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[1月13日・埼玉スタジアム2002]
静岡学園3-2青森山田

 2019年12月30日に開幕した第98回全国高校サッカー選手権大会は、1月13日に決勝を迎えました。
 好天の下、埼玉スタジアムは5万人以上の大観衆に埋まりました。

 ゲームは、青森山田高校チームのペースで始まりました。
 高い位置からのプレスで相手ボールを奪い、早い縦パスを主体に静岡学園ゴールに迫ります。
 前半11分にディフェンスDF藤原選手が先制ゴール、前半33分には武田選手がペナルティーキックPKを決めて、2-0とリードしました。
 「選手権の決勝における2-0のリード」というのは、勝利にとても近付いたことは間違いありませんが、ここからチームがとても守備的になったことが、青森山田にとっては惜しまれるところでしょう。

 プレー内容について観れば、コンタクトシーンでの「踏み込みが浅く」なりました。
 それまでは、高い確率で奪ってきた相手ボールを獲得する頻度が激減したのです。
 相手ボールを奪えなくなりましたから、結果として、前線へのボールの供給数が減り、自陣でのプレーが多くなってしまいました。

 時間が進むにつれて、「押し込まれるシーン」が増えましたから、時に相手ボールを奪っても、前方に走る選手が少なく、攻撃の厚みも無くなりました。

 一方の静岡学園チームは、試合開始当初は青森山田チームの速い仕掛けに、なかなか、得意のドリブルを披露することが出来ませんでしたが、相手チームの動き方に慣れてきたことと、青森山田が2点を奪ってから守備的になったことも相俟って、前半の終盤からは、ゲームを支配したのです。

 そして前半のインジュリータイムに、DF中谷選手がゴールを挙げ、1-2の1点差として、ハーフタイムを迎えました。

 もともと「個々のプレーヤーのテクニックに勝る」静岡学園チームがペースを握ってしまい、青森山田チームの「思い切ったプレー」が影を潜めてしまうと、ゲームの流れは静岡学園チームに傾いてしまいます。
 後半になっても、この流れは不変でした。

 後半16分には、フォワードFW加納選手がゴールして2-2の同点、同40分には、中谷選手がこの試合2点目を挙げて、ついに逆転しました。
 静岡学園高校チームは残り時間も冷静なプレーを続けて、このまま勝ち切ったのです。

 青森山田高校チームにとっては、2-0とリードした後、持ち味のスピード溢れるランニングプレーを披露できなかったことが、とても残念でした。

 静岡学園チームは、1995年大会決勝での優勝(鹿児島実業チームと2-2の引分・両校優勝)依頼2度目の優勝です。
 「悲願の単独優勝」と言っても良く、全国高校ラグビー大会優勝の桐蔭学園チームと共に、2020年のお正月は「単独」優勝が続く形となったのです。

 温暖な気候に恵まれて所謂「サッカーどころ」と呼ばれる静岡。
藤枝東、清水東、清水市商業、と名門チームが並ぶ静岡県の高校サッカーですが、「選手権」の優勝チームとなると、前回の1995年の静岡学園以来、21世紀に入って初めてというのですから、これはとても意外でした。

 静岡学園チームの優勝は、「静岡県高校サッカー反撃の狼煙」なのかもしれません。

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