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HOME   »  2020年09月04日
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 温故知新2020陸上競技編その14です。

 女子4×100mリレーは、1928年のアムステルダム大会、女子の陸上競技がオリンピックで初めて実施された大会から、正式種目として採用されています。
 十分な歴史を誇る種目なのです。

 リレー種目は様々な競技において、その国の総合力を示すと言われていますので、陸上女子4×100mリレーの結果、メダル獲得チームの記録は、それぞれの国・地域の「女子スプリント界の地力を把握する指標」としての価値があると考えています。

 今回もローマ1960から観て行こうと思います。
 金・銀・銅のメダル獲得チームです。

・ローマ1960 金・アメリカ、銀・東西統一ドイツ、銅・ポーランド
・東京1964 金・ポーランド、銀・アメリカ、銅・イギリス
・メキシコシティ1968 金・アメリカ、銀・キューバ、銅・ソビエト
・ミュンヘン1972 金・西ドイツ、銀・東ドイツ、銅・キューバ
・モントリオール1976 金・東ドイツ、銀・西ドイツ、銅・ソビエト
・モスクワ1980 金・東ドイツ、銀・ソビエト、銅・イギリス
・ロサンゼルス1984 金・アメリカ、銀・カナダ、銅・イギリス
・ソウル1988 金・アメリカ、銀・東ドイツ、銅・ソビエト
・バルセロナ1992 金・アメリカ、銀・ロシアEUN、銅・ナイジェリア
・アトランタ1996 金・アメリカ、銀・バハマ、銅・ジャマイカ
・シドニー2000 金・バハマ、銀・ジャマイカ、銅・アメリカ
・アテネ2004 金・ジャマイカ、銀・ロシア、銅・フランス
・北京2008 金・ベルギー、銀・ナイジェリア、銅・ブラジル
・ロンドン2012 金・アメリカ、銀・ジャマイカ、銅・ウクライナ
・リオデジャネイロ2016 金・アメリカ、銀・ジャマイカ、銅・イギリス

 15の大会を通じては、アメリカチームの強さが目立ちます。最も安定していると言っても良いでしょう。
 そして、20世紀であれば、ポーランドチームや東西ドイツチームが金メダルに輝き、キューバやソビエトチームが2位・3位に食い込んでいる形です。
 さらに21世紀となると、中南米の各チーム、バハマやジャマイカが勢力を増しましたが、ロンドン2012以降は、再びアメリカチームが連覇しているのです。

 頭書の「総合力」という意味では、21世紀においてはジャマイカが世界一を争うところまでポジションを上げているものの、やはり、世界の女子短距離界をリードしているのはアメリカということなのでしょう。

 2008年の北京大会においては、4×100mリレーは波乱の結果となりました。
 女子では、ベルギーチームが優勝し、ナイジェリアチームが銀、ブラジルチームが銅となり、アメリカチームもジャマイカチームもメダルを獲得できなかったのですが、男子もトリニダードトバゴチームが優勝し、日本チームが銀、ブラジルチームが銅と、こちらもジャマイカチームもアメリカチームも居ない結果となっています。
 バトンパス等の難しい要素が含まれる種目ですが、この大会では、「4×100mリレーの神様」のご機嫌が悪かった?のかも知れません。

 また、東京1964のポーランドチームの優勝も印象的です。
 80mハードルで銀メダルを獲得したテレサ・チェプラ選手や、100mで銅メダルを獲得したエワ・クロブコフスカ選手、200mと走り幅跳びで銀メダルを獲得したイレーナ・キルシェンステイン選手(後のイレーナ・シェビンスカ選手)、そしてハリナ・ゴレツカ選手を擁して、43秒6の世界新記録で優勝したのです。
 大会前に世界記録を更新していたポーランドチームの、堂々たるオリンピック制覇でした。

 東京2021においては、3大会連続の「アメリカとジャマイカの対決」となるのか、他のチームの進出が有るのか、興味が尽きないところです。
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