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HOME   »  2019年05月14日
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 5月11日、アメリカ合衆国アーカンソー州フェイエットビルで開催された、大学南東地区選手権大会の100m決勝で、サニブラウン・アブデル・ハキーム選手(20歳、フロリダ大学)が9秒99の好タイムで優勝しました。
 追風1.8mでしたから公認記録です。

 2017年9月に桐生祥秀選手が9秒98をマークして以来、日本人ランナーとして2人目の9秒台を記録したのです。

 テレビの録画映像を観ると、スタートから20mまでの走りは秀逸なものでした。
 体が起き上がる動きと脚動きのバランスが良く、素晴らしい加速が実現していました。

 30mから60mまでの走りは、この日のランの中では最も出来が良くなかったように観えました。やや力みが観られ、全体としてスムースさに欠けました。

 そのまま失速するケースも多いのですけれども、70mからゴールまでは、良くスピードを維持していました。ラスト30mは、ハキーム選手として狙い通りの走りだったのではないでしょうか。

 もちろん、レース全体としては良い走りでしたので9秒99が出たことは間違いないのですが、まだまだ記録を伸ばす余地があるとも言えそうです。

 レース後のインタビューでハキーム選手は、「いずれは出ると思っていた。(今回)それ程早く走れているとは感じなかった」とコメントしています。「ああ、出たか」という感じのコメント。ご本人として「完璧な走り」という感じでは無かったのでしょう。

 加えて、このレースで「1着」だったことが素晴らしいと思います。

 短距離レースの本場・アメリカにおいては、10秒切りは珍しいことでは無いのかもしれませんが、そうした多士済々の大会において優勝を飾ることの価値は、とても大きなものでしょうし、2着・3着での10秒切りより、1着の10秒切りの方が、より難しいものであろうと思います。

 大きな伸びしろを感じさせる、ハキーム選手の9秒99。

 日本陸上競技男子短距離陣のレベルアップは続きます。
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