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[6月1日・決勝・エスタディオワンダメトロポリターノ]
リバプール2-0トッテナム・ホットスパー

 イングランド・プレミアリーグ同士の対戦となった決勝は、リバプールが2-0で快勝し、UEFAチャンピオンズリーグ2018~19年シーズンのチャンピオンに輝きました。

 ゲームは開始早々・前半2分に動きました。
 ハンドの反則から、リバプールがペナルティーキックPKを獲得しました。
 蹴るのは、モハメド・サラ選手。

 このゲームの形を決めるプレーです。

 サラ選手は、ほぼ真ん中に打ちました。
 相手コールキーパーが左右どちらかに飛ぶことを予想しての、真ん中へのシュートであったと思います。

 しかし、スパーズのゴールキーパーGKウーゴ・ロリス選手は一歩も動きませんでした。

 結果として、サラ選手のシュートはロリス選手の僅かに左側に飛んだのです。
 ロリス選手が手を伸ばせば届く位置であったと思います。

 再び、しかし、ロリス選手はほとんど反応できませんでした。

 シュートはロリス選手のすぐ横を通過したのです。

 PKが決まりました。

 サラ選手のシュートが強烈で、あまりに速くて、ロリス選手が反応できなかったのでしょうか?
 もちろん、世界トップクラスのゴールゲッターであるサラ選手のPKを止めることが容易では無いことは、誰にでも分かることなのですが、一方で「GKの読みが当たって、動かなかった戦術が功を奏した」ように観える状況下、弾くことも出来なかったのは、返す返すも残念なことです。

 いずれにしてもこの先制点によって、ビックゲームにおける「0-0」の拮抗した時間帯があっという間に終わり、ゲームは「リバプールがリードし、トッテナムが反撃する」という図式になったことは間違いありません。
 ゲームは、リバプールがコントロールするものになったのです。
 (ビックゲームにおける先制点の重要性は、今更言うまでもないことでしょう)

 当然ながら、ここからスパーズの攻勢が続きました。

 ハリー・ケイン選手、ソン・フンミン選手、ハリー・ウィンクス選手、ムサ・シソコ選手、デレ・アリ選手らがリバプールゴールに襲い掛かります。
 シュートも次々と繰り出されますが、リバプールのGKアリソン選手が良く防ぎました。このゲームのアリソン選手は「当たっていた」と思います。

 打打発矢の応酬のゲームは1-0のまま後半40分を過ぎました。

 攻守の切り替えの速い、緊迫感に溢れたゲームも残り10分となったのです。

 そして後半42分、スパーズゴール前の混戦から、ディポック・オリギ選手がゴールに向かって左サイドから、スパーズゴール右隅にシュートを決めたのです。
 勝利を決定づける2点目でした。

 オリギ選手は、後半13分、ロベルト・フィルミーノ選手との交替で入ったプレーヤーです。このシュートは「ここしかない」というコースに決めたものでした。

 プレミアリーグ同士の戦いとなった決勝は、プレミアリーグで惜しくもリーグ優勝できなかったリバプール、つまりリーグ上位のチームが勝利しました。
 ある意味では「順当な」結果となったのです。

 大逆転劇が続いた2018~19年のチャンピオンズリーグは、決勝戦だけは順当だったということでしょうか。

 それにしても、スパーズにとっては前半2分のPKが悔やまれます。
 詮無いことなのですけれども、GKロリス選手に止めて欲しかったものだと、今でも感じるのです。
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