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[10月9日・week5・ソルジャーフィールド]
ミネソタ・バイキングス20-17シカゴ・ベアーズ

 第1クオーターQを終えて、ベアーズが2-0とリードしました。
 「2-0」というスコアは、NFLのゲームにおいてはとても珍しいと感じました。(野球かサッカーのようなスコアです)
 もちろん、1Qにベアーズがセイフティで2点を挙げたのですけれども、両チーム合わせてセイフティによる得点しかないという状況が、とても珍しいと思うのです。タッチダウンTDの7点やフィールドゴールFGの3点と合わせてのセイフティの2点というのは、時々見かけるのですが・・・。

 バイキングスの先発クオーターバックQBブラッドフォード選手は、全く精彩を欠きました。そもそも動きが悪く、「ゲームに入れていない」といった状態。左膝の故障から回復しての緒戦でしたが、ポケットの中で全くフットワークが使えず、味方の守備選手にぶつかって倒れサックされるという姿を観ると、まだまだ故障は癒えていないと感じました。
 ハイズマントロフィー受賞者として、颯爽とNFLにデビューしたスタープレーヤーの雰囲気は皆無でした。

 バイキングスの攻撃が機能しなかった主な理由は、QBブラッドフォード選手の不調なのでしょうけれども、オフェンスラインの弱さも目立ちました。
 ベアーズ守備陣の4menラッシュで、何度もQBサックを受けてしまうのです。
 スペシャルプレーならいざしらず、通常の守備で突破されてしまうのでは、QBの不調をカバーするどころではありません。

 「2-0」というスコアが長く続く、文字通りのロースコアゲームの中で、しかし、バイキングスディフェンスは頑張りました。
 第2Q残り時間2分28秒、グリフェン選手が相手QBトゥルビスキー選手をサック、ファンブル、このボールをバイキングスが確保してのターンオーバー。敵陣14ヤードという、絶好のポジションでボールを獲得したのです。

 こうした形で得たボールですから、通常ならTDを獲得するのが流れですが、この日のバイキングスオフェンスではなかなか前進もできません。
 結局FGとなってしまいました。

 前半を終って、バイキングスが3-2と逆転しましたが、何とも言えないロースコアゲーム、「貧攻」の応酬と呼ばれても仕方が無いゲームとなりました。
 
 各weekの注目カードとして月曜日に1試合だけ行われ、全米にテレビ放送される「マンデーナイトゲーム」としては、華やかさに欠ける展開となってしまったのです。

 ベアーズの先発QBはルーキーのトゥルビスキー選手でした。このゲームがNFLデビュー戦でした。
 ブラッドフォード選手とは違ってコンディションは良く、時折切れ味鋭いプレーも披露するのですが、これがなかなか継続できない。ファーストダウンを継続することが出来ず、パントというパターンが繰り返されました。
 ドラフト全体2位という、とても高い評価でNFL入りしたプレーヤーですが、少なくとも前半は「NFLの洗礼」を受けた形でした。

 バイキングス、ベアーズ共に攻撃が機能しないゲームでしたので、「守備力が勝った」前半と言っても良いのかもしれません。
 トータルのゲインは、バイキングス55ヤード、ベアーズ121ヤードと惨憺たるものでした。

 変な言い方で恐縮ですが、こういうゲームを観ると。QBペイトン・マニング選手やトム・ブレイディ選手、アーロン・ロジャース選手、ドリュー・フリーズ選手らのドライブの凄さを改めて感じます。
 QBがデザインされたプレーをしっかりと展開し、着々と前進し、TDを獲得して行くというのは、決して当たり前のことでは無いということを、改めて感じさせてくれるゲームでした。

 第3Qに入り、ブラッドフォード選手の後を受けたQBキーナム選手のもと、バイキングスの攻撃が動き始めました。「テンポとスピード」が戻ったのです。
 残り8分16秒、キーナム選手からルドルフ選手に13ヤードのTDパスが決まりました。これでバイキングスが10-2とリードを広げました。

 一方のベアーズの攻撃は、時折犯す反則の影響も大きく、なかなか上手く行きません。
 ファーストダウンを獲得できず、パンターが登場するシーンばかりでした。

 3Q残り5分半、再びパンターのオドネル選手が登場しました。このゲーム9回目のパントのための登場でした。
 これだけ「パンターの背中」がテレビ画面に映し出されるゲームも滅多に無いと思います。

 ボールがスナップされ、オドネル選手がキャッチ、蹴ると思った瞬間、オドネル選手がパスしたのです。スペシャルプレーでした。
 パスを受けたカニングハム選手が相手ディフェンダーをかわしてTD!
 スペシャルプレーが見事に決まったのです。

 再生画像を観ると、普段よりオドネル選手の位置が「前」でした。凄いのは、この微妙な位置の違いに、守備陣の一部が感づいていて、パスプレーに対応する動きを見せていたことです。NFLのディフェンダーのレベルの高さを感じさせるシーンでした。
 従って、カニングハム選手も、無人の野を行くという訳にはいかず、守備陣とのやり取りの中でTDを奪ったのです。

 スコアはバイキングスの10-9、1点差となりました。
 ベアーズとしては「攻撃陣がダメなら守備陣の力で得点を」といったところでしょうか。

 ところが、せっかくベアーズが追い上げたにもかかわらず、バイキングスは直ぐに引き離しました。
 3Q残り3分半、バイキングスのランニングバックRBマキノン選手がビッグゲイン、58ヤードのTDランを披露したのです。
 
 TDに向けてのロングゲインと言えば、一般的にはパスプレーですが、「58ヤード」ともなればランプレーなのかもしれません。58ヤードを投げるというのは容易なことではないでしょう。(ランアフターパスでのロングゲインは、もちろんあります)

 17-9とバイキングスがリードして、第3Qを終えました。

 前半、「拙攻」の応酬だったゲームでしたが、3Qに入りバイキングスの攻撃が機能し始めましたので、このゲームはこのままミネソタが押し切ると思いました。
 ところが、ベアーズのQBトゥルビスキー選手が第4Qに入り輝き始めたのです。

 4Q残り12分半、トゥルビスキー選手からミラー選手への20ヤードのTDパスが通って15-17と追い上げると、続く2ポイントコンバージョンプレーも決めたのです。
 このスペシャルプレーは見事でした。
 ダブルリバースを思わせる「連続した後ろへの左右のパス」で、最期はQBトゥルビスキー選手が走り込みました。

 この試合がNFLデビュー戦となったトゥルビスキー選手でしたが、3Qまでは持てる力を発揮できなかったものの、4Qでは良いところを魅せてくれました。「ドラフト全体2位の片鱗」を示してくれたのです。
 特に「右へのブーツレッグ」プレーはタイミングも抜群、機動力も備えていますので、今後の活躍が楽しみです。

 さて、17-17の同点となったゲームは、残り時間16秒となって、バイキングスのキッカーK・フォーバス選手が登場、28ヤードのFGを決めて20-17とし、そのまま押し切りました。
 
 長い「マンテーナイトゲーム」の歴史上、ルーキーQBが出場したのは3人目ということでしたが、トゥルビスキー選手も勝利はなりませんでした。
 これで、マンデーナイトでルーキーQBは3連敗となったのです。

 NFLの先輩達の壁は厚いということなのでしょう。
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