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[10月7日・地区シリーズ・ナショナルズパーク]
ワシントン・ナショナルズ6-3シカゴ・カブス

 試合は、8回裏の大逆転でナショナルズの勝利となりましたが、カブスの先発・レスター投手の好投が印象的でした。

 ボストン・レッドソックス時代の活躍を始めとして、大試合の経験十分なレスター投手は、「落ち着き払った投球」を展開しました。
 6イニング・86球を投げて、被安打2、奪三振2、与四球2、失点1という、見事な投球でした。

 何より素晴らしいと感じるのは、フライアウト・ゴロアウトが多いことです。特に、フライアウトは9(全18アウトの半分)を数えました。
 従って、球数を抑えることが出来ます。4回を終えて44球と、極めて効率的な投球でした。「三振を取らない、取りに行かない」ことが、この好投の要因のひとつなのでしょう。

 5回裏には2死満塁のピンチを招きましたが、ナショナルズの1番テイラー選手を三振に抑えました。ここぞという場面では、狙って三振を取ることが出来る能力の高さは、素晴らしいものです。
 外角へのチェンジアップで空振りを取ったのですが、さすがにレスター投手もガッツポーズを魅せました。

 当然ながら、「落ち着き払った」プレーでも、心の中には「闘志が溢れている」訳です。闘志満々でありながら落ち着いているから意味が有るのであって、冷え切って意気消沈した状態で、静かにプレーしていても、何の意味も有りません。
 そうした心持では、ベースボールの最高峰であるMLBのポストシーズンゲームを戦って行くことは、到底不可能でしょう。

 5回に多くの球数を要したため、レスター投手の球数は73となりました。
 そして6回を無失点で抑えたレスター投手は、86球でマウンドを降りたのです。

 「1球が重い」ポストシーズンゲームでは、各チームのエースと位置づけられる投手でも、クオリティスタート(6イニングを3失点以下で投球すること)を実現するのは至難の業です。
 ご承知のように、2017年のポストシーズンでも、各チームの大エースと呼ばれる投手達が、次々と2回、3回といった短いイニングでマウンドを降りています。打者側の気迫がもの凄く、レギュラーシーズンの様な投球を披露するのが、非常に難しいのです。

 そうした中で、キッチリとクオリティスタートを切ったレスター投手の好投が際立ちます。
 86球での降板でしたが、「1球が重い」ポストシーズンですから、レギュラーシーズンゲームにおける100球以上の投球に相当するのではないでしょうか。

 ジョン・レスター投手は、まさに「MLBのスターター」なのです。
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[10月6日・地区シリーズ・ドジャースタジアム]
ロサンゼルス・ドジャーズ9-5アリゾナ・ダイヤモンドバックス

 ナショナルリーグNL西地区同士の対戦となった地区シリーズの第1戦は、初回に4点を先制したドジャーズが、そのままリードを保って押し切りました。

 その1回裏のドジャーズの攻撃において、「ワンアウトを取る難しさ」が表れていました。

 地区シリーズ第1戦の先発を任された、ダイヤモンドバックスのウォーカー投手でしたが、いきなり2人のランナーを許し、3番のターナー選手を迎えました。
 そしてターナー選手は3ランホームランをレフトスタンドに叩き込みました。

 続くベリンジャー選手がヒットで出て、プイーグ選手のタイムリーヒットが生まれて、ドジャーズは4-0とリードしたのです。
 ここまでノーアウト。

 ウォーカー投手が、グランダーソン選手を三振に仕留め、ワンアウトを取ったのは「38球目」でした。

 本当に長い道のりだったのです。

 9番のカーショー投手を打ち取って、ウォーカー投手が1回表のドジャーズの攻撃を終らせるのに要した球数は「48球」に及びました。
 そして、1イニングでマウンドを降りたのです。

 先発投手は「ワンアウトを取ることで落ち着く」と言われますが、そのワンアウトを取ることは容易なことではありません。ましてや「1球が重いポストシーズンゲーム」となれば尚更でしょう。
 ウォーカー投手、そしてダイヤモンドバックスにとっては、ワンアウトを取る難しさを痛感する試合となってしまいました。

 ダイヤモンドバックを苦手とし、打線のコンディションが心配されていた、ドジャーズにとっては、絶好の「ポストシーズン立ち上り」となりました。
 このゲームにとっても、ポストシーズンを戦って行く上でも、大きな4得点だと感じます。

 1回の表を投げ切って、ベンチで休んでいた大エース・カーショー投手が、1回裏の自軍の攻撃の際に、少し驚いたような表情を見せていたのが印象的でした。
 「長い長い攻撃」が続き、ついには自身の打席が回ってきてしまったのです。

 カーショー投手は、このゲームでソロホームランを4本浴びました。
 現在のメジャーリーグNO.1投手との呼び声が高いカーショー投手としては、不本意な投球だった訳ですが、この「長い長い攻撃」の間が、カーショー投手にも影響を与えた可能性が有ります。

 一方で、この攻撃で火が付いたドジャーズ打線は計9点を挙げて、カーショー投手が勝利投手となりました。
 ポストシーズンゲームの初戦に登板することが多い(大エースですから当然のことですが)カーショー投手ですが、これまでは殆ど負け投手となっています。(ポストシーズン初戦でカーショー投手が勝ち投手になったゲームが有ったかどうか、記憶に在りません)

 そのカーショー投手が「勝利投手」になったのです。

 ドジャーズにとっては、この上無い、ポストシーズンの幕開けとなりました。
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