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HOME   »  2020年05月27日
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 温故知新2020の陸上競技編その3です。

 今回は長距離種目、男子10,000m競走です。
 トラック種目最長の種目ですが、オリンピックにおいては1912年のストックホルム大会から、5000m種目と共に実施されるようになりました。

 本稿においては、その1・2と同様に、1960年ローマ大会から観て行くことにします。
 金メダリスト名、記録の順です。

・ローマ1960 ピョートル・ボロト二コフ選手(ソビエト) 28分32秒2
・東京1964 ビリー・ミルズ選手(アメリカ) 28分24秒4
・メキシコシティ1968 ナフタリ・テル選手(ケニア) 29分27秒4
・ミュンヘン1972 ラッセ・ビレン選手(フィンランド) 27分32秒40
・モントリオール1976 ラッセ・ビレン選手(フィンランド) 27分40秒38
・モスクワ1980 ミルツ・イフター選手(エチオピア) 27分42秒69
・ロサンゼルス1984 アルベルト・コバ選手(イタリア) 27分47秒54
・ソウル1988 ブラヒム・ブタイブ選手(モロッコ) 27分21秒46
・バルセロナ1992 ハリド・スカー選手(モロッコ) 27分46秒70
・アトランタ1996 ハイレ・ゲブレセラシエ選手(エチオピア) 27分07秒34
・シドニー2000 ハイレ・ゲブレセラシエ選手(エチオピア) 27分18秒20
・アテネ2004 ケネニサ・ベケレ選手(エチオピア) 27分05秒10
・北京2008 ケネニサ・ベケレ選手(エチオピア) 27分01秒17
・ロンドン2012 モハメド・ファラー選手(イギリス) 27分32秒42
・リオデジャネイロ2016 モハメド・ファラー選手(イギリス) 27分05秒17

 男子10,000m競走は、前稿の1,500m競走と同じように「駆け引き」があります。
 従って、オリンピックの決勝において必ずしも好タイムが出るものでは無いのですが、1,500m競走と比べれば、良いタイムが出ています。

 ミュンヘン1972のビレン選手は、当時の世界新記録を樹立して優勝していますし、ゲブレセラシエ選手やベケレ選手も大会新記録で金メダルを獲得しています。
 これは「駆け引き」をしていても、高いレベルでの競り合いが続くレース展開となることが多く、結果として好記録が出るという形なのでしょう。

 また、他の種目と比べて「連覇が多い」ことも、目立ちます。
 この15大会において、ビレン選手、ゲブレセラシエ選手、ベケレ選手、ファラー選手の4名のランナーが連覇を達成しています。
 更に、エミール・ザトペック選手(チェコスロバキア)がロンドン1948とヘルシンキ1952を連覇していますから、史上に5名の「連覇プレーヤー」が存在することになります。
 男子10,000m種目の特徴のひとつでしょう。

 ひとりの強力なランナーが登場すると「5~6年は非常に強い」と考えられます。
 これは、スピードと共に勝負強さをも兼ね備えた強さということになるのです。

 オリンピックの男子10,000m競走について観れば、「次の連覇ランナーは誰か?」ということになるのかもしれません。

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