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 2010年と2011年のエリザベス女王杯を連覇したのが、スノーフェアリーです。

 スノーフェアリー(Snow Fairy)は、アイルランド馬ですから、外国調教馬によるJRA・G1レースの連覇。もちろん史上初の快挙でした。
 エリザベス女王杯におけるスノーフェアリーの活躍は、「日本競馬の国際化」を象徴する出来事のひとつと言って良いでしょう。

 日本語なら「雪の妖精」ですが、これが「とんでもなく強い妖精」でした。

 まず、3歳時に本家イギリスオークスとアイルランドオークスを制覇しています。どちらも、牝馬にとって「最高の栄誉」であることは言うまでも無いことです。
 そして、「雪の妖精」は世界に戦いの場を求めました。

 3歳の11月に、日本のエリザベス女王杯に挑み、これを圧勝、12月に香港カップG1(2000m)にも挑戦して、これも勝ちました。
 3歳時にG1・4勝、内2つは彼女にとっての「海外競馬」だったのです。
 この活躍が評価されて、この年のカルティエ賞最優秀3歳牝馬の栄誉に浴しました。
 ヨーロッパNO.1の3歳牝馬となったのです。

 4歳・古馬になってからもスノーフェアリーはG1レースに挑戦し続けます。
 英・愛のチャンピオンステークスや凱旋門賞に出走して、いずれも3着以内と健闘しますが、ヨーロッパの一線級を相手にしては、さすがになかなか勝てませんでした。
 そして4歳の11月、再びエリザベス女王杯に姿を現したのです。

 2010年のレースで2着に4馬身差と圧勝していましたから、2011年も自然に一番人気となりましたが、ここでは日本馬が意地を魅せました。
 直前の秋華賞を勝っていたアヴェンチュラが食い下がり、クビ差の2着、3着には1馬身差でアパパネが入りました。
 日本牝馬の力を示した形ですが、スノーフェアリーは「優勝は譲らなかった」のです。

 スノーフェアリー号、父インティカブ、母クラフティ・イグザンプル、母の父クラフティ・プロスペクター、アイルランド馬。通算成績21戦8勝。主な勝ち鞍、英オークス、愛オークス、愛チャンピオンステークス、香港カップ、エリザベス女王杯(2勝)。
 G1を6勝していますが、何より凄いと感じるのは、生涯21戦の8戦目以降の14走が全てG1レースであったことです。「14戦連続のG1出走、内6勝」というのは、牝馬の競走成績として、おそらく世界屈指のものでしょう。

 日本馬がどんどん海外の大レースに挑戦する時代となりましたが、裏を返せば、海外強豪馬が日本のレースにどんどん挑戦してくる時代でもあるのです。

 スノーフェアリーは、その事実を明示してくれた「妖精」でした。

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