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HOME   »  2020年05月08日
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 5月7日、アメリカ合衆国のスポーツ専門チャンネルESPNが、NBAの新型コロナウイルス関連記事を報じました。

 5月8日に、NBA全選手参加型の全体会議が開催されることが伝えられ、同日から一定の条件を満たした地域での練習施設の使用が再開されるというものです。

 新型コロナウイルス禍のために、練習することがままならない、それも世界最高のプロバスケットボールリーグであるNBAにおいてでさえ、という「悲惨な」状況に対して、NBAとしても一刻も早く、全体の状況を良い方向に向かわせていこうとする動きのひとつなのでしょう。

 その力を持ってすれば、ことバスケットボールに関してならば「出来ないことは無い」筈のNBAをも、これ程に拘束する新しい感染症は、様々な意味でとても怖ろしいものです。

 ちなみに5月8日から個人トレーニングを前提とした施設の利用開始が可能になるのは、ポートランド・トレイルブレイザーズ(オレゴン州)、デンバー・ナゲッツ(コロラド州)、クリーブランド・キャバリアーズ(フロリダ州)の3チーム。
 当初対応可能と見られていたヒューストン・ロケッツ(テキサス州)は、州知事の指示により5月18日までジムなどの使用が認められず、再考となったとのこと。

 全30チームの内の3チームしか利用開始できないにもかかわらず、これ程までに急ぐのは、NBAの「強い危機感」を示しているように感じられます。

 さらに、施設使用再開に向けての「NBA独自の基準」が、凄い内容です。

① 施設などで選手やスタッフが保たなければならないソーシャルディスタンス(社会的距離)は12フィート(3.66m)。これはアメリカ政府が求めている6フィート(1.83m)の2倍です。
 実際のところ、練習場内で他の人と4m近くの距離を保ち続けるのは、相当大変でしょう。

② 本拠地以外の都市圏から戻ってきた選手は自主検疫を行わなくてはならない。
 アメリカでは、個人が医師の指示も無くPCR検査をおこなうことができるのかどうかも知りませんが、都度のことですから、とても大変でしょう。

③ ボールなどの用具は、使用の都度、全て消毒する。
 選手がやるのか、スタッフがやるのか。いずれにしても、使用した道具の全てをアルコールなどで消毒するのは大変でしょう。

④ タオルはシェアせず、サウナ、浴槽、酸素室などの使用は禁止。
⑤ 携帯電話、鍵などのよく触れるものは、施設に入るたびに消毒。
⑥ ウエイト・トレーニング室、練習用コートなどを同時に使用できるのは4人まで。
⑦ チーム練習は、当面不可。
⑧ 個人練習に、監督やコーチの立合いは不可。
⑨ 施設内では、全員マスク着用。(練習の時の選手だけはマスクを外して良い)
⑩ スタッフは、マスクだけでなく手袋も着用。

 等々のルールが「義務付けられて」います。

 ようやく練習ができるようになった3チームの選手達には、これだけの義務が課せられているのです。
 逆に言えば、選手達に、これ程厳しいルールを課しても、NBAは「個人練習を再開したかった」ということになるのでしょうか。
 練習再開に対しての選手達からの要望も、本当に強かったのでしょう。
 NBAの「覚悟」さえ感じさせます。

 新型コロナウイルス感染拡大に対抗して、スポーツを再開して行くことの難易度の高さを明示している、NBAの取組です。
 ワクチンや治療薬が整備されていない段階での、この戦いは、もの凄く難しく、困難なのです。

 我が国の各スポーツの練習等の早期再開に向けても、このレベルの取組実施が必要ということなのかもしれません。

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