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 ロサンゼルス・ドジャース3勝2敗を受けての、2020年MLBワールドシリーズWS第6戦が10月27日に行われ、ドジャースがタンパベイ・レイズを3-1で破って、1988年以来32年振り・7度目のワールドチャンピオンに輝きました。

[10月27日・WS第6戦・グローブライフフィールド]
ドジャース3-1レイズ

 リーグチャンピオンシップシリーズの7連戦からワールドシリーズへと、両チームの投手陣はもちろんとして、攻撃陣にも疲労の色が濃く、例年にも増して「気力を振り絞っての必死のプレー」が続きました。

 そうした状況下、WSが続くに伴って、レイズは自慢の先発陣・ブルペン陣の投球にいつものキレが無くなり、ドジャース打線を抑え込むことが難しくなって行ったのでしょう。

 一方のドジャースの先発陣・ブルペン陣にも疲労の影は差していましたが、レイズと比較すれば、いつもの投球に近い球を投ずることが出来、それが最終的なシリーズの行方を決めた様に感じます。

 第6戦は、1回表レイズがランディ・アロザリナ選手のライトへのソロホームランによって先制しました。アロザリナ選手の右方向への打球は、本当に良く飛びます。
 このシリーズというか、2020年のポストシーズンにおけるアロザリナ選手の活躍は、驚異的と言う他は有りません。

 レイズは、先発のブレーク・スネル投手が良く投げ、ドジャースを5回まで零封しました。
 1回裏の、ムーギー・ベッツ選手、コーリー・シーガー選手、ジャスティン・ターナー選手の3者連続「空振り三振」、4回裏のシーガー選手、ターナー選手、マックス・マンシー選手の3者連続「空振り三振」、という投球、ドジャースの中軸を完璧に抑え込んだ投球は、まさに「圧巻」。
 このゲームに対する、スネル投手の意気込みが、見事に形になって現れたのです。

 ゲームは6回表まで、1-0という最少スコアで進行しました。
 そして6回裏、9番のオースティン・バーンズ選手にセンター前ヒットを許したところで、レイズはスネル投手からニック・アンダーソン投手にスイッチしました。
 「6回終了時点までリードしていれば、ほとんど負けない」というレイズの、「勝ちパターン」の交替でした。
 しかし、アンダーソン投手はベッツ選手にレフトに2塁打を許し、ランナー2人を置いて、暴投とシーガー選手の1塁ゴロ(ベッツ選手の好走塁)によってドジャースは2点を奪って、一気に逆転しました。
 アンダーソン投手の投球に「いつものキレが無かった」とも感じます。
 また、今シリーズのドジャース打線のエンジンとしての、シーガー選手の持つ「星の強さ」も感じさせるプレーでした。

 「リリーフ投手の継投」で第6戦に臨んだドジャースは、先発トニー・ゴンソリン投手が1・2/3イニング、ディラン・フローロ投手が2/3イニング、アレックス・ウッド投手が2イニング、ペドロ・バエス投手が2/3イニングと丁寧に繋ぎ、5回裏2死から6回表にはビクトル・ゴンザレス投手がマウンドに立ち、1・1/3イニングを抑えました。

 そして6回裏にチームが2-1と逆転したのです。

 この逆転を受けて、7回表ドジャースのマウンドにはブラスダー・グラテロル投手が登りました。
 100マイル超のスピードボールを連投する「豪速球投手」ですが、2/3イニングを投げ、マイク・ズニーノ選手にレフトにヒットを許したところで、フリオ・ウリアス投手に繋ぎました。
 ドジャースベンチの慎重な対応なのでしょう。

 8回裏、ドジャースはベッツ選手がピーター・フェアバンクス投手からレフトにホームランを放ち、3-1とリードを2点に広げました。
 逆転を目指すレイズナインの心に、大きな楔を打ち込むホームランだったと思います。

 ウリアス投手は、7回表2死から9回表まで、2・1/3イニングを投げ切りました。

 ウリアス投手がワールドシリーズ2020を締め括ったこのシーン=打者7人を完璧に抑え込んだシーンは、まるで、リーグチャンピオンシップシリーズNLCS第7戦・最終戦の終盤、アトランタ・ブレーブス打線を抑え込んだシーンと「瓜二つ」でした。

 ウリアス投手には、ゲーム終盤の2~3イニングならば「圧倒的な勢いで相手打線を封じる」不思議な?力があるのでしょう。
 こんなに凄いシーンを、NLCSとWSという「ベースボールにおける世界最高峰の舞台」で連続するというのは、尋常な能力では無く、「神がかり」という感じさえします。

 ロサンゼルス・ドジャースは、「ついに」21世紀に入って初のワールドチャンピオンとなりました。

 直近の4シーズンにおいて、2017年、2018年に続いて2020年もワールドシリーズに進んでいますから、「3度目の正直」と言っても良いのでしょう。

 2010年代後半から2020年にかけて、ドジャースは、「大エース」クレイトン・カーショー投手、シーガー選手とターナー選手の「最強三遊間」、コディ・ベリンジャー選手とジョク・ピーダーソン選手の「恐怖の下位打線」といった、多彩で能力の高いプレーヤーを揃えて、ナショナルリーグNLにおいて最も安定した実力を誇るチームだったことは、間違いありません。

 そのドジャースが、2017年・18年は「あと一歩」届かなかった世界一の座に、2020年に辿り着くことが出来たのは、「ムーギー・ベッツ選手の加入」が大きな要因となったのかもしれません。
 チームの「切り込み隊長」としてのベッツ選手の存在は、先頭打者としてのみならず、驚異的な守備力にも現れています。ポストシーズン2020において、ベッツ選手は何度もチームを救うファインプレーを魅せてくれましたし、その超ファインプレーを「何事も無かったようにやってのける」ところに、ベッツ選手のプロ意識の高さをも感じます。

 さて、熱狂的なことで知られるドジャースファンは、21世紀になってから、宿命のライバルであるサンフランシスコ・ジャイアンツが、2010年、2012年、2014年と3度も世界一になる様子を、「歯噛みしながら」眺めていたことでしょう。
 20世紀の半ばに、共にニューヨークからフランチャイズを移し、西海岸にホームを設けた両チームのライバル意識の強さは、想像を遥かに超えるレベルであると言われます。

 メジャーリーグにおいても屈指の「名門」ロサンゼルス・ドジャースが、久し振りにワールドシリーズを制覇しました。

 先にNBAファイナル2020を久し振りに制覇した、ロサンゼルス・レイカーズに続いての快挙です。

 2020年は、ロサンゼルスの「名門チーム」が復活を遂げる年となりました。

 ロサンゼルスの街は「沸き返っている」ことでしょう。

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