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[5月5日・ヤフオクドーム]
ソフトバンク7-2オリックス

 「子供の日には負けない」工藤監督の伝説が続き、ソフトバンク・ホークスが快勝したゲームでした。
 打線は11安打で7得点、投手陣はアリエル・ミランダ投手→川原弘之投手→加治屋蓮投手と繋いで2失点に抑えるという試合内容は、「強さ」を感じさせるもので、2019年のパ・リーグペナントレースもホークス中心で展開されることを確信させるに十分なものでした。

 そしてこのゲームは、ホークスの新しいスピードスターの活躍も観られました。
 2番打者・周東佑京(しゅうとう うきょう)選手が、第二打席に三塁打、第四打席にセンター前ヒットを放ち、2盗塁を披露したのです。この2盗塁は、第四打席のヒットから二盗・三盗を決めたものです。

 これで、ゴールデンウィークの6ゲームで7盗塁、ここまで今季盗塁成功率100%。
 第一に「ランニングスピード」が素晴らしく、第二にスライディング技術が高いのですから、「スピードスター」としての資質は十分ということになります。

 1996年生まれ23歳の周東選手は、群馬県太田市の出身、東京農大二高から東京農大に進み、東京農大北海道オホーツク硬式野球部でプレーし、2017年10月のドラフト会議において、ソフトバンク・ホークスから育成枠二順目で指名されて入団しました。

 甲子園出場経験は無く(3年生時に夏の群馬大会決勝で、その年の夏の甲子園大会で優勝した前橋育英高チームに敗れ、惜しくも出場はなりませんでした)、東京や大阪の大学野球リーグでプレーした訳でもありませんから、所謂「野球エリート」では無いのでしょうが、その非凡な才能とプレーは、プロのスカウトの目にも留まっていたということでしょう。

 身長180cm・体重74㎏と報じられていますが、映像で観ても「相当にスリム」です。
 筋肉を付ける余地が十分ということでもあります。

 遊撃手、三塁手、そして外野手と、多くのポジションを熟せるスピードスターとなれば、出場機会が増えるのは自然な話です。

 NPBを代表する「令和のスピードスター」に向けて、今後の大活躍が期待されるプレーヤーでしょう。
[5月6日・女子やり投げ・ヤンマースタジアム]
1位 北口榛花選手 64m36cm
2位 久世生宝選手 56m77cm
3位 宮下梨沙選手 56m42cm

 第6回木南道隆記念陸上競技大会で、素晴らしい日本新記録が誕生しました。

 女子やり投げ種目で、21歳の北口榛花(きたぐち はるか)選手が、従来の日本記録63m80cm(海老原有希選手)を56cm上回る投擲を魅せたのです。

 この記録は、ドーハ世界選手権2019の参加標準記録61m50cmを大幅にクリアすると共に、東京オリンピック2020の参加標準記録64m00cmをも超えました。
 何より凄いのは、この記録がロンドン世界選手権2017および今季の世界ランキングにおいても「6位」に相当する記録だという点です。

 陸上競技に詳しい方なら、日本陸上界が最も世界トップレベルから遅れている種目のひとつが、女子投擲であることは、ご存じの通りです。
 男子投擲には、ハンマー投げの室伏浩二選手のアテネオリンピック2004における金メダルや大邱世界選手権2011の優勝、そしてやり投げの新井涼平選手のアジア大会や世界選手権での活躍があるのですが、残念ながら女子では、世界は遠い存在だったのです。

 そうした状況下、今大会の北口選手のパフォーマンスは素晴らしいものです。

 1998年生まれ・21歳の北口選手は北海道旭川市出身。2015年の世界ユース大会では、やり投げ種目を60m35cmで優勝しています。
 身長179cmと報じられていますから、日本女子プレーヤーとしては恵まれた体躯です。

 「60m越え」は、日本女子やり投げプレーヤーにとって、ひとつの大きな壁でした。
 北口選手は、2016年・18歳の時に61m38cmを記録し、今回の快記録をも生み出したのです。

 オリンピックの前年には、大きく記録を伸ばすプレーヤーが世界中に登場します。
 日本の女子投擲陣にも、そうした選手が登場したのです。

 北口選手が2019年中に「65m」を超えて行くようなら、東京オリンピック2020におけるメダル争いに加わることも夢ではありません。

  「新星」が登場しました。
[令和1年5月1日・東京ドーム]
読売ジャイアンツ5-1中日ドラゴンズ

 「平成最後の」の流行が去り、「令和最初の」が溢れています。
 
 プロ野球も、令和初日の5月1日に行われた試合においては、当然ながら、「令和最初の」が続々と生まれました。

 まずは「令和最初の完投勝ち」を収めたのは、菅野智之投手でした。
 NPB・NO.1投手としての貫録の投球で、8回まではドラゴンズ打線を3安打に零封しました。
 菅野投手としては「完封」を十分に意識できる投球内容だったのです。

 ところが?、8回裏ジャイアンツ打線が「長い攻撃」を展開し、結局無得点に終わってしまいました。
 これで少しリズムが狂ったのでしょうか、9回表の菅野投手の投球は「さっぱり」でした。
 何より「球威が無く」、中日打線に4安打を浴びて1点を失いました。
 このままでは逆転の可能性もと感じましたが、そこはさすがに菅野投手、最後は堂上選手を外角高めの投球からの2塁ゴロ・併殺に打ち取って、完投勝ちを確保しました。
 味のある9回の投球であったと思います。球威は無くなっても、コントロールで十分に対応できたのでしょう。

 それにしても、好投している投手にとっては、味方の長い攻撃、それも結局無得点の攻撃は、体が冷えてしまい、気合・気迫の面でも一度火を落してしまうといった面から、マイナスの影響が有るように観えます。
 菅野投手としては、休憩時間が長くなることよりも、心身ともに熱い状態で9回表のマウンドに立ちたかったのではないでしょうか。

 それでも、通算1,000奪三振をも演じての「125球完投」は、球界第一人者の面目躍如たるものです。
 2019年のプロ野球においては完投勝ち自体が「至難の技」であることなのですから。

 一方、2回裏には、坂本勇人選手が左中間スタンドにホームランを放ちました。NPB全体の「令和1号本塁打」でした。
 ホームランバッターでは無い坂本選手としては、やや意外な記録となった訳ですが、ジャイアンツのキャプテンとして、昨シーズンから続いいる好調を記録という形にしたのです。
 他の試合との比較になるのですが、「2回」に打ったところが凄いというか、坂本選手の「星」も感じます。。

 こうした「記録」が生まれると、過去の記録にも注目が集まるのは自然な話です。
 「平成の初完投・初ホームラン」にもスポットライトが当たったのです。

 平成のホームラン第1号は、現在のジャイアンツ監督である原辰徳選手でした。
 そして平成・初完投勝利は、その試合でジャイアンツの先輩・桑田真澄投手が記録したのです。
 30年余の時を経て、同じジャイアンツのプレーヤーが「令和最初の試合」で、同じように実現したというのは、もちろん偶然にしても、「出来過ぎ」という感じがしますし、「縁」を感じるのも自然なことでしょう。

 この2選手の記録は、何より「素晴らしい能力」から生まれていることは間違いありません。

 当たり前のことを書き恐縮ですが、お二人とも「NPBを代表するプレーヤー」なのです。
[4月25~28日・ザロイヤルゴルフクラブ(茨城県)]
1位 安田祐香選手 11アンダーパー
2位 アタヤ・ティティクル選手(タイ) 3アンダー
3位 イ・イェウン選手(韓国) 2アンダー

 「令和」において活躍が期待される若きプレーヤーが、女子ゴルフ界にも登場しました。
 兵庫県・神戸市出身の18歳、安田祐香選手が見事なプレーを魅せて、アマチュア・アジアNO.1に輝いたのです。

 トーナメント最終日、パッティングが好調だった安田選手は65打のラウンドを魅せて、2位に8打差を付けて圧勝しました。
 素晴らしいプレー内容であったと思います。

 この勝利によって安田選手には、2019年のエビアン・チャンピオンシップと全英女子オープンの2つのメジャー大会と、2020年のオーガスタナショナル女子アマチュア大会の、計3つの大会への出場権が付与されました。
 これらの大会での活躍も期待されますが、18歳のアスリートとして、この3大会から様々なことを吸収していただきたいと思います。

 それにしても、本大会における日本人女子アマチュアプレーヤーの皆さんの活躍は見事です。
 西村優菜選手(5位)、古江彩佳選手(7位タイ)、吉田優利選手(12位タイ)、小倉彩愛選手・佐渡山理莉選手・梶谷翼選手(17位タイ)、後藤未有選手(40位タイ)、と若きプレーヤーがそのプレーを披露してくれました。

 切磋琢磨して、日本女子ゴルフ界を牽引して行って欲しいものです。
 5月5日、東京競馬場芝1,600mコースで行われる、第24回NHKマイルカップ競走G1の注目馬検討です。

 かつては、このレースと日本ダービーの「変則二冠」を狙う馬の挑戦が有りましたが、2008年のディープスカイ以降は変則二冠馬が出ていませんし、そもそも「そうした使い方」をされる馬も居なくなりました。やはりスケジュールが厳しいのでしょう。

 2009年以降は「3歳マイル王決定戦」という位置づけが確立されつつある感じがします。

 それは、取りも直さず、阪神ジュベナイルフィリーズや朝日杯フューチュリティステークスを勝利した「2歳王者」が挑戦し易いレースになりつつあることを示しているとも言えるのでしょう。
 2011年のグランプリボス(朝日杯FS、NHKマイル、優勝)、2016年のメジャーエンブレム(阪神JF、NHKマイル、優勝)のパターンですが、血統面からマイラーと判断される2歳王者のひとつのルートになってきています。

 2019年のレースについて観れば、このパターンの出走馬はアドマイヤマーズということになります。(同馬は皐月賞にも出走していますから、純粋なこのルートでは無いとも言えます)

 さて、注目馬です。

 第一の注目馬は、4枠7番のグランアレグリア。
 前走桜花賞は快勝でした。さすがに牡馬一線級相手ではやや苦しいかと思いましたが、枠順に恵まれました。4角まで力を貯めて来ることが出来れば、十分に勝負になりそうです。
 ここを勝つようなら、2005年のラインクラフト以来の桜花賞+NHKマイルとなります。

 第二の注目馬は、2枠3番のダノンチェイサー。
 久々が気になりますが、池江師のことですからキッチリと仕上げてくれるでしょう。

 第三の注目馬は、6枠12番のワイドファラオ。
 ここまでの全4走がマイル戦です。前走ニューシーランドトロフィーは接戦を制しています。スペシャリストの力に期待します。

 今回は、以上の3頭に注目します。

 力量上位のアドマイヤマーズは、枠に恵まれなかったと感じます。

 東京競馬場の長い直線、残り100mで抜け出してくるのは、どの馬でしょうか。
 4月29日、日本武道館で行われた全日本柔道選手権大会は、ウルフ・アロン選手が初優勝を遂げました。

 100kg超級の世界選手権代表選考に大きく影響する大会でしたから、大型選手達の戦い振りが注目されました。
 優勝候補である、原沢久喜選手(2018年優勝者)と王子谷剛志選手(2017年優勝)の決勝対決が予想されたのです。

 ところが準々決勝で2選手共に敗れました。

 太田彪雅選手と対戦した原沢選手は、前半こそ内股、大外刈といった技で攻撃を仕掛けましたが、4分を過ぎて延長に入ってからは「疲労」が目立ち、太田選手の攻撃を受けることとなって、最後は袖釣込腰で技ありを取られて完敗しました。
 意外なほどの「持久力不足」を露呈したのです。

 ウルフ・アロン選手と対戦した王子谷選手は、概ね一方的に攻められ、最後は内股で一本を取られました。帯を取られての一本負けは、「スピード不足」と指摘されても仕方がないところでしょう。
 一方、劣勢を予想されたアロン選手の「連続攻撃」がとても印象的でした。

 ウルフ・アロン選手は準決勝で小川雄勢選手と対戦しました。
 この試合でも、ウルフ選手は次々と技を繰り出し、最後は大内刈で仕留めました。
 小川選手は、力を発揮できない試合でした。

 加藤博剛選手は準々決勝で、開始16秒、景浦心選手を支釣込足で破りました。
 この技では、加藤選手と景浦選手の体が離れてしまい、景浦選手は背中を畳に付いたわけではないのですが、景浦選手の体が大きく飛んでいましたので、加藤選手の技の効果が大きかったことは事実ですので、一本です。

 背中が付けば1本、体の横側が付けば有効、といった「見た目」の評価基準もあるのでしょうが、より本質的には「相手の技が効いて自身のコントロールが出来なくなった場合」には、何らかの判定を受けるということになるのでしょうし、そうでなければ格闘技ではないでしょう。

 話を戻します。

 加藤選手は準決勝の太田選手との対戦では、好きあらば巴投を仕掛けました。この巴投は加藤選手のお家芸です。2012年の大会でも、巴投を主体に戦い、見事に本大会を制しています。
 繰り返し繰り出される巴投を太田選手はかわしていましたが、故障を発症して、最後は巴投で一本負けを喫しました。

 さて、全日本柔道選手権2019は、130kg前後の選手達では無く、90から100㎏の選手同士によって決勝が争われることとなりました。

 技のバリエーションから観て、ウルフ・アロン選手がやや有利かと思われましたが、そこは「百戦錬磨」の加藤博剛選手は、組手を工夫して、ウルフ選手の連続技を封じました。今大会、準決勝まで好調に技を繰り出していたウルフ選手も「動き難い」体制となったのです。
 一方で加藤選手の方も、なかなか技をかけ難い体制でしたので、試合は4分を超えてゴールデンスコアGSに入りました。
 そして、加藤選手にもさすがに疲れが見えた5分29秒、ウルフ選手の支釣込足が決まりました。見事な一本でした。
 加藤選手は決勝で「負けない柔道」を展開しましたが、勝つのは難しい戦法だったのかもしれません。

 ウルフ・アロン選手は、素晴らしいプレーを披露してくれました。
 この大会の5試合を全て一本勝ちでクリアして魅せたのです。
 相手選手の重心の移動を瞬時に判断して、次から次に技を繰り出す柔道は、現在のルールの下ではとても効果的なものです。

 加藤選手も技が良く出る柔道でした。
 
 こうした柔道を繰り広げる選手が決勝を争ったことに、大きな意味のある大会だったのかもしれません。
[平成31年4月28日・天皇賞(春)・京都競馬場]
1着 フィエールマン(騎手 クリストフ・ルメール)
2着 グローリーヴェイズ(同、戸崎 圭太)
3着 パフォーマプロミス(同、北村 友一)

 「平成」最後のG1競走・第159回天皇賞(春)は、最後の直線300m以上に渡る壮絶な叩き合いの末、フィエールマンがグローリーヴェイズをクビ差押さえて優勝しました。

 残り200m付近で、一度は先頭に立ったグローリーヴェイズでしたが、内から差し返すフィエールマンに再逆転を許し、「大魚を逸し」ました。

 このレースでフィエールマンに騎乗したルメール騎手は、これで所謂「八大競走」完全制覇を達成しました。
 まさに「偉業」です。

 「八大競走」というのは、1984年にグレード制が導入される以前、中央競馬を代表する8つの大レースを指します。
 それは、桜花賞、皐月賞、優駿牝馬(オークス)、東京優駿(日本ダービー)、菊花賞、天皇賞(春)、天皇賞(秋)、有馬記念の8レース。

 クラシック競走5レース+天皇賞(春)(秋)+有馬記念という組合せは、1983年以前においては「最も高い栄誉」が与えられるレース群であり、その頃にグレード制が有ったとすれば、この8レースがG1であったことでしょう。

 もちろん、中央競馬最高賞金レースであるジャパンカップや、マイル王を決める安田記念、短距離王を決めるスプリンターズステークスといったレースの重要性は言うまでも無いことで、現在では「八大競走」というカテゴリーは存在しないのですけれども、特にオールドファンにとっては、この言葉を耳にすると独特の感慨が有ります。

 加えて、「八大競走完全制覇の難しさ」が、その価値をより重くしていると感じます。

 中央競馬の長い歴史の中で、保田隆芳騎手、武豊騎手、そしてクリストフ・ルメール騎手の3人しか、完全制覇を達成していません。

 武豊騎手は、我が国の競馬を代表する存在として、国際的にも良く知られる存在ですが、ルメール騎手の今回の快挙によって、再び脚光を浴びたのが保田隆芳騎手でしょう。

 保田騎手は、1936年(昭和11年)から1970年(昭和45年)まで、東京・尾形藤吉厩舎(名門。当時の日本競馬を代表する厩舎でした)の主戦ジョッキーとして大活躍しました。
 「名人」と称された騎乗は、特に天皇賞10勝に観られるように、騎手の技量がより必要なレースにおいて存分に発揮されました。

 通算「1,295勝」は長い間、中央競馬騎手最多勝記録として輝きました。
 「1,295」と聞いただけで、当時の競馬ファンには、その意味が分かったものです。
 大袈裟に言えば、競馬界における固有名詞の様な数字であったと感じます。

 この当時に比べて、現在に至る過程でレースの数自体が相当に増えましたから、「1,295勝」の価値は、依然として極めて高いものでしょう。

 この伝説的な「1,295勝」は、野平祐二騎手(1,339勝)に追い抜かれました。しかし、大騎手であり、当時の人気NO.1ジョッキーでもあった野平騎手にしても、皐月賞、日本ダービー、菊花賞の牡馬クラシックレースは一度も勝っていません。

 この野平騎手の最多勝記録を更新したのが、加賀武見騎手(1,352勝)でした。
 しかし、大レースに強かった印象がある加賀騎手にしても、どうしても皐月賞だけは勝てませんでした。

 20世紀から21世紀にかけて活躍した、JRAの大騎手ならば、岡部幸雄騎手が挙げられます。
 通算2,943勝という大記録を打ち立て、数々の大レースを何度も制しましたが、不思議な事に、桜花賞にだけは縁が無かったのです。

 こうした数々の大騎手にしても、「八大競走完全制覇」は厚い壁であったのですが、クリストフ・ルメール騎手は、2015年に中央競馬に本格参戦後、僅か5年で成し遂げました。
 「驚異的」と言うしかないでしょう。

 Cルメール騎手による「八大競走」制覇の内容は以下の通りです。

① 桜花賞 アーモンドアイ(2018年)、グランアレグリア(2019年)
② 皐月賞 サートゥルナーリア(2019年)
③ オークス ソウルスターリング(2017年)、アーモンドアイ(2018年)
④ 日本ダービー レイデオロ(2017年)
⑤ 菊花賞 サトノダイヤモンド(2016年)、フィエールマン(2018年)
⑥ 天皇賞(春) フィエールマン(2019年)
⑦ 天皇賞(秋) レイデオロ(2018年)
⑧ 有馬記念 ハーツクライ(2005年)、サトノダイヤモンド(2016年)

 2019年シーズンに入って、残されていた皐月賞と天皇賞(春)を制して、一気に達成したことになります。

 加えて、ルメール騎手は天皇賞(春)制覇の翌日4月29日には、史上最速で通算1,000勝も達成しています。

 皆さんご承知の通り、「ルメール騎手の騎乗にはミスがとても少ない」のです。
 レース前の戦略・戦術の構築(馬主や調教師を交えての打合せの上でしょう)、それをレースできっちりと実践する実行力、そして何より騎乗馬に負担をかけない素晴らしい騎乗技術と柔らかい騎乗フォーム。

 当代随一のジョッキーであることは、衆目の一致するところです。

 フランス競馬において11シーズン(718勝)を戦ってきた後に、日本に登場したこともあり、既に39歳のルメール騎手ですが、「油の乗り切った騎乗」を魅せてくれていますので、「令和」の競馬も、当分の間は「Cルメールの時代」が続くことでしょう。
 4月27・28日の両日、第53回織田幹雄記念国際陸上競技大会がエディオンスタジアム広島を舞台に開催されました。
 例年、我が国の陸上競技シーズン開幕を告げるビッグゲームとして注目されている大会ですが、今年も良いパフォーマンスが披露されました。
 「令和」時代に飛躍が期待されるプレーも随所に観られたのです。

[男子110mハードル]
1位 石川 周平選手 13秒54
2位 泉谷 駿介選手 13秒56
3位 大室 秀樹選手 13秒78

 スタートから泉谷選手が飛び出しリードを奪いましたが、石川選手が追い上げ、10台目のハードルを越えた後良く伸びて、ゴール寸前逆転しました。見事な競り合いでしたし、タイムもこの時期としてはとても良かったと思います。

 伸び盛り・19歳の泉谷選手が先行し、23歳の石川選手が逆転したレースでしたが、共に個性十分な走りでしたので、今後の成長、東京オリンピック2020に向けての成長が、とても楽しみです。

[女子100m]
1位 ライリー・デイ選手 11秒54
2位 御家瀬 緑選手 11秒54
3位 土井 杏南選手 11秒64

 土井選手の復活が期待されたレースでしたが、恵庭北高校の観家瀬選手がスムースな走りで快走し、ゴール寸前にオーストラリアのデイ選手の逆転を許したものの、自己新記録で2位となりました。
 女子100mに現れた、才能豊かな新星でしょう。

 土井選手は、相当回復してきたとはいえ、まだまだ本来の走りには戻っていません。あの「伸びやかな走り」が観られる日が早く来て欲しいと感じます。

[男子100m]
1位 白石 黄良々選手 10秒19
2位 多田 修平選手 10秒21
3位 宮本 大輔選手 10秒27

 既に、桐生祥秀選手や山縣亮太選手と共に「日本一」を争うポジションに居る多田選手のシーズン序盤の走りが注目されましたが、大東文化大4年の白石選手が90m地点で逆転し優勝しました。10秒19という好記録、自己新記録でもありました。
 日本トップクラスのランナーであっても、調子が上がっていなければ勝てないというところが、日本短距離陣の層の厚さを示していると感じますし、頼もしい限りです。

 多田選手は、特徴である前半の加速は見所が有りましたが、後半はバランスが悪く、スピードを維持することが出来ませんでした。蹴った後の脚の動きの中で、膝から下の動きに無駄が有り、タイムをロスしているように観えました。
 一方で、この走りでも10秒21が出るところに、多田選手の強さも感じました。

 2019年の織田記念大会は、次代を担うプレーヤーが複数登場する大会となりました。
 「自己新記録」を叩き出した選手も多かったのです。

 シーズン当初から「自己新記録」とは素晴らしいことでしょう。

 さすがに、「オリンピック前年のシーズン」なのです。
プロフィール

カエサルjr

Author:カエサルjr
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我が家の月下美人も16年目。同時に30個の花が咲くこともあります。スポーツも花盛りですね。一緒に楽しみましょう。

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