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[8月7日・大会3日目第4試合]
常葉大菊川8-7益田東

 逆転に次ぐ逆転のシーソーゲームでしたが、8回裏に2点をあげて再逆転した常葉大菊川チームが押し切りました。

 こうした「点の取り合い」というゲームが、近時の甲子園大会では増えていると感じます。

 ところで、常葉大菊川チームといえば、大会前から「ノーサイン野球」が話題になっていました。
 高橋利和監督(32歳)が掲げる手法なのですけれども、特に攻撃の時には一切ベンチからのサインは無いのだそうです。

 随分と思い切ったやり方ですが、高橋監督自身が常葉菊川の選手だった時に、重圧から「サイン通りのプレーが出来なかった」経験を踏まえての、やり方であると報じられています。

 当然ながら、選手たちは試合の局面ごとに「自分達で考えなくてはなりません」し、やろうとしているプレーについても、お互いに、例えば打者とランナー、ランナーとランナー、同士で、「何らかの方法で意思疎通」を行い、「何らかの方法で合意」して、プレーを続けるわけですから、とても難しい攻撃となる訳です。

 おそらくは、「送りバント」といったプレーは選択されにくくなるのでしょう。

 このゲームでも、1回裏と2回裏に「ノーアウト1・2塁」という絶好のチャンスを迎えましたが、1回裏は三振・三振・左邪飛で、2回裏は2塁ゴロ併殺・三振で、得点を挙げることが出来ませんでした。
 もし、監督からのサインに従ってプレーするチームであれば、序盤でもあり、打者のカウントを観ながら「送りバント」が指示されていたことでしょう。
 得点の確率が高かった、という見方もありそうです。

 しかし、そうした野球=監督からサインが出される野球、を展開した場合に、このゲームに勝利できていたかどうかは、誰にも分からないでしょう。

 「ノーサイン」をベースにした、とても自由奔放?な=一方でとても思い切ったプレーができる、攻撃によって、3回裏のタイムリー2塁打2本やタイムリーヒットが生まれ、4点を挙げることが出来たとも言えるのでしょうから。

 「100%監督のサイン野球」と「ノーサイン野球」の功罪は、今後の検討課題なのでしょう。

 とはいえ、近時は「選手に考えさせる」チームが、他のスポーツにおいても増えているように観えます。

 その代表格が、大学ラグビーの帝京チームでしょう。
 岩出雅之監督の下で、2009年から2017年まで、大学選手権9連覇中の帝京大学ラグビーチームは、今や「大学ラグビーの覇者」です。
 連覇を伸ばす度に、岩出監督から「選手が考えてプレーしている」「選手に任せている」といったコメントが聞かれます。その「任せ度合い」(変な言葉で恐縮です)は、毎年高まっている印象です。
 そのチームが、9年連続大学日本一に輝いているのですから、「そのやり方」が優れていることは、異論を挟む余地がありません。
 大学ラグビーにおいては、間違い無く「岩出方式」が史上最強なのです。

 試合の時に、全てを選手に任せていたら、監督の仕事が無くなると言ったご心配は、当然ながら無用なことなのでしょう。
 監督には「日々のチーム創り」という、とても重要な仕事が有りますし、試合においても故障者などが出た時の「交替判断」においては、監督の役割が大きいと思います。

 「ノーサイン野球」の常葉大菊川高校チームの「第100回記念大会」における今後の活が注目されるところです。
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