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HOME   »  2018年03月12日
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 平昌オリンピックの興奮も冷めやらぬ3月11日、世界選手権大会における高木美帆選手優勝の報が齎されました。

 この大会は、スピードスケートのオールラウンダー世界一を決めるもので、500m、1500m、3000m、5000mを滑り、4種目の成績のトータルで競うものですが、1日目の500mと3000mの成績で首位に立った高木選手は、2日目の3月10日の1500mで1位、最終種目の5000mで4位となって、総合成績で優勝したのです。

 2位には、この大会で過去6度の優勝を誇るオールラウンダー、オランダのイレイン・ビュスト選手が入りました。

 2018年の大会は「ミスオールラウンダー」ビュスト選手と、高木選手の激しい争いだった形です。

 2プレーヤー対決のポイントは1500m種目でした。

 中距離が得意な高木選手としては、絶対に落とせない種目ですが、中距離から長距離まで安定した力を誇るビュスト選手としても、この種目で高木選手に先着することで、総合優勝を確保したいという狙いが有ったのでしょう。

 1500mは、2プレーヤーの直接対決となりました。
 1000mも強い高木選手が先行し、5000mも得意なビュスト選手が後半追い上げるという展開となり、2人がほとんど並んだところがゴールでした。
 100分の7秒、高木選手が先着したのです。
 この種目の1位が高木選手、2位がビュスト選手となり、この順位差が総合優勝の決め手となりました。

 おそらく、ビュスト選手としては、「スケート王国」オランダを代表するオールラウンダーとして、地元アムステルダムの「屋外リンク」で行われる世界大会で、自らが負けることは全く考えていなかったことであろうと思います。

 タイムが出難い*「平地の屋外リンク」、高速リンクとは異なり「高いレベルの筋力」が必要なリンクでは、絶対の自信を持っていたことでしょう。(*この大会の500mで40秒を切ったのは高木選手(39秒01)ひとりでした。平昌オリンピックにおいて小平選手が36秒台で滑ったことを考慮しても、タイムの出難いリンクだったことは明らかです)

 オランダ女子チームのリーダー格であるビュスト選手は、平昌オリンピックを去る時に「金メダルが取れずにオリンピックを終えるというのは、とても寂しいこと」とコメントしていました。これまでのオリンピックでは、必ず金メダルを獲得していたビュスト選手にとっては、残念な平昌五輪となったのです。
 そのビュスト選手は、オールラウンダーという自らのフィールドにおいて「世界一」は譲れない気持ちがとても強かったことでしょう。

 そのビュスト選手を破り、日本選手として初めての優勝を勝ち取ったのですから、高木選手の頑張りは素晴らしいものです。

 日本女子チームが、「王国」オランダにとっても端倪すべからざる実力を身に付けてきていることを、再び証明する結果でもあったのでしょう。
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