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 11月13日朝、大谷翔平選手が「新人王」に選出されたとのニュースが入りました。
 嬉しいことです。

 大谷選手の今回の受賞を最も良く表現しているのは、11月12日のニューヨーク・ポスト紙(電子版)のコメントでしょう。
 「アンドゥハー、トーレス(共にヤンキースの選手)はアメージングな大谷には足りない」と評し、大谷選手の新人王受賞を予想したのです。
 今回の選考において、大谷選手のライバルとなったアンドゥハー選手、トーレス選手が所属するヤンキースの地元紙、バリバリのヤンキース応援誌であるニューヨーク・ポスト紙の冷静で客観的で的確な評価でした。

 「アメージング」、これこそがMLB2018年レギュラーシーズンの大谷翔平選手・投手の活躍を最も良く表現している言葉でしょう。

 毎日毎日、「今日の大谷は何をしてくれるのだろう」「何を魅せてくれるのだろう」と、日本のファンのみならず、アメリカのベースボールファン、あるいは普段はベースボールを観ない人々も、「ワクワクしながら」注目し続けたのです。
 
 このような状態が、プロスポーツの「ベストな在り様」であることは、明らかです。
 
 「お金を取ってプレーを見せる」プロスポーツが追い求めなければならない「義務」の究極のゴールが、「アメージングなプレー」「ファンをいつもワクワクさせる」ことであるのは当然です。
 楽しいこと、ワクワクさせてくれることに対して、ファンや観客は喜んでお金を払うのですから。

 少し話が逸れますが、「チームや個人の勝利」も、観ている者を「ワクワクさせる」ひとつの手段に過ぎません。逆に言えば、「ワクワクしない勝利」はプロスポーツにおいては無意味というか有害です。これは、アマチュア・スポーツにおいてさえ無意味・有害なものでしょう。
 いつも書いて恐縮ですが、「勝てば良い」というものではないのです。
 「誰からも支持されない勝利」や「多くの人から敬遠・軽蔑される勝利」というものが、数多く存在するのです。
 そんな勝利は、無い方が良いのは当然でしょう。

 話を戻しますが、2018年の大谷選手・投手のプレーは、常に「ワクワクさせてくれるもの」でした。それも「とても」ワクワクさせてくれるものであったと思います。
 今日も大谷選手が観られると思ってテレビのスイッチを入れた時、「明日登板予定」だから先発出場していないと分かった時の「ショック」というのは、甚大なものでした。これほどがっかりしたのも久しぶりというか、スポーツを観始めて初めてのことかもしれないと感じます。

 アメリカの人々も同じだったようで、SNS等のWebへの投稿で「大谷が出場しているゲーム以外は、ベースボールは観ない」といったものさえ、相当数ありました。
 普段はベースボールを観ない人も、大谷選手・投手のプレーだけは観ようとしたのです。言うまでもないことですが、大谷選手のプレーにそれだけの魅力が備わっていた、「アメージング」であったということになります。
 やはり、「見たことが無いもの」から発せられるインパクトは、想像以上に大きなものなのでしょう。「ハイレベルな二刀流」というのは、そうした存在なのです。

 それだけに、「肘の故障」により投手・大谷が観られなくなった時の「衝撃」や、ファンの心配、失望はとても大きなものだったことでしょうが、選手・大谷はその不安の相当部分を、打者としてカバーしました。肘を故障してから、打撃成績は向上したのです。

 これも凄いことというか、信じられないようなパフォーマンスと言わなければならないでしょう。
 少なくとも21世紀のMLBにおいては、「大谷翔平以外には成し遂げることが出来ない芸当」なのです。

 従って、大谷選手・投手の新人王受賞は、打率やホームラン数、OPS、登板数や勝ち星等々の成績で評価することは出来ないものであろうと思います。

 「凄いホームランだ」、「凄い速球だ」「凄いベースランニングだ」と、一投一打に眼を見張り、歓声を挙げ、とても幸せな気分を味わったこと、他に代替物が無いほどの「アメージング」を提供してくれた「大谷翔平」という存在に、心からお礼を申し上げます。

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 AFC(アジアサッカー連盟)が主催する、アジアチャンピオンズリーグACL2018の決勝・第2戦が11月10日に行われ、鹿島アントラーズはペルセポリス(イラン)とアウェイで0-0の引分として、2戦合計2-0で優勝しました。
 敵地での「見事な引分」でした。

 J1リーグ最多優勝回数を誇るアントラーズですが、これまでACLでは不思議と良い成績を残すことが出来ませんでした。
 ジュビロ磐田や浦和レッズ、ガンバ大阪の優勝を横目に見て、アントラーズのプレーヤーやファンは、悔しい思いをしてきたことでしょう。

 しかし、今大会のアントラーズはとても「安定した戦い振り」を披露して、栄冠をものにしました。

 決勝トーナメントの勝ち上がりを観て行きましょう。

[ラウンド16]
・5月9日(カシマ) 鹿島3-1上海上港
・5月16日(上海) 上海上港2-1鹿島  2戦計4-3で鹿島の勝ち

[準々決勝]
・8月28日(カシマ) 鹿島2-0天津権健
・9月18日(天津) 鹿島3-0天津権健  2戦計5-0で鹿島の勝ち

[準決勝]
・10月3日(カシマ) 鹿島3-2水原三星
・10月24日(水原) 鹿島3-3水原三星  2戦計6-5で鹿島の勝ち

[決勝]
・10月3日(カシマ) 鹿島2-0ペルセポリス
・11月10日(アザディ) 鹿島0-0ペルセポリス  2戦計2-0で鹿島の勝ち

 準決勝の水原三星との対戦が、最も接戦でしたが、リードを許した後の「一気の連続ゴール」に、今大会に臨むアントラーズの気迫が溢れていましたし、何より現在のアントラーズの「得点力」を如何なく示しました。

 決勝のペルセポリスとの対戦では、第1戦のカシマスタジアムでのゲームが秀逸でした。
 こうした大会、こうしたゲームにおける「2-0」の勝利というのは、何か圧倒的な地力を感じさせたのです。「アウェイゴール」を許さなかったことが、鹿島にとっての「第2戦に向けての余裕」を醸成したことは、言うまでもありません。

 伝統的に「ノウハウを着々と蓄積して行くことが出来る」ところが、鹿島アントラーズというチームの強みでしょう。
 今回のACL優勝で、アントラーズは伝承されるノウハウとしての、「ACLの勝ち方」を身に付けた様に感じます。

 第32節・11月10日のセレッソ大阪戦は、終盤の失点で1-2と敗れましたが、並行して行われていたゲームで2位のサンフレッチェ広島が敗れたために、川崎フロンターレのJ12018の優勝が決まりました。
 フロンターレは2017年シーズンに続く「連覇」を達成したのです。

 なかなか「タイトルに手が届かないチーム」と言われ、実際のところカップ戦決勝も含め、何度も「このゲームで勝てばタイトル獲得」という試合に敗れ続けていたのですが、2017年のリーグ戦を制し、「連覇」となれば、その「安定した実力」は揺るぎないものと言ってよいのでしょう。
 2017年シーズンが「劇的な逆転優勝」であり、2018年は「2試合を残しての優勝」というのも、チーム力の向上と安定を明示しています。

 そもそも「J1の連覇」が至難の技であることは、連覇したチームが過去に4つしかないことでも分かります。
 ヴェルディ川崎が1993年と94年、鹿島アントラーズが2000年と01年および2007~9年の3連覇、横浜マリノスが2003年と04年、サンフレッチェ広島が2012年と13年の4チームが「連覇実現チーム」です。
 何度もJ1を制しているジュビロ磐田でも、連覇はしていないのです。

 2018年シーズンは開始直後からサンフレッチェが走り、シーズン半ばでは「もう優勝は決まり」と言われました。サンフレッチェの「戦い振り」が秀でていたのです。
 フロンターレとの勝点さも最大13点となりました。大差です。

 しかしフロンターレは、諦めることなく追い続け、サンフレッチェの「変調」もあって、一気に逆転し、そのまま押し切った印象です。

 優勝後のインタビューで「2019年は複数のタイトルを取りたい」という抱負を、多くのプレーヤーが挙げていました。

 「3連覇」と「初のカップ戦優勝」を成し遂げることで、自動的に「複数のタイトル獲得」となるわけですが、2018年シーズンの後半のプレーを観ると、十分に実現できそうだと感じます。

 長い間控えめだった?川崎フロンターレには、あまり遠慮せずに「黄金時代」を築いてほしいとも思うのです。

 2018年シーズンのアメリカンリーグAL最多勝投手は、タンパベイ・レイズのブレイク・スネル投手でした。21勝5敗という、堂々たる成績です。

 コーリー・クルバー投手(クリーブランド・インディアンズ、20勝7敗)やルイス・セベリーノ投手(ニューヨーク・ヤンキース、19勝8敗)、カルロス・カラスコ投手(クリーブランド・インディアンズ、17勝10敗)、リック・ポーセロ投手(ボストン・レッドソックス、17勝7敗)といった、錚々たる投手達を抑えて、今季AL最多勝の栄光を手にしたのです。

 ところで、スネル投手と聞いて、今春直ぐにピンときた方は相当のMLB通でしょう。
 私は、シーズン途中から、「もの凄い投手が現れた」と認識しました。正直なところ、レギュラーシーズン開幕前は全く知らなかったのです。

 2011年といいますから、今から7年前にドラフト1位でショアウッド高校からレイズに入団しましたが、マイナーリーグで2015年までトレーニングを続けました。高校卒業とはいえ、5年間に及ぶマイナー生活を送ったのです。
 それも、AAAに上がったのは2015年の様ですから、マイナーの中でも相当に苦労したように観えます。

 一方で、2015年にAAAに上がってからは、本来の才能が開花した印象が有り、2016年4月23日のヤンキース戦でメジャーデビューを果たし、6月のボストン戦でメジャー初勝利を挙げました。

 しかし、メジャーでの大活躍には、再び時間がかかりました。
 2016年シーズンは19試合に登板して6勝8敗・防御率3.54、2017年シーズンは24試合に登板して5勝7敗・防御率4.04と、先発投手陣の中では「6番目の投手」といった役割でしょうか。

 そのスネル投手が、2018年シーズンで大ブレイクしたのです。

 コントロールが良くなり、150km/h台半ばのストレートとチェンジアップ、カーブ、スライダーを交えての投球が、圧倒的な威力を示したのです。

 いったい「2017年から2018の間に、スネル投手に何があったのか」という感じがします。

 2018年シーズンは最多勝のみならず、防御率も1.89でAL1位、ピッチャーとして現在最も注目されている指標であるWHIP(投球イニング当たりの与四球・被安打数合計)では、ジャスティン・バーランダー投手(ヒューストン・アストロズ)の0.90に次いで、0.97でAL2位という、素晴らしい成績なのです。
 改めて書くことでもないのですが、「打線の援護に恵まれて最多勝投手となった訳では無い」ことは明らかです。

 身長193cm・体重82㎏のスリムな左腕は、25歳にして覚醒した感が有ります。

 さすがに「ドラフト1位」だとも思いますが、7年に及ぶキャリアにおいて「着々と力を蓄えた」ことも間違いないのでしょう。

 21勝・防御率2点切りは、本物にしか出来ない数字だと思います。

 2019年シーズン以降のブレイク・スネル投手の活躍が、とても楽しみです。

 NHK杯2018の女子シングルが11月9日~10日に行われ、紀平梨花選手(16歳)が、ショートプログラムSP5位からの大逆転で優勝を飾りました。
 フリーの演技は、154点を超える今季世界高得点でした。

 紀平選手は、グランプリシリーズGP初出場での初優勝という、日本女子スケーターとしては史上初の快挙を成し遂げたのです。

 本ブログで紀平選手を最初に採り上げたのは2016年10月2日の記事です。「世界初の快挙」と題して、当時14歳であった紀平選手が、ジュニアGPの大会で「6種類8度のトリプルジャンプを成功させた」快挙に付いて書きました。

 現在有る全てのトリプルジャンプ(トリプルアクセルも3回転ジャンプのひとつです)を熟すというのは、女子選手はもちろんとして男子選手でも容易なことではないのですから、紀平選手がこの時点=2年以上前の段階で、技術面から見れば「日本一の女子フィギュアスケーター」であったと考えても、自然なことでしょう。

 不思議なことは、2年以上前に日本最高のレベルに達していたプレーヤーのシニアデビューが2018年~19年シーズンに持ち越されたことです。

 平昌オリンピックは、年齢制限の為に出場できなかったと記憶しています。
 加えて、手の骨折等があって調子が出ない時期が有ったことも周知のことです。

 そうした諸事情を勘案しても、日本トップクラスというか世界トップクラスのテクニックを保持するアスリートのGPシリーズデビューが、2018~19年シーズンの第4戦というのは、いかにも遅すぎる感じがします。
 どうして第1戦にデビューできなかったのでしょうか。

 ご本人の調子が上がらなかったといった理由であれば、止むを得ない感じがしますが、またぞろ、協会内の確執とか、愚人が口を挟んでの訳の分からない勢力争い、が要因であれば、「スポーツパワハラ元年」のひとつの事象ということになってしまいます。
 そういった詰まらない事情が無いことを祈るばかりです。

 さて、紀平選手はコンディションが整っていれば、ジャンプシークエンスにおいて殆どミスをしないタイプのプレーヤーです。
 NHK杯2018SPの最初のジャンプ、トリプルアクセルで転倒したのは、とても珍しいことで、紀平選手でも「GPデビュー戦ということで緊張」するのだと感じました。

 とはいえ、転倒の理由はご本人が一番分かっていたのでしょうから、以降に付いて心配はないと観ていましたが、案の定、フリーも含めてその後の全てのジャンプをきっちりとプレーしたのです。(フリーの最初のジャンプ、トリプルアクセルからのコンビネーションジャンプは少し詰まりました。演技の最初のジャンプはやはり緊張するものだと感じましたが)

 現時点の一般的な比較をすれば、女子におけるトリプルアクセルは、男子における4回転ジャンプに相当する技であろうと思います。
 それを2度成功させ、内1度はコンビネーションなのですから、紀平選手の演技の基礎点は、他の選手より相当高いものでしょう。基礎点の高い演技をミスなくプレー出来れば、優勝するのは自然なことです。

 大会終了後のインタビューで、3位となったロシアのトゥクタミシェア選手が「トリプルアクセルを2度飛べる選手が居ることは素晴らしいこと」とコメントしています。
 トゥクタミシェア選手もフリー演技で1度のトリプルアクセルを成功させていますが、「2度成功させることの難しさ」をコメントしていただいたのでしょう。

 紀平梨花選手は、現在世界の女子シングル界を席巻するロシアの選手達と、互角に戦って行けるスケーターです。
 日本女子フィギュアスケート界の「至宝」として、今後益々の活躍が期待されるところです。

 NHK杯2018女子シングル種目の表彰式に臨んで、1~3位の選手が舞台裏に集まった時、2位の宮原知子選手が紀平選手を笑顔で迎えていました。同じチームの選手として、「お姉さん格」の宮原選手が魅せてくれた素晴らしいシーンであったと思います。
 世界トップクラスのプレーヤー同士の、ひとつの在り様なのでしょう。

 丁度、MLBロサンゼルス・エンジェルスのスプリングトレーニングにおける、アルバート・プーホールズ選手と大谷翔平選手との在り様に似ているのではないかと、勝手に考えてしまいました。
 アメリカPGAツアーに、また新星が登場しました。

 23歳のキャメロン・チャンプ選手です。

 チャンプ選手は、10月25日~28日に行われた、サンダーソンファームズ選手権大会で、4日間通算267打・21アンダーパーのスコアで2位に4打差を付けて、PGAツアー初優勝を飾りました。
 4日間首位を守っての完全優勝でした。

 ツアー9戦目にしての初優勝でしたが、そのプレー内容が凄いのです。

 4日間を通じてのドライバー(1番ウッド)ショットの平均飛距離が344ヤード、最もとんだショットは360ヤードだったと報じられました。
 PGAツアーには、ジャスティン・ジョンソン選手やババ・ワトソン選手といった「飛ばし屋」が相当数居ますが、それらの飛ばし屋達に勝るとも劣らない飛距離を具備しています。
 身長183cmの決して大柄とは言えない体躯のどこから、あの飛びが生まれてくるのか、不思議な感じさえします。

 加えて、パッティングが上手いのです。
 このトーナメントでも2位の成績だったそうです。

 「とても飛んで、パッティングも上手い」となれば、並みのルーキーではないでしょう。

 次の週に行われたシュライナーズホスピタルforチュルドレンオープン大会でも、3日目途中まで優勝争いを演じていました。(最終ラウンドで73打を叩き、28位タイという結果でした)

 PGAツアーには、どんどん新星が登場します。
 相当強いプレーヤーが、どんどん出てくるのです。
 「懐の深さ」を感じます。

 現在の世界ランキング1位はブルックス・ケプカ選手です。ジャスティン・ローズ選手やダスティン・ジョンソン選手、ジャスティン・トーマス選手らと激しいトップ争いを演じています。
 新3強、ロリー・マキロイ選手、ジェイソン・デイ選手、ジョーダン・スピース選手も復権に向かって戦いを続けています。
 我らが松山英樹選手も頑張っています。
 そして、タイガー・ウッズ選手も復活しました。
 もちろん、他にも強豪プレーヤーが目白押しです。

 こうした状況のPGAツアーに、新星キャメロン・チャンプ選手も加わったのです。

 PGAツアーは今、「戦国時代」と呼んで良いのかもしれません。
 テキサンズが走っています。

 開幕3連敗を喫した時には、ちぐはぐなプレーが続きましたが、week4でインディアナポリス・コルツに競り勝ってから、とても勝負強いゲームを続け、week9を終えて6勝3敗として、アメリカン・フットボール・カンファレンスAFC南地区で首位に立っています。

 6連勝を見てみましょう。

[week4・9月30日・ルーカスオイルスタジアム]
テキサンズ37-34コルツ(OT)

[week5・10月7日・NRGスタジアム]
テキサンズ19-16ダラス・カウボーイズ

[week6・10月14日・NRGスタジアム]
テキサンズ20-13バッファロー・ビルズ

[week7・10月21日・エバーバンクフィールド]
テキサンズ20-7ジャクソンビル・ジャガーズ

[week8・10月25日・NRGスタジアム]
テキサンズ42-23マイアミ・ドルフィンズ

[week9・11月4日・スポーツオーソリティフィールドアットアナハイム]
テキサンズ19-17デンバー・ブロンコス

 ひと目で感じるのは「ロースコアゲームにおける競り合いでの強さ」でしょう。

 Week8マイアミ戦の42得点は「例外的」で、多くのゲームは20得点前後で相手チームをよりロースコアに抑え込んで勝っています。

 得失点差も「7点以内」が多いのですから、まさに「ギリギリの競り合いを制している」試合が多いことになります。

 ロースコアゲームで競り合いに強いとなれば、守備陣が充実していることは間違いありません。
 開幕3連敗の頃でも、守備陣の頑張りが目立っていました。
 「守備陣の頑張りからの得点」も多かったと記憶しています。

 そしてweek4以降は、「競り合いに強い攻撃陣」が機能し始めたということになります。

 テキサンズ攻撃陣の中心はクオーターバックQBデショーン・ワトソン選手です。2017年ドラフトにおいて、1巡目(全体12位)指名を受けて入団しました。テキサンズの強化に向けて、大きな期待を背負っての入団であることは、言うまでもありません。
 そして、2年目の今シーズン、見事な活躍を魅せているのです。

 QBワトソン選手と共に攻撃陣を引っ張るのは、ランニングバックRBラマー・ミラー選手と、ワイドレシーバーWRのディアンドレ・ホプキンス選手、ウィル・フラー選手でしょう。
 これに、QBワトソン選手自身のランを加えた攻撃が、テキサンズオフェンスを形作っているのです。

 「渋い」戦いを進めるテキサンズが、2018~19年シーズンの台風の目になる可能性が十分に有ると感じます。

 11月11日、京都競馬場芝外回りコース2200mで行われる、第43回エリザベス女王杯競走G1の注目馬検討です。

 3歳以上の牝馬で争われるレースですので、その時の3歳馬と古馬の力量比較が大事になります。
 今年は3歳牝馬の出走が少ないので、一般的には古馬優位ということになりそうです。

 とはいえ、古馬陣も近時安定した成績を残している馬は居ませんので、難しいレースとなりました。
 加えて、重賞常連馬と上がり馬の比較も有りますので、検討の組合せは増えるばかりです。
 逆に言えば、検討の楽しさを存分に味わえるレースなのかもしれません。

 さて、注目馬です。

 第一の注目馬は、3枠5番のレッドジェノヴァ。
 前走京都大賞典G2は牡馬に混じって2着と大健闘。サトノダイヤモンドには敗れましたが、アルバートやシュヴァルグランには先着しました。急速に力を付けている印象です。ここでも勝ち負けのレースを魅せてくれるでしょう。

 第二の注目馬は、4枠8番のカンタービレ。
 前走秋華賞G1はアーモンドアイの3着。ゴール前のしっかりした脚色が印象的でした。こちらも、秋になって充実していると思います。

 第三の注目馬は、7枠13番のノームコア。
 前走紫苑ステークスG3は2着に3馬身差の圧勝。初重賞勝利を飾りました。典型的な上がり馬ですが、5戦して3勝・3着2回という安定感が光ります。Cルメール騎手のG1勝利記録もかかっていますから、勢いならこの馬なのでしょう。

 今回は、以上の3頭に注目します。

 淀外回りの長い直線で抜け出してくるのは、どの馬でしょうか。
 11月11日に福岡国際センターで開幕する、大相撲11月場所の注目力士検討です。

 9月場所は、横綱・白鵬の「復活」優勝の場所でしたが、栃ノ心、御嶽海と新興勢力?の優勝が続いた後、再び大横綱が待ったをかけた感が有ります。
 大相撲界は今、新旧入り乱れた戦国時代を迎えているのでしょう。

 土俵外の騒動でも揺れた2018年の角界ですが、11月場所で「土俵の充実」を示して、しっかりと締め括っていただきたいと思います。

1. 横綱陣

 先場所優勝の白鵬を挙げたいところですが、場所後手術を行ったこともあって休場が決まりました。。

 今場所は、「復帰2場所目」の稀勢の里に期待しましょう。
 場所前の稽古についての情報では、好調が伝えられています。

2. 大関陣

 先場所、カド番を凌いだ栃ノ心を挙げたいところですが、膝に故障を発症したとのこと。
 
 今場所は、高安の初優勝に期待しましょう。
 稀勢の里が元気になると、高安も元気になるのではないかと思っています。

3. 関脇以下の力士

③ 御嶽海

 9月場所の大関とりはなりませんでしたが、御嶽海の実力は誰もが認めるところでしょう。今場所再び、優勝争いに顔を出すようなら、大関取りも夢ではありません。

④ 朝乃山

 9月場所の後半は精彩を欠きました。どこか故障したのではないかと訝っています。
 その故障も癒えたとして、11月場所では二桁勝利を期待します。

⑤ 遠藤

 9月場所の後半は精彩を欠きました。こちらは間違いなく、どこか故障していたのだと思います。そこからの復帰度合いが気にはなりますが、怪我との付き合い方も身に付けていることでしょうから、この番付=前頭12枚目なら、大勝を期待します。

⑥ 阿武咲

 9月場所は精彩を欠きました。持ち前の馬力が全く発揮できなかった印象です。こちらもどこか故障していたのではないかと思います。故障も癒えた今場所、この番付=前頭13枚目なら、大勝を期待します。

⑦ 貴景勝

 地力が付いてきました。器用なところもありますので、小結になっても十分に上位と戦って行けると思います。「大関取り」の足場となる場所にしてほしいものです。

⑧ 阿炎

 9月場所は良い相撲を取っていましたが、星には恵まれなかった印象です。役力士との取組が減る番付=前頭7枚目に下がりましたので、思う存分暴れていただきたいと思います。

⑨ 豊山

 故障も有って9月場所は不本意なものとなりました。地力が付いてきていることは周知のことですので、ここまで番付が下がった=前頭10枚目、からには大勝を期待します。

⑩ 北勝富士

 前頭筆頭の番付で、自分の力を試す場所となりました。前に出る相撲を取ることが出来れば、勝ち越しが十分に狙えると思います。

 11月場所は、以上の10力士に期待します。

 多士彩々の大相撲界ですから、もちろん他にも有力力士が沢山います。

 「素晴らしい土俵」が期待されるのです。

 スズパレードは「重賞8勝馬」です。

 1984年の皐月賞と日本ダービーは共に4着でした。この年の両レースの勝ち馬は、あの「三冠馬」シンボリルドルフ。
 「ルドルフのダービー」で4着に食い込んでいたのです。この世代のクラシックレースを飾った1頭、同期トップクラスの牡馬であったことは間違いないでしょう。

 6歳になって1987年の宝塚記念G1を制覇しています。
 古馬になっても、G1レースの主役を張り続けていたのです。

 にもかかわらず、スズパレードは「地味な馬」だったという感じがします。
 
 そのスズパレードが重賞勝ち馬となったのは、1984年6月・3歳時のラジオたんぱ賞G3(1800m、福島競馬場)でした。そして2勝目が、同年11月の福島記念G3(2000m)だったのです。福島で重賞常連馬となったのです。

 ラジオたんぱ賞で2着のルーミナスレイサーに2と1/2馬身差を付けて圧勝したスズパレードですが、福島記念も2着のスマートボーイに2馬身差を付けて快勝しています。
 スズパレードは「勝つ時は、しっかりと差を付けて勝つタイプ」だったのでしょう。

 4歳になった1985年の金杯(東)G3でも、2着・リキサンパワーに3馬身差を付けてレコード勝ちしています。
 1600m~2200mの、所謂中距離のレースでは、時代を代表するサラブレッドの一頭だったことは間違いないと感じます。

 スズパレード号、父ソルティンゴ、母スズボタン、母の父ロムルス。通算成績25戦12勝、主な勝ち鞍、宝塚記念G1、中山記念G2、ダービー卿チャレンジトロフィーG3(2勝)、オールカマーG3、他重賞8勝。
 父ソルティンゴは、放牧中の事故で急死し1世代しか産駒を残していませんから、スズパレードはソルティンゴの代表産駒ということになるのでしょう。

 唯一のG1勝利となった1987年の宝塚記念のメンバーが凄いのです。
 2馬身差の2着がニッポーテイオー、3着がニシノライデン、4着がシンブラウン、5着がスダホーク、6着がフレッシュボイス・・・。G1なのだから当たり前だろうとお叱りを受けそうですが、こうした錚々たるメンバーを相手に圧勝するスズパレードの強さを、改めて感じます。

 そういえば、この年の安田記念G1ではスズパレードはフレッシュボイスの7着に敗れましたが、このレースでスズパレードは「単枠指定馬」でした。
 現在のように「馬番連勝馬券」が無い時代に、中央競馬会がある意味では「公認する強い馬」として、G1レースで指定されたのです。
 この時代における「スズパレードの1600mレースにおける強さ」を何よりも証明してくれる事実です。

 それ程強かったにもかかわらず、少し「地味」だったかなと感じるのは、私の勝手な印象なのでしょう。

 ソフトバンク・ホークスが4勝1敗で制した、2018年の日本シリーズですが、ホークスの捕手・甲斐拓也選手がシリーズMVPに輝きました。

 文句無しの受賞でしょう。

 このシリーズで、最も「記憶に残るプレー」を魅せたプレーヤーがMVPとなったのです。

 日本シリーズにおいて「捕手」がMVPを受賞するのは、2009年のジャイアンツ・阿部慎之助選手以来とのことですが、阿部選手は「捕手としての守備プレーと共に、チームの中心打者としての打棒」も評価されてのMVPであったと思いますが、甲斐選手は「守備力、特に盗塁を阻止する強肩」が評価されてのことでしょうから、同じ捕手受賞と言っても、異なる内容であることは確かです。

 シリーズを通じて「6度連続でカープの盗塁を阻止」したのです。もちろん、日本シリーズ新記録でした。
 広島カープに一度も盗塁を許さなかったのですから、ホークスの優勝への貢献も極めて大きなものでした。

 また、その「盗塁阻止の様子」が凄い。
 カープの快足を誇る走者が2塁ベースの遥か手前、1~2m位手前の位置に居る時に、ソフトバンクの2塁ベース上の守備選手が「球を持って待ち受けている」シーンが何度も観られました。
 クロスプレーにさえならず「悠々とアウトを取る」絵が、何度も観られたのです。

 本塁から2塁への送球のスピード・強さ・コントロールも見事なものですが、何と言っても「投球を捕球してから、球をグラブから取り出し、2塁に投げる」一連の動きの俊敏性は、素晴らしいものが有ります。
 「目にもとまらぬ素早さ」なのです。

 この「素早さ」を甲斐選手がどのようにして身に付けたのかは分かりませんけれども、この「素早さ」が、野球・ベースボールを通じて世界最高レベルであることは間違いないでしょう。

 甲斐拓也選手の、日本シリーズ2018におけるプレー振りとMVP受賞は、日本プロ野球の「捕手レベルの向上」を明示したものだと感じます。
 2010年と2011年のエリザベス女王杯を連覇したのが、スノーフェアリーです。

 スノーフェアリー(Snow Fairy)は、アイルランド馬ですから、外国調教馬によるJRA・G1レースの連覇。もちろん史上初の快挙でした。
 エリザベス女王杯におけるスノーフェアリーの活躍は、「日本競馬の国際化」を象徴する出来事のひとつと言って良いでしょう。

 日本語なら「雪の妖精」ですが、これが「とんでもなく強い妖精」でした。

 まず、3歳時に本家イギリスオークスとアイルランドオークスを制覇しています。どちらも、牝馬にとって「最高の栄誉」であることは言うまでも無いことです。
 そして、「雪の妖精」は世界に戦いの場を求めました。

 3歳の11月に、日本のエリザベス女王杯に挑み、これを圧勝、12月に香港カップG1(2000m)にも挑戦して、これも勝ちました。
 3歳時にG1・4勝、内2つは彼女にとっての「海外競馬」だったのです。
 この活躍が評価されて、この年のカルティエ賞最優秀3歳牝馬の栄誉に浴しました。
 ヨーロッパNO.1の3歳牝馬となったのです。

 4歳・古馬になってからもスノーフェアリーはG1レースに挑戦し続けます。
 英・愛のチャンピオンステークスや凱旋門賞に出走して、いずれも3着以内と健闘しますが、ヨーロッパの一線級を相手にしては、さすがになかなか勝てませんでした。
 そして4歳の11月、再びエリザベス女王杯に姿を現したのです。

 2010年のレースで2着に4馬身差と圧勝していましたから、2011年も自然に一番人気となりましたが、ここでは日本馬が意地を魅せました。
 直前の秋華賞を勝っていたアヴェンチュラが食い下がり、クビ差の2着、3着には1馬身差でアパパネが入りました。
 日本牝馬の力を示した形ですが、スノーフェアリーは「優勝は譲らなかった」のです。

 スノーフェアリー号、父インティカブ、母クラフティ・イグザンプル、母の父クラフティ・プロスペクター、アイルランド馬。通算成績21戦8勝。主な勝ち鞍、英オークス、愛オークス、愛チャンピオンステークス、香港カップ、エリザベス女王杯(2勝)。
 G1を6勝していますが、何より凄いと感じるのは、生涯21戦の8戦目以降の14走が全てG1レースであったことです。「14戦連続のG1出走、内6勝」というのは、牝馬の競走成績として、おそらく世界屈指のものでしょう。

 日本馬がどんどん海外の大レースに挑戦する時代となりましたが、裏を返せば、海外強豪馬が日本のレースにどんどん挑戦してくる時代でもあるのです。

 スノーフェアリーは、その事実を明示してくれた「妖精」でした。

 11月3日、第66回全日本剣道選手権大会が開催され、決勝で西村英久6段(29歳)が内村良一錬士7段(38歳)を破って優勝しました。
 西村選手は昨年に続いての連覇、通算3度目の優勝となりました。

 全日本大会での「安定感」なら他の追随を許さない内村選手を相手にしての、西村選手の戦い振りは圧巻でした。
 開始直後の睨み合いから、あっという間に「コテ」で1本を奪い、その直後に再び「コテ」で1本を決めました。試合時間は、おそらく2分とはかかっていないでしょう。(剣道は試合時間が表示されませんので、推定ですが)

 「コテ」は西村選手の得意技です。

 もちろん、「剣道」ですから「その一撃で相手の戦力を完全に奪う」プレーでなければ「1本」とは認定されませんので、ちょっと当たった位、あるいは綺麗に当たった位、では1本とはなりません。
 「メン」ならば、真剣であれば「頭を2つに割る威力」がなければ1本とはなりませんし、「ドウ」ならば「上半身と下半身が離れるような威力」が必要ですし、「ツキ」ならば「喉を突き抜けて首の後ろに剣先が達するような一撃」が要るのです。

 決勝の西村選手の「コテ」も真剣であれば、1度目の1本は手首から先を切断するような強烈な一撃でしたし、2度目の1本は「肘から先が飛んでいた」ことでしょう。いずれも、文句無しの打ち込みでした。

 西村選手は「メン」も使いますが、大事な試合では「コテ」で勝負します。
 準決勝の安藤翔選手との試合でも「コテ」2本での勝利でした。

 全日本選手権大会の準々決勝以降となれば、日本トップクラスの選手が揃って居るので、なかなか1本が取れないのは自然なことですし、ましてや得意技ともなれば、相手選手(日本トップクラスの)は相当に警戒するので、決めることは至難の技なのです。

 ところが西村選手は、準決勝と決勝の4度の1本を全て「コテ」で決めているのですから、既に「得意技」というより「必殺技」の領域でしょう。
 加えて、10分の試合時間の中で「2本先取」というルールとはいっても、両選手合わせて1本が1度しか無い試合も少なくない中で、西村選手は2試合とも「2度の1本」を示現しています。
 凄まじい「コテの威力」なのです。

 この優勝で西村選手は3度目の日本一となり、歴代優勝回数2位タイとなりました。
 6度の優勝を誇る「伝説の」宮崎正裕選手に次ぐ回数となったのです。

 既に、日本剣道史に足跡を残す剣士となった西村英久選手ですが、その西村選手の全盛期のプレーが観られたのが、今大会では無かったかと感じます。全日本の決勝を2分未満で勝ち切るというのは、尋常な強さでは無いのです。

 試合後のインタビューで「剣道を楽しんだ」と、西村選手はコメントしました。
 「試合を楽しんだ」のではなく、「剣道」を楽しんだというところが凄いところでしょう。
 
 決勝で敗れた内村選手(西村選手同様3度の全日本優勝を誇る名剣士)は試合後、「西村は強かった」とコメントしました。
 内村選手程の大豪が舌を巻く強さだったのです。

 歴史的な剣士の、プライムタイムのプレーを魅せていただいた、第66回大会でした。
[11月3日・第6戦・マツダスタジアム]
ソフトバンク・ホークス2-0広島カープ

 2回裏、カープは1死1・3塁という、絶好のチャンスを迎えました。
 打席には7番の野間峻祥(のま たかよし)選手。

 「ここで点が取れなければ、カープには苦しいゲームになる」とテレビの前で呟きました。

 1勝3敗と追い込まれ、絶対に勝たなければならない試合ですから、先制点がとても重要なことは言うまでも有りません。
 相手が強打のホークスですから、出来ることならばヒットで「複数得点」に繋げてほしい状況でした。

 野間選手は粘り強い打席を繰り広げましたが、最後はバンデンハーク投手の外角低めのストレートに空を切り、残念ながら三振に倒れました。

 「このゲームもホークスのものだろう」と感じました。

 野間選手のプレーの良し悪しを書いているのではありません。
 このゲームにおいては、カープは「最初の得点機」を絶対にものにする必要が有ったのです。たまたま、そのシーンで打席に立ったのが野間選手だったということでしょう。

 バンデンハーク投手とジョンソン選手は、本当に素晴らしい投手戦を魅せてくれました。

 ハイレベルな日本シリーズを締めくくるゲームに相応しい内容であったと思います。

 2018年の日本シリーズは4勝1敗で、福岡ソフトバンク・ホークスが勝利しました。

 10月27日から29日にかけて行われた、セリエA2018~19シーズンの第10節を終えて、ユベントスが「定位置」である首位に立っています。

① ユベントス 9勝1引分 勝点28
② インテル 7勝2敗1引分 勝点22・得失点差10
③ ナポリ 7勝2敗1引分 勝点22・得失点差8
④ ACミラン 5勝2敗3引分 勝点18・得失点差6
⑤ ラツィオ 6勝4敗 勝点18・得失点差1
⑥ フィオレンティーナ 4勝3敗3引分 勝点15

 という順位です。
 もはや独走状態と言っても良いかもしれません。

 今季のユーベの戦い振りにおける特徴は「接戦をものにする」というところでしょうか。

 リーグ緒戦はキェーヴォを相手に3-2、第3節パルマ戦は2-1、第4節サッスオロ戦も2-1、第10節エンポリ戦は1-0と「1点差ゲーム」をものにしています。

 この傾向はUEFA-CLにも観られ、10月23日のマンチェスター・ユナイテッドとの敵地オールドトラフォードにおけるゲームを、1-0で勝ち切っています。

 今季のユーベは「大量点」を挙げるゲームが少ないのです。
 
 「必要な得点を挙げて守り切る」というのはユーベの伝統であろうという見方もあると思いますが、今季はその傾向が一層はっきりしているように観えます。
 「本当に地力が高いチームの戦い方」を示現しているのです。

 今季のチーム力充実は、従来以上でしょう。

 例えば、第8節ウディネーゼ戦の先発メンバーを見てみましょう。

・FW クリスティアーノ・ロナウド選手(ポルトガル)、パウロ・ディバラ選手(アルゼンチン)、マリオ・マンジュキッチ選手(クロアチア)
・MF ロドリゴ・ベンタンクール選手(ウルグアイ)、ブレーズ・マテュイディ選手(フランス)、ミラレム・ピャニッチ選手(ボスニアヘルツェゴビナ)
・DF ジョルジュ・キエッリーニ選手、アレックス・サンドロ選手(ブラジル)、レオナルド・ボヌッチ選手、ファン・カンセロ選手(ポルトガル)
・GK ヴォイチェフ・シュチェスニー選手(ポーランド)

 かつてのユベントスは、イタリア人選手主体のチームで、特にDFやMFは「ユーベのメンバーが、そのままイタリア代表チームのメンバー」と言われていたものですが、国外の選手が多くなりました。
 キエッリーニ選手やボヌッチ選手といったスーパースターは健在ですが、イタリア人プレーヤーはこの2人だけ。
 
 FWにはクリロナ選手とマンジュキッチ選手という、現在世界を代表するプレーヤーに、アルゼンチンのディバラ選手と言うラインナップ。
 ユベントスも、次第にレアル・マドリードやFCバルセロナ、マンチェスター・シティに似てきているのでしょう。

 世界的なスター選手が揃った、今季のユーベですが、そのバランスも良いと感じます。
 特に、MF・DF・GKの守備のバランスは、とても良いのではないでしょうか。「攻撃のベースとなる守備」という、とても現代的な布陣だと思います。

 さて、「鳴り物入り」で、レアル・マドリードから今季移籍してきたクリスティアーノ・ロナウド選手ですが、開幕直後は「様子見」だったのでしょうか、第4節のサッスオロ戦で2ゴールを挙げて以降は本来の動きに戻った印象です。
 既に得点ランキングでも2位に浮上していますから、今後もゴールを量産して行ってくれることでしょう。

 UEFAチャンピオンズリーグ2018~19のグループリーグH組でも、ユーベは3戦3勝と悠々首位を走っています。

 一段と強さを増した感のあるユベントスが、今シーズンは「国内外のタイトルを独占」するかもしれません。

 week8(10月26日~30日)のゲームを終えて、今季レギュラーシーズンも半ばとなりました。

 各地区の順位を見てみましょう。

[アメリカン・フットボール・カンファレンス AFC]

[東地区]
① ペイトリオッツ 6勝2敗
② ドルフィンズ 4勝4敗
③ ジェッツ 3勝5敗
④ ビルズ 2勝6敗

[北地区]
① スティーラーズ 4勝2敗1引分
② ベンガルズ 5勝3敗
③ レイブンズ 4勝4敗
④ ブラウンズ 2勝5敗1引分

[南地区]
① テキサンズ 5勝3敗
② タイタンズ 3勝4敗
③ ジャガーズ 3勝5敗
④ コルツ 3勝5敗

[西地区]
① チーフス 7勝1敗
② チャージャーズ 5勝2敗
③ ブロンコス 3勝5敗
④ レイダーズ 1勝6敗

[ナショナル・フットボール・カンファレンス NFC]

[東地区]
① レッドスキンズ 5勝2敗
② イーグルス 4勝4敗
③ カウボーイズ 3勝4敗
④ ジャイアンツ 1勝7敗

[北地区]
① ベアーズ 4勝3敗
② バイキングス 4勝3敗
③ パッカーズ 3勝3敗1引分
④ ライオンズ 3勝4敗

[南地区]
① セインツ 6勝1敗
② パンサーズ 5勝2敗
③ ファルコンズ 3勝4敗
④ バッカニアーズ 3勝4敗

[西地区]
① ラムズ 8勝0敗
② シーホークス 4勝3敗
③ カージナルス 2勝6敗
④ 49ers 1勝7敗

 全勝チームは、NFC西地区のロサンゼルス・ラムズだけとなりました。
 今季のラムズは好調です。
 クオーターバックQBジャレット・ゴフ選手ととランニングバックRBトッド・ガーリー選手を中心としたランオフェンスが良く機能しています。
 個人成績で観ても、ゴフ選手はパス獲得ヤードでNFL全体3位の2,425ヤード、ガーリー選手もランヤードで全体1位の800ヤードとなっているのです。
 一方で守備も良く機能していて、サック項目でアーロン・ドナルド選手が10.0で全体1位となっています。
 結果として、ここまで得点264・失点155という見事なシーズンを示現しているのです。

 1敗のチームは、AFC西地区のカンザスシティ・チーフス(7勝1敗)とNFC南地区のニューオーリンズ・セインツ(6勝1敗)の2チーム。

 チーフスは、QBパトリック・マホームズ選手とRBカリーム・ハント選手を中心としたオフェンスが良く、得点が290と全体1位です。
 week6のペイトリオッツとの対戦は、高得点下の大接戦でしたが、惜しくも40-43で落とし、今季初黒星を喫しましたけれども、その後も「高いレベルで安定した得点力」を維持しています。

 セインツは、QBドリュー・ブリーズ選手の「相変わらずの活躍」が光ります。既に、NFL歴代トップクラスのQBですから、1ゲーム・1タッチダウンパス・1パスをクリアする度に新記録が生まれるようなイメージとなっています。
 今後も、ブリーズ選手の活躍から眼が離せないのです。

 AFC東地区のペイトリオッツモ6勝2敗で地区首位を走っています。
 序盤で連敗した時には(滅多に連敗するチームでは無いので)、すわ変調か、と話題になりましたが、その後5連勝と「いつものように」レギュラーシーズンを走っているのです。
 QBトム・ブレイディ選手も、ブリーズ選手と同様に、ゲームを重ねるごとに記録を塗り替えている印象です。
 こちらも、眼が離せません。

 一方、「1勝」チームは、AFC西地区のオークランド・レイダーズとNFC東地区のニューヨーク・ジャイアンツ、NFC西地区のサンフランシスコ49ersの3チームです。

 49ersは失点が236とNFLワースト。第8節では、カージナルスを第3クオーターQまで3点に抑え込みましたが、第4Qで15点を献上して15-18で惜敗しました。攻撃と守備のバランスも良くないということになりそうです。

 レイダーズは、得点138と下から3番目、QBデレク・カー選手を中心とした攻撃陣が機能していない印象です。

 ジャイアンツは、攻守ともに精彩を欠いているというか、チームに元気が感じられません。ラン攻撃が出ていないのが、攻撃の迫力を減じているのでしょうか。

 49ers、レイダーズ、ジャイアンツは、いずれもスーパーボウルを複数回勝っている「名門」ですし、全米あるいは世界中にファンが多いチームでもあります。
 「復活」が切望されているのです。

 NFC東地区では、ワシントン・レッドスキンズが首位を走っています。
 QBアレックス・スミス選手とRBエイドリアン・ピーターソン選手というベテラン勢が活躍しているのです。
 特に、ピーターソン選手は587+ヤードを走り全体5位となっています。
 次第に調子を上げてきている印象ですから、久し振りに「爆発的な活躍」が観られるかもしれません。

 week8を終えての各地区の様子をざっと見てきました。

 調子が出ていないチームもありますが、2018年に「大化けしたチーム」も複数あるように観えます。

 レギュラーシーズン後半戦が注目されます。
 カタールのドーハで開催されている、2018年の体操世界選手権大会8日目(11月1日)、女子個人総合の決勝が行われ、村上茉愛(むらかみ まい)選手が2位となり、日本女子史上最高成績を収めました。

 昨年の本大会で4位と好成績を残していた村上選手は、3種目を終えて5位に付け、最終種目の「床」で14.000の高得点をマークして、一気に2位に順位を上げました。
 持ち技である「シリバス」もキッチリと決めたのです。

 2017年のモントリオール大会では、予選でトップに立ちながら、決勝で4位に順位を下げ、涙を見せた村上選手ですけれども、2018年ドーハ大会で成長した姿を示したということでしょう。

 これまでの世界選手権大会の個人総合種目における日本女子の最高成績は、2009年ロンドン大会、鶴見虹子選手の3位でしたが、村上選手はこれを更新しました。

 鶴見選手の銅メダルの時にも、日本女子体操選手の歴史を塗り替えた快挙と称されましたが、今大会の村上選手は「居るべき場所に立っている」という印象ですので、世界トップクラスの実力を身に付けたと言って良いのでしょう。
 素晴らしいことです。

 今大会は「中国製の器具」が使用されていて、例えば「床」では、日本製器具に比して「反発力が小さい」と言われたりしています。鉄棒や平行棒にしても「バーのしなり具合」が異なることもあるのでしょうか、日本男子チームでは「思いもよらぬミス」が出ていたと感じます。

 当然ながら、日本女子チームにも影響が有る筈なのですが、そうした状況下、個人総合において村上選手が、日本体操史上最高の成績を収めた価値は、個人としてもチームにとっても、極めて大きなものでしょう。

 東京オリンピック2020に向けて、「体操日本」の飛躍が期待されるところです。

[第1戦・10月27日・マツダスタジアム]
広島2-2ソフトバンク(延長12回引分)

[第2戦・10月28日・マツダスタジアム]
広島5-1ソフトバンク

[第3戦・10月30日・ヤフオクドーム]
ソフトバンク9-8広島

[第4戦・10月31日・ヤフオクドーム]
ソフトバンク4-1広島

[第5戦・11月1日・ヤフオクドーム]
ソフトバンク5-4広島(延長10回サヨナラ勝ち)

 延長12回、4時間30分を超える引分で始まった日本シリーズですが、ホークスが地元ヤフオクドームにおける「不敗伝説」を継続して、第3戦から3連勝とし、王手をかけました。

 とてもハイレベルな内容のゲームが多く、一投一打で試合の流れが変わるという緊張感に溢れたシリーズが続いているのですけれども、両チームによる点の取り合いの中で、最後はホークス打線の力が僅かに勝るという結果が続いています。

 カープ投手陣も持てる力を発揮し、ホークスの各打者の弱点を良く付いているのですが、カープ投手陣に慣れてきた感のあるホークス打線が、ここぞというシーンで快打を飛ばしていて、その「確率」が逆=カープ打線とホークス投手陣の関係、を上回っているというところでしょうか。

 第5戦では、柳田選手がバットを折られながらも決勝ホームランを放っていますが、ここまでの本シリーズを象徴するようなシーンでした。

 ここまでは、ホークス打線>カープ投手陣なのでしょう。

 さて、追い込まれたカープですが、第2戦の1勝の効果から、地元に戻ることが出来ます。この1勝は、とても重いものだったのです。
 まだまだ、ここから十分に反撃する余地があります。

 カープとしては、持ち前の機動力が、ホークス捕手陣の強肩の前に為す術もない状況から脱する必要があるのでしょう。
 盗塁を狙うにしても、ヒットエンドランにトライするにしても、「もうひと工夫」が必要なのです。
 強力なホークス打線を相手にしたチームは、「相応の失点」を覚悟したうえで、それ以上の得点を挙げなければ勝てないという感じがします。

 地元ファンの大声援を背に、広島カープの反攻が期待されます。

 10月26日の第3戦、ゲーム前の始球式にトミー・ラソーダ氏が登場しました。

 91歳のラソーダ氏をエスコートしたのは、NBAロサンゼルス・レイカーズのスーパースター、マジック・ジョンソン氏でした。

 マウンドに向かったカートから、まずジョンソン氏が降り、回り込んでラソーダ氏の手を取りました。
 
 ラソーダ氏は、ホームプレートに2m位まで近づいて投球を行いましたが、それでもボールは届きませんでした。
 体型も相当ふっくらしていましたけれども、91歳になって尚、投球しようとする姿勢と真剣な面持ちは、とても印象的でした。

 ドジャースタジアムの上には、「カリフォルニアの青い空」がいっぱいに広がっていました。
 本当に綺麗な「青」でした。

 ロサンゼルス・ドジャースは、2018年のワールドシリーズで、トミー・ラソーダ監督時代の1988年シーズン以来のワールドチャンピオンを目指して戦いました。

 しかし残念ながら、30年振りの優勝はなりませんでした。

 1勝4敗でボストン・レッドソックスに敗れたのです。

 ドジャースの1勝は、ラソーダ元監督が始球式を行ったゲームでした。
 
 延長18回、7時間20分という、ワールドシリーズ史上最長ゲームでした。

 この歴史的なゲームにおけるドジャースの勝利には、「ラソーダ氏の勝利への飽くなき執念」も加勢していたのかもしれません。
 今年のJBCデイは11月4日です。

 今年の開催地は京都競馬場です。

 今年もJBCクラシック、JBCスプリント、JBCレディスクラシックの3つのJpn1レースが行われます。

 1984年から始まり、21世紀になってからは「世界最大の競馬の祭典」のひとつに数えられるようになった、アメリカ合衆国のブリーダーズカップを範にして、2001年に開始されたのが「JBC競走」(ジャパン・ブリーディングファームズ・カップ競走)です。

 本家のブリーダーズカップは、毎年11月月初の金曜日・土曜日に実施されることが多いと思いますが、日本のJBC競走も同じ時期、2018年なら11月の第1日曜日に開催しているのです。

 「ブリーダーズ」あるいは「ブリーディングファームズ」と呼ぶのですから、これらのレースが「生産者」主体の開催であることは間違いありません。
 JBC競走も、我が国の競走馬の生産者が企画・運営するダート競馬の祭典として立ち上げられたものです。

 本家ブリーダーズカップは、1980年代のアメリカ競馬の入場者数減少といった「競馬が大衆から支持されなくなった状況」に危機感を抱いた、米国の生産者が立ち上げたものでしたが、日本のJBCの方は、特に地方競馬の衰退、地方競馬場の閉鎖が続いた状況に対して、生産者が立ちあがったものです。
 問題の本質は少し異なるのでしょうが、「競馬の未来」を憂いた生産者による対抗策立案・実行という面では、同質の取組と言えそうです。

 「地方競馬の復権」を目指すJBC競走は、従って「ダートの3レース」となります。
 地方競馬場の大半がダートコースだからです。
 2018年の3レースは、JBCクラシックが1900m、JBCスプリントが1200m、JBCレディスクラシックが1800mの距離で、京都競馬場ダートコースを使用して行われます。

 本家のブリーダーズカップ2018はチャーチルダウンズ競馬場を舞台にして、1日目の11月2日に5レース(内4レースがG1)、2日目の11月3日に9レース(全てG1)が行われます。
 G1が13レースと言う、豪華絢爛な開催内容となっていて、それぞれのレースの賞金額も世界最高水準ですから、さすがに「世界屈指の競馬の祭典」なのです。
 ちなみに、ブリーダーズカップの開催地も毎年持ち回りで変わります。
 この点も、JBC競走が手本としたところなのでしょう。
 「競馬の普及」を目的とするのであれば、アメリカ合衆国の各地、日本国の各地、を転戦する方が、より効果的との考え方だと思います。

 本家の「13G1レース」には及びませんが、JBC競走も「3Jpn1レース」が連続して行われます。
 こうした形、つまり「G1級のレースを一日に3レース連続して行う」のは、我が国のメジャーな競馬においては、これだけではないかと思います。
 そういう意味では、JBC競走は「設立の理念」を良く守り、継続していると言って良いのでしょう。

 1984年にスタートしたブリーダーズカップは、当初7レースであったと伝えられています。そして2018年には14レースと、レース数が倍になっています。リースのバリエーションがどんどん広がっているのです。
 素晴らしいことだと感じます。
 
 JBC競走も、当初はクラシックとスプリントの2レースであったものが、2011年からレディスクラシックが加わり3レースとなりました。
 
 もちろん、容易なことでは無いと思いますが、今後もレース数が増えて行き、「JBC競走デイ」が益々充実して行って欲しいものです。

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カエサルjr

Author:カエサルjr
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