字でしょう。

 この記録達成後のインタビューでイチロー選手は「誰の記録を抜いたかが、僕にとっては重要。・・・(カルー氏は)ちょっと王さんに通じるもの(雰囲気)があって、そういう意味で特別な記録だった」とコメントしました。

 「達人は達人を知る」ということなのでしょう。

 私にとっては、この大記録もとても嬉しいことですが、何より「イチロー選手が先発で試合に出場すること」、フィールドでプレーする姿を観ることが、最も嬉しいことなのです。
 横浜DeNAが好調です。6月から7月にかけて5連勝も記録しました。

[6月28日]
DeNA11-8広島

[6月30日]
DeNA3-1巨人

[7月1日]
DeNA6-4巨人

[7月2日]
DeNA9-1巨人

[7月5日]
DeNA4-1阪神

 横浜DeNAベイスターズが好調です。

 7月5日時点で5連勝中ですが、6月24日からの8試合を7勝1敗というのですから、好調も「本物」という感じがします。

 セリーグ順位も3位、2位阪神と1ゲーム差なのです。

 好調なチームの常として、攻撃と守りのバランスが良いことが挙げられますが、現在のDeNAもまさにその形です。

 6月28日の試合は14安打で11得点、7月1日は9安打で6得点、7月2日は19安打で9得点、7月5日は12安打で4得点と、これらは打線の力で試合を支配した形。
 一方で、6月30日は僅か2安打でしたが3点を奪い、投手陣が相手チームを1点に抑えているのです。とても「投打の噛み合わせが良い」ということになります。

 7月5日の打線を観れば、1番の桑原選手が24歳(2012年ドラフト4位)、3番筒香選手が26歳(2010年ドラフト1位)、6番高城選手が24歳(2012年ドラフト2位)、9番倉本選手が26歳(2015年ドラフト3位)と、「生え抜きの野手」が顔を揃えました。

 所謂「強いチームの形」となってきたのです。

 そして、ルーキー・22歳の濱口投手が6と2/3イニングを投げて勝ち投手となっているのですから、チームとしての「勢い」が感じらます。

 2017年のセントラルリーグ・ペナントレースは、早くも、広島カープ独走の様相を呈していますが、ひょっとすると横浜DeNAベイスターズが今後ライバルになるかもしれないと、密かに期待しているのです。
[6月19日・クループリーグB組]
ドイツ3-2オーストラリア

 ドイツ代表チームが勝利したゲームでしたが、アジアチャンピオンとして出場したオーストラリア代表チームの強さも感じられました。

 前半開始早々および後半開始早々に得点した、ドイツの試合運びは「いつもの通り」という面持で、相手チームの体制が整わないうちに、ゴールを挙げるというパターンが、この試合でも観られました。これにPKで1点を加えた3得点は、ドイツチームにとっては「予定通り」といったところでしょう。

 一方で「2失点」は、予定外の事だったに違いありません。

 この大会でドイツチームが2点以上失点したのは、このゲームだけなのです。
 伝統の強力な守備陣と、こちらも伝統の世界屈指のゴールキーパーGKという、堅いディフェンスは、常に相手チームの得点を防いできているのです。

 このドイツチーム相手に2得点した、オーストラリアチームの攻撃力は、まさにこのチームの真骨頂でしょう。

 前半41分のロギッチ選手の1点目も、後半13分のユリッチ選手の2点目も、最初のシュートが跳ね返された後の、2度目のシュートでした。
 今大会ブレイクした感のある、ドイツのGKテア・シュテーゲン選手にとっては、とても悔しい2失点でしょう。

 オーストラリアチームは、チリとカメルーンとは引き分け、1敗2引分でB組3位となり、決勝トーナメントには進めませんでしたが、その強さを世界に示したと思います。

 何よりフィジカルが強い。
 ドイツ戦でも「互角」の印象でした。
 ドイツチームを相手に、フィジカルで互角と言うのは凄いことです。
 
 加えて、「得点を取るパターン」が確立されています。
 ユリッチ選手、ロギッチ選手、ムーイ選手のフォワードFW陣に、ミリガン選手、ルオンゴ選手、ベイッチ選手、レッキー選手が絡んで、相手陣を抉る攻撃を展開するのです。
 この攻撃を抑え込むのは、容易なことでは無いでしょう。

 2018年ワールドカップ出場権を賭けた最終予選を戦う日本代表チームにとっても、「大敵」であることは間違いありません。
 男子の400mと400mハードルH種目は、日本選手の実力が着々と向上し、選手層も厚くなってきている種目です。
 今大会でも、その傾向が分かりました。

① 好記録を出さないと決勝には進めない。

 400mでは45秒台でも決勝に進出できない選手が出ました。
 予選1組の小淵選手は45秒95で、同じ1組の佐藤選手も45秒99ながら、決勝には進めませんでした。

 結果として、「全選手が45秒台」というハイレベルな400m決勝となったのです。

 400mHでも49秒台で走りながら、決勝に進出できないランナーが出ました。
 予選4組の吉田選手が49秒64、同4組の山本選手も49秒92で走破しながら、決勝に進めなかったのです。

 結果として、「全選手が49秒台」というハイレベルな400mH決勝となったのです。

 一方で、決勝では残念な結果が見られました。

② 45秒台、49秒台で走ったランナーは少数

 400m決勝で45秒台を出したのは、優勝した北川選手(45秒76)、2位の佐藤選手(45秒95)の2人だけでした。

 400mH決勝で49秒台を出したのは、優勝した安部選手(49秒32)と2位の石田選手(49秒79)、3位の松下選手(49秒92)の3人だけでした。

 世界選手権やオリンピックといった世界大会でも、決勝になると予選や準決勝よりタイムが落ちる傾向があるのはご承知の通りですが、その「落ちる程度」が大きい感じがしますし、世界大会ではメダルを争う選手は決勝でタイムを上げている場合が多いと思います。

 400mで優勝した北川選手は予選で45秒48という好タイムを叩き出しましたが、決勝では記録を落としました。決勝で3位の木村選手(46秒02)は、予選では45秒53で走っていたのです。

 400mHで優勝した安部選手は予選では48秒94という好タイムでしたし、決勝で5位だった小西選手(50秒05)は予選では49秒03だったのです。

 男子400mも400mHも、45秒台・49秒台で予選落ちした選手が、もし決勝に進出し、予選で同じタイムで走っていれば、メダルを獲得できたことになります。

 もちろん、予選と決勝とでは、気象条件も異なりますから、一概に比較はできないのでしょうが、それにしても大半のランナーが決勝で記録を落としているというのは、残念なことでしょう。

 「疲労残り」が要因のひとつであるとすれば、今後世界大会で戦っていくという面からは、大きな要改善点となるでしょう。
 日本選手権とは異なり、予選・準決・決勝の3本を走り、決勝でタイムを上げていかなければメダル争いに絡むことは難しい場合が多いのです。

 レベルが上がってきた種目であるからこそ、より一層の強化が求められるのでしょう。
 7月9日に開幕する、大相撲7月場所の注目力士検討です。

 5月場所は、横綱・白鵬が38回目の優勝を遂げました。自身の持つ最多優勝記録を更新したのです。
 一方で、高安が大関昇進を決める場所ともなりました。

 7月場所は久し振りの「四横綱三大関」という豪華な番付となったのです。

 さて、注目力士の検討です。

1. 横綱陣

 5月場所では、鶴竜、稀勢の里が途中休場しました。日馬富士は終盤まで優勝争いに加わりましたが、力尽きた形。ここはやはり、先場所優勝の白鵬が最有力に観えます。

 しかし、キャリア終盤の横綱が連続優勝するのは容易なことでは無い、との見方もあります。

 こうした状況下で、横綱をひとり選ぶのはとても難しいことですが、稀勢の里の故障からの回復には、まだまだ時間がかかると見て、白鵬にしたいと思います。
 最多勝記録更新に向けた、気迫溢れる取り口に期待しましょう。

2. 大関陣

 新大関・高安に期待します。体調を整えて、大相撲新時代の相撲を披露してくれることでしょう。初優勝への期待もかかります。

3. 関脇以下の力士

③御嶽海

 ついに関脇まで上がってきました。良く考えた上で、気迫十分な取口を魅せてくれる力士ですので、大関取りの足場となる場所にして欲しいものです。

④正代

 5月場所は、少し前に出る力が不足していました。ご本人も十分に認識していると思いますので、場所前の稽古・対策立案は万全でしょう。

⑤隠岐の海

 故障からの回復度合い次第ですが、前頭9枚目であれば本来大勝ちしてしかるべき力士です。復活の場所にして欲しいものです。

⑥宝富士

 このところ、やや「もろい負け方」が目立ちますが、まだまだ老け込むには早いと感じます。大関候補と言われたころの「もりもり前に出る相撲」を魅せて欲しいものです。

⑦北勝富士

 いつの間にか、と言う感じで前頭2枚目まで番付を上げてきました。機を見るに敏な相撲が特徴でしょう。勝ち越すことがとても難しい番付けですが、持ち味を発揮してほしいものです。

⑧豪風

 さすがの大ベテランも、少し衰えが見えて来たかと言われていますが、この数場所は少し休んでいたのであろうと見ています。7月は大活躍の場所でしょう。

⑨貴景勝

 伸び盛り、次代を担う力士です。勉強の場所となるのでしょうが、自らの相撲を存分に披露していただきたいものです。

⑩宇良

 ひとまわり体が大きくなって、相撲が正攻法になってきました。もともと柔軟性には定評がありますから、上位相手でも怯むことなく取っていただきたいと思います。

 7月場所は、以上の10力士に期待します。

 御嶽海、正代や貴景勝、宇良といった新世代の力士と、遠藤、逸ノ城といった中核世代の力士、そしてベテラン勢が相俟って、激しい取組が展開されることでしょう。

 色々な意味で「暑い名古屋場所」になりそうです。
[7月2日・決勝]
ドイツ1-0チリ

 チリ代表チームが「攻めに攻め」、ドイツ代表チームが「守りに守って」、前半20分に挙げた先取点のリードを守り切りました。
 両チームが死力を尽くしたゲームであったと感じます。

 チリは終始ボールを支配し、ドイツゴールに迫りましたが、ドイツ守備陣は慌てることなく対応し続けました。

 チリチームに「スーパーシュート」が1本でも生まれていれば、試合はどうなっていたか分かりませんでしたが、ついに「スーパーシュート」は生まれませんでした。
 チリの各選手にとっては、本当に悔やまれるゲームとなったことでしょう。

 試合を通じてのボールポゼッションは、チリ:ドイツ=66:34でした。シュート数は、同22本:8本、枠内シュートも同8本:3本でしたから、「チリが攻めて、ドイツが守る」という構図の試合であったことが、スタッツにも明確に表れています。

 しかし、「サッカーには優勢勝ちは無く、ゴール数を競う競技」ですので、ほとんど試合開始後初めてといってよい前半20分のチャンスを、ラース・シュティンドル選手のシュート(チリゴール前で相手ボールを奪い、チリプレーヤーが不在の位置で決めたシュート)でものにした、ドイツの決定力の高さというか、得点を取る形創りの上手さが際立ちました。

 ドイツの先制点の以前も以後も、チリチームは様々な形で攻め続けました。

 しかし、どのシーンでも「シュートを打つチリのプレーヤー」よりも、「守るドイツのプレーヤー」の方に、僅かながら「余裕」が感じられました。
 必死のプレーにおいて、チリチームのシュートは、ドイツのゴールキーパーGKテア・シュテーゲン選手の対応範囲内か、枠の外に飛んだのです。スーパーシュートが望まれた所以です。

 試合の終盤、チリのピッツィ監督は苛立ちを隠しませんでした。
 全ての準備をし、素晴らしいプレーヤーを揃えながら、勝利を手にすることが出来そうもないことに対してのものなのでしょう。

 ブラジルでもアルゼンチンでもウルグアイでもない南米のナショナルチームにとって、FIFA公式世界大会を制覇する、千載一遇のチャンスだったのです。ピッツィ監督の無念さは、心に響きます。

 一方のドイツは、初優勝を成し遂げました。
 「若手主体」というか、ドイツ代表AチームとBチームがあるとすれば、完全なBチーム(Aチームとひとりのプレーヤーもダブらない)で優勝を捥ぎ取ったのです。
 ドイツサッカーの底力を存分に示した優勝でした。

 「コンフェデレーションズカップで優勝したチームは本大会では優勝できない」というジンクスがあります。このジンクスは、2014年ワールドカップ・ブラジル大会まで厳然と存在してきました。

 ドイツチームがこれまでコンフェデレーションズカップで優勝しなかったのは、このジンクスがあるためではないかと訝っていましたが、ついに優勝したのです。

 レーヴ監督率いるドイツ代表チームは、このジンクスさえ破ってしまうかもしれないと感じます。
 歴史に残る「大接戦」でしょう。

 6月23日に行われた女子走り幅跳びは、稀に見る接戦となりました。

・優勝 高良彩花選手 6m14
・2位 辻本愛莉香選手 6m11
・3位 桐山智衣選手 6m7
・4位 清水珠夏選手 6m5
・5位 桝見咲智子選手 6m5
・6位 福西穂乃佳選手 6m3
・7位 吉岡美玲選手 6m3
・8位 中野瞳選手 6m3

 優勝者から8位までの差が「11cm」、4位・5位と6~8位が同記録というのですから、滅多に無いことでしょう。
 ちなみに、9位の秦澄美鈴選手も6m2cmでした。「大接戦」であり、上位のジャンパーには、いずれも優勝のチャンスがあったということになります。

 4位と5位の差は「セカンドベスト」の差で、清水選手は6m5を2度飛んでいます。
 6位・7位・8位もセカンドベストの差で、福西選手が5m97、吉岡選手が5m94、中野選手は5m92と、セカンドベストも僅か5cmに3選手が集まりました。

 加えて、高良選手と吉岡選手は高校生です。若手プレーヤーも頑張ったのです。

 少し残念だったのは、優勝争いの記録水準が低かったことでしょうか。
 日本記録の6m86、ジュニア日本記録の6m44にも遠く及ばない水準での決着でした。

 「大接戦」ではありましたが、この種目の選手・関係者の奮起が期待されるところでしょうか。

 ところで、これくらいの僅差の勝負となると、記録の計測方法というか、競技運営方法の問題も、再びクローズアップされそうです。

 選手が着地した後の砂面に、係員が計測用の器具を差し込む際に、「5mm」ずれたとしても、大きな影響があります。全体が6~7mの争いですから、1cmの違い、5mmの違いが大きな影響を生むのです。
 この大会なら、1cmの違いで順位が2つも動くのですから。

 これがオリンピックのメダルを争う局面であれば、「選手生命を左右する1cm」が生ずる可能性も有るでしょう。

 21世紀・2017年になっているのだから、カメラ技術等を駆使して、仮想の砂面を設定し、着地と同時に正確な記録が掲示される仕組みを作ることは、それほど難しいこととは思えません。
 踏切のファウル判定も、もっと光学的に自動判定できることでしょう。

 一方で、世界中で行われている競技・種目ですから、開発途上国でも採用できる仕組みでなくてはなりませんから、あまり高価で大掛かりな仕組みでは、レギュレーションに成り得ないのでしょう。

 結局、当面の間、走り幅跳びは現状のようなやり方で記録を測定するということになりそうです。

 とはいえ「1cmの重み」を眼前に示されると、より厳密な(かつ簡便な)記録測定法導入の必要性も強く感じるのです。
[6月28日・準決勝]
ドイツ4-1メキシコ

 国際大会で「勝ち慣れている」ドイツ代表チームが、終始安定したプレーを展開して快勝しました。

 チャンスの数では、メキシコ代表チームも互角の戦いを魅せましたが、「ゴールを決めるノウハウ」という点で、ドイツチームが1枚上手だったというところでしょう。

 試合開始早々の前半6分と8分にドイツが連続ゴールを挙げました。共にゴレツカ選手のゴールでした。
 メキシコチームのゴールキーパーGKは、2014年ワールドカップにおいても「堅守」で鳴らしたオチョア選手でしたから、いかに今大会得点力抜群のドイツとは言えども、得点するのは容易では無いとの戦前の予想を裏切り、あっという間に試合を支配したのです。

 両得点とも、GKにはとても守り難いシュートでしたが、特に2点目、相手ディフェンダーの裏に走り込んだゴレツカ選手に完璧なラストパスが渡り、ゴール右側から走り込みながら、GKと1対1の体制を創り上げた瞬間に、ゴール左隅にシュートを放つという「形」は、現在のサッカー競技において最も得点の入りやすい形であり、これをチームとしてキッチリと実行できるところに、ドイツチームの強さが現れています。
 このタイミングでこの角度では、いかにオチョア選手といえども「体勢を作る暇」がありません。「レベルの高いチーム」を相手にして、どのようにゴールを挙げるかを、ドイツチームは熟知していて、実行するスキルが備わっているのです。

 一方、メキシコチームもエルナンデス選手やドスサントス選手を中心にドイツゴールに迫り、再三シュートを放ちますが、試合終盤まで、どの局面においても、ディフェンダーとGKテア・シュテーゲン選手の体制を崩すには至りませんでした。
 メキシコチームは良い攻めを展開し、良いシュートを浴びせるのですが、テア・シュテーゲン選手はいつも「準備万端」で待っていたのです。

 唯一、テア・シュテーゲン選手が意表を突かれたのが、後半44分のマルコ・ファビアン選手のシュートでした。これはミドルシュートというよりロングシュートと呼んだ方がふさわしい、遠方からのシュートであり、ボールが右に大きく変化していました。
 さすがのテア・シュテーゲン選手でも届かない、素晴らしいシュートでした。
 このファビアン選手のシュートは「世界最高水準」のものでしょう。

 ドイツ守備陣の「厚い壁」を破るには、「予想を裏切るタイミング」と高いスキルが必須なのです。

 今回の代表チームに同行している、ミロスラフ・クローゼ氏が代表プレーヤーだった時に再三口にしていた「ドイツはトーナメントチームだよ」というコメントが思い出されます。

 いつの時代もドイツ代表は「トーナメントで勝つためのチーム」だということ。国際大会のトーナメント=一発勝負、で勝利するためには「先制→追加点」が最も有効であることを知り尽くしているのでしょう。

 「最も得点が取れる形をメカニカルに創り上げ続ける」のが、ドイツ代表チームのサッカーなのです。

 現在のというか、21世紀に入ってからのドイツチームの弱点を挙げるとすれば、「どのプレーヤーからも得点が生れる」均一性、これは素晴らしい長所でもあるのですが、結果として「チームの軸となるプレーヤーが不明確」となり、苦しいゲーム、0-0が続くゲームや0-1といった劣勢のゲームにおける、局面打開力・反発力にやや欠ける可能性が有るという点でしょうか。
 早々に先取点を挙げ、優位に試合を進めることが出来なかった時に、意外な脆さを示すことが有るのです。

 「軸となる選手の不在」というポイントは、今大会の様な若いチーム、発展途上のチームには、より明確な傾向となって表れる可能性が有ります。

 こうした「得点力抜群」のドイツ代表チームに、近年強かったのが2010年前後のスペイン代表チーム、最強と呼ばれていた頃のスペインチームでした。
 シャビ選手、イニエスタ選手を中心としたスペインチームは、「ドイツにボールを渡さない」「何もさせない」というプレー(素早いパスプレーの連続)で、ユーロやワールドカップの決勝トーナメントでドイツチームを完封し続けたのです。
 2010年のワールドカップ準決勝で敗れた時、クローゼ選手は「ボールを追いかけ続けて、最後は疲れてしまった。何もできなかった」とコメントしています。

 今大会のドイツチームに勝つためにも、この時期のスペインチームのような「考え方」を、何らかの形でプレーに反映させ、やはり「完封」することが必要なのだろうと思います。
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