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 今季のUEFAチャンピオンズリーグCLのグループリーグGLも、12月11日~12日に最終節が行われ、決勝トーナメントT進出の16チームが決まりました。

 C組を始めとして、予想外の混戦となったグループもありましたが、終わってみれば「比較的順当な結果」となった印象です。

 決勝T・ラウンド16に進出した16チームは以下の通り。

[A組]
1位 ボルシア・ドルトムント 勝点13
2位 アトレティコ・マドリード 勝点13

[B組]
1位 FCバルセロナ 勝点14
2位 トッテナム・ホットスパー 勝点8

[C組]
1位 パリ・サンジェルマン 勝点11
2位 リバプール 勝点9

[D組]
1位 FCポルト 勝点16
2位 シャルケ04 勝点11

[E組]
1位 バイエルン・ミュンヘン 勝点14
2位 アヤックス 勝点12

[F組]
1位 マンチェスター・シティ 勝点13
2位 オリンピック・リヨン 勝点8

[G組]
1位 レアル・マドリード 勝点12
2位 ASローマ 勝点9

[H組]
1位 ユベントス 勝点12
2位 マンチェスター・ユナイテッド 勝点10

 GLは決勝トーナメント進出チームを決める戦いですから、「勝ち抜け」ることが第一義ですので、勝点の多寡はあまり関係が無いのですが、とはいえ1位と2位の勝ち抜けによって、ラウンド16の対戦チームが異なりますから、その点では勝点の積み上げも重要ということになります。

 大混戦が続いていたC組は、最終節でリバプールがナポリを1-0で下し、サンジェルマンがレッドスター・ベオグラードを4-1で破って、何か「当初予想した順位」に落ち着いた印象です。
 リバプールは、モハメド・サラー選手が前半34分に先制し、その後は良く守った形で、後半には3枚のイエローカードを受けています。薄氷を踏む戦いだったのです。
 リバプールは「プレミアの意地」を見せたのでしょう。

 B組のスパーズとインテルは勝点8で並び、得失点差も共に△1でしたが、スパーズがアウェイのインテル戦で挙げた1点が物を言って、2位を確保しました。インテルとしては惜しい敗退でしょう。こちらもギリギリの競り合いでした。

① GL最多勝点チームは、D組のFCポルト

 並み居るビッグクラブを尻目に、FCポルトが勝点16でトップでした。
 シャルケ、ガラタサライ、ロコモティヴ・モスクワを相手にして5勝1引分という好成績を挙げたのです。6試合の得失点差も「9」ですから、良く守り、良く得点したという形でしょう。
 今季のポルトは、決勝トーナメントでも注目です。

② クラブ3強は順当に1位通過

 レアル・マドリード、FCバルセロナ、バイエルン・ミュンヘンの「3強」は、いずれも各組を1位で通過しました。
 さすがの強さを魅せたのです。

 CSKAモスクワに2敗したレアルは、他の4試合を全勝で乗り切りました。まだまだ「あるべきプレー」は出来ていない印象ですが、「CLに愛されているチーム」として、これから調子を上げて行ってくれるでしょう。

 バルセロナは4勝2引分で通過しました。「余裕綽綽」という感じがします。

 バイエルンも4勝2引分で通過しました。
 バルセロナとバイエルンは、共に最終節を引分けています。バイエルンはアヤックスと3-3の引分でしたから、余裕をもってという訳にはいかなかったのでしょうが、いずれにしても「最終節を引分で1位通過」というのは、CLを良く知っている戦い方だと感じます。

③ GL得点王はレバンドフスキ選手

 今季GLを終えての得点王は、バイエルンのロベルト・レバンドフスキ選手・8得点でした。6試合すべてに出場しての8得点は、ポーランド代表として出場したワールドカップ2018ロシア大会以降の不振から抜け出しつつあることを示しているのでしょう。

 2位はバルセロナのリオネル・メッシ選手・6得点でした。4試合に出場しての6得点は、現代最高のフォワードプレーヤーの面目躍如です。

 3位タイには5得点で、6選手が並びました。
 ホッフェンハイムのアンドレイ・クラマチック選手(クロアチア)、パリ・サンジェルマンのネイマール選手、FCポルトのモウサ・マレガ選手(マリ)、アヤックスのデュサン・タディッチ選手(セルビア)の4選手は6試合に出場しての記録。
 特にマレガ選手は、ポルト快進撃の立役者でしょう。
 ユベントスのパウロ・ディバラ選手(アルゼンチン)は5試合出場、ASローマのエディン・ジェコ選手(ボスニア・ヘルツェゴビナ)は4試合出場しての5得点でした。
 
④ 豪華絢爛なシティの得点者陣

 得点ランキングを観ると、マンチェスター・シティの得点者陣に眼を見張ります。
・3得点 ガブリエル・ジェズス選手(ブラジル)、ダビド・シルバ選手(スペイン)
・2得点 セルヒオ・アグエロ選手(アルゼンチン)、レロイ・サネ選手(ドイツ)、ベルナルド・シウバ選手(ポルトガル)、アイメリック・ラポルテ選手(フランス)

 2~3得点に6選手が並びます。
 スター軍団としての豪華なメンバーにも驚きますが、何より「シティの攻撃の多彩さ」を示しているように見えます。

 もちろん、他のビッグクラブでも数多くのプレーヤーがランキングに並んでいるのですけれども、「チームの得点王が3ゴール」しか?挙げていないのは、シティだけです。
 攻撃が、特定の選手に偏っていないのでしょう。

 一方で、決勝トーナメントを勝ち上がって行った時には「得点の型を持たない」ことによる決定力不足に悩まされる可能性があります。

 さて、ラウンド16の組合せ抽選会は12月17日に行われます。
 GLも同様ですが、優勝に向けて、決勝トーナメントも「くじ運」が大きな影響を及ぼすのです。
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