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HOME   »  2019年11月10日
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 日本大会において、ホスト国である日本代表チームのテレビ視聴率が高いのは自然な話でしょうが、今大会においては「視聴率の上昇」がブレイブブロッサムズの活躍を如実に表しました。

① 緒戦・ロシアとのゲーム

 関東地方・ビデオリサーチ調べ(以下、同じ)の平均視聴率18.3%、瞬間最高視聴率25.5%。

② 第2戦・アイルランドとのゲーム

 平均視聴率・前半が15.3%、後半が22.5%、瞬間最高視聴率が28.9%。

③ 第3戦・サモアとのゲーム

 平均視聴率32.8%、瞬間最高視聴率46.1%。

④ 第4戦・スコットランドとのゲーム

 平均視聴率39.2%、瞬間最高視聴率53.7%

⑤ 準々決勝・南アフリカとのゲーム

 平均視聴率41.6%、瞬間最高視聴率49.1%。

 日本チームが勝利を重ねる度に視聴率が上がっています。

 もともとラグビーに興味が有った人達は、ロシア戦からテレビに噛り付いたのでしょう。

 そして、「運命のアイルランド戦」を迎えますが、戦前の予想では、アイルランド絶対有利の評でしたから、まだ視聴率は「それほど上がらなかった」のでしょう。

 ところが?、この難敵・アイルランドを破ってから、「一気に注目が集まった」のです。
 サモア戦の視聴率が跳ね上がりました。
 つまり、今大会の日本国内での盛り上がりは、9月28日(アイルランド戦)から10月5日(サモア戦)の間に発生?したと推定されるのです。
 
 にわかラグビーファン(何の問題もありません、と言うか、素晴らしいことだと思います)の増加も、この期間に急速に進んだのでしょう。
 そして、サモア戦の瞬間視聴率46.1%という超高率が実現したのです。

 興味深いのは、スコットランド戦と南アフリカ戦の比較でしょう。

 平均視聴率では南アフリカ戦が上回っていますが、瞬間最高視聴率ではスコットランド戦の53.7%が最高となっています。
 ネット等でスコットランド戦の途中経過を把握していたファンが、「勝ちそうだ」ということで、テレビのスイッチを入れたと見るのが妥当でしょう。

 南アフリカ戦については、大応援をしたけれども、「リードを許す」試合展開でしたから、後からテレビのスイッチを入れた人達、テレビのチャンネルを変えた人達が、スコットランド戦より少なかったということになります。

 南アフリカ戦の平均視聴率は、2019年に日本で放送された全ての番組の中で「最高」であると報じられました。
 日本戦を中心とした、ワールドカップ期間中のラグビー人気は、とても高いものだったのです。

 ワールドカップ開催で一気に盛り上がったこの人気を「継続し、一層盛り上げていく」ことが、日本ラグビー界にとって肝要であることは、言うまでもありません。

 そして、それが最も難しいことなのでしょう。

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 プールAの日本戦を観ていて、妻が「このイケメン、誰?」

 「ラファエレ ティモシー選手だよ。13番。日本代表の不動のセンターさ。確かに二枚目だね」

 それ以来、ティモシー選手がテレビ画面に映るたびに、妻は「ラファー」と叫んで、手を振っています。
 テレビ画面に手を振るのも、いかがなものかとは思いますが、一発で大ファンになってしまったのです。

 スコットランド戦前半終了間際の福岡選手のトライの時には、「これはラファのキックが良かったのよ。どうして、もっとラファの活躍をクローズアップしないのかしら」と言います。

 「みんな十分分かっているよ。確かに、とても正確で、受け手のことを十分に考えたキックパスだったね」

 「でも、アナウンサーも解説も、ラファのキックパスのことは余り言わないよ。どうして?」と、何時までも不満そうでした。

 ラファエレ ティモシー選手はサモア生まれの28歳。

 2010年に山梨学院大学に入学し、日本のラグビーに参加しました。山梨学院卒業後はコカコーラ・レッドスパークスに加入し、トップリーグでのゲームに出場します。
 そして2016年、日本代表初キャップを得ました。

 以降は、ブレイブブロッサムズの「不動のセンター」として活躍を続けています。

 ちなみに、2017年10月、日本国籍を取得しています。
 ここからは、ティモシー選手と言うより、ラファエレ選手と呼ばれることが多くなりましたが、私はどうしてもティモシー選手と呼んでしまいます。

 身長186cm、体重96㎏のセンタースリークオーターバックCTBというのは、現在では普通のサイズというか、ワールドカップを観ていると、やや小さい方という感じもします。

 このラファエレ選手を「不動」と呼ぶのは、「フルタイム出場」を続けているからに他なりません。
 20世紀のラグビーとは大きく異なり、現在のラグビーでは「控え選手のほとんどが出場する」、ワールドカップ2019日本大会なら、15名のスターターと8名の控え選手で各ゲームにおける各チームが構成されているのですが、この8名は殆ど途中交代でフィールドに立ちます。
 フレッシュな選手を投入することで、チーム全体の運動量やパワーを落とさないための措置なのでしょう。従って、80分強を毎試合フル出場するプレーヤーは、多くは無いのです。
 今大会の日本チームなら、例えば、キャプテン・リーチマイケル選手も度々交替していましたし、スクラムハーフSHは、前半が流選手、後半途中から田中選手といった形で、「約束事として交替」するケースも少なくありませんでした。

 そうした現代ラグビーにおいて、しかし、各チームには「交替しない」プレーヤーが存在します。例えば、オールブラックスの15番ボーデン・バレット選手は、出続ける選手のひとりでしょう。
 そして、ブレイブブロッサムズでは、ラファエレ選手が出続ける選手のひとりなのです。

 そのプレーは、ハーフ団から回ってきたパスをウイングWTBやもうひとりのCTBに巧みに回したり、自ら突進してゲインしたり、時にはトライしたり(サモア戦前半28分のトライは見事でした)、様々なプレーを披露しますが、「目立つプレー」ばかりにこだわっている様子は、全くありません。

 そこが凄いと思います。

 サッカー競技においても、優秀なプレーヤーの条件のひとつとして、「余計なことはしない」ことが挙げられますが、ラファエレ選手はまさにこれにあたります。全く「余計なことをしない」のです。
 それが、チームにとってどれほど大切なことであるかは、「不動の」「フルタイム出場する」CTBという事実が明確に証明しているのでしょう。

 妻に「ティモシー選手は、もう結婚しているよ。確か、ニュージーランドの人と」と伝えました。

 少し「ラファー」と呼ぶ回数が減り、手を振ることが少なくなったように感じられますが、それでも、大ファンであることに何ら変わりはありません。

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Author:カエサルjr
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我が家の月下美人も16年目。同時に30個の花が咲くこともあります。スポーツも花盛りですね。一緒に楽しみましょう。

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