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HOME   »  2020年07月15日
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 温故知新2020競泳編その8です。

 オリンピックの競泳種目において、1大会で数多くの金メダルを獲得した選手は、各時代に居ますけれども、マーク・スピッツ選手とマイケル・フェルプス選手の活躍は「桁違い」です。

 マーク・スピッツ選手(アメリカ)は、1972年のミュンヘンオリンピックで素晴らしい活躍を魅せました。
 この大会を「マーク・スピッツの大会」と呼ぶ報道さえあったほどです。
 「泳げば全て世界新」という新聞の見出しを、今でもよく憶えています。

 まだ、競泳の種目数が現在ほど多くは無かった時代に、1大会7金メダル、その全てを世界新記録で獲得するという「離れ業」を演じたのです。
 本当に衝撃的な活躍でした。

 スピッツ選手の7つの金メダルは、以下の通りです。
① 100m自由形
② 200m自由形
③ 100mバタフライ
④ 200mバタフライ
⑤ 400mフリーリレー
⑥ 800mフリーリレー
⑦ 400mメドレーリレー

 この大会のスピッツ選手の泳ぎは、「悠然たる」と呼ぶのが良いと思います。クロールもバタフライも、決してピッチを上げることなく、大きなストロークでした。
 また、上半身の水面上に出ている体積が大きかったとも思います。よく水に浮いていて、クロールにおいても頭の相当部分が水上に出ていましたし、バタフライなどは、前に掻く際に、おへそから上が水上に出ているようにさえ観えました。
 身長183cmと、当時であれば大柄なスイマーでしたが、一層大きく、そして他の競技と同様に「存在感が抜群」で、スピッツ選手がどのコースを泳いでいても、直ぐに分かりました。
 ミュンヘン1972において、「マーク・スピッツは伝説になった」のです。

 この「1大会7金メダル」という、空前絶後と言われた記録・伝説を更新(そんな更新があるとは夢にも思っていませんでした)したのが、2008年北京大会における、マイケル・フェルプス選手(アメリカ)でした。
 大会前に、計8種目(個人5種目、リレー3種目)、9日間で17レースを泳ぐことについて、ハードスケジュール過ぎる、という指摘もありました。
 しかし、フェルプス選手はこれを見事にクリアしました。

 フェルプス選手の8つの金メダルは以下の通りです。

① 200m自由形
② 100mバタフライ
③ 200mバタフライ
④ 200m個人メドレー
⑤ 400m個人メドレー
⑥ 400mフリーリレー
⑦ 800mフリーリレー
⑧ 400mメドレーリレー

 この8種目の内、100mバタフライを除く7種目が世界新記録でした。
 マーク・スピッツ選手の7金メダルをクリアしたフェルプス選手ですが、世界新記録樹立数ではタイだったことになります。

 いずれにしても「1大会8金メダル」は、オリンピック史上最高記録ですし、アテネ2004~リオデジャネイロ2016の4大会での「金メダル23」「獲得メダル28個」も、史上最高記録です。
 全ての競技・種目を通じての最高記録ですから、まさに「水の怪物」なのです。

 身長193cm、とても長い腕ととても大きな足、という恵まれた体躯から繰り出される泳ぎは「豪快」そのもの。特に「前進する迫力」は類を見ないものでしょう。
 そして、「これは追い付けない」と観えた位置からの大逆転も、フェルプス選手の特徴だと思います。
 前述の北京2008の100mバタフライ決勝などは、まさかという位置からキッチリと追い付き、ミロラド・チャビッチ選手(セルビア)を1/100秒交わしていたのです。

 オリンピック競泳史上に燦然と輝く「2つの巨星」、マーク・スピッツ・選手とマイケル・フェルプス選手。

 この2人を超えるスイマーは、現れるのでしょうか。
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