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[1月19日・AFCチャンピオンシップ・アローヘッドスタジアム]
カンザスシティ・チーフス35-24テネシー・タイタンズ

[1月19日・NFCチャンピオンシップ・リーバイススタジアム]
サンフランシスコ49ers 37-20グリーンベイ・パッカーズ

 1月19日に行われた、カンファレンス・チャンピオンシップ・ゲームは、チーフスと49ers(フォーティナイナーズ)が制して、2月2日に開催される第54回スーパーボウルに駒を進めました。

 好カードとなった両カンファレンスのチャンピオンシップゲームでしたが、結果として「上位シードチーム」が順当に勝ち上がったのです。

 レギュラーシーズンAFC南地区2位、第6シードでポストシーズンに臨み、ニューイングランド・ペイトリオッツ、ボルチモア・レイブンズを連破して「アップセット(番狂わせ)」を演じてきたタイタンズも、ついに力尽きました。

 チーフスVSタイタンズのゲームは、チーフス守備陣が、タイタンズのランニングバックRBデレック・ヘンリー選手のランを19キャリー・69ヤードゲインに抑え込んだことが、勝因でしょう。
 ワイルドカード、ディビジョナルと1ゲーム190ヤード前後のゲインを挙げてきたRBヘンリー選手を、、ペイトリオッツモレイブンズも止められなかったヘンリー選手を、チーフスがついに「止めた」のです。

 一方でチーフス自慢のハイパーオフェンスは、クオーターバックQBパトリック・マホームズ選手を中心に、いつものように機能して、35得点を挙げました。ワイドレシーバーWRサミー・ワトキンス選手、タイリーク・ヒル選手、デイミエン・ウィリアムス選手、トラビス・ケルシー選手、デマーカス・ロビンソン選手の5選手が30ヤードを越えるゲインをするという、「変幻自在なパスプレー」、チーフスオフェンス最大の強みは健在でした。


 パッカーズと49ersという、古豪というか、強豪・有名チームが激突したNFCは、前半で勝負が決まりました。
 49ersは、第1・第2クオーターQで3タッチダウンTD・2フィールドゴールFGを決めて27-0とリードしたのです。
 このレベル、世界最高峰のゲームにおいては「27点差」は決定的です。
 パッカーズも後半良く追い上げましたが、49ersがキッチリと逃げ切りました。

 49resのQBジミー・ガロポロ選手は、僅か77ヤードのパスゲインに止まりましたが、RBラヒーム・モスタート選手が29度のキャリーで220ヤードゲインという、ポストシーズン新記録を打ち立て、4TDを挙げました。1キャリー当り7.6ヤードゲインという、驚異的なランだったのです。
 「走りまくった」印象ですが、パッカーズを相手に「ラン攻撃で勝負する」と決め、それをしっかりと実行した49ers攻撃陣の、見事な、本当に見事なプレーでした。

 スタッツを観ると、このゲームの総獲得ヤードは、パッカーズ358ヤード、49res354ヤードと、ほぼ互角なのですが、ほぼ互角となれば、ラン攻撃による獲得の方が「得点への確実性が高い」のは道理です。
 
 49ersの戦略と戦術が見事に機能したゲームでした。

 さて、2月2日スーパーボウル2020(フロリダ州マイアミガーデンズのハードロック・スタジアムが舞台)は、チーフスと49ersの対戦となりました。

 共に、21世紀にはスーパーボウル制覇はありません。

 とはいえ、49ersは2013年にスーパーボウルに進出し、レイブンズに惜敗していますから、スーパーボウルの経験となれば上でしょう。

 チーフスは、AFL-NFLチャンピオンシップ時代の1970年に優勝して以来、スーパーボウルに出場していませんが、49ersは1995年を最後に5度の優勝があります。

 こうして観ると、スーパーボウルの実績では49resが上回っていることになりますが、21世紀に勝っていない点では同等ということになるでしょう。

 ややもすると「ポストシーズンに弱い」と言われてきたチーフスが、その汚名を返上することが出来るかどうかが、最大の注目ポイントかもしれません。


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