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HOME   »  2018年08月18日
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 北海道は、我が国最大のサラブレッドの産地です。

 そして、暑い夏を乗り切るために、現役のサラブレッド達の多くも、夏の北海道で静養・調教を行います。

 その夏季の北海道・札幌競馬場におけるビッグイベントが札幌記念競走G2なのです。

 1965年・昭和40年に第1回レースが行われました。砂馬場2000mコースでした。
 1969年からはダート2000mコースでの開催となりました。
 長い間ダートコースでのレースが続き、1990年から、現在と同じ芝2000mでのレースとなったのです。

 ダートコースの頃も、クラシック競走で活躍していたサラブレッドが出走していましたが、やはり「芝」馬場になってからは、夏を北海道で過ごしている重賞常連のサラブレッド達にとって格好のレースとなりましたから、強豪馬が一層多く出走するようになりました。

 そうした中で、「芝」の札幌記念を連覇している唯一の馬がエアグルーブなのです。
 「女傑」エアグルーブは、1997年と98年のレースを連覇しました。

 1996年のオークス馬エアグルーブは、4歳になって6月阪神のマーメイドステークスG3に勝つと、8月の札幌記念G2を制して、10月の天皇賞(秋)G1で、1番人気だったバブルガムフェローを始めとする強豪牡馬陣を一蹴して、重賞3連勝を飾りました。
 勢いを駆って、11月のジャパンカップG1でも世界の強豪と互角の競り合いを魅せて、勝ったピルサドスキーにクビ差の2着、12月の有馬記念G1ではシルクジャスティス、マーベラスサンデーに次いでの3着と大健闘を続けました。
 そして、1997年の年度代表馬に輝いたのです。1971年のトウメイ以来、史上2頭目の牝馬の年度代表馬でした。

 エアグルーブは5歳となった1998年も走り続け、4月の産経大阪杯G2(現在の大阪杯G1)を勝った後、7月の宝塚記念G1はサイレンススズカの3着、続いて8月の札幌記念を勝利したのです。58㎏を背負いながらも3馬身差の圧勝でした。

 この後の、11月のジャパンカップが圧巻でした。エルコンドルパサーには敗れたものの、日本ダービー馬スペシャルウィークを抑えての2年連続の2着。「女傑」の力を如何無く発揮したのです。
 私は、スペシャルウィークやチーフベアハート、シルクジャスティス、ステイゴールドらに先着した、この1998年のジャパンカップが、エアグルーブのベストレースではないかと感じています。

 この年の有馬記念を最後に、エアグルーブは現役を引退しました。

 エアグルーブ号、父トニービン、母ダイナカール、母の父ノーザンテースト。おそらくこの頃の我が国最高の血統であろうと思います。通算成績19戦9勝、主な勝ち鞍、オークス、天皇賞(秋)。
 470㎏を超える堂々たる体躯で、強豪牡馬達と互角以上の戦いを繰り広げました。

 生まれ故郷・北海道(社台ファーム早来=現在のノーザンファーム)の夏、札幌記念競走でエアグルーブは、とても気持ち良く走ったのでしょう。
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