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[10月5日・男子マラソン決勝]
1位 デシサ選手(エチオピア) 2時間10分40秒
2位 ゲレメウ選手(エチオピア) 2時間10分44秒
3位 キプルト選手(ケニア) 2時間10分51秒
4位 ホーキンス選手(イギリス) 2時間10分57秒
5位 モコカ選手(南アフリカ) 2時間11分09秒
6位 タデッセ選手(エリトリア) 2時間11分29秒

 とても良いレースでした。
 現在の世界一を争う大会における、男子マラソンのレースを魅せていただいたと思います。

 レースは、モコカ選手、タデッセ選手、キプルト選手、デシサ選手、ゲレメウ選手がトップグループを形成し、淡々と、しかし、微妙なペースの上げ下げといった駆け引きも十分に展開されながら進みました。

 高温多湿のドーハですから、この日も気温は高かったのですけれども、先日の女子のレースの時とは相当に異なり、その時よりは気温も低く、湿度も低いと報じられましたから、これは「実力通りの結果」になると思いました。
 気象条件が、一般的なレースの範疇に入ってくれば、地力の無いランナーでは全く歯が立たないのが、世界大会なのです。

 タデッセ選手やモコカ選手が時折仕掛けたりしながらレースは進みました。
 一般的に言えば、自らのエネルギーを消費する「無駄な動き」にも観える仕掛けが多数見られましたけれども、このレベルのランナーにとっては、そうした動きも「織り込み済み」であったことでしょう。それ位の余計な動きで動揺するようでは、このクラスのレースで戦う資格が無いのだと感じます。

 39km辺りで、後方からホーキンス選手が追い上げてきました。
 そして40kmを過ぎてホーキンス選手は先頭グループに追い付き、一時は先頭に立ちました。これは見事な頑張りでした。

 とはいえ、これも優勝を争う選手達にとっては「想定の範囲内」であったと思います。
 自分達のペースが遅くなった段階で、ひょっとすると後方ランナーの追い上げが有るかもしれないと考えていたことでしょう。
 もちろん、そうした追い上げがあったところで、自分達のレースプラン、優勝争いの形には大きな影響が無いことも認識していたものと思われます。

 41km・概ね残り1km辺りで、デシサ選手が加速し、キプルト選手、ゲレメウ選手がこれを追いました。
 このラストスパート戦が、優勝を争う3選手が想定していた形だったのでしょう。

 この争いからキプルト選手が遅れ、必死に追いすがったゲレメウ選手も、ついに置いて行かれました。
 このレースはデシサ選手が勝利したのです。

 この3選手は、ラストスパート合戦になることを35km付近から予想していたと思いますし、互いの余力を探り合っていたのでしょう。それ以外の様々な動きは、レースの本質ではないと考えていたと思います。

 現在の世界大会では、自ら勝ちに行かないとメダル獲得は覚束ないことを、明示してくれたレースでした。

 4位に入ったホーキンス選手は健闘でしたが、こうした後方からの追い上げの形では、入賞は出来てもメダルには届かないのが、現在の世界大会のマラソンなのでしょう。

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