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[7月21日・千秋楽]
遠藤-(寄り切り)-北勝富士

 9勝5敗同士の対戦となった、前頭筆頭の北勝富士と前頭2枚目の遠藤の一番は、激しい攻防の応酬となりました。

 立合いから北勝富士が押して出ます。持ち味の相撲です。
 遠藤は堪えて、まわしを狙いますが、北勝富士の突き放しが強烈ですから、なかなか回しに手がかかりません。
 遠藤は引き足で土俵伝いに後退します。これを北勝富士が追いかけ、押し立てます。

 ここで遠藤は、さがりをしっかりと掴んで、押しに堪えます。
 遠藤の持ち味である「密着相撲」を実現するためには、まわしが必要なのですけれども、まわしが取れないとなれば「さがり」を掴んででも、北勝富士との距離を保とうとしたわけです。
 「さがり」が取口の中で使用されることは多くはありませんが、この取組ではとても重要な役割を果たしました。

 遠藤を追いかけ続ける北勝富士は、遠藤との間に少し距離が出来たところを、西土俵に押し立てます。
 しかし、上体が伸び切ってしまい、自慢の押しの威力が弱かったこともあってか、遠藤が良く持ちこたえ、両力士は再び土俵中央に戻りました。

 遠藤の右下手、北勝富士の左上手の半身の体勢。
 この形からなら、北勝富士の上手投げが有利だと思いました。遠藤が寄って出た時に打つのです。

 しかしここで遠藤は「真っ直ぐに押し」ました。
 この「真っ直ぐな押し」が効果的で、北勝富士は土俵を割りました。

 両力士が持ち味を発揮した、2019年7月場所屈指の「大相撲」であったと思います。

 この場所、技能賞に輝いた遠藤は、さすがの相撲でした。
 「さがり」を握りしめての粘りや、土俵際での防戦など、随所に「上手さ」を発揮していました。当代随一の技能派の本領を発揮したのです。
 これで10勝5敗としましたから、9月場所は三役に返り咲く可能性が高いと思います。

 7月場所は膝などのコンディションも良かったのでしょう。
 9月場所でもコンディションを維持していただき、「遠藤の相撲」を存分に披露していただきたいものです。
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