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 2018年の書き納めは、このテーマにしました。

 2018年8月25日新潟競馬第12レース、セイウンリリシイに騎乗し勝利を挙げた藤田菜七子騎手(21歳)は、2016年のデビュー以来通算勝ち星を35として、増沢由貴子騎手が保持していたJRA女性騎手最多勝利記録を更新しました。

 そして2018年シーズンを終えて通算47勝と、最多勝記録を更新中なのです。

 大活躍です。

 2016年に、JRA所属騎手としては3年振りの女性騎手としてデビューし、2016年シーズンは6勝、2017年は14勝、そして2018年は27勝と着実に勝利数を伸ばしています。
 27勝は全国リーディング42位、関東では18位とトップ20入りなのです。

 「JRAの水にも慣れ」という形ですが、プロデビューして3年間、着実に実績を伸ばすというのは、どんなスポーツにおいても容易なことでは無いでしょう。コンディションの維持が最も難しいところだと思いますが、落馬による怪我はありましたけれども、肉体的・精神的なタフネスはいささかも衰えていないところが、素晴らしいと感じます。
 
 続いて難しいのは、「競馬界における認知度向上」という点でしょうか。騎手ですから、騎乗依頼が無ければ騎乗回数は増えません。藤田騎手は、美浦・根本厩舎所属ですから、厩舎の馬に乗る機会が有りますが、所属厩舎の馬だけでは騎乗回数は限られています。
 従って、他厩舎の馬に乗る機会を増やしていかないと、成績を上げて行くのは困難なのです。

 この点でも、藤田騎手はとても頑張っていると思います。
 2017年10月21日の新潟競馬第11競走・飛翼特別での勝利は、JRA所属女性騎手による史上初の「メイン競走勝利」でした。また、このレースで年間12勝となって、JRA女性騎手の年間最多勝記録も更新したのです。

 そして2018年6月、通算31勝として「G1競走の騎乗資格を得た」ことは、数多くのニュースにも採り上げられました。

 こうして見てくると、藤田菜七子騎手の活躍は、従来のJRA女性騎手のトレンドを大きく超えていることが分かります。同期の男性旗手と比較しても遜色のない活躍と、3シーズンの成長が有ります。

 「とびっきりの男性社会」と言われる競馬界に在って、藤田騎手には様々な困難が連続していたと思われるのですが、それらを何とかクリアし続けているところに、強い意欲と意思を感じます。
 中央競馬における「女性騎手の新しいフィールドを開拓」し続けているのです。

 どんなプロスポーツでも共通していることでしょうが、「不断の研究」と「問題・課題に対する対策立案・実行」は、自らのパフォーマンスを向上させるうえで不可欠の事でしょう。
 藤田騎手には、その能力が備わっているのでしょう。
 こうした能力を備えたプレーヤーは、フィールドが高ければ高いほど、力を発揮するのです。
 G1レースに持ち馬を出走させる馬主の皆さんにとっても、「任せるに足る騎手」なのではないでしょうか。

 2019年シーズンには、G1レースに騎乗する藤田菜七子騎手の姿を、是非観てみたいものです。

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[week11・11月19日・ロサンゼルスメモリアルコロシアム]
ロサンゼルス・ラムズ54-51カンザスシティ・チーフス

 ロサンゼルスメモリアルコロシアムに大観衆(10万人越え?)を集めて行われた、今季好調の両チームの激突は、滅多に観られないハイスコアゲームとなりました。

 両チーム合わせて90点を超えるゲームでも、なかなか観られないハイスコアゲームなのですが(2017年10月30日付の本ブログの記事「[NFL2017~18]両チーム合わせて90点のハイスコアゲーム」をご参照ください)、100点を超えるとなると半端なものではありません。

 チーフスのクオーターバックQBパトリック・マホームズ選手がパス478ヤードを投げて6本のタッチダウンTDを決めれば、ラムズのQBジャレット・ゴフ選手も413ヤードを投げて4本のTDを決めていますから、得点力十分な両チームのハイパーオフェンスが炸裂したゲームでした。

 とはいえ、攻撃側が相手守備を完全に凌駕し、「やりたい放題」であったかというと、必ずしもそうではなかったというところが、このゲームの奥深いところでしょう。

 第2クオーターQ残り2分、17対17の同点で迎えたチーフスの攻撃。ラムズのアーロン・ドナルド選手がQBマホームズ選手をサックし、マホームズ選手がボールをファンブル、このボールをラムズのサブソン・イブカム選手がリカバーして、そのまま持ち込みTDを挙げました。
 ラムズ守備陣の見事なプレーでした。

 第3Q残り2分24秒、チーフスの攻撃、QBマホームズ選手のパスをラムズのディフェンス・イブカム選手がインターセプト、そのまま持ち込んでTD。
 イブカム選手は、この日2つ目のTDとなりました。

 このように、守備陣、特にラムズ守備陣の頑張りから、3つのインターセプトが生まれ、それがゲームの趨勢にとても大きな影響を与えたのです。

 QBマホームズ選手としては、46本のパスを投げ33本を成功させて478ヤードを奪い、6本のTDという大成果を挙げたのですけれども、ラムズ守備陣は「降り注ぐパス」の合間を縫って、しっかりと仕事をしたということになります。
 「超ハイスコアゲーム」においても、その存在感を十分に示したのです。

 AFCとNFCのトップを走っていたチーフスとラムズが激突したゲームは、両チーム合わせて100点を超えるハイスコアゲームでありながら、両チームともに50得点以上を挙げ「3点差での決着」という、大接戦でもありました。ハイスコアゲームでありながらも、一方的なゲームでは無かったというところも、このゲームの特徴でしょう。

 ラムズとチーフスは、week16を終えても地区首位を走っています。(両チームともに終盤に来て負け試合が増えてはいますが)
 両チームがスーパーボウル2019で激突する可能性も、十分にあるのでしょう。

 その時には、このweek11のゲームを踏まえて、どんな戦いを繰り広げてくれるのでしょうか。
 2018年8月3日のSPONICHI ANNEXの記事ですが、改めて読み直しても面白いと感じました。

 カズこと三浦知良選手と三浦りさ子夫人は1993年8月1日に結婚しました(1993年はJリーグ発足の年です)から、2018年8月1日が25周年=「銀婚式」ということになります。

 結婚25周年が銀婚式というのは、どの夫婦にとっても同じなのでしょうが、結婚した時にJリーガーだったカズ選手が、銀婚式の時もJリーガーであるというのは、これは「凄いこと」でしょう。

 この話題には、3つのポイントがあると思います。

① 三浦知良選手が25年間プロサッカー選手であること

 51歳になっても現役というのは、半端無く凄いことです。空前の「50歳代Jリーガー」の記録無くして、Jリーガーとしての銀婚式は相当困難なのです。理屈上は、例えば18歳でJリーガーになり、直ぐに結婚すれば、「44歳で銀婚式」を迎えることが可能なのですが、それでも「44歳のJリーガー」を実現する必要があり、これとて容易なことでは無いでしょう。

② 三浦夫妻が離婚していないこと

 いくらカズ選手が50歳を越えての現役を達成したとしても、りさ子夫人と離婚していては銀婚式は迎えられません。(当たり前のことで恐縮です)

 ここまでの25年間を報道により見ていると、お二人の仲の良さは折り紙付きという感じがします。
 このSPONICHI ANNEXの記事でも、25周年応当日=2018年8月1日には、結婚披露宴を挙げた都内ホテルで、家族4人でディナーを楽しんだと報じられています。

 キングカズが話題になると、時折りさ子夫人のコメントも紹介されていて、何とも言えない「仲の良さ」がいつも感じられるのです。
 12月に、結婚25年にして初めて、夫婦二人でラスベガスに旅行したことについての報道でも、りさ子夫人は「(夫・カズの半端無い体力に)改めて驚愕した」とコメントしています。

 当然ながら、キングカズの現役続行についても、その心身の体調維持・向上に対する、りさ子夫人の貢献は極めて大きなものであることは間違いありません。

 お二人は、「25年続いている」というより、「25年間仲が良い」というところが、真に素晴らしいのでしょう。

③ 51歳にしてJリーグに所属していること

 三浦選手が51歳のプロサッカー選手だとしても、別にJリーグでプレーしていなければならないわけではないのは、当然のことです。

 実際、三浦選手も、1993年にJリーガーとなって以降、イタリアを始めとして海外クラブでプレーしてきました。
 その三浦選手は1999年に京都パープルサンガに入団し、ヴィッセル神戸に移籍し、2005年からは横浜FCの一員となっているのです。

 三浦選手にとってJリーグがプレーし易いリーグであることと、Jリーグが25年間に渡って着実に発展し、海外に出た日本人プレーヤーが帰って来るステージとして、十分な価値があるリーグとなっていることを示していると思います。
 Jリーグは「良いサッカーリーグ」になってきたのでしょう。
 もちろん、全ての日本人プレーヤーが「J」に戻って来られるわけではないのでしょうけれども。

 「三浦知良・りさ子夫妻の銀婚式」は、2018年の日本のサッカー界における、最も心温まるニュース、思わずにっこりしてしまうニュースのひとつでしょう。
 
 「現役Jリーガーとしての真珠婚式」(結婚30周年)を目指す三浦夫妻を、これからも応援して行きたいと思います。
 2018年までに94回の歴史を積み上げている箱根駅伝には、様々な記録が残されています。

 これらの記録の中で、総合優勝回数と関連の深い項目を探してみると、区間賞獲得回数が見つかりました。この2つには、大きな関連性があると思います。

[総合優勝回数ベスト10]
1位 中央大学 14回
2位 早稲田大学 13回
3位 日本大学 12回
4位 順天堂大学 11回
5位 日本体育大学 10回
6位 明治大学 7回
7位 駒澤大学 6回
8位タイ 大東文化大学、東洋大学、青山学院大学 4回

[区間賞獲得回数ベスト10]
1位 中央大学 136回
2位 早稲田大学 120回
3位 日本大学 115回
4位 日本体育大学 77回
5位 順天堂大学 76回
6位 明治大学 52回
7位タイ 大東文化大学、東洋大学 40回
9位 駒澤大学 39回
10位 山梨学院大学 33回

 この2項目の関連性は非常に高いと思います。

 個人の記録である「区間賞」とチームの記録である「総合優勝」の関連が深いのは意外、という考え方と、区間賞を数多く獲得すればチームが優勝するのは当然のこと、という考え方があるのでしょうし、どちらの考え方にも一理あると思います。

① 区間賞無しで総合優勝することの方が難しいのではないか。

 全10区間で、各ランナーが区間2位・3位といった成績を残せば優勝は可能であろうと思いますが、「各ランナーが平均的に上位で走る」ことの方が、余程難しいのかもしれません。
 箱根駅伝は各区間の距離が長いので、その時のコンディション等の要因によって、どうしても「不調なランナー」が出てきてしまうので、そのマイナス分をカバーするために、区間賞の走りが必要になる、と考えるのが妥当なのでしょう。

 例えば、2018年の青学大チームを見てみましょう。
 第2区と6区、7区、8区の4つの区間で区間1位=区間賞の走りを見せましたが、一方で、1区と5区では5位、4区と9区では9位と本来の力を出し切れなかった区間も存在しました。
 それでも15位以下まで区間順位を落とすランナーが居なかったところが、優勝への大事なポイントなのでしょうが、いずれにしても「不調なランナーをカバーするため」に区間賞のランナーが必要である点は不変でしょう。
 特に、現在のような高速レースの中では、優勝に向けては「3名前後の区間賞獲得ランナー」が必須になっているように感じられます。

② 各チームの持ち味

 区間賞獲得回数と総合優勝回数には、大きな相関関係が有ることは分かりましたが、それでもやはり、各チームの持ち味が滲む記録となっています。

 例えば、区間賞獲得回数10位の山梨学院大チームは、総合優勝回数では3回と11位になっています。山学大チームは、優勝回数より区間賞回数の方が多いのです。「花の2区」における快足留学生ランナーの姿が、直ぐに思い浮かびます。

 また、優勝回数7位の駒大チームは、区間賞回数では9位となっています。駒大チームは「安定した走り」を持ち味としているのでしょう。区間賞でカバーしなければならない「不調ランナーの数・崩れ方の程度」ともに少ないのであろうと考えられるのです。
 「安定した走り」が、箱根駅伝における駒大チームの伝統なのです。

 「区間賞」は個人賞です。
 しかし、箱根駅伝では「区間賞無しでの優勝」は至難の技なのでしょう。
 12月28日、中山競馬場芝2000mコースで行われる、第35回ホープフルステークス競走G1の注目馬検討です。

 2017年からG1となったレースです。
 従って、現状のスキームについての過去データが少なく、難しいレースとなります。

 もともと2歳時の2000mというだけでも難しいものですから、ここは「お父さん」と「お母さん」から見て行こうと思います。

 さて、注目馬です。

 第一の注目馬は、4枠5番のサートゥルナーリア。

 2戦2勝です。父は売出し中?のロードカナロア、そして母はあのシーザリオです。
 ご承知のようにシーザリオは、2005年のオークス馬にて桜花賞2着、そのまま7月にアメリカに渡りアメリカンオークスG1を圧勝(2着に4馬身差のレコード勝ち)しました。(父内国産産駒として史上初の海外G1制覇)
 通算6戦5勝(2着は桜花賞のみ)という、「史上最強牝馬」と呼ぶ人さえいる名牝です。
 残念ながら、アメリカンオークスのレース中に故障を発症して、レース後引退しました。
 シーザリオは繁殖牝馬となってからも、3番仔にエピファネイア(菊花賞、ジャパンカップ制覇)、6番仔にリオンディーズ(朝日杯FS制覇)と2頭のG1馬を出しています。
 競走成績、繁殖成績共に抜群という存在なのです。
 9番仔としてのサートゥルナーリアにも、当然ながら大きな期待がかかります。

 第二の注目馬は、6枠8番のアドマイアジャスタ。

 3戦2勝2着1回です。父はあのジャスタウェイ。2014年・5歳時には、ドバイデューティフリーG1を圧勝(5馬身差位の差を付けました)して、日本馬として史上初めてワールド・サラブレッド・ランキング1位に輝きました。日本競馬史に燦然と輝く存在です。アドマイアジャスタはそのジャスタウェイの初仔世代なのです。
 ロードカナロアに続く新種牡馬産駒の活躍が期待されるところです。

 第三の注目馬は、1枠1番のニシノデイジー。

 4戦3勝2着1回です。3勝の内には2つのG3勝ちが含まれています。他に重賞勝ち馬が居ないこのメンバーでは、最もというか圧倒的に格上となります。
 父ハービンジャー、母ニシノヒナギク、母の父があのアグネスタキオンです。
 アグネスタキオンといえば、4戦4勝・無敗の皐月賞馬です。故障でそのまま引退してしまいましたが、その「圧倒的なスピード」から、当時は三冠間違いなしと言われ、現在でもファンが多い、伝説的な優駿です。
 種牡馬としても2008年にリーディングサイアーに輝きました。内国産種牡馬としては、クモハタ以来51年振りの快挙でした。
 2009年に亡くなってしまいましたので、最近は「母の父」としての活躍が多くなっていますが、久し振りに「タキオンの走り」を観たいものだと感じます。

 今回は、以上の3頭に注目します。

 2018年最後のG1レース。2019年に繋がる良いレースを魅せていただきたいものです。
 2019年に第95回を迎える箱根駅伝ですが、「らしいレース」を振り返ってみようと思います。

 往路優勝、復路優勝、総合優勝と3つの優勝が存在する所が、他の駅伝とは異なる箱根駅伝の特徴でしょう。
 その3つの優勝チームが全て異なる大会を、本稿では最も「らしいレース」と位置づけます。

 1945年太平洋戦争終戦以降では、4つのレースが該当します。

① 1974年の第50回大会
 往路優勝:東京農業大学 復路優勝:大東文化大学 総合優勝:日本大学

② 1982年の第58回大会
 往路優勝:日本体育大学 復路優勝:早稲田大学 総合優勝:順天堂大学

③ 1995年の第71回大会
 往路優勝:早稲田大学 復路優勝:中央大学 総合優勝:山梨学院大学

④ 2006年の第82回大会
 往路優勝:順天堂大学 復路優勝:法政大学 総合優勝/亜細亜大学

 この4レースは、いずれも大混戦で、手に汗握る展開だったのです。

 例えば、21世紀唯一の「3チーム優勝大会」である2006年大会は、憶えておられる方もいらっしゃると思いますが、中継所の移動により、往路4区の距離が短くなり(18.5km)、5区の距離が伸びた(23.4km)、最初の大会でした。
 そして、その5区で順天堂大学チームの「山の神」今井正人選手が快走を魅せて、一気に5人抜きを演じ往路優勝を果たしたのです。往路2位には、30秒差で優勝候補の筆頭・駒澤大学チームが入りましたから、復路優勝と総合優勝は、この2チームの争いになるであろうと思われました。

 翌日の復路では、駒大チームがいつトップに躍り出るかと見られていましたが、順大チームが良く粘りトップを譲りません。とはいえ、上位各チームに5分以上の「大差」が付かなかったところが大混戦の遠因となりました。
 8区で順大チームがよもやの失速、ランナーが脱水症状となり、3分以上あった2位以下との差を一気に吐き出してしまいました。ここからは、目まぐるしい順位争いが繰り広げられました。
 9区の横浜駅付近では、駒大、亜細亜大、順大、山梨学院大、中大、日大の各チームが2分以内に犇めくという、史上稀に見る優勝争いとなりました。
 ここから亜細亜大チームが抜け出し、初の総合優勝を掴んだのです。
 「大番狂わせ」というのが、率直な印象でした。

 「3チームが優勝を分け合うレース」というのは、選手にとっては「とんでもない展開」なのでしょうが、観る側にしてみれば、これ以上ない面白いレースでしょう。

 まさに、「箱根駅伝の醍醐味」だと思います。

 青山学院大チームの1強という見方もある第95回大会ですが、何が起こるか分からないのも箱根駅伝です。

 久しぶりの「3チーム優勝」も無いとは言い切れないでしょう。
 ITTF(国際卓球連盟)が主催する、ワールドツアーグランドファイナル大会2018が、12月13日から16日にかけて、韓国の仁川で開催されました。

 ワールドツアーグランドファイナル大会は、1996年に開始され、その年のワールドツアースタンディング(ツアー各試合の獲得ポイントによるランキング)の上位者によって、「年間王者」を決める大会です。
 当然ながら、卓球競技における世界最高峰の大会のひとつなのです。

 2018年の大会では、日本の張本智和選手が男子シングルスで、早田ひな選手・伊藤美誠選手のペアが女子ダブルスで、それぞれ優勝を飾りました。

 各種目の決勝が行われた16日、張本選手は林高遠選手(中国)をゲームカウント4-1で破り、初優勝を遂げました。
 15歳でのグランドファイナル優勝は「史上最年少」でした。

 女子ダブルスの早田・伊藤ペアは、陳・孫ペア(中国)を3-0で破り優勝しました。
 第1ゲームが11-9、第2ゲームが13-11、第3ゲームが12-10といずれも接戦をものにしてのストレート勝ちは見事。「ここぞ」というポイントでの勝負強さが際立ちました。

 2018年は、卓球競技の世界大会における日本チームの活躍が目立ちました。
 もはや「世界大会での優勝」と聞いても、驚かなくなった程です。

 「卓球日本」は、世界トップクラスに向けて、着々と歩を進めているのでしょう。

 とはいえ、今大会でも、例えば女子シングルスの準決勝進出4選手は全て中国チームですし、全体としては「中国チームの選手層の厚さ」が感じられました。

 百も承知のことなのでしょうが、まだまだ「世界一は中国チーム」なのです。

 「卓球日本」の挑戦は、2019年も続きます。

 2019年1月2日・3日に行われる、第95回東京箱根間往復大学駅伝競走の注目チーム検討です。

 1987年から開始されたテレビ放送のお蔭もあって、すっかり「お正月の風物詩」となりました。
 テレビ放送の前は、ラジオで全レースが放送されていました。初詣に行く際に自動車のラジオで毎年聴いていたことを思い出しますが、それはそれで良い思い出になっています。

 もちろん、ラジオ放送時代の箱根駅伝は現在ほどメジャーな存在ではありませんでした。そういう意味では、箱根駅伝がメジャーなものとなり、現在のように「予選会」の様子・結果までが世間の注目の的になって来たのは、1990年代以降ですし、まだ30年も経っていないことになります。

 さて、活躍が期待されるチームの検討です。

 まず考慮しなければならないのは、「シード校チームの方が有利」だということです。

① 予選会が無いこと

 当たり前のことですが、シードチームには予選会の負担が有りません。
 その年の正月のレースで11位以下のチームや、出場できなかったチームは「予選会」に臨むことになります。
 「予選会」は本戦の2か月以上前に開催(今年は2018年10月13日)される「一発勝負」ですから、失敗は許されません。実力十分なチーム、好タイムを記録する力の有る10名以上のランナーが居るチームでも、相当な緊張を強いられるレースとなるのです。

 従って、予選会を戦うチームはコンディション作りの面で、「予選会に一度ピーク」を持っていく必要があります。これは、とても大きな負担です。
 10月に一度目のピーク、1月2・3日に二度目のピークというのは、易しいことでは無いでしょう。
 当然ながら、一度目のピーク示現に失敗し、チームの中で数人が持てる力を発揮できなかったというだけで、予選会突破は遠のくのです。

 この「予選会の大負担」無しで戦えるシード10チームが有利なことは言うまでもありません。
 シードチームの選手は、1月2・3日にピークを持っていくことだけを考えれば良い分けですし、故障のある選手も、そこに向かって治療を進めながら調整できることになります。

② シード権獲得のレースで走ったランナーがチームに残っていること

 箱根駅伝でシード権を獲得するというのは、大変なことです。(当たり前のことを書き、恐縮です)
 お正月の風物詩となり、日本中から大注目されているレースですから、「箱根で走る」ことを目指して、全国の高校の一流ランナーが関東の大学に進学するのですから、箱根駅伝のレベルが、大学長距離競走界の日本トップレベルであることは言うまでも無いでしょう。
 常連チームの一員になったとしても、チーム内に熾烈な代表争いが存在し、代表争いに勝ったとしても、コンディション作りが難しいのです。多くのランナーは、レース当日に監督やコーチから明示されるまで、走ることが出来るかどうかが分からないのです。
 「箱根駅伝で走る姿」だけでも、「故郷に錦を飾る」価値が十二分に有ります。

 いわんやシード校チームの一員ともなれば、全国大学長距離競走界のエリートといって良いでしょう。
 
 一方で、何時の時代も4年生だけで10名のランナーを揃えるのは至難の技というか、見たことがありませんから、シードチームには、前回大会でシード権を獲得したレースを走ったランナーが残っていることになります。

 箱根駅伝の歴史上には、「4年連続区間賞」といったランナーさえ存在(8名)するのですから、1年生・2年生の段階でシードチームの一員として走っているランナーが「強い」ことは、当たり前でしょう。
 こうした実績のあるランナーを並べることが出来るのがシードチームなのです。

 以上の理由から、原則として予選会から出場するチームより、シードチームの方が有利で強いと思います。
 増してや、前回大会の上位チームは「相当の強さを維持している」と観るのが妥当でしょう。

 さて、注目10チームです。(大学名の後の「チーム」という表記は省略します)

① 青山学院大学
② 東洋大学
③ 東海大学
④ 駒澤大学
⑤ 中央学院大学
⑥ 帝京大学
⑦ 順天堂大学
⑧ 早稲田大学
⑨ 日本体育大学
⑩ 城西大学

 青学大チームが強いことは、箱根駅伝2018、出雲駅伝2018、全日本大学駅伝2018を観れば明白でしょう。
 この1年間、青山学院大チームはメジャーな大会で負けていないのです。
 当然ながら「1強」の箱根駅伝2019になります。

 原監督のコメントも強気ですから、余程の事が無い限り、このチームが優勝すると考えるのが自然です。

 結果として、史上3チーム目の「5連覇」が達成されることになります。

 2番手候補は、東洋大チームと東海大チームです。
 共に、良いランナーが揃っています。東洋大チームを2番目、東海大チーム3番目にした理由は、「東洋大チームの方が箱根で好成績を残している」からです。
 2009年・第85回大会で初優勝してからの10年間で4度の優勝というのは、直近の10年間で観れば青学大チームと同回数です。  青学大チームが4連覇中の2015年以降でも、東洋大チームは、3位・2位・2位・2位と上位というか「3位以内の常連」なのです。
 青学大チームの影に隠れてはいますが、「東洋大チームの強さも別格」だと思います。

 2009年以降の東洋大チームには「箱根駅伝を上手く走るノウハウが有る」と考えるのが自然です。(相当ハイレベルなノウハウだと感じます)

 4~7番手候補は実力伯仲の4チームとなりました。4チームが上位3チームに続く力を保持していることは間違いないと思いますが、4チームの順位付けは難しいものでした。

 4番手の駒大チームは予選会1位です。
 そして、駒大チームにも6度優勝の箱根のノウハウが有ると考えました。監督・コーチ陣のドタバタはありましたが、逆に選手たちがまとまって来たのではないかと見ます。

 5番手の中央学院大チームは、「箱根に対する独特の安定感」を評価しました。
 紫と黄色のユニフォームは、すっかり「箱根の絵」となりました。
 10名が持てる力を発揮できる可能性の高さでは、出場チーム中屈指でしょう。

 6番手の帝京大チームは、「近時、本当に強くなった」と感じます。おそらく、相当良い指導が行われているのでしょう。そろそろ優勝争いにも加わるかもしれません。

 7番手の順大チームは予選会2位。
 過去11度の箱根制覇を誇る「名門チーム」です。このところ、なかなか好成績を残せていませんが、今年は安定感のあるランナーが揃った印象です。

 8~10番手は、シード校ながら今年調子が上がっていない3チームです。

 8番手の早稲田大チームは、全日本大学駅伝2018で不振でした。「誰かが大きくタイムを落とした」のではなく、「全体に遅かった」感じです。早大チームの伝統とは相反するレース内容であったことが、心配を募らせているのです。
 とはいえ、若手有力ランナーのコンディションが整えば、5番手くらいまで順位を上げる可能性があるでしょう。

 9番手の日体大チームも、せっかく2018年のレースで4位と好成績を残しながら、今シーズンは力強さが不足しています。伝統の「粘りとパワー」でシード権を確保したいところです。

 10番手の城西大チームは、帝京大チームと共に「箱根の新興勢力」として登場してから、相当の年を経ました。そして、次第に地力を付けてきているのです。今回もシード権確保に向けた走りを期待します。

 以上、活躍が期待される10チームを観てきました。
 もちろん、他にも有力チームが目白押しですから、眼が離せないレースが繰り広げられることでしょう。

 箱根駅伝には「完走を阻む数多くのリスク」が存在します。

 まずは、出場全23チームの全ランナーが無事に走り切ってほしいと願うのは、20世紀も21世紀も、昭和時代も平成時代も、変わらぬ思いなのです。
 12月13日、青山学院大学キャンパスにて、箱根駅伝2019に臨む同大学チームの壮行会と記者会見が行われたと報じられました。

 席上、原晋監督は「青学メソッドの完成形であり、今季のチームは史上最強」とコメントしました。まさに「V宣言」です。
 箱根駅伝2018=第95回東京箱根間往復大学駅伝競走において、青学大チームが優勝すれば、第91回大会からの「5連覇」が達成されることになります。

 5連覇以上の連覇を達成しているのは、第94回大会までに2チームあります。
 第35回大会(1959年)から第40回大会(1964年)までの中央大学チームの6連覇と第45回大会(1969年)から第49回大会(1973年までの日本体育大学チームの5連覇です。
 それに続く4連覇は、日本大学チーム、順天堂大学チーム、駒澤大学チーム、そして現在の青山学院大学チームの4チームが成し遂げています。

 こうして観ると、勢いが有る時に「4連覇はできても、5連覇となると至難」という感じがします。
 1980年代に全盛期を迎えた順大チーム、20世紀末から彗星のように登場した駒大チームの勢いをもってしても、4連覇までだったのです。
 2015年以降、無敵の強さを魅せている青学大チームが「4連覇の壁」を敗れるかどうか、とても興味深いところです。

 ところで、箱根駅伝の通算優勝回数1位は中央大チームの14回、2位は早稲田大学チームの13回、3位は日本大チームの12回となっています。
 この内、中央大チームと日本大チームには「連覇記録」がありますが、早稲田大チームには長い連覇記録はありません。早稲田大チームは、1922年の第3回大会に初優勝してから、長い箱根駅伝の歴史の中で、営々と優勝回数を積み上げてきたことになります。

 そういえば、箱根駅伝には「総合優勝」に加えて「往路優勝」と「復路優勝」があります。
 もちろん、いずれも表彰対象です。

 往路優勝回数の歴代1位は中央大チームの15回ですが、復路優勝の1位は早稲田大チームの16回となっています。
 箱根の復路といえば「復路の順大」というフレーズが有名ですが、順大チームは9回の優勝です。長い歴史を通じては「復路の早大」と呼ぶべきなのかもしれません。

 21世紀の箱根駅伝は、「往路の優勝チームがそのまま総合優勝する」ケースが多く、特に第5区山登り区間の成績が往路ひいては総合優勝に決定的な影響を与える形が大半でした。
 第5区の距離が全10区間の中で最長であったこともあるのでしょうが。

 とはいえ、本来なら「往路」と「復路」の成績のバランスの中で、総合順位が決まってくるのが「往復駅伝競走」の醍醐味でしょうから、第5区の距離が以前のものに戻ったことを考え合わせると、「復路の巧拙」により総合優勝が決まるレースも観てみたいものだと思います。

 12月2日から5日にかけて、シアトル・マリナーズとニューヨーク・メッツの間で「大きなトレード」が行われたと報じられました。

 その内容は下記の通り。

[マリナーズ]
・ロビンソン・カノ選手(内野手)
・エドウィン・ディアス選手(クローザ)
+2000万ドル(約22億円)

[メッツ]
・ジェイ・ブルース選手(外野手)
・アンソニー・スウォーザック投手(右腕)
・ジャレッド・クレニック選手(外野手、2018年ドラフト1位)
・ジャスティン・ダン投手(右腕、2016年ドラフト1位)
・バーソン・バティスタ投手(右腕)

 2名+2000万ドル対5名という大型トレードが成立したのです。

 ロビンソン・カノ選手(36歳)といえば、2005年から2013年までニューヨーク・ヤンキースでプレーし、ヤンキースはもとよりMLBを代表する強打の二塁手としてならしましたが、突然マリナーズと10年契約を結んで、2014年からはシアトルでプレーしていました。
 現役プレーヤーの中では、「3000本安打に最も近いプレーヤー」と目され、殿堂入り確実とも言われる名選手です。

 また、エドウィン・ディアス投手(24歳)は2017年からブレイクし、2018年シーズンでは57セーブを挙げて、アメリカンリーグのセーブ王に輝きました。

 この2名が「マリナーズの看板プレーヤー」であることは間違いありませんから、マリナーズとしては思い切った決断をしたことになります。

 2015年9月に就任以来、毎年のように「MLBを驚かせるトレード」を披露している、マリナーズのジェリー・ディポートGMが、2018年オフシーズンでも大型トレードを実現した形です。
 2019年以降のマリナーズは、メッツから移籍してきた「若手」の育成に注力し、チームを再生しようという意図なのかもしれませんが、それにしても「右投手」が3名も居るのは驚きです。
 マリナーズは「右投手が不足」していたのでしょうか。

 さて、カノ選手とディアス投手の2名は、12月4日、メッツの本拠地・ニューヨークのシティフィールドで入団会見を行いました。メッツのユニフォームに袖を通し、「満面の笑み」でインタビューに答える姿が配信されています。

 メッツのブロディ・バンワグネンGMとしては、2018年7月に放出したファミリア投手に代わるクローザを入団させ、かつては代理人をしていて、熟知しているカノ選手を獲得したのですから、こちらは「2019年シーズンの優勝・ワールドシリーズ進出」を狙う強化ということになります。

 正直に言って、マリナーズ入団後のカノ選手には、ヤンキース時代の様な「輝き」が不足していると感じていましたので、「ニューヨークのロビンソン・カノ」に大いに期待しているのです。

 12月23日、中山競馬場芝2500mコースで開催される、第63回グランプリ有馬記念競走G1の注目馬検討です。

 先日友人から「12月19日の午後、中山競馬場の前を車で通りかかったら、もう人が並んでたよ。50人以上いたんじゃないかな。凄いよね、水曜日から並ぶんだから」との連絡が有りました。
 「好きな場所を確保するため」に、4日も前から相当数のファンが競馬場の入口に列を作るのです。
 どのG1レースでも観られることなのでしょうが、日本ダービーと有馬記念は特に「並ぶ人数」が多いのではないでしょうか。
 そして、寒い中で何日も夜を過ごすということになる有馬が、最もハードシップが高いのでしょう。

 そうした「ファンの大きな期待」を背負って、有馬記念の出走馬が走ります。
 オールスターレースによるグランプリなのです。

 さて、注目馬です。

 第一の注目馬は、6枠12番のレイデオロ。
 前走・天皇賞(秋)を快勝して臨んできました。10月28日から2か月近く空きましたが、いかにも藤沢和雄厩舎らしい「万全の仕上げ」を目指してのローテーションなのでしょう。
 この馬が「軸」となることは間違いないと思います。

 第二の注目馬は、7枠14番のキセキ。
 前走・ジャパンカップはアーモンドアイの世界新記録の2着、当然この馬も世界記録を叩き出しています。前々走・天皇賞(秋)も3着と健闘していますから、脂の乗り切った状態でしょう。本命でもおかしくないところですが、昨年10月の菊花賞以来勝利から遠ざかっているのが、気になるところです。サラブレッドも「勝利の味を忘れてしまうことがある」と感じています。
 1着か、ピークアウトしての大敗か、どちらも有り得るのでしょう。

 第三の注目馬は、4枠8番のブラストワンピース。
 レイデオロとキセキの「2強対決」という構図のレースだと考えていますので、三番手が難しいところです。
 2頭の「ミッキー」やシュヴァルグランも強そうですが、ここは3歳牡馬にしました。
 3歳秋の成長力に期待します。

 今回は、以上の3頭に注目します。

 大混戦の4角から抜け出してくるのは、どの馬でしょうか。

[12月16日・ダイドードリンコアイスアリーナ]
王子イーグルス4-2日光アイスバックス

 第1ピリオドP29秒の先制点が効きました。
 昨年の大会も1-0というロースコアで勝負が決まっていましたから、今大会もロースコアになるという両チームの予想を裏切り、試合開始早々に王子イーグルスがリードしたのです。

 こうなると、戦力面でやや勝る王子の優位は明らかで、同じ1Pにパワープレーから2点目を挙げて、1Pを2-0として終了しました。

 日光アイスバックスも良く反撃し、2Pにパワープレーから1点を返しましたが、王子は3点目を挙げて突き放し、再びアイスバックスが追加点を挙げて追い縋るところを、4点目をゲットして、そのまま押し切りました。

 日光も、2Pからは運動量で王子を上回る時間帯もありましたが、ゲームを通じては終始王子が「試合を支配した」形でしょう。
 やはり、開始29秒のゴールが最後まで物を言ったのです。

 王子は37度目の栄誉に輝きました。第86回全日本選手権大会にして37度の優勝というのですから、優勝確率は43%。歴史と伝統を誇る、いろいろなメジャースポーツの日本選手権を見ても、これ程の勝率を誇るチームは無いでしょう。
素晴らしいというか「圧倒的な強さ」を示しているのです。

 私が日本のアイスホッケーの試合を最も頻繁に観た時代も、王子製紙チーム(王子イーグルスの前身)の全盛時でした。
 フォワードFWの引木選手、黒川選手、本間(貞)選手やゴールキーパGKの大坪選手など、王子製紙チームには綺羅星の如く、日本代表チームの選手が揃っていました。
 そして、西武鉄道チームや国土計画チームと熾烈な優勝争いを演じていたのです。

 冬の格闘技系スポーツとして、男子アイスホッケーはとても大きな存在だったと感じます。

 何より大事なことは、この頃の男子日本代表チームは、時折最上位グループで世界選手権にも出場していたということでしょう。(もちろん当時も、強豪チーム、例えば、ソ連、アメリカ、チェコスロバキア、フィンランド、スウェーデンといったチームには、なかなか歯が立ちませんでしたけれども)

 残念ながら、いつの間にか、日本男子アイスホッケーチームの立ち位置は、世界の勢力図の中で少し下がってしまったように観えます。

 「男子日本アイスホッケーチームの国際舞台への復帰」が待たれるところなのです。

[12月15日・秩父宮ラグビー場]
神戸製鋼コベルコスティーラーズ55-5サントリーサンゴリアス

 「名門」チームのド派手な復活劇でした。

 今季のトップリーグ順位決定トーナメント決勝戦を兼ねた(どちらがどちらを兼ねているのか分かりませんが)、第56回ラグビーフットボール日本選手権大会決勝で、神戸製鋼チームが「50点差」を付けて圧勝しました。

 これだけ一方的なゲームになるとは予想もしませんでしたが、今季のコベルコスティーラーズの充実を示したゲームでした。

 ご存知のように、神戸製鋼チームは、新日鉄釜石チームとともに「日本ラグビーを代表する名門チーム」です。

 新日鉄釜石チームは1978年から84年まで、神戸製鋼チームは1988年から94年まで、それぞれ日本選手権を「7連覇」しています。
 我が国のラグビー界に燦然と輝く金字塔であり、「伝説のチーム」なのです。

 新日鉄釜石は1976年にも優勝していて計8度の日本一、神戸製鋼は1999年と2000年、そして今回の優勝で計10度の日本一となりました。
 神戸製鋼の10度は、最多優勝記録となっています。

 2019年、ラグビーワールドカップ2019日本大会を控えたシーズンに「名門」チームが復活したのは、とても象徴的な出来事なのでしょう。
 今年、第63回を迎える有馬記念競走における最多勝騎手の記録は「3勝」です。
 そして5人の騎手が、この記録を保持しています。

 最初の勝利が古い順に記載すると

① 田原成貴騎手(第28回、第38回、第40回)
② 岡部幸雄騎手(第29回、第30回、第33回)
③ 武豊騎手(第35回、第51回、第62回)
④ オリビエ・ペリエ騎手(第47回、第48回、第49回)
⑤ 池添謙一騎手(第54回、第56回、第58回)

 の5名です。

 田原騎手は、1983年のリードホーユーで初勝利を挙げ、1993年のトウカイテイオー、1995年のマヤノトップガンと勝ちました。
 マヤノトップガンは主戦で戦っていたと記憶していますが、リードホーユー、トウカイテイオーと田原成貴という印象が有りませんでしたので調べてみました。両馬とも「有馬記念のみ田原騎手」でした。大レースのテン乗りでいきなり成果を出す、それも2度というのは、「田原成貴の面目躍如」たるものが有ります。

 岡部騎手は、1984年と85年のシンボリルドルフと1988年のオグリキャップでの3勝。
 シンボリルドルフはお手馬ですが、オグリの方はこのレースのみの騎乗でした。通算32戦も走ったオグリキャップに1度だけ乗って、それが有馬記念優勝というのは、やはりさすがです。

 武豊騎手は、1990年のオグリキャップ、2006年のディープインパクト、そして昨年2017年のキタサンブラックの3勝です。10年以上の間を空けての3勝というのも、なかなか出来ないことでしょう。

 オリビエ・ペリエ騎手は、2002年と03年のシンボリクリスエス、2004年のゼンノロブロイの3勝。両馬ともに「とても強い勝ち方をした」レースでした。強い馬に乗って、キッチリと勝つというのは、上手い騎手の証明でしょう。
 フランスのペリエ騎手は、中央競馬における外国人騎手のパイオニアです。「短期免許」で来日して、3年連続有馬記念制覇というのは、「空前絶後」の快挙でしょう。

 池添謙一騎手は、2009年のドリームジャーニーと、2011年と2013年のオルフェーヴルの3勝です。
 有馬記念最多勝調教師の池江泰寿師の元で、しっかりと仕事をしたというところでしょう。

 こうして見ると「2勝馬の騎手」が3名、岡部騎手とペリエ騎手と池添騎手ということになります。
 やはり、最高峰のドリームレースで3度もグランプリジョッキーとなるからには、「2勝馬」の鞍上というのは有利な条件となります。もちろん、2勝馬を生み出す原動力となっていることも間違いありません。

 田原騎手と武豊騎手は、異なる3頭での3勝です。
 とても難しいことを成し遂げています。

 さて、「外国人騎手の活躍」が目立つ2018年ですが、その大将格のひとりであるクリストフ・ルメール騎手は、既に有馬で2勝を挙げています。
 2005年のハーツクライと2016年のサトノダイヤモンドです。

 2005年は、ペリエ騎手3連勝を受けての4年目=外国人騎手4年連続優勝のレースとなります。
 もちろん、この頃のCルメール騎手も「短期免許」で乗っていたわけですが、パイオニアであるペリエ騎手の薫陶を受け、早くから日本競馬に馴染んでいたと言えるのでしょう。

 そのCルメール騎手の3勝目が成るのか、他の外国人騎手の馬が勝つのか、日本人騎手の巻き返しが有るのか、2018年の中央競馬を締めくくる夢のレースが迫りました。
[12月9日・埼玉スタジアム]
浦和レッズ1-0ベガルタ仙台

 サッカー日本一を決める、第98回全日本サッカー選手権大会=天皇杯の決勝は、浦和レッズが、前半13分の宇賀神選手のゴールにより先制し、その後のベガルタ仙台の攻撃を零封して、押し切りました。

 浦和レッズは、前身の三菱重工チーム時代から通算して7度目の天皇杯制覇となりました。

 試合開始早々は、初の東北勢優勝を目指すベガルタ仙台が攻勢に出ました。
 何度か浦和ゴール前に迫りましたが、ラストパスが繋がらずチャンスを活かすことが出来ませんでした。

 一方の浦和レッズは、前半13分、バックスの宇賀神選手がペナルティエリアの直ぐ外から強烈なボレーシュートを放ち、これがベガルタゴール左上に突き刺さりました。
 コントロール、威力とも申し分のない見事なシュートでした。

 日本のサッカーチームに望まれている「サイドバックの攻撃参加」のお手本の様なシュートでした。
 かつてのブラジル代表サイドバック、ロベルト・カルロス選手を髣髴とさせるようなシーンであったと感じます。

 ベガルタ仙台も、好調を伝えられたフォワードFWジャーメイン選手にボールを集めましたが、浦和レッズ守備陣は、ペナルティエリア周辺まではベガルタにボールを運ばせるのですが、ジャーメイン選手には常に複数のディフェンダーを付けている形で、仙台の攻撃を封じていました。

 仙台としては、残念ながら、こうした大舞台の「チームとしての経験」において、やや浦和に及ばなかったというところでしょうか。

 さて、今回の優勝で7度目とした浦和レッズは、通算優勝回数で2位タイに並びました。
 また、リーグ戦では手にすることが出来なかった「ACLへの出場権」も獲得しました。優勝経験チームとして、存分に力を発揮していただきたいものです。

 「天皇杯決勝戦=元旦の国立競技場」という強いイメージが有るのですが、新国立競技場建設工事の為も有って、このところ「このお正月の風物詩」?は実現できていませんでした。
 けれども、次回=第99回大会決勝は、2020年元旦に新国立競技場で開催予定と報じられています。

 東京オリンピック2020の年の元旦、「このお正月の風物詩」も復活するのです。

 今季のUEFAチャンピオンズリーグCLのグループリーグGLも、12月11日~12日に最終節が行われ、決勝トーナメントT進出の16チームが決まりました。

 C組を始めとして、予想外の混戦となったグループもありましたが、終わってみれば「比較的順当な結果」となった印象です。

 決勝T・ラウンド16に進出した16チームは以下の通り。

[A組]
1位 ボルシア・ドルトムント 勝点13
2位 アトレティコ・マドリード 勝点13

[B組]
1位 FCバルセロナ 勝点14
2位 トッテナム・ホットスパー 勝点8

[C組]
1位 パリ・サンジェルマン 勝点11
2位 リバプール 勝点9

[D組]
1位 FCポルト 勝点16
2位 シャルケ04 勝点11

[E組]
1位 バイエルン・ミュンヘン 勝点14
2位 アヤックス 勝点12

[F組]
1位 マンチェスター・シティ 勝点13
2位 オリンピック・リヨン 勝点8

[G組]
1位 レアル・マドリード 勝点12
2位 ASローマ 勝点9

[H組]
1位 ユベントス 勝点12
2位 マンチェスター・ユナイテッド 勝点10

 GLは決勝トーナメント進出チームを決める戦いですから、「勝ち抜け」ることが第一義ですので、勝点の多寡はあまり関係が無いのですが、とはいえ1位と2位の勝ち抜けによって、ラウンド16の対戦チームが異なりますから、その点では勝点の積み上げも重要ということになります。

 大混戦が続いていたC組は、最終節でリバプールがナポリを1-0で下し、サンジェルマンがレッドスター・ベオグラードを4-1で破って、何か「当初予想した順位」に落ち着いた印象です。
 リバプールは、モハメド・サラー選手が前半34分に先制し、その後は良く守った形で、後半には3枚のイエローカードを受けています。薄氷を踏む戦いだったのです。
 リバプールは「プレミアの意地」を見せたのでしょう。

 B組のスパーズとインテルは勝点8で並び、得失点差も共に△1でしたが、スパーズがアウェイのインテル戦で挙げた1点が物を言って、2位を確保しました。インテルとしては惜しい敗退でしょう。こちらもギリギリの競り合いでした。

① GL最多勝点チームは、D組のFCポルト

 並み居るビッグクラブを尻目に、FCポルトが勝点16でトップでした。
 シャルケ、ガラタサライ、ロコモティヴ・モスクワを相手にして5勝1引分という好成績を挙げたのです。6試合の得失点差も「9」ですから、良く守り、良く得点したという形でしょう。
 今季のポルトは、決勝トーナメントでも注目です。

② クラブ3強は順当に1位通過

 レアル・マドリード、FCバルセロナ、バイエルン・ミュンヘンの「3強」は、いずれも各組を1位で通過しました。
 さすがの強さを魅せたのです。

 CSKAモスクワに2敗したレアルは、他の4試合を全勝で乗り切りました。まだまだ「あるべきプレー」は出来ていない印象ですが、「CLに愛されているチーム」として、これから調子を上げて行ってくれるでしょう。

 バルセロナは4勝2引分で通過しました。「余裕綽綽」という感じがします。

 バイエルンも4勝2引分で通過しました。
 バルセロナとバイエルンは、共に最終節を引分けています。バイエルンはアヤックスと3-3の引分でしたから、余裕をもってという訳にはいかなかったのでしょうが、いずれにしても「最終節を引分で1位通過」というのは、CLを良く知っている戦い方だと感じます。

③ GL得点王はレバンドフスキ選手

 今季GLを終えての得点王は、バイエルンのロベルト・レバンドフスキ選手・8得点でした。6試合すべてに出場しての8得点は、ポーランド代表として出場したワールドカップ2018ロシア大会以降の不振から抜け出しつつあることを示しているのでしょう。

 2位はバルセロナのリオネル・メッシ選手・6得点でした。4試合に出場しての6得点は、現代最高のフォワードプレーヤーの面目躍如です。

 3位タイには5得点で、6選手が並びました。
 ホッフェンハイムのアンドレイ・クラマチック選手(クロアチア)、パリ・サンジェルマンのネイマール選手、FCポルトのモウサ・マレガ選手(マリ)、アヤックスのデュサン・タディッチ選手(セルビア)の4選手は6試合に出場しての記録。
 特にマレガ選手は、ポルト快進撃の立役者でしょう。
 ユベントスのパウロ・ディバラ選手(アルゼンチン)は5試合出場、ASローマのエディン・ジェコ選手(ボスニア・ヘルツェゴビナ)は4試合出場しての5得点でした。
 
④ 豪華絢爛なシティの得点者陣

 得点ランキングを観ると、マンチェスター・シティの得点者陣に眼を見張ります。
・3得点 ガブリエル・ジェズス選手(ブラジル)、ダビド・シルバ選手(スペイン)
・2得点 セルヒオ・アグエロ選手(アルゼンチン)、レロイ・サネ選手(ドイツ)、ベルナルド・シウバ選手(ポルトガル)、アイメリック・ラポルテ選手(フランス)

 2~3得点に6選手が並びます。
 スター軍団としての豪華なメンバーにも驚きますが、何より「シティの攻撃の多彩さ」を示しているように見えます。

 もちろん、他のビッグクラブでも数多くのプレーヤーがランキングに並んでいるのですけれども、「チームの得点王が3ゴール」しか?挙げていないのは、シティだけです。
 攻撃が、特定の選手に偏っていないのでしょう。

 一方で、決勝トーナメントを勝ち上がって行った時には「得点の型を持たない」ことによる決定力不足に悩まされる可能性があります。

 さて、ラウンド16の組合せ抽選会は12月17日に行われます。
 GLも同様ですが、優勝に向けて、決勝トーナメントも「くじ運」が大きな影響を及ぼすのです。
 読売ジャイアンツ原辰徳監督の剛腕なのか、2018年シーズンオフは「巨人軍のオフ」と言っても良さそうな状況です。

 今オフにFA宣言をした5名のプレーヤーの内、丸佳浩外野手(元広島カープ)と炭谷銀仁朗捕手(元、西武ライオンズ)の2名を獲得し、返す刀で自由契約となった中島宏之内野手(オリックス・バファローズ)と契約、加えてMLBからもクリスチャン・ビヤヌエバ内野手(パドレス)を取り、マリナーズを退団した岩隈久志投手も獲得したのです。
 
 12月15日時点で、いわゆる「即戦力」候補の選手だけでも5名という、超大型補強なのです。(9名で行うセ・リーグの野球ですから過半数です)

 もちろん、資金力十分の巨人軍ですから、毎年のように大型補強を行う訳ですが、今オフの補強は、成功する可能性が高いと感じます。

① 一気に5名の補強であること

 過去の補強の例を見れば、他球団で大活躍したスタープレーヤーが巨人に入ると「思ったほどでは無い」あるいは「全く期待外れ」というケースが多いのです。

 これは別に21世紀特有の話では無く、国鉄スワローズの大黒柱として長く活躍を続けた「400勝投手」金田正一投手が、1965年シーズンから巨人でプレーすることとなった訳ですが、1年目の成績は何と11勝6敗・141と2/3イニング登板でした。
 前年1964年(昭和39年・第1回東京オリンピック開催年)が27勝12敗・310イニング登板、その前の年1963年が30勝17敗・337イニング登板であったことと比較すれば、大きな落ち込みに観えました。「あの金田でも、巨人では大活躍はできない」と感じたことを憶えています。

 もちろん、巨人軍の選手層の厚さから、金田投手が国鉄スワローズ時代と同じように「毎日のようにマウンドに登る」訳には行かないことは良く分かりますし、そもそも投球イニング数が半分以下になったのだから、11勝というのは×2の22勝分の勝ちが有る、という説も理解できなくもないのですけれども、やはり「大球団」では金田選手程のビッグネームでも、なかなか思ったようにはプレー出来ないものだと思いました。
 現在よりも、日本プロ野球界における巨人軍の存在が大きかった時代、「巨人・大鵬・たまご焼き」の時代でしたから、尚更だったのでしょう。

 2010年以降でも、鳴り物入りで巨人入りしたプレーヤーが、なかなか活躍できない状況は続いています。少なくとも「巨人入りする前以上に活躍する」選手はほとんど居ないというのが実情でしょう。

 その要因として「ひとり入団」があると考えています。
 大選手でも、「ひとり」だけで巨人に入ると、周りのしがらみの多さ、マスコミの騒ぎの大きさ、チーム内の勢力争い、等々によって、連日同じようにプレーすることが難しいのでしょう。
 ひとりでは、「外様」などと言われて、入団当初から「孤独」な日々を過ごすことも多そうです。

 ところが、今2018年のオフは「5名一緒」です。
 「同期が5人」というのは、心強いことでしょうし、自然と相談相手にもなることでしょう。
 「一流の5プレーヤーを一気に取る」というのは、読売ジャイアンツの補強としても、あまり無かったのではないでしょうか。
 新入団のスター選手たちが、力を発揮しやすい環境であろうと思います。

② プレーヤーのポジションの多様性

 様々なポジションの選手が並んでいます。

 この5名の選手に期待されるのは「チャンピオンフラッグの奪還」であることは間違いありませんから、チーム力を早急に大幅に上げるための補強ということになります。
 投手、捕手、内野手、外野手の各ポジションへの補強は、「チームの姿を大きく変える」、2018年シーズンとの連続性を断つという面からは、とても効果的なやり方に観えます。

 各ポジションへの「新風」は、時を追うごとに「チーム全体への新風」に昇華して行く可能性があるのでしょう。
 もちろん、十分に考え、練られた施策であり、今補強のポイントのひとつだと感じます。

 豊富な資金力を活かしての、読売ジャイアンツの補強が続きます。
 この補強により「チームがどのように変わるか」を見ること自体が、2019年シーズンの大きな楽しみのひとつです。

 実は最大の補強策である「原辰徳・新監督」のもと、5年振りの優勝に向かって、巨人軍の反攻は、既に始まっているのでしょう。
 12月16日、阪神競馬場芝外回り1600mコースで実施される、第70回朝日杯フューチュリティステークスFS競走G1の注目馬検討です。

 2004年から牝馬も出走できるようになり、「2歳最強馬決定戦」と位置づけられたものの、2017年までは牡馬しか優勝していませんので、20世紀から引き続いて「2歳最強牡馬決定戦」と目されている朝日杯FSですが、今年は少し様相が異なります。

 2018年のレースは「2強対決」の色合いが濃いと思います。
 そして2強の一角が牝馬なのです。

 同レベルの2頭が争うとなれば、「斤量」の影響も考慮しなくてはなりません。朝日杯FSの斤量は、牡馬55kg、牝馬54㎏と牝馬の方が1kg軽いのです。
 微妙な斤量差です。

 さて、注目馬です。

 第一の注目馬は、2枠2番のグランアレグリア。
 2戦2勝の牝馬です。前走サウジアラビアロイヤルカップG3は、牡馬陣を相手に2着に3馬身以上の差を付けて圧勝しました。父はディープインパクト、母の父はタピット(2014~16年の北米リーディングサイアー)、母の父の父はプルピット(シアトルスルー系の名種牡馬)という、超良血でしょう。パワー十分な血統ですからゴール前の競り合いに強そうです。「初の牝馬による優勝」も夢ではないでしょう。

 第二の注目馬は、4枠6番のアドマイヤマーズ。
 3戦3勝。同世代の牡馬NO.1との呼び声も高いサラブレッドです。グランアレグリアが出走してこなければ、このレースの「大本命」となっていたことでしょう。前走デイリー杯2歳ステークスG2も安定したレース内容で勝ちました。牡馬陣の大将格として、ここは負けられないところです。

 第三の注目馬は、6枠11番のケイデンスコール。
 前述の「2強」とは少し差がある感じですが、こちらも重賞ウイナー。前走新潟2歳ステークスG3ではゴール前の競り合いを制しました。父は、現在注目のロードカナロア。成長分に期待します。

 今回は、以上の3頭に注目します。

 「牝馬の朝日杯優勝馬が出るのか」が最大のポイントでしょう。

[12月9日・第14節・マイアミガーデン]
マイアミ・ドルフィンズ34-33ニューイングランド・ペイトリオッツ

 言葉が見つからないので「奇跡の大逆転」という平凡な?表現しかありませんが、普通の「奇跡的逆転劇」(妙な書き方で恐縮です)を遥かに超える、おそらくは「100年に一度のプレー」で、ドルフィンズがペイトリオッツを破りました。

 普通の「奇跡的逆転劇」を超えると感じる理由

① 残り時間「0秒」での「69ヤードのタッチダウンTD」

 AFL(アメリカンフットボールリーグ)とNFL(ナショナルフットボールリーグ)が合併し、現在のNFLが誕生して以降の「残り時間0秒=ゲームのラストプレー」のTDとして、史上最長のプレーでした。
 実質的に、NFL史上初のプレーだったのです。

② ラテラル・パスが2度行われたプレー

 ご存知のように、アメリカンフットボールは「前方に一度だけパスを投げることが出来ます」が、後方もしくは真横へのパス=ラテラル・パスは何度でも可能です。
 まさに、アメリカンフットボールがラグビーフットボールから生まれたとされる由縁です。

 とはいえ、実際の試合においては、ラテラル・パスを見ることは少なく、そうした中では、ラストプレーで時折眼にするだけのものなのです。
 ましてや、ラテラル・パスが大成功というのは、滅多に観られません。

 このゲームのラストプレーでは、試合時間残り7秒、自陣31ヤード地点から、まずドルフィンズのクオーターバックQBライアン・タネヒル選手からワイドレシーバーWRケニー・スティルズ選手に14ヤードのパス(前方へのパス)が決まりました。

 そこでスティルズ選手は右横に居たWRディパンティ・パーカー選手にラテラル・パス。

 さらに、パーカー選手は右サイドライン沿いを疾走してきた、ランニングバックRBケニアン・ドレイク選手に再びラテラル・パスを投げたのです。
 
 ドレイク選手は、味方選手の見事なブロックにも助けられ、右に左に走りながら、最後はペイトリオッツ守備陣を振り切ってTD。
 何か、信じられないような幕切れでした。

 「100年に一度のプレー」ですから、既に固有名詞「DRAKE ESCAPE」(ドレイクの脱出)が固まりつつあるそうです。

 1本の前方へのパスと2本のラテラル・パスの計3本のパスに彩られた69ヤードのTDプレーというのは、おそらく今後、観られないでしょう。
 そうした3本のパスが使われるプレーが出現したとしても、そのプレーがTDに結びつくことが考えられないからです。
 攻撃側の意図は全て実現し、守備側の意図は悉く失敗し、プレーの成否に大きな影響を与える「運」も概ね一方のチームに味方する、といったプレーは、滅多に観られるものでは無いでしょう。
 
 まるで、サッカー競技のワールドカップ2018ロシア大会・決勝トーナメントにおける、日本VSベルギー戦の試合終了間際のベルギーチームの自陣ゴール前からの「大カウンタープレー」を彷彿とさせます。

 2018年は、こうした「空前絶後のプレー」が生まれる年なのかもしれません。

 それにしても、QBトム・ブレイディ選手とペイトリオッツは、アウェイのドルフィンズ戦を「とても苦手」にしています。最近の6試合で5敗。
 NFL史上屈指の勝率を誇る「ビル・ベリチックHCとQBトム・ブレイディのペイトリオッツ」が、本当に勝てない唯一のチームではないでしょうか。

 このゲームでも、試合時間残り7秒までに、ドルフィンズに9点差以上を付けておけば、こうした「悲劇」は起こらないのです。そうしたマネジメントが最も得意なはずのペイトリオッツにして、この有り様ですから、ホームのドルフィンズはペイトリオッツの「天敵」なのでしょう。

(本ブログ、2017年12月28日の記事「[NFL2017~18] トム・ブレイディ選手はドルフィンズが苦手なのか?」もご参照ください。)

 フィギュアスケートのグランプリGPファイナル2018における、紀平梨花選手の活躍は、世界中に大きなインパクトを与えていて、様々なコメント・評価が報じられていますが、中でもロシアの関係者の評価が、とても印象的です。

 極めて「冷静・公平」な評価・コメントが多いのです。

 「女子フィギュアスケート大国」であり、現在最も強いと目されているロシアチームから、これだけ「冷静・公平」な評価が出てくるところに、「ロシアチームの強さ」を感じます。
 加えて、今後も女子フィギュア・ロシアチームは継続して強いであろうと感じます。

 いわば「敵」チームのプレーヤーに対しても、これだけ客観的な評価が出来るところに、ロシアチームの強さの源が有るのでしょう。
 素晴らしいことだと思います。

 まずは、「重鎮」イリーナ・スルツカヤ氏のコメント。
 スルツカヤ氏は、言わずと知れた2002年ソルトレークシティ・オリンピックの銀メダリストにして、2006年トリノ・オリンピックの銅メダリストです。長い間ロシアチームを牽引した、いわば「伝説的プレーヤー」ということになります。

 そのスルツカヤ氏がGPファイナル2018女子を総括して、

① 3回転ルッツ+3回転ループの連続ジャンプは2005年に跳ばれて、今も跳ばれている。しかしキヒラは新しいスタンダードを課した。自分のプログラムをきれいに滑っても、いずれにしろキヒラに届かない。つまり他に道は無いのです。新しい何かを考えだすのが不可欠。それか後ろで止まっているか。
② もし、キヒラがすべてのエレメンツを上手くやると、多くの人より高いレベルにある。キヒラは素晴らしい、シンプルに素晴らしい。
③ 彼女のシニア参戦によって1つは、フィギュアスケートを観るのがとても面白くなった。2つ目に我々ロシアの女子スケーターたちにとても相応しいライバルが現れたと言えます。キヒラは彼女らを神経質にさせるし、彼女たちは付加的な重圧と責任を負うことになります。そう、これはもう本物の戦いよ。

 と語ったと、報じられました。(12月12日配信のTHE ANSWER)

 ロシア選手が自らの演技を上手くやったとしても、紀平選手(複数のトリプルアクセルを配した基礎点の高い演技を行う)には及ばないことを十分に把握していて、それを公然と言葉にしているところが、凄いところでしょう。現状のロシア選手では、どうやっても、ミスが少なかった時の紀平選手には敵わないことをメディアに大声で言い、「新しい何かを考えだすのが不可欠」と警鐘を鳴らし、「本物の戦いが始まった」と締めています。

 妙な依怙贔屓や、過去の選手を引き合いに出して、あの時代のあの選手の方が強かったなどという、現状に対して何の役にも立たないことを必死に述べるより、はるかに上質で、明日に繋がるコメントでしょう。
 こういう「凄い人」が居るロシア・フィギュアスケート界が強いのは、とても自然なことだと感じます。

 続いては、ショートプログラムSPのロシア放送局「Match TV」の放送内容です。(12月8日配信・THE ANSWER)

 この大会のSPにおける紀平梨花選手の演技は「完璧」でした。世界最高得点でもありました。その「完璧な演技」に対して、ロシアの放送局は下記のように報じたのです。

① (最初のトリプルアクセルの成功を観て)理想的です。ジャッジがたくさん加点するでしょう。
② (中盤以降の美しいステップ、スピンを観て)ブラボー、ブラボー。(解説者)なんてファンタスティックな技術点でしょう。このスケーターを見て、弱いところを見つけようとしましたが、ありません。ジャンプ、スケーティング、スピンが素晴らしい。
③ (演技が終了し、実況のアナウンサー)ショックです。(解説者)私もショックです。なんて言っていいか分かりません。世界記録がでると思います。彼女のプログラムを私たちは長く覚えているでしょう。
④ (82.51点が出たことを見て、実況のアナウンサー)82点(と絶句し)技術点もクレイジーだし、構成点もクレイジーだ。フーッ。

 ライバル国のルーキープレーヤーの演技を目の当たりにして、これだけ「冷静・公平」な放送ができるところに、まず感心します。
 偏った、歪んだ放送では無いのです。

 特に解説者の「(紀平の演技に)弱いところを見つけようとしたが無かった」「彼女のプログラムを私たちは長く覚えているでしょう」というコメントは、世界の女子フィギュアスケートシングルを本当に「公平」に見ている人にしか、発することが出来ないものでしょう。

 前述の「重鎮」スルツカヤ氏のコメントのみならず、テレビ中継においても、これだけ「冷静・公平」な放送が出来るというのは、凄いことだと思います。
 当然ながら、この放送がロシアの各家庭に流れているのです。

 自国プレーヤーへの応援は、もちろん行うのでしょうが、他国選手の演技もしっかりと評価し、正確に伝えるというのは、「放送文化のレベルの高さ」を感じると言ったら、大袈裟に過ぎるでしょうか。

 GPファイナル2018の優勝で、紀平梨花選手は一気に世界トップに躍り出ました。これは、世界中が等しく評価しているところです。

 しかし、これだけの「冷静・公平」な評価・コメントを観ると、ロシアチームが今後も強力なライバルとして存在し続けることも間違いないのでしょう。
 朝日杯フューチュリティステークスFSは、阪神ジュベナイルフィリーズJFと共に2001年から行われています。
 2000年まで行われてきた「朝日杯3歳ステークス」からの呼称変更(馬齢表示の国際基準への変更に伴って)により誕生したのです。

 朝日杯FSは、2003年までは「2歳最強牡馬」を決めるレースでした。2004年以降は牝馬も出走できるようになりましたから「2歳最強馬」を決めるものとなりましたが、現実には勝ち馬は牡馬ばかりですので、現在でも「2歳最強牡馬」決定戦という色合いが強いレースだと思います。

 さて、2001年から2017年までの「2歳最強牡馬」17頭の翌年のクラシックレースの成績を見てみましょう。
 朝日杯FSの勝ち馬で、翌年のクラシックレースに優勝したのは、以下の通りです。

① 2012年 ロゴタイプ 皐月賞

 なんと1頭しか居ないのです。
 全体的に観て、朝日杯FSの勝ち馬は、皐月賞や日本ダービーに勝利する以前に、出走すること自体が、なかなか難しい様子です。

 前回の記事で「阪神JFとクラシックレースの関係」を見て、「17頭の内5頭しか」クラシックレースに勝てていないことを書きましたが、朝日杯FSは「17頭の内1頭」しか勝てていないのです。

 これは明確に「朝日杯FSの勝ち馬と皐月賞・日本ダービーの勝ち馬に相関関係は無い」と言って良いでしょう。

 別の言い方をすれば「朝日杯FSの勝ち馬」と「クラシックレースの勝ち馬」は、「別のタイプ」ということになります。

 それにしても、「2歳最強牡馬」がレースを積み、調教を重ねても、3歳時のクラシックレースに歯が立たないというのは、やはり不思議な感じがします。

 朝日杯の勝ち馬は「早熟馬」ということになるのでしょうか。

 20世紀においても、1993年の朝日杯3歳ステークスに優勝したナリタブライアンが「三冠馬」になった例は有っても、シンザンやミスターシービー、シンボリルドルフ、ディープインパクトは、朝日杯FSに相当するレースに勝ってはいません。というか、出走していないと言った方が正確でしょう。
 従って、20世紀においても「2歳時に強い馬と3歳時に強い馬は別」という傾向はあったのです。

 21世紀になって、その傾向が一層顕著になったということになります。

 「17頭の内1頭・51冠の内1冠」となれば、変な書き方で恐縮ですが「クラシックレース=皐月賞・日本ダービー・菊花賞に勝ちたければ、朝日杯FSには勝ってはならない」ということになります。

 とはいえ、やはり「2歳時に強かった馬」が「3歳時にはパッとしない」というシーンばかりを見続けるというのも、競馬ファンとしてはいかがなものかと感じます。
 血統や連勝、不敗馬、ライバル対決といった視点から、サラブレッドの競馬においては「連続性」がとても重要なものでしょう。
 2歳と3歳の間に「大断層」が存在するというのは、競馬の本質から離れすぎているという見方もありそうです。

 数年に一度位は「朝日杯FSとクラシックレースの両方に勝利するサラブレッド」の誕生を見てみたいものだと思うのです。

(2015年12月16日付の記事「[競馬コラム159] 朝日杯フューチュリティステークスと日本ダービー」と同じような趣旨の記事になってしまいました。[競馬コラム159]と似ていることは、本記事を書いた後に気が付きました。この趣旨についての思いが強いことをご了解いただき、ご容赦くださればと思います。)
 12月9日にかけて、カナダのバンクーバーで開催された、グランプリファイナル大会の男子の結果は、以下の通り。

1位 ネイサン・チェン選手(アメリカ) 総合得点282.42(SP92.99、FS189.43)
2位 宇野昌磨選手 総合得点275.10(SP91.67、FS183.43)
3位 チャ・ジュンファン(韓国) 総合得点263.49(SP89.07、FS174.42)

 今大会を通じて、宇野選手はコンディションが悪いと感じました。

 体の動きに本来のキレがありませんでした。持ち味の「俊敏性」に欠けていたのです。
 この「感じ」は、平昌オリンピックの時から存在していて、やや悪化していると思います。
 2018年の宇野選手は、2017年に比べて「キレ」が不足していたのでしょう。

 このことを最も明確に感じるのは、「4回転ジャンプの着地時」の動きです。

 2017年の宇野選手は、着地後相当のスピードで「2~3mほど移動」し、「完成度の高い美しい」ジャンプを魅せてくれていたのですが、2018年はそのスムースさに欠けました。見方によっては「何とか回っている」感じ。
 踏み切り、空中での4回転、着地準備、着地の全ての要素において、「ほんの僅かスピードが足りない」ことが、ジャンプ全体の動きをギクシャクしたものに見せてしまったという印象です。

 シニアデビュー以降の連戦に伴う「心身の疲労の蓄積」やどこかに軽度の故障が有る、ことなどの要因が考えられますが、いずれにしても、オリンピック銀メダリストとして「初の世界一」を目指した宇野選手にとって、今大会はとても残念な結果でした。

 本来の「キレ」があれば、十二分に優勝を狙えたと思います。
厳しいスケジュールの合間を縫っての「回復に向けた取り組み」が待たれるところです。

 ネイサン・チェン選手は、「高い基礎点」をベースにした、「らしい演技」で高得点を示現して、連覇を果たしました。世界トップクラスの力を示したのです。
 
 本ブログでは、今大会は宇野選手とチェン選手の優勝争い、それも「総合280点」を巡っての戦いと見ていましたが、概ね予想通りの結果となりました。

 現在、「最強の2プレーヤー」を擁するフィギュアの男子シングル日本チームとしては、羽生選手、宇野選手が頑張っている間に、次の世代、現在13歳~15歳の世代の中から、将来の日本男子を背負って行くプレーヤーを見出し育成していかなければならないと、改めて感じさせる大会となりました。

 12月9日にかけて、カナダのバンクーバーで開催された、グランプリファイナル大会の女子の結果は、以下の通り。

1位 紀平梨花選手 総合得点233.12(SP82.51、FS150.61)
2位 アリーナ・ザギトワ選手(ロシア) 総合得点226.53(SP77.93、FS148.60)
3位 エリザベータ・トゥクタミシェア選手(ロシア) 総合得点215.32(SP90.65、FS144.67)

 ショートプログラムSPで圧巻の演技を魅せた紀平選手が、フリースケーティングFSでも安定感抜群の演技を披露して、危なげなく優勝した印象です。
 総合得点の230点越えも、本ブログの期待通りでした。

 紀平選手のSPは「空前の演技」でした。フィギュアスケート競技においては、どんなに素晴らしい演技でも、ケチを付けようと思えば、いくつかのポイントが存在するものですが、この演技には無かったと思います。本当の意味での「完璧な演技」だったのではないでしょうか。

 SP開始時から「体が良く動き」ました。
 手、腕、脚、そして全身の動きのキレは驚異的で、音楽との同調性が極めて高く、細かい動きのスピードが尋常では無かったためか、「コマ落ち」の映像の様にさえ観えました。

 ジャンプは、成功するか否かというレベルでは無く、美しいか否かという次元でした。

 キス・アンド・クライにおける、「82点」を見た時の紀平選手の表情・様子も秀逸。
 アスリートの、あれ程「嬉しそうな」姿は、滅多に観られないものでしょう。

 さすがにFSでは、最終滑走ということもあってか「優勝を意識した固い動き」が観られ、最初のトリプルアクセルでミスを犯してしまいましたが、「以後の演技をしっかりやれば十分優勝できる」と考え、それを行動に移したかのように、この後の演技には「固さ」が見る見る減って行きました。
 この「気持ちの切り替えの速さと実行力」が、紀平梨花というアスリートの最大の強みなのかもしれません。

 本大会をヨーロッパに中継した「ユーロスポーツ」の放送では、「(ミスをした後に)完全無欠のパフォーマンス」を魅せたと評し、「この日本人は『震撼』させました」と続けました。

 大会前、誰もがザギトワ選手の圧勝を予想していたのでしょうが、紀平選手はその予想を大きく超える滑りを示したのです。
 SPと総合得点は世界最高レベルでした。
 このSPに、先日の大会のFS154点台を加えれば237点台となります。

 紀平選手はトータル「240点」を目指すことが出来る、現時点では、世界で唯一の女子スケーターなのです。客観的に観て「現在、世界一の女子フィギュアスケーター」であることを、疑うのは難しいでしょう。

 世界各国で「紀平選手が世界一」という報道が相次ぎました。

 日本女子フィギュアスケート界に、素晴らしい選手が登場したのです。

 今回は、2018年レギュラーシーズンのチーム毎のOPSとERAを見てみましょう。

 OPS(出塁率+長打率)は打力の、ERA(防御率)は守備力の、代表的な指標と位置付けてみようという試みです。

[OPS・アメリカンリーグAL]
・1位 ボストン・レッドソックス .792
・2位 ニューヨーク・ヤンキース .781
・3位 クリーブランド・インディアンズ .766
・4位 オークランド・アスレティックス .764
・5位 ヒューストン・アストロズ .754

[ERA・AL]
・1位 ヒューストン・アストロズ 3.11
・2位 タンパベイ・レイズ 3.74
・3位 ボストン・レッドソックス 3.75
・4位 クリーブランド・インディアンズ 3.77
・5位 ニューヨーク・ヤンキース 3.78

[OPS・ナショナルリーグNL]
・1位 ロサンゼルス・ドジャース .774
・2位 コロラド・ロッキーズ .757
・3位 ワシントン・ナショナルズ .753
・4位 ミルウォーキー・ブリュワーズ .747
・5位 シカゴ・カブス .744

[ERA・NL]
・1位 ロサンゼルス・ドジャース 3.38
・2位 シカゴ・カブス 3.65
・3位 アリゾナ・ダイヤモンドバックス 3.72
・4位 ミルウォーキー・ブリュワーズ 3.73
・5位 アトランタ・ブレーブス 3.75

 両リーグの第5位までを挙げました。

 NLは、OPS・ERA共にドジャースがトップでした。こうなると、リーグチャンピオンシップ勝利とワールドシリーズ進出は「妥当」ということなのかもしれません。

 シカゴ・カブスはOPS5位・ERA2位とバランスの良いシーズンを送ったのですが、ワイルドカードゲームでロッキーズに1-2で敗れてしまい、ポストシーズンで十分にはその力を発揮することが出来ませんでした。
 もちろんロッキーズもOPS2位と、攻撃力で勝ってきたチームですから、その力が一発勝負の場で発揮されたということなのでしょう。

 ブリュワーズはOPS・ERA共に4位ですから、攻守に優れたチームであることを示し、ポストシーズンでもワールドシリーズまであと一歩に迫りました。

 ALでは、レッドソックスがOPS1位・ERA3位とバランスの良さを示しています。
 ヤンキースはOPS2位・ERA5位とやはりバランスが良いのですが、レッドソックスが投打に渡って少し上回ったという形でしょう。

 アストロズはOPSが5位ですがERAが1位、それも3.11と断トツの1位でした。確かに、今シーズンの前半は先発投手陣の5名が全員しっかりとローテーションを守って投げ続けるという、他のチームから見れば羨ましい限りの運営がなされていました。その素晴らしい運営が、2018年のチームの活躍に結びついていたことが良く分かります。

 今回は、チームのOPSとERAを観てきました。

 やはり、レギュラーシーズンで良い成績を残し、ポストシーズンでも活躍したチームは、OPS、ERA共に相応の数値を残しています。

 その面からは、2018年のポストシーズンは「波乱が少なかった」ということになりそうです。
 10月に開催された学生の全国大会で、「重大な誤審」があったとして、全日本柔道連盟が試合を裁いた主審を「降格」と「2ヵ月半の資格停止」としたことが、12月5日に報じられました。

 至極妥当な対応だと思います。

 携帯電話で直ぐに「映像が撮れる時代」であり、誰でも歴史的な瞬間を撮影することが出来ますから、スポーツにおいても「誤審」が直ぐに判明する上に、SNS上に公開されるなどして、多くの人に見てもらうのも容易ということもあって、「誤審をしてもいずれは忘れてもらえる」といった「20世紀的な考え方」は、全く通用しないのです。

 もちろん、プレーヤーが日々の努力によってスキルアップを重ねて試合に臨んでいる状況下、審判も日々スキルアップしていくことが必要なのは、時代を問わない、当たり前のことでしょうし、プレーヤーが肉体的・精神的な衰え、例えば眼が悪くなり、試合で自らが期待するパフォーマンスが発揮できなくなったために引退するのと同様に、審判も肉体的・精神的な衰えのために、期待されるパフォーマンスが発揮できなくなれば、引退するのが自然なことでしょう。

 「審判の言うことは絶対」、といった言葉の重みを継続して行くためには、「審判の判定が正しい」ということが前提となります。
 「誤審」をくり返す、低能力な審判の元では、満足な試合が行われないのも、当然のことでしょう。

 毎年のように実施されるルールやレギュレーションの変更について、審判員は熟知している必要がありますし、「熟知した知識を判定に活かす」訓練も継続して必要なことは言うまでもありません。
 日々の弛まざる努力無くしては、審判員の資格は維持できないのでしょう。

 今回の報道では、これまで最上位の「Sライセンス」だった審判員を「Aライセンス」に降格したとのことですが、気になったのは以下の2点です。

① 全柔連の公認審判員規程には「誤審を想定した規定が無い」こと

 従って、今回は「特例扱いの降格処分」であったとのこと。
 柔道がこれだけメジャーなスポーツになった時代に、直ぐには信じられないような話です。

 2000年のシドニー・オリンピックにおける篠原信一選手の内股すかしの例を見るまでも無く、国際化したJUDOにおいては、常に「審判のレベル」が課題となって来たのです。

 世界で最もメジャーなスポーツのひとつとなった柔道ですから、「審判員のレベル維持・レベルアップ」と「一定以上のレベルの多数の審判員育成」は、柔道の発展という面から、不可欠なことでしょう。
 逆に言えば、「審判のレベルの向上」が図られなければ、JUDOの衰退に繋がると見るのが自然です。
 
 「俺しか、日本一を決める試合を裁くことはできない」と考えているが、日々のスキルアップを怠り、身体的コンディションの維持(とても重要です)に向けても取組みが不十分で、最新の判定を行う知識も無い、「遺物のような審判員」が存在するとすれば、引退してもらうしかないでしょう。
 そもそも、当該審判員の考え方が「スポーツに馴染まない」のです。

 全柔連では近々、規程の手直しや誤審再発防止策の明文化に取組むとのことです。
 遅きに失したという意見もあるのでしょうが、ここは、全柔連の取組に期待しましょう。

 全国大会や国際大会といったハイレベルな試合における「Sライセンス」「Aライセンス」の審判だけが、こうした「審判員制度見直し」の対象ではないことは言うまでもありません。
 小・中学校の試合でも「いい加減な判定は許されない」のですから(こうした時期に粗末な「誤審」に遭遇することの悪影響は計り知れません)、全ての公式審判員のレベルアップに結び付く対策の構築が必要なのでしょう。

 また、「大きな誤審」だけを対象とするのも片手落ちでしょうから、「小さな誤審」も減らしていく施策が要るのでしょう。
 「誤審ポイント制」の導入、「小さな誤審」は▲1点、「大きな誤審」は▲10点といった形で、1年間の個々の審判の失点を合計し、▲10点を超える失点の場合には「降格」、▲30点を超える場合には「審判資格剥奪」といった、計量的で分かり易い制度の導入も、効果的かもしれません。

② 主審の誤審に対して、副審やジュリーも訂正を促さなかったこと

 今回の事象において、これも驚くべきことです。いったいいくつの眼が「ただ開いているだけ」だったのでしょうか。

 主審1名に副審2名、それでもスピードアップしている現代柔道においては「見落とし」があることを想定してジュリー制度が設けられているのですが、全員で誤審をした、ということになります。
 これは酷いことでしょう。

 従来から存在する「複数審判制の欠点」なのでしょうか。

 「誰かが観ているだろう」という気の緩み、それ以前に「誰かが最新のルール・レギュレーションを知っているだろう、習得しているだろう」と潜在的に考えていたようなら、この大会の審判陣は「全員が腐っていた・弛んでいた」と指摘されても、止むを得ないことのように感じられます。
 
 柔道に限らず多くのスポーツにおいて、4K・8Kを始めとする「細密映像の時代」である21世紀においては、「審判のスキル」への期待は高まるばかりです。

 サッカーワールドカップ2018ロシア大会においては「VAR」(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が初めて導入されて、正しい判定に向けての様々な取り組みが実施され、ゲームの勝敗にも重大かつ決定的な影響を及ぼしました。

 テニスの国際大会では、ボールのアウト・イン判定に専用の機器が使用されるようになって、相当の時が経っています。

 柔道においても、ジュリー制度の導入など、こうした取組が続いているのですが、どんなに良い制度であっても、審判を担当する人間が「真剣に取り組まなければ」意味が無いことを、今回の事象は示してくれているのかもしれません。

 AFC(アジアサッカー連盟)は11月28日に、オマーンのマスカットで年間表彰式を開催し、AFC外でプレーする選手を対象とした「最優秀国際選手」に長谷部誠選手を選出したと報じられました。

 快挙です。

 2018年の長谷部選手の活躍が、AFCで認められたのです。

① ワールドカップにおける日本代表チームの決勝トーナメント進出

 FIFAワールドカップ2018ロシア大会での日本代表チームの活躍は記憶に新しいところですが、キャプテンとしての長谷部選手の貢献が大きかったことは、言うまでもありません。

② ドイツブンデスリーガ・フランクフルトでの大活躍

 ワールドカップ・ロシア大会終了後、長谷部選手は「代表からの引退」を表明しました。
 
 引退表明後は「クラブでのプレーに専念する」とコメントしていた長谷部選手ですが、有言実行、見事な活躍を続けてきたのです。
 変な言い方をすれば「代表引退する前より輝いている」ようにさえ観えます。

 最近であれば、11月29日に行われた、UEFAヨーロッパリーグのグループステージ第5節のゲーム、フランクフルトVSマルセイユに先発フル出場し、4-0の勝利に貢献したことが伝えられています。
 3バックのリベロとして、「世界の猛者を巧みに抑え込む守備」「頭脳を駆使したクレバーなプレー」が高く評価されているのです。

 フランクフルト移籍直後は出番が少なかったのですが、出場し始めてからはすっかり先発に定着していますし、何より素晴らしいのは「フル出場」を続けていることでしょう。

 34歳にして、毎試合の様にフル出場している姿は、改めて長谷部選手の能力の高さを感じさせます。

 前述の試合後、フランクフルトのヒュッター監督が「私は常に称賛には慎重だ。私の中でワールドクラスはリオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドだけだが、今日のマコトは彼らに近かった」とコメントしたと報じられました。
 監督による、最上級の褒め言葉でしょう。

 ブンデスリーガ2018~19シーズンで、第13節を終えて5位という上位に位置する、好調アイントラハト・フランクフルトにおける長谷部選手の活躍から、これからも眼が離せません。
 12月9日、阪神競馬場芝外回り1600mコースで行われる、第70回阪神ジュベナイルフィリーズ競走G1の注目馬検討です。

 阪神の外回りですから、スピードだけで押し切るのは難しいレースです。
 ゴール前100mの勝負強さ、別の言い方をすれば、しっかりした「しまいの脚」が無ければ勝利は覚束ないのでしょう。
 デビュー戦から、「長めのレース」を戦っている馬が有力となります。

 さて、注目馬です。

 第一の注目馬は、2枠4番のシェーングランツ。
 前走アルテミスステークスG3は、上がり33秒8の末脚で差し切りました。2着馬とは1/2馬身差しかありませんでしたが、それ以上の差を感じさせたのです。枠順にも恵まれました。このレースを勝つようなら、世代の代表牝馬となるでしょう。

 第二の注目馬は、7枠13番のダノンファンタジー。
 前走ファンタジーステークスG3は、2着馬に1・3/4馬身差を付ける快勝でした。やはり、上がり33秒8の脚を使っています。1800mのレースの経験は無いのですが、しっかりした末脚で勝ち負けのレースをしてくれそうです。

 第三の注目馬は、3枠5番のメイショウショウブ。
 前走デイリー杯2歳ステークスG2は、牡馬アドマイヤマーズから3/4馬身差の2着と健闘しました。この時期から牡馬を相手に走るのも、陣営の将来を見据えての方針でしょう。牡馬陣と渡り合った彼女の粘り強い走りに期待します。

 今回は、以上の3頭に注目です。

 香港国際競走2018との関係から、今週は外国人騎手が少ないG1となっています。

 香港国際競走デイの各レースに引けを取らない、「立派な競馬」を期待しています。
[12月2日・J1昇格プレーオフ2回戦・ニッパツ三ツ沢スタジアム]
東京ヴェルディ1-0横浜FC

 0-0のまま後半のロスタイムに入った試合は、ロスタイムの目途が7分という状況下既に5分を過ぎていました。
 ここでヴェルディが右からのコーナーキックCK。

 このボールを、上がっていたヴェルディのゴールキーパーGK上福元選手がヘディングシュート、このシュートを横浜FCのGK南選手が右足でかろうじてクリアしましたが、こぼれたボールにヴェルディのフォワードFWドウグラス・ヴィエイラ選手が走り込んでゴール左隅に押し込みました。

 最後の最後に東京ヴェルディが得点を挙げたゲームでした。

 この敗戦により、横浜FCにとっての「12年振りのJ1復帰」が消えてしまいました。

 それは、横浜FCに所属している三浦知良選手の姿を2019年のJ1の舞台で観ることが出来なくなってしまったことも意味します。

 キングカズこと三浦知良選手は、このゲームには出場せず、ベンチから声援を送りづけていましたが、さすがにゲーム後は意気消沈した様子でしたけれども、「これがサッカーだと思う。・・・クラブとして経験を生かしたい」とコメントしました。
 
 私の様な「カズのファン」にとっては、本当に残念な結果となりました。
 「日本サッカーのレジェンド」として、「51歳のJリーガー」として、三浦知良選手の姿をJ1のピッチ上で観るのは、「早くとも52歳以降」になってしまいましたが、キングカズには来年以降も現役を続けていただき、捲土重来を期していただきたいと思います。

 それにしても、「51歳になってもカズは若い」と、改めて感じました。

 12月2日に行われた福岡国際マラソンで、服部勇馬選手(25歳、トヨタ)が2時間7分27秒のタイムで優勝を飾りました。
 服部(勇)選手はマラソン初優勝、「歴史と伝統」の福岡国際マラソンでは、2004年の尾方剛選手以来14年振りの日本人ランナーの優勝でした。

 スタートから先頭グループでレースを続けた服部(勇)選手は、32km付近で日本のエース・設楽悠太選手が後退した後は、エチオピアのツェガエ選手、エリトリアのメセル選手と首位争いを続けました。
 35kmから40kmの5kmを14分40秒前後で走り、36km付近の給水エリアで前に出てリードし、ラストの2.195kmを6分35秒という好タイムで押し切ったのです。
 ラスト7kmの見事な強さでした。

 思えば、主要な国際大会で日本人男子ランナーが「優勝」出来なくなって、相当の年月が経つと感じます。

 日本最高記録を叩き出すレースでも、なかなか優勝は出来なかったのです。
 今回の服部選手の成績において最も素晴らしいのは、「優勝したこと」なのでしょう。

 確かに、今回の福岡国際は、ケニアやエチオピアの現在のトップクラスが出場していなかったということはありますが、超一流ランナーが居ないレースであっても、主要な国際大会で優勝するというのは、とても価値があることは言うまでもありません。
 「優勝」は、いつの時代も至難の技なのです。

 福岡国際大会においては、1978年~80年の瀬古利彦選手の3連覇(1983年も含めて計4度の優勝)や、1984年・87年の中山竹通選手の2度の優勝など、かつての日本マラソン陣は、「好記録を出せば優勝する」という時代が有りました。

 それがいつのまにか「日本人トップ」で2時間10分を切れば・・・といった「基準」が広く使われるようになったのです。「優勝は出来なくとも、日本人トップ」での好タイムを評価する時代となっていました。
 「タイムより、まずは月桂樹の冠を付けてほしい」と考える、日本のマラソンファンとしては、とても残念な気がしていたものです。

 とはいえ、「現実は厳しいもの」ですから、たとえ「優勝できなくとも」好記録を出してくれる度に、東京オリンピック2020への期待を少しずつ膨らませていたのです。

 そして、ついに、服部選手が「優勝」を手にしました。

 過去3度のマラソンでは、35kmを過ぎると失速していた服部選手が、今回は「35kmから加速」したのです。どれ程のトレーニングを積んできたのでしょうか。そして、そのトレーニングが「効果的」であったことが証明されました。

 服部勇馬選手は、新潟県十日町出身の25歳。東洋大学時代には、設楽悠太選手と共に箱根駅伝で大活躍しました。
 身長176cm・体重61㎏と、日本人マラソンランナーとして高身長ですから、ストライドの大きな走りが特徴となります。

 大迫傑選手(27歳)、設楽悠太選手(26歳)に続いて、服部勇馬選手が登場しました。
 相当に選手層が厚くなってきています。

 日本男子マラソン界の「復活」に向けての戦いに、少し光が射して来ているのかもしれません。

 UEFA(欧州サッカー連盟)が主催する、新しいナショナルチーム同士の大会である、第1回ネーションズリーグは11月中旬にグループリーグGLの最終戦を終えました。各グループの結果が出たのです。

 ランキング順に、リーグA~Dに振り分けられ、各リーグにグループが設けられて、各グループ毎にリーグ戦を行うという形式ですが、FIFAワールドカップ終了後のヨーロッパにおけるナショナルチームの力量を測るには絶好の大会となっています。
 
 結果は、とても興味深いものとなりました。

① リーグAは、オランダ、スイス、ポルトガル、イングランドが決勝トーナメント進出

 ランキング最上位12チームで構成されたリーグAの4グループでは、1組はオランダが、2組はスイスが、3組はポルトガルが、4組はイングランドが1位となって、2019年6月に予定されている決勝トーナメント準決勝に進出しました。

 中では、1組のオランダチームの健闘が光ります。
 1組は、フランス、ドイツ、オランダの3チームで構成されていました。
 ワールドカップ2018ロシア大会の優勝チーム・フランス、ロシア大会ではよもやのGL敗退を喫したものの強豪国のドイツ、そしてロシア大会には出場できなかったオランダとなると、オランダチームにとっては苦しい戦いが予想されましたが、GL第2戦でドイツチームに3-0で快勝し、第3戦でフランスチームを2-0で破って、見事に1位となったのです。

 オランダ代表チームの「復活」と言って良いでしょう。
 ライアン・バベル選手やファン・ダイク選手(リバプール)、ワイナルドゥム選手(リバプール)らの攻撃陣の得点はもちろんとして、この2試合でブランスチーム、ドイツチームに得点を許さなかったことは、その守備力が高く評価されるべきでしょう。
 フランスチームとしては、このオランダチームとのゲームまで、予定通り?に首位を走っていましたから、よもやの敗戦・グループ2位ということになります。

② クロアチアとドイツがグループ最下位となってリーグBに降格

 このところ「得点力不足」に喘ぐドイツチームは、1組で2敗2引分と勝利を挙げることが出来ずに最下位となり、リーグBへの降格が決まりました。

 驚かされたのは4組のクロアチアチームです。
 緒戦でスペインチームに0-6で大敗してしまいましたが、何とか立て直して、第2戦はイングランドチームと0-0で引き分け、第3戦はスペインに3-2で雪辱し、最終戦に望みをつなぎました。
 しかし、このイングランド戦を1-2で落として1勝2敗1引分で最下位となり、こちらもリーグBへの降格が決まったのです。

 つい先日行われたワールドカップで優勝したフランスと準優勝のクロアチアが決勝トーナメントに進出できないどころか、クロアチアが降格するというのですから、ヨーロッパサッカー界のレベルの高さが感じられる結果となりました。

 尚、2組からはアイスランドチームが、3組からはポーランドチームが降格となりました。

③ リーグBからは、ウクライナ、スウェーデン、ボスニア・ヘルツェゴビナ、デンマークがリーグAに昇格

 リーグBの1~4組では、以上の4チームが首位となって、リーグAへの昇格を決めました。
 1組のウクライナチームは開幕3連勝で早々に首位を決めました。
 2組のスウェーデンチームは、ロシアチームとの激しい争いから、得失点差で1位となりました。
 3組のボスニア・ヘルツェゴビナチームも開幕3連勝で1位を固めました。競り合いに強いという試合運びでした。
 4組のデンマークチームはウェールズチームとの競り合いとなりましたが、引分けるべきゲームはきっちりと引分けて、勝ち点を上乗せしたのです。

 各組3チームで争う、リーグA・BのGLは「ちょっと油断すると直ぐに最下位」となって降格してしまうという、大会前の予想以上に厳しいレギュレーションであることが、改めて分かる、第1回大会のGLであったと感じます。

 UEFAネーションズリーグ大会のGLにおいては、「1勝」がとても重いのです。

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