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 新型コロナウイルス禍のために、多くのスポーツイベントが延期・中止なっている時期は、撮り貯めた録画を自宅で楽しむのに最適です。
 今回はリーガエスパニョーラ2004~5年シーズン第31節、レアル・マドリード対FCバルセロナ、クラシコの一戦を観ました。

[2005年4月10日・サンティアゴ・ベルナベウ]
レアル・マドリード4-2 FCバルセロナ

[レアル・マドリードの先発メンバー]
1. GKカシージャス選手
2. DFサルガド選手
3. ロベルト・カルロス選手
4. エルゲラ選手
5. パボン選手
6. MFジダン選手
7. グラヴェセン選手
8. ベッカム選手
9. FWラウール選手
10. ロナウド選手
11. オーウェン選手

[FCバルセロナの先発メンバー]
1. GKビクトル・バルデス選手
2. DFベレッチ選手
3. プジョル選手
4. ファン・ブロンクホルスト選手
5. オレゲール選手
6. MFマルケス選手
7. シャビ選手
8. イニエスタ選手
9. ジュリ選手
10. エトー選手
11. ロナウジーニョ選手

 1902年5月13日に第1戦が行われ、既に240戦を越える試合を重ねているエル・クラシコは、スペイン・リーガエスバニョーラを代表するカードであり、常に世界中のサッカーファンから注目を集めるゲームです。

 私の録画ライブラリーの中から2004~05年シーズンの第2戦を観ました。
 久しぶりに観ましたが、記憶通りの「華やかな映像」でした。

 20世紀の半ば以降、レアルはいつも豪華なメンバーを揃えていますが、この頃は特に世界中のスーパープレーヤーで固めていた感が有り、「銀河系軍団」とも称されていました。

 先発メンバーを観ても、FWロナウド選手、MFジネディーヌ・ジダン選手やDFロベルト・カルロス選手、MFデビッド・ベッカム選手、GKイケル・カシージャス選手とスターが並びます。そしてベンチには、ルイス・フィーゴ選手も控えているのです。
 もちろん、他のメンバーも十分に世界的なプレーヤーなのですが・・・。

 対するバルセロナも、FWにサミュエル・エトー選手、ロナウジーニョ選手が並んでいますし、売出し中と言うか若手だったシャビ選手とイニエスタ選手という、この後、バルセロナやスペイン代表チームの中核を占めるプレーヤーも居るのです。
 デコ選手が欠場していたことが惜しまれますが、堂々たる布陣でしょう。

 このシーズンのエル・クラシコ第1戦は、バルサが3-0で完勝していましたから、レアルとしては「負けられない試合」でした。

 ホーム・ベルナベウのファンがまず大歓声を挙げたのは、前半6分でした。
 右サイド・ロナウド選手からのセンタリングを、ジダン選手がヘッドで押し込みました。
 ヘディングのジダン選手が、そのままバルセロナゴールポストに頭から激突したことでも知られているゴールですが、ロナウド選手のクロスの高精度が印象的でした。

 そして前半19分、ロナウド選手がヘディングで叩き込み、レアルは2-0とリードを広げました。
 これは、やはり右サイドからのベッカム選手のフリーキックFKをキッチリと決めたものです。このゲームのバルサは、ゴール前向かって右サイドの守備が、少し弱かったのかもしれません。

 なかなかチャンスを作れなかったバルサですが、前半29分、右サイドでエトー選手が粘り、ペナルティエリア付近に居たシャビ選手に当てて、突進。そのままレアル守備陣を一気に突破してシュート。1点を返しました。
 ロベカル選手もついていけなかった、エトー選手のスピード、素晴らしいスピードが際立ったプレーでした。

 この頃のエトー選手は、もちろんバルセロナの「得点エンジン」でしたが、スピードに乗ってしまえば誰にも止められない感じでしたので、レアルサポーターにとっては「恐怖の存在」だったことでしょう。
 このゲームでも、エトー選手がボールを持ち走り出すと、9万人を超えていたであろう大観衆が「固唾を飲む」のがよく分かる=突然スタジアムが静かになる、程でした。

 ゲームは2-1となって、一段と激しさを増しました。
 前半のインジュリータイムに入り、このまま折り返すかに観えた46分。
 右サイドからロナウド選手がドリブルで持ち込みベッカム選手へ、ベッカム選手から中央のジダン選手にロングパス、ジダン選手がロベルト・カルロス選手の上りを待ってパス、ロベカル選手がドリブルで駆け上がり、ペナルティエリア内に進出してセンタリング、これをラウール選手がゴール前でシュート、GKビクトル・バルデス選手が手に当てるも、シュートの威力が勝り、ボールはゴール左サイドに吸い込まれました。
 ピッチを広く使った、レアルの流れるような得点シーンでした。

 レアルが3-1とリードして前半が終わりました。

 反撃したいバルサが攻勢に出た後半ですが、レアルも一歩も引かず、一進一退の攻防が続きました。世界最高レベル、見応え十分な攻防でした。

 そしてバルサが前掛かりになった後半19分、センターライン付近でボールを奪ったベッカム選手から前方にロングパス。
 このパスが、走り込んでいたオーウェン選手にドンピシャ。
 オーウェン選手がこれをゴール正面から、しっかりと決めました。

 ベッカム選手からオーウェン選手という、「イングランドのホットライン」が見事に機能したプレーでした。

 4-1と大きなリードを奪って、ベルナベウは「歓喜の嵐」となりました。
 レアルサポーターにとっての「極上の時間」が流れます。

 とはいえ、残り時間は25分以上有るのです。
 両チームの力とエル・クラシコの歴史を考え合わせれば、何が起こるか分からないと考えるのが自然でしょう。

 そして後半27分、レアルゴール向かって正面やや右サイドからバルサのFK。
 蹴るのはロナウジーニョ。
 このシュートは、レアルの「壁の割れ目」を突いて、レアルゴール右上に突き刺さりました。あのGKカシージャス選手が一歩も動けない、素晴らしいFK。
 やはり、ゲームはまだまだ分からないのです。

 ところが後半31分、エトー選手が交替しました。筋肉系のトラブルでしょう。
 2点目を挙げて、バルサにとっては「さあ、これから」という瞬間の退場でした。

 エトー選手がピッチを去ったことは、バルセロナにとっては痛かった。
 この頃のバルサの中核プレーヤーは、エトー選手とロナウジーニョ選手であったと思います。
 事実この試合でもゴールを挙げているのは、その両輪なのです。
 その内の1枚を失ったのです。

 ゲームは、これで決まったと感じます。

 「恐怖のエトー」が去り、レアルサポーターは安心してゲームを楽しむことが出来るようになったのです。

 後半37分にはフィーゴ選手がピッチに立ちました。オーウェン選手との交替でした。
 湧き上がる大歓声!
 もはや、ここからはレアルサポーターの「お祭り」でしょう。

 フィーゴ選手とロナウド選手の豪華なボール回し、一挙手一投足に大歓声が上がり続けたのです。

 とはいえ、バルサも全く諦めた様子は無く、シャビ選手やロナウジーニョ選手が攻め続けましたが、これ以上得点は生まれませんでした。

 このエル・クラシコはレアル・マドリードの快勝でした。
 このシーズンのもう一試合、カンプノウでのクラシコはFCバルセロナの快勝でしたから、このシーズンは「互角」のクラシコだったのです。

 このゲームで最も印象的だったのは、「全選手の必死のプレー振り」でした。

 ワールドカップ優勝も経験しているプレーヤー達、世界のスーパースターである選手達も含めて、全てのプレーヤーが「血眼」になってボールを追い続けるのです。
 手抜きプレーなど一切ありません。

 エル・クラシコの舞台において、少しでも「力を出し惜しみ」するようなプレーヤーは、レアル・マドリード、FCバルセロナ、のメンバーになる資格は無い、ということなのでしょう。

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