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[9月3日・1次リーグ・B組]
日本5-1パナマ(6回降雨コールド)

 2次リーグ進出に向けての大切なゲーム、パナマチームとの戦いを日本チームは勝ち切りました。

 パナマチームの先発ブラウン投手を打ちあぐねた日本チームは、チャンスを作ることすらなかなか出来ませんでした。

 雨が降りしきるゲームでしたから、前日の台湾戦の悪夢が蘇ります。
 1-3とリードを許したまま「降雨コールドゲーム」となり、日本チームは台湾チームに今大会初の敗戦を喫したのです。
 グラウンド状態もとても悪いので、何らかの形でパナマチームにリードを許す可能性が十分にありますから、日本チームとしては早くリードして、いつ「雨が強くなっても大丈夫」という状況を作りたかったのです。

 ブラウン投手の好投もあって、ゲームはパナマがやや押し気味でしたが、日本の先発・西純矢投手も粘り強い投球を魅せて、1-1のまま5回裏を迎えました。
 5回裏・森敬斗選手がライト線に3塁打を放ち出塁しました。日本チームにとって2本目の安打であったと思います。

 このチャンスは絶対に物にしたいところでしたが2死1・3塁となって、打席には4番石川選手が立ちました。
 パナマチームもスアレス投手をリリーフに送ります。

 そして、内角より低めのストレートをレフトにホームランしたのです。
 腕を畳んでの素晴らしいスイングでした。
 不慣れな「木製バット」もなんのその、飛距離十分のホームランは、石川選手の実力を見事に示してくれました。

 この「起死回生の一発」で、日本チームのベンチは一気に明るくなりました。

 それにしても、スケジュール等の関係から致し方ないこととはいえ、今大会の試合は雨ばかり降っている印象です。
 グラウンドも「いつもぐちゃぐちゃ」という感じ。
 守備プレーも大変でしょう。

 ボールの交換も少ないように観えます。
 投球がワンバウンドして、泥が沢山着いたボールを継続して使用しているケースが多いのです。投球軌道の望ましくない不規則変化の要因となるでしょう。
 例えば甲子園大会なら、直ぐに交換して、泥の着いたボールは丁寧に拭いて、乾いてから使用するのではないかと思います。
大会用に準備されているボールの数が少ないのかもしれません。

 いずれにしても、これだけ強い雨の中でプレーを続けると、イニングを重ねるにつれて、各種の「不確定要素」が増加するばかりの様に観えます。
 
 「実力世界一」を競う大会に相応しいコンディション、特にグラウンドコンディションの回復が、待望されます。

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[9月1日・1次リーグ・B組]
日本16-7アメリカ

 1次リーグ・B組の注目の1戦は、日本チームがアメリカチームに打ち勝ちました。

 日本チームは、1-1同点の3回裏5得点、4回裏5得点とビッグイニングを連続し、一時は11-1と大きくリードしました。

 しかし、さすがのアメリカチームは、5回2得点、6回3得点と追い上げ、一時は7-11と4点差まで詰め寄りました。勝負の行方は予断を許さないものとなったのです。

 そして7回裏、日本チームの横山陽樹選手がソロホームランを放ち、12-7と再びリードを広げたのですが、このホームランが勝負を決めた一打であったと思います。
 その後、日本チームは8回裏にも4点を追加し、結果としては16-7と大勝した形ですが、横山選手のホームランが無ければ、ゲームがどちらに傾いたのかは、分からないところだったでしょう。

 この大会4連覇中であり、「18連勝中」でもあったアメリカチームの連勝を、日本チームが止めたゲームとなりました。(ベースボールという競技の国際大会で18連勝というのは、信じられないような強さでしょう)

 「ベースボール発祥国」としてのアメリカチームのプライドは、当然ながら、とても高いのです。
 このゲームでも、1回表に先制した時、活躍したアメリカチームのプレーヤーが自分の胸を何度も拳で叩いていました。ユニフォームの胸の部分には「USA」と大書してあるのです。

 日本代表チームとアメリカ代表チームは、この後行われる2次リーグや順位決定戦、ひょっとすると決勝戦で、再び戦う可能性があります。

 「初の世界一」を目指す日本チームにとっては、アメリカチームはどうしても破って行かなければならない「大きく厚い壁」なのです。

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