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HOME   »  2020年02月14日
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 第1クオーターQ残り時間2分、49ersのゴール前5ヤードまで攻め込んだチーフスの、「ファーストダウンまで残り1ヤード、4thダウンギャンブル」の攻撃で、その「スピンプレー」が実行されたのです。

 オフェンスラインセンターCの後ろ(クオーターバックQBの定位置)に居た、QBパトリック・マホームズ選手と、マホームズ選手より後方で構えていた3プレーヤーの計4プレーヤーが、「くるりと360度左回り」したのです。

 「あれ?」、観客は誰しもそう思ったことでしょう。

 本当に良く揃っていた、シンクロしていたスピンでしたので、相手チームプレーヤーを「面食らわせる」効果も大きかったであろうと感じます。

 ポイントは、このスピンによってQBマホームズ選手が、Cの真後ろから少し右に動いたこと、Cの真後ろから移動し、居なくなったことなのでしょう。

 そして、Cから少し離れた真後ろに居た、ランニングバックRBデイミアン・ウィリアムズ選手がスナップされたボールを直接受け、そのままほぼ真っ直ぐに走り込んだのです。
 このプレーで4ヤードをゲインし、チーフスはファーストダウンを獲得、49ersゴール前1ヤードまで前進しました。
 
 この2プレー後に、チーフスはタッチダウンTDを挙げて、ゲームを3-7と逆転していますから、とても大事な4thダウンギャンブルであったことになります。

 RBがCから直接ボールを受けて、そのままプレーするという形ですから、プレーとしては「ワイルドキャット」ということなのでしょうが、そこに至るまでの「味付け」がとても面白い。
 一瞬にしてワイルドキャットフォーメーションに移行するためのスピンプレー。
 
 こうしたプレーは初めて観ました。

 こうした印象的なプレーは、当然ながら後に解説され、その原型は「1948年のローズボウル、ミシガン大学VS南カリフォルニア大学(USC)のゲームでミシガン大学が行ったプレー」だったのだそうです。

 さらに、チーフスのアンディ・リードHCヘッドコーチの「お兄さんのハイスクールのコーチが当該ローズボウルに行っていて、(その時録画された?)試合のテープ」をリードHCが持っており、チーフスのスタッフがそのテープから、このプレーの原型を抽出していたこと、そして、そのプレーを、チーフスは2019年5月から練習していたとも報じられています。

 スーパーボウルという、NFLというかアメリカプロスポーツ全体の中でも最高のゲームにおいて、さらには序盤のとても重要な局面で、その「スピンプレー」が繰り出されました。
 そのプレーは、今から70年以上前に使用されていたもので、それをチーフスではしっかりと練習していたというのです。何だか、凄い話だと思います。

 そして、練習していたとはいえ、その目新しいプレーをあの場面でコールするというのも、なかなか出来ないことなのではないでしょうか。
 「人生を賭ける」と言っても大袈裟では無いゲーム、絶対に失敗が許されないゲームにおいて、これまで使ったことが無いプレーを選択するということ。

 アンディ・リードHCの真骨頂なのかもしれません。

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