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 2018年の書き納めは、このテーマにしました。

 2018年8月25日新潟競馬第12レース、セイウンリリシイに騎乗し勝利を挙げた藤田菜七子騎手(21歳)は、2016年のデビュー以来通算勝ち星を35として、増沢由貴子騎手が保持していたJRA女性騎手最多勝利記録を更新しました。

 そして2018年シーズンを終えて通算47勝と、最多勝記録を更新中なのです。

 大活躍です。

 2016年に、JRA所属騎手としては3年振りの女性騎手としてデビューし、2016年シーズンは6勝、2017年は14勝、そして2018年は27勝と着実に勝利数を伸ばしています。
 27勝は全国リーディング42位、関東では18位とトップ20入りなのです。

 「JRAの水にも慣れ」という形ですが、プロデビューして3年間、着実に実績を伸ばすというのは、どんなスポーツにおいても容易なことでは無いでしょう。コンディションの維持が最も難しいところだと思いますが、落馬による怪我はありましたけれども、肉体的・精神的なタフネスはいささかも衰えていないところが、素晴らしいと感じます。
 
 続いて難しいのは、「競馬界における認知度向上」という点でしょうか。騎手ですから、騎乗依頼が無ければ騎乗回数は増えません。藤田騎手は、美浦・根本厩舎所属ですから、厩舎の馬に乗る機会が有りますが、所属厩舎の馬だけでは騎乗回数は限られています。
 従って、他厩舎の馬に乗る機会を増やしていかないと、成績を上げて行くのは困難なのです。

 この点でも、藤田騎手はとても頑張っていると思います。
 2017年10月21日の新潟競馬第11競走・飛翼特別での勝利は、JRA所属女性騎手による史上初の「メイン競走勝利」でした。また、このレースで年間12勝となって、JRA女性騎手の年間最多勝記録も更新したのです。

 そして2018年6月、通算31勝として「G1競走の騎乗資格を得た」ことは、数多くのニュースにも採り上げられました。

 こうして見てくると、藤田菜七子騎手の活躍は、従来のJRA女性騎手のトレンドを大きく超えていることが分かります。同期の男性旗手と比較しても遜色のない活躍と、3シーズンの成長が有ります。

 「とびっきりの男性社会」と言われる競馬界に在って、藤田騎手には様々な困難が連続していたと思われるのですが、それらを何とかクリアし続けているところに、強い意欲と意思を感じます。
 中央競馬における「女性騎手の新しいフィールドを開拓」し続けているのです。

 どんなプロスポーツでも共通していることでしょうが、「不断の研究」と「問題・課題に対する対策立案・実行」は、自らのパフォーマンスを向上させるうえで不可欠の事でしょう。
 藤田騎手には、その能力が備わっているのでしょう。
 こうした能力を備えたプレーヤーは、フィールドが高ければ高いほど、力を発揮するのです。
 G1レースに持ち馬を出走させる馬主の皆さんにとっても、「任せるに足る騎手」なのではないでしょうか。

 2019年シーズンには、G1レースに騎乗する藤田菜七子騎手の姿を、是非観てみたいものです。

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