FC2ブログ
HOME   »  2020年10月01日
RSSフィード iGoogleに追加 MyYahooに追加
 9月場所の翔猿の活躍は、見事の一語。
 中日で全勝・1敗力士が不在となった場所で、千秋楽まで3敗に踏みとどまったのです。
 それも、13日目に西前頭筆頭の隆の勝、14日目に西大関・貴景勝という、通常ならば、新入幕の東前頭14枚目の力士が対戦する筈もない番付の力士との取組が組まれた中での「3敗堅持」というのは、信じられないような活躍と言わざるを得ません。

 さらに、千秋楽は東関脇・正代との一番が組まれたのです。
 この「2020年9月場所を左右する3番」を経て、11勝4敗で場所を終えたことに、大きな大きな拍手を送らなくてはなりません。

 そして、翔猿は「三役揃い踏み」に登場したのです。
 
 新入幕力士の三役揃い踏み登場は、史上3回目と報じられました。

① 大錦→1973年(昭和48年)9月場所 11勝4敗
② 把瑠都→2006年(平成18年)5月場所 11勝4敗
③ 翔猿→2020年(令和2年)9月場所 11勝4敗

 1973年9月場所の大錦の活躍は、「ザ・新入幕力士の活躍」と称される伝説的なものでした。大相撲ファンの記憶に残る「大活躍」なのです。
 この場所で大錦は、横綱・琴桜や大関・貴ノ花(初代)を破るミラクルな活躍を魅せました。新入幕力士が横綱を破るというのは、信じられないような快挙でしょう。この場所で、大錦は、殊勲・敢闘・技能の3勝を独占しました。「新入幕3勝独占」が史上初のことであったことは、言うまでもありません。(この頃と比べて、近時の3勝授与基準は辛くなっているとの見方もあります)

 平成18年5月場所の把瑠都の活躍というと、憶えている方も多いことでしょう。
 無双力士・雷電と同じ体格(身長197cm・体重170kg)と言われ、鳴り物入りで角界入りし、所要12場所、3月場所では15戦全勝で十両優勝を飾り新入幕した把瑠都が、千秋楽で三役揃い踏みに登場したのです。
 この場所、把瑠都は敢闘賞に輝きました。

 そして令和2年9月場所の翔猿です。
 その活躍は前述の通りです。
 翔猿も敢闘賞に輝きました。

 ご存知のように、日本大学を出て角界入りし2015年にデビューしている翔猿は28歳と、既に「若手」ではありません。
 しかし、その相撲の「若々しさ」はとても新鮮な印象を与えます。
 思い切りの良い取口と前に出る力。
 それは、翔猿ならではの持ち味であり、素晴らしい取り口だと思います。

 身長174cm・体重120kgと小兵力士ですけれども、9月場所の取口を観る限り、どんな力士を相手にしても正面から戦いを挑める「地力」があることは、明らかでしょう。

 今後の大相撲界を担う力士が登場したのです。

スポンサーサイト



プロフィール

カエサルjr

Author:カエサルjr
「スポーツを考える-KaZ」ブログへ
ようこそ!
我が家の月下美人も16年目。同時に30個の花が咲くこともあります。スポーツも花盛りですね。一緒に楽しみましょう。

最新記事
最新コメント
検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

Page Top
CALENDaR 12345678910111213141516171819202122232425262728293031