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[1月4日・AFCワイルドカード・NRGスタジアム]
ヒューストン・テキサンズ22-19バッファロー・ビルズ(OT)

[1月4日・AFCワイルドカード・ジレットスタジアム]
テネシー・タイタンズ20-13ニューイングランド・ペイトリオッツ

[1月5日・NFCワイルドカード・メルセデスベンツスーパードーム]
ミネソタ・バイキングス26-20ニューオーリンズ・セインツ(OT)

[1月5日・NFCワイルドカード・リンカーンフィナンシャルフィールド]
シアトル・シーホークス17-9フィラデルフィア・イーグルス

 4ゲームの内2ゲームがオーバータイム(OT、延長)、4ゲーム・8チームの平均得点が18.25という、ロースコア下の激戦が続いた、ワイルドカードでした。

 本当に「実力拮抗」のゲームが続いたのです。

 「30点以上」を記録したチームが無いというワイルドカードも、珍しいのではないでしょうか。

 ワイルドカード最初のゲームは、第3クオーターQの半ばまで、ビルズが押していました。16-0とリードしたのです。

 テキサンズの反撃は、第3Q残り2分を切ってからでした。
 残り1分41秒に、クオーターバックQBデショーン・ワトソン選手の20ヤードのタッチダウンTDランでこの試合初得点のテキサンズは、2ポイントコンバージョンも物にして、一気に8点を挙げたのです。
 当代屈指のモバイルQBのパフォーマンスでしょう。

 テキサンズは、第4QにもフィールドゴールFGとTD+2ポイントコンバージョンで11点を加えて、19-16とリードしました。

 残り試合時間も1分を切り、このままテキサンズが押し切るかに観えましたが、ビルズも良く粘り、残り10秒、キッカーKのスティーブン・ホーシュカ選手が47ヤードのFGを決めて、19-19の同点とし、ゲームはOTに入りました。

 そして、テキサンズはFGを決めて、死闘に決着をつけたのです。

 ワイルドカード第2試合は、テネシー・タイタンズとニューイングランド・ペイトリオッツの対戦でした。
 そして、タイタンズが勝利したのです。

 「ペイトリオッツがポストシーズン初戦で敗退する」こと自体が「驚き」でした。

 戦前の戦力比較やチームの勢いといった、戦前の分析とは「別のところに居るチーム」、ペイトリオッツとはそうした存在だと感じていたのです。
 もちろん、勝手な思い込みなのですけれども、ベリチックヘッドコーチHCとQBトム・ブレイディのコンビは、そうした「神話」を、21世紀のNFLに打ち立ててきたのでしょう。

 レギュラーシーズンの終盤から、「ペイトリオッツの得点力不足」が観えていましたが、それでもポストシーズンに入ればキッチリと立て直してくるもの、と予想していました。しかし、タイタンズの守備陣がそれを許しませんでした。

 第1・2Qを終えては、タイタンズ14-13と1点リードの大接戦でした。
 そして、タイタンズは第3・4Q、ペイトリオッツを無得点に抑え込んだのです。

 QBブレイディ選手のパス獲得ヤードが209に止まり、TDパスが0というのですから、タイタンズの守備がとても良く機能していたことは間違いありません。
 一方で、タイタンズのQBライアン・タネヒル選手とマーカス・マリオカ選手のパス獲得ヤードは計76ヤードに止まりながらも、ポストシーズンで強さを魅せるペイトリオッツ守備陣から20点を奪ったのは、「ラン主体の攻撃」が功を奏したのでしょう。ランニングバックRBデリック・ヘンリー選手の34度のキャリーによる186ヤード獲得は、見事という他はありません。

 いずれにしても、「ここぞ」というシーンにおける、タイタンズの得点力が目立つゲームでした。

 ワイルドカード第3試合は、第1試合に続いてのOT(延長)となりました。
 互角の戦いを続けた両チームは、第4Qを終えて20-20の同点でした。

 そしてOT、バイキングスはQBカーク・カズンズ選手からワイドレシーバーWRカイル・ルドルフ選手への4ヤードのTDパスが決まって、勝ち切りました。

 史上屈指のパサー、セインツのQBドリュー・ブリーズ選手のパスによる獲得を208ヤードに抑え込んだ、バイキングス守備陣の見事なプレーが続きました。

 それにしても、稀代のパサーであるブレイディ選手やブリーズ選手を、1ゲームで200ヤードと少しのゲインに抑え込むディフェンスというのは、凄いものだと思います。
 戦前の戦略・戦術の構築と、ゲーム中のワンプレー毎の絶妙のプレー指示・実行が無い限り、不可能なことでしょう。
 アメリカンフットボールという競技における最高峰の舞台で、「守備力の向上」が明確に現れたシーズンなのかもしれません。

 ワイルドカード最後のゲームも、両チーム合わせて26得点というロースコアとなりました。
 シーホークスとイーグルスという、ハイパーなオフェンスを持ち味とする両チームが、なかなか得点できなかったのです。

 レギュラーシーズン後半から終盤にかけて「4連勝」して、一気にワイルドカード進出を果たしたイーグルスにとっては、攻撃の中心であるQBカーソン・ウェンツ選手が、このゲームでは殆どプレー出来なかったことが痛恨事でしょう。
 替わりに主戦を務めたQBジョシュ・マカウン選手がよく頑張りましたけれども、やはり「ウェンツ選手のチーム」としての持ち味を発揮することが出来なかったことは、止むを得ないところです。

 シーホークスは、QBラッセル・フィルソン選手からWRメトカルフ選手、タイラー・ロケット選手、デビッド・ムーア選手らへのパスを主体に攻め、ロースコアゲームを制しました。

 NFL2019~20シーズンのワイルドカードは、ディフェンスが勝った4ゲームが続きました。

 この流れ、ロースコアの流れが、ディビジョナルプレーオフゲームにおいても発揮されるのか、それとも、ボルチモア・レイブンズ、カンザスシティ・チーフス、グリーンベイ・パッカーズ、サンフランシスコ49ersの華麗で強力な攻撃が勝るのか、ポストシーズンの興味は尽きません。


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