[9月8日・決勝]
ラファエル・ナダル選手3-2ダニル・メドベージェフ選手
ナダル選手が2セットを連取し、メドベージェフ選手が2セットを取り返して、最終セットに縺れ込んだ試合は、ナダル選手がゲームカウント6-4で押し切り、全米オープン4度目の制覇を成し遂げました。
試合時間4時間50分という、史上2番目に長い決勝でした。
9月1日の4回戦で、ノバク・ジョコビッチ選手が棄権し、9月3日の準々決勝でロジャー・フェデラー選手がグリゴル・ディミトロフ選手にフルセットの末敗れた時には、さしもの「3強」の優勝も途切れたかに観えましたが、3強最後の砦・ナダル選手は、やはり強かったのです。
ナダル選手は今回の優勝で、4大大会シングルスの優勝が19度目となり、史上最多のフェデラー選手の「20」にあとひとつと迫りました。3強同士のシングルス最多優勝争いは、熾烈を極めているのです。
本ブログでは、何度も「3強の強さ」を書いてきましたが、フェデラー選手・38歳、ナダル選手・33歳、ジョコビッチ選手・32歳と「年齢を重ねるにつれて」、3強の強さは増しているようにさえ観えます。
過去3年間の4大大会男子シングルスの計12個のタイトルは、全て3強で分け合っているのですから・・・。
本当に、凄いことです。
「いつまで3強の時代が続くのか」、このフレーズも何度書いたか、分からなくなりました。
私達は、素晴らしい3プレーヤーが競い合う、世界男子テニス史上空前の時代に遭遇しているのです。
ラファエル・ナダル選手3-2ダニル・メドベージェフ選手
ナダル選手が2セットを連取し、メドベージェフ選手が2セットを取り返して、最終セットに縺れ込んだ試合は、ナダル選手がゲームカウント6-4で押し切り、全米オープン4度目の制覇を成し遂げました。
試合時間4時間50分という、史上2番目に長い決勝でした。
9月1日の4回戦で、ノバク・ジョコビッチ選手が棄権し、9月3日の準々決勝でロジャー・フェデラー選手がグリゴル・ディミトロフ選手にフルセットの末敗れた時には、さしもの「3強」の優勝も途切れたかに観えましたが、3強最後の砦・ナダル選手は、やはり強かったのです。
ナダル選手は今回の優勝で、4大大会シングルスの優勝が19度目となり、史上最多のフェデラー選手の「20」にあとひとつと迫りました。3強同士のシングルス最多優勝争いは、熾烈を極めているのです。
本ブログでは、何度も「3強の強さ」を書いてきましたが、フェデラー選手・38歳、ナダル選手・33歳、ジョコビッチ選手・32歳と「年齢を重ねるにつれて」、3強の強さは増しているようにさえ観えます。
過去3年間の4大大会男子シングルスの計12個のタイトルは、全て3強で分け合っているのですから・・・。
本当に、凄いことです。
「いつまで3強の時代が続くのか」、このフレーズも何度書いたか、分からなくなりました。
私達は、素晴らしい3プレーヤーが競い合う、世界男子テニス史上空前の時代に遭遇しているのです。
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9月13日、ロサンゼルス・エンゼルスが「大谷翔平選手が左ひざの手術を受ける」と発表したことが、我が国に報じられました。
手術箇所は二部膝蓋骨、全治まで8~12週間とも伝えられています。
これで、2019年シーズンには大谷選手のプレーを観ることはできなくなりました。
大谷選手から「膝の違和感・痛み」の連絡が球団に有ったのは2019年2月。
直ぐにMRI検査が行われ、この症状は先天的なものと判断され、その時点では症状が軽かったので、シーズンインしてからもプレーを続けたとのこと。
一方で、2018年10月に受けた右肘のトミージョン手術からの回復過程で、投球のスピードを上げるに従い、左ひざの症状が重くなって来たので、手術を決めたとのこと。
大谷選手は、2019年シーズン前半には、昨季同様の大活躍を魅せ、前半戦で14本塁打も放っていましたから「このペースならシーズン30本塁打も・・・」と期待されましたが、後半戦に入ると不振に陥りました。
そして9月11日までに、僅か4本塁打に止まりましたから、「何か問題があるのではないか」と、ファンはとても心配していたと思います。
もちろん、この膝の症状と後半戦の成績の因果関係は分かりませんが、突然の様にホームランが打てなくなったことに影響が有ったと観るのが自然でしょう。
今回の手術により、8~12週間の間、打撃練習はもちろんとして、投手としてのトミージョン手術からのリハビリ作業も休むこととなります。
大谷選手・投手の復帰が少し遅れるのは、致し方ないことなのでしょう。
慌てることなく、膝も肘もしっかりと直して、元気いっぱいの姿で、グラウンドに戻ってきてほしいものです。
それにしても、トミージョン手術といい、今回の膝の手術といい、「手術までの時間の短いこと」には、驚かされます。
確か昨年は、9月30日にレギュラーシーズンが終了し10月1日にトミージョン手術を受けていたと思いますし、今回も「手術を決断したのが9月12日」で9月13日(それも朝一番)に手術が行われています。
最速の対応であることは、間違いありません。
「手術を早く実施すればするほど、完治・復帰も早いというのは、当たり前のこと」なのでしょうが、「気持ちの整理のための時間」などという概念・感覚は、全く無いように観えます。
この思い切りの良さ、というか、「プレーに必要なことなら何でも直ぐに取組む」という合理的な考え方が、大谷選手・投手のストロングポイントのひとつなのでしょう。
手術箇所は二部膝蓋骨、全治まで8~12週間とも伝えられています。
これで、2019年シーズンには大谷選手のプレーを観ることはできなくなりました。
大谷選手から「膝の違和感・痛み」の連絡が球団に有ったのは2019年2月。
直ぐにMRI検査が行われ、この症状は先天的なものと判断され、その時点では症状が軽かったので、シーズンインしてからもプレーを続けたとのこと。
一方で、2018年10月に受けた右肘のトミージョン手術からの回復過程で、投球のスピードを上げるに従い、左ひざの症状が重くなって来たので、手術を決めたとのこと。
大谷選手は、2019年シーズン前半には、昨季同様の大活躍を魅せ、前半戦で14本塁打も放っていましたから「このペースならシーズン30本塁打も・・・」と期待されましたが、後半戦に入ると不振に陥りました。
そして9月11日までに、僅か4本塁打に止まりましたから、「何か問題があるのではないか」と、ファンはとても心配していたと思います。
もちろん、この膝の症状と後半戦の成績の因果関係は分かりませんが、突然の様にホームランが打てなくなったことに影響が有ったと観るのが自然でしょう。
今回の手術により、8~12週間の間、打撃練習はもちろんとして、投手としてのトミージョン手術からのリハビリ作業も休むこととなります。
大谷選手・投手の復帰が少し遅れるのは、致し方ないことなのでしょう。
慌てることなく、膝も肘もしっかりと直して、元気いっぱいの姿で、グラウンドに戻ってきてほしいものです。
それにしても、トミージョン手術といい、今回の膝の手術といい、「手術までの時間の短いこと」には、驚かされます。
確か昨年は、9月30日にレギュラーシーズンが終了し10月1日にトミージョン手術を受けていたと思いますし、今回も「手術を決断したのが9月12日」で9月13日(それも朝一番)に手術が行われています。
最速の対応であることは、間違いありません。
「手術を早く実施すればするほど、完治・復帰も早いというのは、当たり前のこと」なのでしょうが、「気持ちの整理のための時間」などという概念・感覚は、全く無いように観えます。
この思い切りの良さ、というか、「プレーに必要なことなら何でも直ぐに取組む」という合理的な考え方が、大谷選手・投手のストロングポイントのひとつなのでしょう。