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[2020年5月24日・優駿牝馬(オークス)・東京競馬場(無観客)]
1着 デアリングタクト
2着 ウインマリリン
3着 ウインマイティー

[2020年5月31日・東京優駿(日本ダービー)・東京競馬場(無観客)]
1着 コントレイル
2着 サリオス
3着 ヴェルトライゼンデ

 2020年は、「無敗のオークス馬」と「無敗の日本ダービー馬」が同時に誕生しました。

 2頭とも、とても強いレースを魅せてくれました。
 
 オークスにおけるデアリングタクトは、最後の直線の動きが見事でした。
 残り400mから、デアリングタクトは「進出ルート」を探しましたが、これがなかなか見つからない。
 松山騎手は何度か「外」を目指しましたが敵わず、残り距離はどんどん短くなります。
 残り250m辺りでしょうか、松山騎手は「内」を突きました。僅かに空いた馬間に飛び込んだのです。
 グイッと前に出て、前方に馬が居なくなってから、デアリングタクトは持ち前の「ピッチ走法」を繰り出しました。一完歩ごとに差を詰め、先行集団を捉えたのはゴール前30m辺りだったでしょうか。

 最後まで「レースの流れに乗れなかった」形ですが、それでも勝つところに、底知れぬ強さを感じます。

 「無敗のオークス馬」と言われて、直ぐには思い当たりませんでした。
 アーモンドアイにしても、ジェンティルドンナにしても、ブエナビスタにしても、ダイワスカーレットにしても、メジロラモーヌにしても、テスコガビーにしても、オークスに臨むときに「無敗」ではなかったと思い、クリフジは無敗馬だったが・・・と考えている内に「ミスオンワード」の名を思い出しました。
 「クリフジの再来」と言われたミスオンワードは無敗だったかもしれないと思い当たったのです。
 そして、テレビ放送で「63年振り」、ミスオンワード以来の無敗オークス馬と報じられました。(本ブログの2015年12月9日の記事「[競馬コラム158] 「京都3歳ステークス」を制した名牝ミスオンワード号」をご参照ください)
 1957年・昭和32年以来の大記録でした。

 8戦8勝で桜花賞とオークスの2冠を制したミスオンワードと4戦4勝の2冠馬デアリングタクト。半世紀以上の期間を経ているのですから、驚きです。
 
 ミスオンワードは、翌週の日本ダービーに臨みました。
 「連闘」にもかかわらず、何と3番人気に支持されましたが、これはやはり無理で、17着に敗れています。
 デアリングタクトには、ミスオンワードの様な無理はせず、きっちりと次のレースを選択していただきたいと思います。

 日本ダービーのコントレイルは「完璧」なレースでした。
 このレースでまず感心したのは、「ゲート入り」のスムースさでした。
 奇数番号が入り、偶数番号が入り、最後に18番のウインカーネリアンが入るまで、とても順調でした。
 これ程に何事も無く、あっという間にゲート入りが完了するG1レースは、滅多にないでしょう。私は初めて観た感じがします。
 「これが無観客の影響か」とも思いました。
 例年ならば、大観衆の眼前ですから、大歓声の中でのゲート入りとなり、興奮する出走馬が複数頭居るのです。

 さて、スタートもスムースでした。
 コントレイルも絶好のスタートを切り、逃げれば逃げられたであろう形でしたが、福永騎手はしっかりと抑えました。
 コントレイルは3~4番手でレースを進め、大欅の前あたりで他馬がしかけても落ち着いていましたから、6~7番手に下がりました。エネルギーを消費することなく4角に差し掛かったのです。

 直線に出て、馬場の真ん中に位置を取ったコントレイルは、残り300mから追い出しにかかりました。
 ぐんぐんと加速します。
 コントレイルの2馬身後方に居たサリオスもほぼ同時に追い始め、一時は少し差を詰めましたが、残り200mからスピードアップしたように観えるコントレイルとの差は、どんどん開き、ゴールでは3馬身となっていました。
 「一分の隙もない」、コントレイルのレース振りでした。

 父ディープインパクト以来15年振りの「無敗の2冠馬」誕生の瞬間は、余裕綽々の様子だったのです。
 「凄いレースをするなぁ」と呟きました。

 「サリオスも、こんな強い同期生が居なければ、とても強い2冠馬になれたのに」と妻が言いました。確かに、その通りでしょう。

 コントレイルの潜在能力はとても高いと感じます。
 大種牡馬ディープインパクトの代表産駒になるかもしれません。
 「三冠」を狙うに相応しい優駿ですが、凱旋門賞に挑んでいただきたいとも思います。
 凱旋門賞は「3歳馬が有利」なのですから。
 
 コントレイルとデアリングタクト。
 2020年の日本競馬は、素晴らしい3歳牡馬・牝馬を得ました。
 本当に、幸せなことです。

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