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HOME   »  2020年07月09日
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 中央競馬会のHPにある「日本馬海外遠征の記録」というDBに則って、1958年から21世紀に至る、日本馬の海外挑戦の記録を追ってきましたが、2011年にはひとつのピークが訪れました。

 ヴィクトワールピサ(牡4歳)によるドバイワールドカップ優勝です。

 毎年春に開催されるドバイミーティングのメインレース・ドバイワールドカップG1において、日本馬が優勝するのは初めてでしたし、まだ2頭目の優勝馬は出ていませんから、現時点では「空前絶後」の快挙です。

 このレースについては、録画が残っていて、久し振りに観てみました。

 ダート2,000m、14頭立てのレースには、ヴィクトワールピサ、トランセンド(牡5歳)、ブエナビスタ(牝5歳)の3頭の日本馬が出走しました。
 スタートから、レース前の予想通りトランセンドが逃げます。

 イギリスのエクリプスステークスG1やチャンピオンズステークスG1を勝っているトワイスオーヴァーらとともにヴィクトワールピサは中団に進出し、ブエナビスタは後方から進みました。
 トランセンドは、顔をやや左に向けたまま走ります。
 解説によれば、左前方からレースを撮影しているカメラを観ているのであろうということでしたが、左を観ながら真っ直ぐ走る様子がずっと続いていました。

 4角、トランセンドは先頭で回り、外から一気にヴィクトワールピサが並びかけます。
 しかしトランセンドもよく粘って大接戦。
 ヴィクトワールピサがグイッと出て、1/2馬身差を付けて勝ちました。

 鞍上のミルコ・デムーロ騎手が喜びを爆発させています。
 泣いているようにも見えました。
 それはそうでしょう。ドバイワールドカップに勝ったのですから。

 2着のトランセンドも、持ち前の先行力と二の脚で、本当に良く粘りました。
 藤田伸二騎手の好騎乗でしょう。
 ブエナビスタは伸び切れず8着でした。

 「力と力の勝負」というレースでした。
 そうしたレースで、日本馬は1・2フィニッシュを果たしたのです。

 2011年には、2010年の凱旋門賞で惜敗したナカヤマフェスタ(牡5歳)が、蛯名正義騎手と共に再びフランスに遠征しましたが、前年程のコンディションでは無かったのでしょう。フォワ賞G2で4着、凱旋門賞では11着に終わりました。
 ヒルノダムール(牡4歳)もナカヤマフェスタと共に挑戦しましたが、こちらはフォワ賞2着、凱旋門賞10着でした。

 12月には、2010年の牝馬三冠・アパパネが香港マイルG1に挑みましたけれども、13着と大敗を喫しました。2011年夏から調子を落としていたアパパネですが、残念ながら走る意欲が感じられませんでした。

 2011年、海外遠征に出た日本馬で、海外重賞を制したのはヴィクトワールピサ1頭でしたが、その勝利は「大金星」だったのです。
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