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 2020~21年のUEFAチャンピオンズリーグCLのグループステージは、11月24日と25日に第4節の各ゲームが一斉に行われました。

[11月24日・E組]
チェルシー2-1レンヌ
セビージャFC2-1FCクラスノダール

[11月24日・F組]
ラツィオ3-1ゼニト・サンクトペテルブルク
ボルシア・ドルトムント3-0クラブ・ブルージュ

[11月24日・G組]
ユベントス2-1フェレンツヴァロスTC
FCバルセロナ4-0ディナモ・キエフ

[11月24日・H組]
マンチェスター・ユナイテッド4-1イスタンブール・バシャクシェヒル
パリ・サンジェルマン1-0RBライプツィヒ

[11月25日・A組]
バイエルン・ミュンヘン3-1RBザルツブルク
アトレティコ・マドリード0-0ロコモティヴ・モスクワ

[11月25日・B組]
ボルシア・メンヘングラードバッハ4-0シャフタル・ドネツク
レアル・マドリード2-0インテル

[11月25日・C組]
マンチェスター・シティ1-0オリンピアコス
FCポルト2-0オリンピック・マルセイユ

[11月25日・D組]
アタランタ2-0リバプール
アヤックス3-1FCミジュランド

 グループステージも佳境に入り、有力各チームが調子を上げてきた印象ですが、「番狂わせ」という意味ならば、D組でアタランタがリバプールを破ったゲームでしょうか。
 リバプールは、ホームのアンフィールドで完敗したのです。
 モハメド・サラー選手やサディオ・マネ選手を擁する強力なリバプールの攻めを凌ぎ切った、アタランタの見事な勝利でしょう。

 その他のゲームは、概ね順当な結果でした。

 A組では、バイエルンが相変わらずの得点力を魅せ、B組ではメンヘングラートバッハがシャフタル・ドネツクに大勝しました。
 ニコ・エルヴェディ選手やブリール・エンボロ選手といったスイス出身プレーヤーの活躍が光りました。

 F組では、ラツィオとドルトムントが3点を挙げて快勝しています。
 ラツィオはチロ・インモビレ選手、ドルトはアーリング・ブラウト・ハーランド選手(ノルウェー)の2得点が目立ちます。
 ちなみに、20歳のハーランド選手は、現時点の今期CL得点王です。
 ブンデスリーガ2020~21においても、バイエルンのレバンドフスキ選手と得点王のトップ争いを演じていますから、その得点力は本物でしょう。
 また、楽しみなゴールゲッターが登場しました。

 G組では、ユーベがクリスティアーノ・ロナウド選手とアルバロ・モラタ選手(スペイン)のゴールで競り勝ち、バルサは大勝しました。バルサでは、マルティン・ブレイスワイト選手(デンマーク)の2ゴールが光ります。

 H組では、マンUがブルーノ・フェルナンデス選手の2ゴールなどで快勝し、サンジェルマンは、ネイマール選手のゴールを守り切りました。

 第4節を終えての各組上位2チームは、以下の通りです。

[A組]
1位 バイエルン・ミュンヘン 勝点12 4勝
2位 アトレティコ・マドリード 勝点5 1勝1敗2引分

[B組]
1位 ボルシア・メンヘングラードバッハ 勝点8 2勝2引分
2位 レアル・マドリード 勝点7 2勝1敗1引分

[C組]
1位 マンチェスター・シティ 勝点12 4勝
2位 FCポルト 勝点9 3勝1敗

[D組]
1位 リバプール 勝点9 3勝1敗
2位 アヤックス 勝点7 2勝1敗1引分

[E組]
1位 チェルシー 勝点10 3勝1引分 得失点差8
2位 セビージャFC 勝点10 3勝1引分 得失点差3

[F組]
1位 ボルシア・ドルトムント 勝点9 3勝1敗
2位 ラツィオ 勝点8 2勝2引分

[G組]
1位 FCバルセロナ 勝点12 4勝
2位 ユベントス 勝点9 3勝1敗

[H組]
1位 マンチェスター・ユナイテッド 勝点9 3勝1敗
2位 パリ・サンジェルマン 勝点6 2勝2敗

 4ゲームを経ると「地力」の差が明確になってきます。
 グループステージ開始前の、各組の勝ち抜けチーム予想に近い、1・2位のチームだと感じます。

 もちろん、H組3位のRBライプツィヒとサンジェルマンは勝点で並び、得失点差での順位付けになっていますし、D組3位のアタランタとアヤックスも同様ですから、まだまだ勝ち抜けチーム争いが続くのですが・・・。

 現時点で「勝点12・4連勝」のチームは、バイエルン、シティ、バルサの3チームです。
 
 まだグループステージも終わっていない段階ですが、今期はこの3チームの優勝争いなのではないかと、(勝手に)考えています。

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 大接戦でした。

 千秋楽の土俵を沸かせる「大相撲」であったと思います。

[11月22日・千秋楽・両国国技館]
大栄翔○-首投げ-●琴勝峰
(取り直しの一番)

 最初の取組は、琴勝峰が前に出て、大栄翔を押し込み、東土俵際に迫りましたが、土俵際で大栄翔が粘りを魅せて、両者同時に落ちました。
 「どちらかが僅かに早い」といった紛れの全くない、真に同体の相撲でした。

 直ぐに物言いが付き、審判団の協議も短時間で済みました。
 直ぐに「取り直し」となったのです。

 取り直しの一番も琴勝峰が前に攻めました。
 大栄翔は、今度は首投げで対応し、今度は西土俵際で縺れ、両力士が飛んで落ちました。

 しかし、今度は僅かに琴勝峰が早く落ちたのです。

 物言いの末、大栄翔の勝ちとなりました。

 琴勝峰は2番とも良く攻めました。スピードとパワーに満ちた素晴らしい攻めでした。

 大栄翔は2番とも良く粘りました。持ち前の俊敏性を活かした取口。先輩力士としての意地が感じられました。

 琴勝峰は、身長191cm・体重156kgの19歳。若手期待の星です。
 今場所は、自己最高位・西前頭5枚目で8勝7敗と勝ち越しました。
 素晴らしいスピードとパワー、柔軟性、そして天性の相撲勘を具備した力士です。
 やや勝ち星への拘りが強過ぎるところがあって、そこが少し心配なところですが、「無心」の心持ちで多くの取組に臨むことが出来るようになれば、三役はもちろんとして、大関への道も開けているように感じられます。

 大栄翔は、身長182cm・体重161㎏の25歳。この1年間でメキメキ力を付けました。
 今場所は、西前頭2枚目で10勝5敗。
2020年7月場所では、東小結で11勝4敗、殊勲賞を受賞していますから、既に三役の地力が備わっていることは明らかでしょう。
 大関を十分に狙える存在だと感じます。

 「大栄翔VS琴勝峰」が、今後の大相撲界を代表する取組になる日も、そう遠くは無いと感じています。

 2020年の日本シリーズを圧勝したソフトバンク・ホークスですが、随所に、工藤公康監督の冷静な采配が際立ちました。

 初戦は、千賀投手を先発に立て、モイネロ投手でセットアップ、森投手でクローズという、ペナントレースでの戦いぶりそのものの投手リレーで快勝しました。

 工藤監督としては、このリレーで負けるとは予想していなかったと思いますが、勝負事ですから万一敗れたとしても、数多くの投手を使う戦略ではありませんので、第2戦以降も十分に戦えると考えていたことでしょう。

 第2戦は、両チームとも多くの投手を投入する試合になると予想され、その通りに、ホークスが6名、ジャイアンツが7名を注ぎ込みました。

 ホークスは、2人目の嘉弥真投手と3人目の高橋(礼)投手が1/3イニングずつの登板で、ジャイアンツ打線を封じました。
 そして4人目以降の3投手は、それぞれ1イニングずつを担当させたのです。
 ほぼ想定通りのリレーであったと思いますが、万一4人目以降の投手が撃ち込まれたとしても、まだ補充が効く、2段構えの投手起用であったと感じます。

 第3戦は、ムーア投手の想定以上の好投で「ノーヒットノーラン」の期待も高まりましたが、7イニングで「予定通り」の交代。
 続くのがモイネロ投手というのですから「鉄板リレー」。
 第2戦で登板がなかったモイネロ投手も、3者三振という快投を続けました。
 十分な休養が活きたのです。
 森投手がヒットを浴びて、3投手によるノーヒッターは実現しませんでしたが、第4戦以降を見据えての、戦略通りの系統でしょう。

 そして第4戦には、ベテラン和田投手を先発させました。
 ある程度は点を取られることも想定していたと思いますが、3回から6投手をつぎ込みました。
 7回までは「第2戦のリレー」を用い、7回を終えてリードしていれば、8回以降は勝ちパターンという戦略であったと(勝手に)考えていますが、その構想がしっかりと決まるところが、素晴らしいところでしょう。
 
 万一、このゲームを落としたとしても、強力な先発陣が温存されていますから、第5戦以降も十分に戦えた筈です。

 第1戦から第4戦まで、「全く緩みの無い投手起用」でした。
 「落としてもよい試合など、ひとつも無い」と言わんばかりの起用でした。
 一方で、全く無理もしていないので、常に「次戦」をも考慮していたというところが、見事でしょう。

 打線は、昭和40年代の巨人軍のように「不動のメンバー」でした。
 核となったのは柳田選手。
 打球の速さ、飛距離は、ジャイアンツ外野陣の想定をはるかに超えていました。
 現在のプロ野球を代表するロングヒッターであり、かつてのONを彷彿とさせる迫力が備わっています。

 打線の中では、1番の周東選手が不振でしたが、工藤監督は周東選手を替える、あるいは打順を入れ替える、そぶりもありませんでした。
 ベストな打線の1番打者は、動かしてはならないのでしょう。「打線のリズム」を大切にしていたように感じます。

 もちろん、投打ともにこれだけのプレーヤーがそろっていれば「何でもできる」という見方もあるのでしょうが、工藤監督には、これだけの選手を任せられた指揮者としての、「落着き払った采配」がありました。

 2019年よりも一層「どっしり感」が増したと感じます。

 「4連覇」。
 さて、工藤ホークスは川上巨人の9連覇に、どこまで迫るのでしょうか。

 20年後には、「JRA史上最高のレース」と呼ばれているかもしれない、第40回ジャパンカップ競走G1が、11月29日、東京競馬場芝2,400mコースにて行われます。

 これ程のレースは、なかなか組めないでしょう。

① 無敗の三冠馬
② 無敗の牝馬三冠
③ 史上最多G1レース8勝馬

 が、同じレースに登場できるという「巡り会わせ」が、今後の日本競馬に訪れるかどうか・・・。
 ①~③のそれぞれが、10年、数10年に一度しか実現しないことなのですから、3つが揃うことが、滅多に実現しないのは自明です。
 2度と無いことかもしれません。
 このレースを目の当たりにできる幸せを感じます。

 さて、注目馬です。

 第1の注目馬は、4枠6番のコントレイル。
 「競り合いに強い」三冠馬として、最後は勝ち切るのではないでしょうか。

 第2の注目馬は、3枠5番のデアリングタクト。
 2㎏の斤量差を利して、最後までコントレイルに食い下がると観ています。

 第3の注目馬は、1枠2番のアーモンドアイ。
 G1・8勝の目標を達成した女傑は、府中の2,400mを無事に走り切っていただければ十分だと感じています。

 斤量は、コントレイルとアーモンドアイが55kg、デアリングタクトが53kgと、他の強豪馬と比較すれば、恵まれています。

 枠順にも、3頭とも恵まれました。

 間違いなく、「3強」のレースとなるでしょう。
 11月場所では、自身初の三役・関脇の地位で勝ち越すという大活躍を披露した隆の勝ですが、14日目の取組では見事な立合いを魅せてくれました。

[11月21日・14日目・両国国技館]
隆の勝○-押し出し-●宝富士

 立合い、隆の勝は「上に突き刺さるような角度」で真っ直ぐに立ち、宝富士の顔面左側、頬と首の間辺りにぶつかりました。

 「ただ立った」ところが素晴らしいと思います。

 本当に直線的に当たって行きました。

 体の動きには、全くぶれが無く、スピード・破壊力が十分でした。

 「無駄の無さ」に感服しました。

 丁度、オリンピック競泳種目の決勝における、各スイマーの飛び込みを観るような動きであったと感じます。
 この「飛び込み」は、飛び込み台から「何の前触れ・動きも無く」いきなり水面に突っ込むのですが、世界最高レベルのパフォーマンスをまざまざと感じさせるものです。
 反動を使用したり、一度後ろに1~2cm動いてから前に出るといった「無駄な動き」、タイムに悪影響を与える=0.01秒でも使う・失うような動きが一切無い形で、最高のパワーとスピードを爆発させる・・・。
 「この『飛び込み』が出来ることがオリンピックファイナリストの資格」と言わんばかりのパフォーマンスで、私が大好きなシーンなのです。

 あるいは、プロ野球の打者が「最短距離で球を捉えるスイング」に近いと言っても良いかもしれません。
 構えた所からインパクトに向かって「真っ直ぐ」に運ばれるバットの軌道は、本当に美しいものです。
 逆に言えば、好打者にも拘らず、少しでも無駄な動きがある時期には、調子が悪いということなのかもしれません。
 
 大相撲の立合いにおいて、こうした他のスポーツと比較されるような動きを観ることは多くはありませんが、この日の隆の勝の立合いには、そうしたパフォーマンスを感じました。

 初三役がいきなり関脇という力士も多くは無いのでしょうが、その番付での勝ち越しは、見事なものです。
 隆の勝は、これからの角界を背負って行く力士なのでしょう。
 11月25日、2020年のプロ野球日本シリーズ第4戦が行われ、ソフトバンク・ホークスが読売ジャイアンツを4-1で破り、今シリーズ4勝目を挙げて「日本一」に輝きました。
 2年連続となったホークスVSジャイアンツの日本シリーズは、2年連続「4勝0敗」でホークスが勝利することとなったのです。

[11月21日・第1戦・京セラドーム大阪]
ソフトバンク4-0巨人

[11月22日・第2戦・京セラドーム大阪]
ソフトバンク13-2巨人

[11月24日・第3戦・PayPayドーム]
ソフトバンク4-0巨人

[11月25日・第4戦・PayPayドーム]
ソフトバンク4-1巨人

① 蛇に睨まれた蛙?

 2019年のシリーズと同様に、攻撃力・投手力・守備力・走力のすべてにおいて、ホークスがジャイアンツを上回るか互角という、明らかな地力の差を感じました。

 他方、確かに地力の差はあるのだけれども、「4勝0敗」という結果ほどには大きくない筈であろうとも思います。
 ジャイアンツの選手たちは、持てる力を十二分には発揮していない感じなのです。

 「蛇に睨まれた蛙」という言葉がありますが、現時点の両チームはそうした関係なのかもしれません。

② ハラハラ、ドキドキの試合展開は?

 MLBのワールドシリーズを見ている人ならば、それが「1球ごとにハラハラ・ドキドキの展開」であることをご存じでしょう。

 世界最高峰のベースボールの舞台で、世界最高のフィジカルとテクニックを具備したプレーヤー達が、「眦を決して」戦いに挑みます。
 1ゲームごとに、凄まじいプレーが続出するのです。
 もちろん、どちらが勝つのか、最後の最後まで分からない展開です。
 
 観ているファンは、一球一打にベースボールを堪能するのです。
 もちろん、MLBにおいても「一方的な勝敗結果のワールドシリーズ」は存在しますが、その内容は1試合ごとに見どころ十分ですし、近年のワールドシリーズは「死力を尽くす総力戦」が多く、まさにメジャーリーグベースボールの面白さを満喫できる存在となっているのです。

 ワールドシリーズをはじめとするポストシーズンゲーム、そしてレギュラーシーズンのゲームの持つエンターティンメント性の高さは、見事なものだと思います。
 これが「プロスポーツ」なのです。

 当然ながら、そうした「各チームの力が拮抗するような仕組み」も随所に見られます。
 前シーズンの成績不振チームから順番に指名していくドラフト制度などは、その最たる例でしょう。
 「同じチームがいつも強い」という状態では、「面白さが次第に失われていく」のも事実でしょうから、こうした現象が出現することを極力抑えていく努力が、プロスポーツには必要なのです。

 一方で、日本シリーズ2020を見ると、前述のように圧倒的な力の差が感じられます。
 セントラルリーグのペナントレースを独走で制したジャイアンツが、1勝もできずに、どうしようもない程の試合内容で敗れてしまうのですから、穿った見方をすれば、その他のセ・リーグのチームは「もっと弱い」ということになってしまいます。
 そうなると、セ・リーグのペナントレースのレベルへの疑問も湧いてしまうでしょう。
 セ・リーグのファンは、いつも「とても低レベルな野球」を見せられてしまっている、という見方も出てきそうです。

 各チーム公平なドラフトを毎年行い、同じようにルーキーを入団させ、同じようにチームスタッフと選手が日々のトレーニングを積み、チーム力の向上に努めているのに、「圧倒的な力の差」が生ずるのは何故なのか?
 セ・リーグ各球団が、相当真剣に考え、改善策を構築し実行しなければならない時期が来ているのかもしれません。
 これほどの一方的な力の差が続くことは、セ・リーグの人気、引いてはNPB全体の人気にも影響が出る怖れがあるからです。

 かつては毎年観られていた、「ハラハラ・ドキドキの日本シリーズ」復活が、大いに望まれます。
 
③ パシフィック・リーグの選手しか「打点」を挙げられない?

 今シリーズでジャイアンツが挙げた得点は「4点」。
 4試合で4点ですから、シリーズで勝てないのは道理です。
 短期決戦は「打てなければ勝てない」のですから。

 その4点のうち3点は、ウィーラー選手の打点です。
 第1戦の犠牲フライ、第2戦の2ランホームラン、とウィーラー選手は唯一人、ジャイアンツで気を吐いたのです。
 そして第4戦の初回、ジャイアンツは坂本選手のヒットで先制点を挙げました。

 ご存じのように、ウィーラー選手は今シーズン楽天からジャイアンツに移籍しました。

 そうなると、「日本シリーズで打点を挙げるにはパ・リーグの野球を良く知っている選手でなければならない」ということになるのかもしれません。
 大舞台で活躍できる何らかの力が、パ・リーグの選手にのみ備わっているという・・・。
 もちろん、ありえないことなのでしょうが、本当に不思議なものです。

 第2戦の7回を終わって、ホークスが11-2とリードした時、妻が「もう、(日本シリーズを)やらなくていいんじゃない」と言い、テレビのチャンネルを変えました。
 これ以上、日本シリーズなどやらなくても、ホークスが勝つことは決まっているのだから、という意味でしょう。

 こうした現象は、避けなければなりません。

 14日目の小兵対決は、珍しい決まり手でした。

[11月21日・14日目・両国国技館]
照強○-外小股-●炎鵬

 「外小股(そとこまた)」が幕ノ内本場所の土俵での決まり手となったのは15年振り、旭鷲山が繰り出して以来と報じられました。照強は、左手を炎鵬の膝辺りに宛がって決めました。

 照強が身長169cm・体重114kg、炎鵬が身長169cm・体重92kgと、相撲協会のホームページには記載されている小兵力士です。
 幕ノ内力士の平均体重が160kg近いと報じられている中で、近年の「小兵力士ブーム」の先頭を走る両力士ならではの決まり手と言って良いのでしょう。

 ところで、11月場所では珍しい決まり手がいくつも観られました。

 小兵力士として名を知られている、十両の宇良も、この日は「後ろもたれ」という滅多に観られない決まり手で白星としました。
 宇良は、11月12日・5日目にも「居反り(いぞり)」という珍しい技で勝っています。
 後ろもたれも居反りも、背中を上手く使うというか、背中で押す技です。
 宇良は「背中に眼が付いている」というか、背中で相手力士を押す時のバランス・タイミングがとても良い力士なのでしょう。(何しろ、背中で押す技ですから、相手力士が少しでも左右に動けば、つっかい棒が外されたように、自ら倒れてしまうような形です)

 特に「居反り」は、宇良の得意技と伝えられていますから、独特の感覚が備わっていると観るのが良さそうです。

 この5日目には、やはり十両で、千代鳳が「首捻り(くびひねり)」で勝っています。
 片腕で相手の首を巻き、相手力士の差し手を片腕で抱えて、捻り倒すという大逆転技ですが、おそらくは、千代鳳のとっさの技だったのでしょう。

 そういえば、11月20日・13日目の幕ノ内、翔猿VS高安戦でも、翔猿が「蹴返し(けかえし)」で勝利しています。
 「蹴返し」は、20世紀の相撲では時折眼にしましたけれども、近時では絶滅危惧種の技でしょう。

 こうして観て来ると、2020年11月場所は、「珍しい決まり手が多かった場所」と言えそうです。
 「熱戦が多かった」ことが、こうした形で現れたと観ても良いのでしょう。
 NFL2020~21年レギュラーシーズンも後半に入り、激しい戦いが続いています。

 NHK・BS-1の放送で、ロサンゼルス・ラムズとシアトル・シーホークスのゲームを観ました。

[11月15日・第10週・ソーファイスタジアム]
ラムズ23-16シーホークス

 ゲームは、全体としてラムズの攻撃力が勝り、第3クオーターQまでに23-13とリードして押し切りました。

 ラムズは、クオーターバックQBジャレット・ゴフ選手を中心とした。特にランプレーが良く決まりました。チームとしてのオフェンスの完成度が高くなっている感じがします。
 一方のシーホークスは、QBラッセル・ウィルソン選手を中心としたプレーが、ややギクシャクしていて、オフェンスラインもやや弱く、ウィルソン選手に十分なプレー時間を提供できなかったように観えました。
 結果として、常に大接戦となる同地区対決が、珍しく一方的な展開となったのでしょう。

 さて、この放送の画面を観た瞬間、「明るいな」と感じました。

 2020年夏にオープンしたばかりの、ラムズの新ホームスタジアム、ソーファイスタジアムでのゲームだったのです。
 素晴らしいスタジアムだと感じました。

① 透明・半透明の屋根

 近時のアメリカの各種スポーツにおける新スタジアムに共通しているのは、「日光」を取り入れる工夫です。

 先日のMLBワールドシリーズの舞台となった、テキサスのグローブライフフィールドも、開閉式の屋根に加えて、スタジアム上部の各所に「日光」を通す工夫がなされ、とても明るいボールパークでしたが、ロサンゼルスに創られたソーファイスタジアムも、天井・屋根が透明あるいは半透明の素材で作られていて、スタジアムの横側からも日光が入り込む構造になっていますから、とても明るいフィールドが示現されています。
 青と黄色のラムズのユニフォームが、とても映えるスタジアムでもあります。

 最新のスタジアムですので、詳しい情報が不足しているのですけれども、おそらくは収容人員60,000人位の「大箱」であろうと思います。
 近いうちにスーパーボウルの会場になるのではないでしょうか。

② 人工芝

 世界最大のスポーツ大国であるアメリカ合衆国では、スポーツ会場の形として「天然芝」が好まれる傾向が有りました。

 例えば、MLBにおいては20世紀の終盤に「ドーム型球場」が増え、人工芝のスタジアムも多くなったのですけれども、その後は逆に「天然芝への回帰」が起こり、天然芝の新球場が数多く造られました。
 やはり、ベースボールは日光の下、天然芝の球場で行われるべきものだという考え方が強かったのでしょう。
 ドーム式球場でも開閉式にして天然芝を確保する形もありました。

 ところが、前述のグローブライフフィールドは、立派な開閉式ドーム球場でありながら人工芝ですし、今回のソーファイスタジアムも、日光をふんだんに取り入れるスタジアムながら人工芝なのです。

 こうした形の新スタジアムが増えてきた理由のひとつには、「人工芝の質がとても良くなった」ことがあるのでしょう。
 天然芝に近い品質・感触の人工芝であれば、人工芝の長所である「痛みにくく綺麗に見える」「メンテナンスコストが少なくて済む」「床板を敷くなどの加工が容易で、スポーツ以外のイベントでも気軽に使用できる」といった諸点が、とても生きてきます。

 別の言い方をすれば、「日光」と「天然芝」のどちらかを選ぶとすれば、「日光」を選択したということでしょうし、「日光」が確保されるのであれば、「人工芝」については我慢しよう、ということなのかもしれません。

 いずれにしても、新スタジアムにおける「人工芝」採用の可否については、観客が最終的な評価を行うことになるのでしょう。

③ スタジアム天井中央部の巨大な映像機器

 NBAのアリーナでは一般的な、天井中央部の巨大な映像機器(センターハングビジョンと呼ばれます)ですが、ソーファイフィールドの天井にも同趣旨の機器が設置されていました。
 MLBのボールパークにおいては、ゲームやプレーヤー、チームの情報は、セセンターバックスクリーン後方の掲示板(現在では電光掲示板が多い)に表示されるものという時代が長く、現在でもそうした形の球場が大半です。
 ベースボール・野球においては、「スコアボードはセンター後方にある」ものなのです。
 巨大な空間に、そうした機器を設置するのは難しいことなのでしょう。

 ところが、ソーファイフィールドにおいては、天井にも情報・映像機器が設置されています。
 NBAのアリーナよりは、一回り大きな箱ですから、その天井中央部に設置される映像機器が、「とても大きなもの」になるのは自然な話ですし、センターハングビジョンと呼ぶのは、やや違うようにも観えます。

 こうした機器が、NBA以外のスポーツに登場したのを観たのは、スーパーボウル2019の会場となったメルセデスベンツスタジアムでした。
 NFLのビッグイベントに使用されたスタジアムは、天井中央部に巨大な映像機器を設置(センターハングビジョンの様に中央部にぶら下げられているのではなく、屋根そのものに設置されています)していました。そのあまりの画面サイズに驚かされた記憶が有ります。
 
 新しいソーファイスタジアムの映像機器は、メルセデスベンツスタジアムのものと比べて、占める面積・空間ではより広く、画面の厚さでは4mあるメルセデスベンツスタジアムの方が厚いのではないでしょうか。

 いずれにしても、ベースボールやフットボールという、スポーツの中でも最も大きな空間を使用する種目においても、こうした映像装置が配置されるようになってきたという事実からは、「時代の流れ」を感じます。

 つねに様々なアイディアを駆使して、「最新の会場」を考え出し試行する、アメリカのスポーツ界の先進性とその「意欲」には、いつも感心させられます。
 さすがに世界最高・最大のスポーツ大国なのです。

 そして、このゲームは「無観客」で開催されています。(NFL2020~21においては、スタジアムによって「観客数制限」で行われている場合もありますが)

 これ程素晴らしいスタジアムが、一般の観客の入場が無い形で使用されているのです。
 新型コロナウイルス禍の為ですけれども、本当に残念なことです。

 こうした最新の設備がゲーム遂行の大きな力となり、「思う存分に威力を発揮できる日」が早く到来することを、願って止みません。
 11月場所は、大関・貴景勝の13勝2敗の優勝で幕を閉じましたが、この場所の主役は前頭17枚目の志摩ノ海であったと思います。

[11月20日・13日目・両国国技館]
貴景勝○-押し出し-●志摩ノ海

[11月21日・14日目・両国国技館]
照ノ富士○-寄り切り-●志摩ノ海

 13日目は「結びの一番」でした。
 番付筆頭と幕尻の結びというのも、そう多くは無い取組でしょう。
 番付からは、組まれる筈が無い一番なのですが、優勝争いの先頭を切る「1敗対決」でした。

 大関・貴景勝が立合いから押して出ます。志摩ノ海は後退しますが、踏み止まり、反撃にでます。
 貴景勝は、いなしながら志摩ノ海の矛先を交わし、再び押して出て、志摩ノ海の海の土俵際の技を凌いで、押し出しました。
 志摩ノ海にも十分勝機のあった相撲でしょう。

 14日目には関脇戦が組まれました。今度は「2敗対決」。
 「離れて取る」かと予想された志摩ノ海でしたが、立合いから組み合い、照ノ富士に右下手を許したものの左上手は許さず、巧みな体重移動で対抗しました。
 しかし、照ノ富士の落着いた取口に最後は上手も許し、万事休したのです。

 2番とも一方的な内容とはならず、攻防の有る良い取組でした。

 近年は当たり前のことになってしまいましたが、平幕下位の力士が、三役ましてや大関と当たるというのは、かつては無かったことです。
 それでは「番付の意味が無い」のです。

 同レベルの地力の力士=番付の近い力士同士が戦い、その集団毎の戦いの中で良い成績を挙げた力士達が、優勝を争うものでした。
 
 終盤戦まで良い成績で来ると、当たる筈が無い上位力士との取組が組まれるというのでは「平幕優勝潰しそのもの」である、と言う相撲ファンも居るのです。
 大相撲が変わってきているのかもしれません。

 一方で、そうしたやり方の下でも「幕尻優勝が2度生まれた」のが、2020年の大相撲の特徴なのです。

 志摩ノ海は「敢闘賞」に輝きましたが、私は、三賞受賞はもちろんとして、「11月場所の主役」であったと考えています。
 11月22日、千秋楽を迎えた11月場所は、結びの一番で小結・照ノ富士が貴景勝を破り、優勝決定戦に縺れ込みました。
 決定戦では、貴景勝が照ノ富士を破って、13勝2敗の成績で優勝を飾ったのです。

[11月22日・千秋楽・本割・両国国技館]
照ノ富士○-浴せ倒し-●貴景勝

[11月22に日・千秋楽・優勝決定戦・両国国技館]
貴景勝○-押し出し-●照ノ富士

 本割は、照ノ富士の相撲の上手さが勝りました。
 互角の立合いから、照ノ富士は「下から下からあてがい」、貴景勝の圧力を半減させて、いなしに残り、逆に貴景勝の上体を浮かせて、浴びせ倒しました。
 照ノ富士、会心の相撲でしょう。

 決定戦は、貴景勝の立合い勝ち。
 一瞬早く押し込んだ貴景勝は、そのまま「低い押し」を継続し、「3押し」で照ノ富士を押し出しました。
 貴景勝、会心の相撲でした。

 どちらの力士にも、幕ノ内最高優勝のチャンスがあった戦いでした。

 本割で敗れた貴景勝は、「無心」で決定戦を迎えたと、優勝力士インタビューで語りました。
 「自分がこれまでやってきたことを出すだけ」という心境。
 この心持ちこそが、貴景勝という力士の、一番良いところ、強みなのでしょう。

 決定戦の相撲を問われた照ノ富士は、「上体が高いという悪い癖が出た」とコメントしました。
 決定戦直後に、殊勲賞受賞のインタビューがあったという、本人にとっては少し辛いタイミングで、しかも、殊勲賞のことより決定戦のことを多く聞かれるインタビューでしたが、さすがに2度の優勝経験のある力士でした。
 落ち着いた「取組分析」が印象的でした。

 本割を落した大関は、何の特別な戦術も用意せず、自らの「いつもの相撲」で立ち向かいました。
 「何の特別な戦術も用意しない」ことが、最強の戦術だったのでしょう。

 決定戦に臨む照ノ富士には、「達成感」が有ったのかもしれません。
 大関復帰に向けて、11月場所では「13勝2敗」という高度な成績を挙げるという目標を、本割の白星で達成したのです。
 この「達成感」が、決定戦での僅かな立ち遅れに繋がった可能性はあると感じます。
 多くのスポーツに共通したことですが、少しでも達成感が有る方が、大勝負においては弱いのでしょう。

 いずれにしても、2020年11月場所、そして2020年の大相撲を締めくくるに相応しい、充実した「2番」でした。

 貴景勝は、大関になって初めての優勝を飾り、番付筆頭力士=看板力士のひとりとしての責任を果たしました。

 照ノ富士は、大関復帰に向けて大きな13勝を得ました。
 2021年1月場所において、優勝、あるいは11月場所のような「高いレベルの準優勝」を実現出来れば、大関昇進の可能性は十分なのでしょう。

 大相撲2020・11月場所は、観客・力士を始めとする場所の関係者に、新たな感染者を生むこと無く、15日間を完遂しました。
 関係者の皆様の素晴らしいご努力が実を結んだのです。

 2020年1月場所以来久しぶりに、優勝力士インタビューが「館内・土俵の横」で行われました。
 約5,000人の観客に向かって、優勝力士の声が響いたのです。

 棒の長いマイク、2m以上の距離を取って立つインタビュアー(NHKアナウンサー)。
 この姿が、新型コロナウイルス禍の中の大相撲を、象徴していました。
 11月21日・大相撲2020年11月場所14日目、東十両筆頭の明瀬山が旭大星を破り、勝ち越しを決めました。

[11月21日・14日目・両国国技館]
明瀬山○-突き出し-●旭大星

 立合いからの攻防でまわしが取れず、やや押し込まれた明瀬山でしたが、押しで反撃に移って、そのまま旭大星を突き出しました。
 堂々たる取口でした。

 本ブログでは「2020年9月場所に大活躍した力士」のひとり挙げていた明瀬山ですが、「9月場所以降、相撲の内容合が変わった」というか、自らの四つ相撲の型の完成度が高まり、この取組の様に四つに成れなくても、前に出る力で白星に結び付けるという、取口のレンジが広がった印象があります。

 間違いなく、「強さを増した」のです。

 2016年3月場所で「新入幕」を果たした明瀬山でしたが、4勝11敗と大きく負け越して、直ぐに十両に陥落し、その後は幕下まで下がり、十両に復帰したのは2018年3月場所でした。
 再び幕下に陥落の後、2020年3月場所に十両に戻り、2020年9月場所で11勝4敗という好成績を残して、東の筆頭に上がっていたのです。

 既に35歳となっている明瀬山ですが、この「成長」は素晴らしいことだと感じます。
 何より、その堂々たる取口が観ていてとても楽しいのです。

 他の力士の成績にもよりますが、これで明瀬山は、2021年1月場所に「帰り入幕」する可能性が高くなりました。

 今度こそ「幕ノ内での勝ち越し」を達成していただきたいと思いますし、その力は十分にあると感じます。

 11月21日、2020年の日本シリーズが開幕しました。

 日本シリーズは、毎年行われるスポーツイベントとして、我が国最大級のイベントのひとつです。
 大袈裟に言えば、「日本の平和」を象徴する行事なのでしょう。

 新型コロナウイルス感染症拡大という、2020年において、日本国を世界中を巻き込み、現在も沈静化の気配さえ見せない凶事の中で、このビッグイベントが開催できたということは、ある意味では素晴らしいことだと思います。

[11月21日・第1戦・京セラドーム大阪]
ソフトバンク5-1巨人

 巨人・菅野智之投手、ソフトバンク・千賀滉大投手という、両チームのエースの先発により開始された緒戦は、ソフトバンクの快勝でした。

 巨人の絶対的エース・菅野投手から、2回表、ソフトバンクの5番・栗原陸矢選手がライトスタンドに2ランホームランを放ちました。チーム初安打で出塁したグラシアル選手を1塁においての、見事な、そして貴重な本塁打でした。
 結果として、第1戦の勝敗は「この一発」で決したように感じます。

 日本シリーズ2019で同じソフトバンクを相手に4連敗を喫した巨人にとっては、先制点が必須だったのでしょう。
 「歯が立たない」というイメージを払拭するためには、大エースをマウンドに送り、先制点を、それも2点以上の先制点を挙げてゲームをリードすることが、必要だったのです。

 ところが、逆をやられてしまいました。

 ソフトバンクのマウンドも、大エースの千賀投手ですから、NPBのあらゆるチームの打線をもってしても大量点を挙げることが至難の技であることは、周知です。
 その千賀投手を相手に、「2点の先制を許した」ことは、巨人軍、巨人ファンにとっては、痛恨の極みということになります。

 この後、千賀投手は7回・118球を投げ、被安打3、与四死球3、奪三振6という見事な投球を魅せて、巨人打線を完封しました。文字通りの「完封」でした。
 千賀投手にとっては、「2点で十分」という投球内容だったのです。

 こうした短期決戦においては「打てなければ勝てない」というのは、MLBポストシーズンにおいても同じです。
 定理なのでしょう。

 その面からは、9回裏とはいえ、丸選手のヒットとウィーラー選手の犠牲フライで1点を返した巨人の攻撃に、「一縷の可能性」が感じられるのです。

 このまま2020年もソフトバンクのストレート勝ち、というのでは、国民的イベントの名に相応しいとは言えないでしょう。

 2020年のセントラルリーグ・ペナントレースを独走で制した、読売ジャイアンツの反攻が待たれます。

 2020年のプロ野球ペナントレースは、セ・パ両リーグともに終了し、個人成績も固まりました。
 
 新型コロナウイルス禍の影響で、試合数が120に減り、観客数も制限されるなど、「異形」のシーズンでしたけれども、様々な記録が誕生しました。
本ブログでも、印象に残った選手を採り上げて行きたいと思います。

 ひとり目は、楽天の鈴木大地選手です。

 チームの切り込み隊長として活躍する鈴木選手ですが、今シーズンは、
① 打席数546 リーグ1位
② 打数478 リーグ1位
 と、これは2位を引き離しての圧倒的な記録です。
 ほとんど故障も無く、「いつも出場している」ことは間違いありません。

③ 安打数141 リーグ3位
 柳田悠岐選手(ソフトバンク)、吉田正尚選手(オリックス)に次いで3位です。
④ 打率.295 リーグ5位
 吉田正尚選手が.350でトップですが、この部門でも5位に食い込んでいます。
⑤ 得点71 リーグ5位
 柳田悠岐選手が90点でトップです。
⑥ 二塁打27 リーグ2位
 近藤健介選手が31本でトップです。

 こうして観てくると、鈴木大地選手は「リーグで最も打席に立ち、最多の打数を記録し、二塁打を始めとする安打も数多く放っています。
 チームに勢いを付けるプレーヤーとして、素晴らしい働きをしたと観るのが妥当でしょう。

 千葉ロッテから東北楽天に移籍した最初のシーズンで、見事な活躍を魅せた鈴木大地選手(31歳)の、2021年シーズンのプレーがとても楽しみです。

 11月22日、阪神競馬場芝1,600mコースで行われる、第37回マイルチャンピオンシップ競走G1の注目馬検討です。

 17頭が出走してきました。

 春の3歳クラシックロードの主役を演じてきたサリオスとレシステンシアが出走してきました。
 そして、2020年になってから、G1レースで圧倒的な安定感を魅せているグランアレグリアも出走してきました。

 「秋のマイル王」決定戦に相応しいメンバーが揃ったのです。

 さて、注目馬です。

 第1の注目馬は、8枠17番のサリオス。
 皐月賞2020、日本ダービー2020を共にコントレイルの2着と惜敗しましたが、相当に強い馬だと思います。大外枠は残念ですが、直線がとても長い阪神外回りコースですから、直線の力勝負で「牡馬の強さ」を魅せてくれることでしょう。

 第2の注目馬は、2枠4番のグランアレグリア。
 1,200mから1,600mのG1における強さは、当代随一でしょう。サリオスとも互角の勝負を演じてくれると思います。

 第3の注目馬は、1枠2番のレシステンシア。
 阪神ジュベナイルフィリーズ2019での強さが印象に残っています。このコースは得意なのです。

 「3強」の、それも相当強い3強のレースだと思います。

 久しぶりに、「最後の直線での3頭の死力を尽くした叩き合い」を観てみたいものです。
 2020年のマスターズ・トーナメントはダスティン・ジョンソン選手の優勝で幕を閉じましたが、トーナメントの初日、ケビン・ナ選手(アメリカ)がとても珍しい記録を残しました。

① 18ホール全てパーオン

 この日のパーオン率100%という「快記録」でした。
 PGAの関係者によれば、「2009年以来初めてのパーオン率100%のラウンド」だったとのことで、これは滅多に観られないスーパーなラウンドだったのです。

 そもそも、難しいセッティングであるメジャートーナメントにおいてパーオン率100%というのが至難の業であることは、誰が考えても分かります。

② 39パット

 ところが、この日のナ選手はパッティングの調子が悪かったのでしょう。「39パット」を記録してしまいました。
 18ホール×2=36ですから、1ホール2打以上のパッティングを要したことになります。プロゴルファー、特に、世界最高峰のPGAツアーで戦うプロゴルファーで、既にツアー4勝を挙げているナ選手にとっては、本当に残念な結果であったことでしょう。

 ケビン・ナ選手が自身のインスタグラムに「1ラウンド39パットは私の新記録です」と投稿したとも報じられました。

 自身9度目のマスターズ大会出場であり、オーガスタのグリーンも良く知り、攻め方も十分に理解しているナ選手にとっては、悪夢のようなパッティングの連続だったことでしょう。

③ オーバーパー

 結果として、マスターズ・トーナメント2020初日のナ選手のスコアは、1バーディ・2ボーの73打・1オーバーパーでした。
 通常であれば、PGAツアーの常連プレーヤーが、パーオン率100%のラウンドを示現すれば、1パットで上がるホールも少なくないのでビッグスコアも出る筈なのです。

 しかし、今回は残念ながらオーバーパーとなってしまいました。

 PGA関係者の指摘によれば、「(30年以上に及ぶ統計が残っている中で)マスターズの歴
 史上、全てのホールでパーオンしながらオーバーパーで終えた唯一のプレーヤーとなった」と報じられました。

 ある意味では、とても不思議な記録と言うことでしょうか。

 こうしたミステリアスな記録が生まれた要因の一つに、「オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブのグリーンの難しさ」があるのも事実なのでしょう。

 「世界中のマスター達がオーガスタのグリーンをどのように攻略して行くのか」は、いつの時代もマスターズ・トーナメント最大の見所のひとつなのです。

 新型コロナウイルス禍の影響から、11月12日~15日に開催された、2020年のマスターズ・トーナメントは、3日目を終えて首位に立っていたダスティン・ジョンソン選手が最終日も危なげないプレーを展開し、初優勝しました。

 最終ラウンドスタート時の2位との4打差を、5打差に広げての、悠然たる優勝でした。

[マスターズ秋2020・オーガスタナショナルG.C.]
1位 ダスティン・ジョンソン選手 268打・20アンダーパー
2位タイ キャメロン・スミス選手(オーストラリア) 15アンダー
2位タイ イム・ソンジュ選手(韓国) 15アンダー
4位 ジャスティン・トーマス選手 12アンダー
5位タイ ディラン・フリッテリ選手(南アフリカ) 11アンダー
5位タイ ロリー・マキロイ選手(北アイルランド) 11アンダー
7位タイ ジョン・ラーム選手(スペイン) 10アンダー
7位タイ ブルックス・ケプカ選手 10アンダー
7位タイ パン・チェンツェン選手(台湾) 10アンダー

13位タイ 松山英樹選手 8アンダー

38位タイ タイガー・ウッズ選手 1アンダー

 D.ションソン選手は3番パー4で、最終ラウンド最初のバーディを奪いました。
 結果的には、このバーディが大きかったと思います。
 最終日のスコアをバーディから動かしたことが、その後の余裕に繋がったのでしょう。

 この後、4番パー3、5番パー4と連続ボギーとしましたが、3番の貯金が大きく、6番パー3、8番パー5をバーディとして、前半を1アンダーでクリアしました。
 そして後半=サンデーバックナインでは、13番と15番のパー5と14番パー4を3連続バーディとして、スコアを新記録の20アンダーとし、トーナメントを制覇したのです。

 ジョンソン選手にとって、オーガスタのパー5はいずれも「2オン狙い」の対象なのでしょうが、これをレイアップして3オンを目指すラウンドとなれば、ボギー、ダブルボギーのリスクは半減します。
 サンデーバックナインにおいて、「そういうプレー」が出来るところに、2番手プレーヤーとの大きな差が表れているのは、言うまでもありません。

 オーガスタナショナルG.C.は、バーディを取りに行かなければならないコースですが、少し間違えるとボギー、ダブルボギーも出てしまうコースです。
 この日のタイガー・ウッズ選手の12番パー3における「10打」というのは、もちろん特別な悪スコアなのですが、あのタイガー・ウッズ選手でもパープレーの3倍以上を打つ怖れがあることが明示されたのです。

 ジョンソン選手と優勝を争うのではないかと見られていたジョン・ラーム選手も、凄まじいサンデーバックナインのプレーでした。
 10番パー4をボギー、12番パー3をダブルボギーとしたラーム選手が「怒った」のでしょうか、13番パー5をバーディ、15番パー5をイーグルとして反攻開始、16番パー3をもバーディとしましたが、残念ながら17番パー4はボギー、18番パー4はバーディと、出入りが激しいというか、バックナインでパーのホールは2つだけという、「オーガスタらしい」プレーを披露してくれました。

 メジャートーナメント最終日においては、スコアの上下動はあるものの、結局スタート時のスコアから、一方的に上げる、6アンダー・7アンダーといったラウンドを示現することは極めて難しいのです。
 最終日なのですから、3日目までより一層難しいセッティングになっているのは自然な話なのですから。

 2019~20年のPGAツアー年間王者に輝いたダスティン・ジョンソン選手は、返す刀でマスターズも制しました。自身のメジャー大会2勝目を挙げたのです。
 既にPGAツアー20勝を達成しているプレーヤーにとって、唯一の弱点といわれていた「メジャー大会での弱さ」も克服したように観えます。

 2020~21年シーズンも「ダスティン・ジョンソンの年」になる可能性は、十分にあります。

 今シーズンのプロ野球は、日本シリーズへの進出チームを決めるクライマックスシリーズCSが、パシフィックリーグのみで開催されました。

 そして、ペナントレース優勝のソフトバンク・ホークスが、2位のロッテ・マリーンズを相手に2連勝し、あらかじめアドバンテージとして付与されていた1勝と合わせて、「3連勝」で勝ち抜き、日本シリーズに駒を進めました。

 2試合しか行われなかったCSですが、改めて「ホークスの強さ」をまざまざと感じさせました。

[11月14日・第1戦・PayPayドーム]
ソフトバンク4-3ロッテ

[11月15日・第2戦・PayPayドーム]
ソフトバンク6-4ロッテ

 2試合ともソフトバンクが逆転勝ちを収めましたが、シリーズの流れを決めたのは第1戦でしょう。

 1回裏、ソフトバンクが1死満塁のチャンスを逃した後の2回表、ロッテは7番の安田選手が、千賀投手からライトスタンドに2ランホームランを放って、2-0とリードしました。
 エースからの強烈な一撃でした。
 ゲームの流れは、ロッテに傾きました。

 4回裏、ソフトバンクは3番柳田選手がセンターへのソロホームランを放って1-2と追い上げました。
 柳田選手ならではの「技ありの1本」でした。
 ソフトバンクに追い上げムードが流れました。

 しかしロッテは、直後の5回表、1番萩野選手のタイムリーで追加点を挙げ3-1とリードを広げました。
 5回裏ソフトバンクも先頭が2ベースヒットで出塁しましたが、得点に結びつけることはできません。

 この攻防で、この試合はロッテペースになったと感じました。
 両チームが死力を尽くしての戦いの中で、ロッテの攻めが実っていると感じたのです。

 ところが6回裏、好投を続けてきた美馬投手から東條投手にスイッチされた直後、6番のデスパイネ選手がショートに内野安打で1点、そしてファーストの僅かなミスを突いてグラシアル選手が本塁を陥れ、3-3の同点となったのです。
 ロッテにとっては、打たれた感じの無い、悪夢のような同点劇でしょう。
 ゲームの流れは、完全にソフトバンクに傾きました。

 8回裏、2死満塁から、甲斐選手のショートへのタイムリー内野安打によって、ソフトバンクがついにリードを奪い、そのまま押し切ったのです。

 ロッテが狙い通りの「1点勝負に持ち込み、リードを奪っていたゲーム」を魅せたにもかかわらず、ソフトバンクが勝利したこの1戦には、ゲームを通して「ソフトバンクの圧力」が感じられました。

 この勢いを持って、第2戦は、ソフトバンク得意の「1発攻勢」によって逆転勝ちを果たしたのです。
 第1戦を惜しくも落としたロッテも、良く粘りましたが、あと一歩届きませんでした。

 投打ともに、それ程好調には感じられなかった中で、CSを連勝で制したホークスの戦い振りには、大技小技を共に具備しているチームの「地力」が良く現れています。

 巨人との日本シリーズ2020においても、堂々たる戦いを魅せてくれることでしょう。

 11月29日に行われるジャパンカップ2020には、「無敗の三冠馬」コントレイルと「無敗の牝馬三冠」デアリングタクトが、共に出走することが報じられ、大きな話題となっていました。
 こうした形の「対決」は、もちろん史上初めてのことだからです。
 「無敗馬」同士の対決は、どちらかの記録が途絶える(「1着同着」というレアケースは別ですが)こととなりますので、とても大きな意味を持つ対決となるからです。

 そして11月12日、この対決にアーモンドアイが加わると報じられました。

 豪華絢爛と言うよりは、てんこ盛り過ぎて「もったいない」と、私などは感じてしまいます。

 とはいえ、アーモンドアイ陣営の話を聞くと、無理も無いと思います。

 新型コロナウイルス禍の中で、海外に「G1・8勝馬」に相応しい引退レースを見出すことが困難な状況下、国内であれば、ジャパンカップか有馬記念しか選択肢が無いのでしょう。
 その中で、陣営としては得意の東京コースのジャパンカップを選択したという形です。

 コントライト、デアリングタクト、アーモンドアイの対決となれば、斤量は、コントレイルとアーモンドアイが55kg、デアリングタクトが53kg。
 コントライトは日本ダービー、デアリングタクトはオークス、アーモンドアイはオークスとジャパンカップに勝っており、「東京の2,400m」は経験済みです。

 サラブレッド界の常識であれば、牡馬の方が牝馬より強い、ので、ここはコントレイルが一枚上手ということになるのでしょうが、2012年のジャパンカップで、3歳牝馬のジェンティルドンナが4歳牡馬・「前年の三冠馬」オルフェーヴルを破った例を持ち出すまでも無く、近年の競馬における牝馬の強さは世界中で観られる現象なのです。
 もはや、「牡馬の方が牝馬より強い」という格言は通用しないのかもしれません。

 「デアリングタクトVSコントレイル」の報を聞いた時には、1975年のアメリカ競馬における「ラフィアンVSフーリッシュプレジャー」のマッチレース、その年のニューヨーク牝馬三冠・10戦全勝の女傑ラフィアンと、その年のケンタッキーダービー馬フーリッシュプレジャーの「歴史的なレース」に匹敵するようなレースが、我が国でも行われると、勝手に考えていたのです。
 
 ところが、今度はアーモンドアイが参戦しました。

 さて、こうしたレース、その年の「三冠馬」VSその年と前年の「牝馬三冠」2頭のレースが、世界中を見回してみても過去に行われたことがあるのかどうか・・・。
 いずれにしても、我が国の競馬史を飾る大レースとなることは間違いないでしょう。

 3頭の優駿が、無事にレースに臨むことを祈るばかりなのです。

 10月1日~3日、デンカビッグスワンスタジアム(新潟市)を舞台に、観客数を2,000名以内に限定して開催された、第104回・日本陸上競技選手権大会ですが、様々な種目で素晴らしい戦いが繰り広げられました。
 KaZブログでも、いくつかを採り上げて来ましたが、本稿がこのシリーズの最後となります。

 男子200m競走です。

[10月3日・男子200m決勝]
1位 飯塚翔太選手 20秒75
2位 小池祐貴選手 20秒88
3位 鈴木涼太選手 20秒89
4位 山下潤選手 20秒94
5位 樋口一馬選手 20秒98
6位 安田圭吾選手 21秒06

 大接戦でした。

 2018年のジャカルタ・アジア大会200m優勝者である小池選手ですが、まだどの種目においても日本選手権での優勝を成し遂げてはいませんから、「今度こそ」という意気込みが感じられるコーナリングを披露して、直線に出たところで先頭に立ちました。

 外のコースの飯塚選手を1m弱リードしたのです。

 飯塚選手はここから追い上げを開始して、じりじりと差を詰め、残り30m付近で抜き去りました。
 飯塚選手の「重厚な走り」、私は重戦車のような走りと感じますが、が功を奏した形です。

 小池選手にすれば、コーナーで力を使い過ぎた可能性があるのでしょう。
 200mは、全てを全力で走り切ることは出来ない距離なのです。

 素晴らしい競り合いを魅せていただいた2人のスプリンターに、大きな拍手を送らせていただきます。
 マスターズ秋2020は第3ラウンドを終了しました。
 そして、ダスティン・ジョンソン選手が2位に4打差を付けて、独走状態に入りつつあります。
 第3ラウンドは、まさに「ダスティン・ジョンソンワールド」全開でした。

 2日目を終えて9アンダーのトップタイで3日目をスタートしたジョンソン選手は、2番パー5でイーグル(30cm以内のパッティング。私達のゴルフ風に言えば「OKイーグル」でしょう)、3番・4番・7番ホールでバーディとして前半5アンダー、バック9も13番と15番のパー5を確実にバーディとして後半2アンダー、第3ラウンド通算7アンダー、トータル16アンダーとしたのです。
 3日目のバック9から、「悠々としたプレー振り」が印象的でした。

[11月14日・第3ラウンド終了時点の順位]
1位 ダスティン・ジョンソン選手 16アンダーパー
2位タイ イム・ソンジュ選手(韓国) 12アンダー
2位タイ キャメロン・スミス選手(オーストラリア)
2位タイ アブラム・アンサー選手(メキシコ)
5位 ディラン・フリッテリ選手(南アフリカ) 11アンダー
6位 ジャスティン・トーマス選手 10アンダー

10位タイ 松山英樹選手(日本) 8アンダー

20位タイ タイガー・ウッズ選手 5アンダー

29位タイ ブライソン・デシャンボー選手 3アンダー

 メジャートーナメントにおいては、第3ラウンドを終えて「首位と2打差以内」に居るプレーヤーが最終日に優勝争いを行う、と私は考えていますので、今大会は「余程のこと」が無い限りダスティン・ジョンソン選手が優勝すると思います。

 現在の2番手グループは、ジョンソン選手と比較して、PGAツアーにおける実績面で大きな差があり、ジョンソン選手と互角の戦を演じることが出来るであろう実績を具備しているプレーヤーとなれば、6位のトーマス選手(世界ランキング3位)が最上位で6打差がありますし、現在世界ランキング2位のジョン・ラーム選手が9アンダー・7打差、ローリー・マキロイ選手やブルックス・ケプカ選手が8アンダー・8打差、ですので、ジョンソン選手優勝の確率は相当に高いと感じます。

 前述の「余程のこと」とは、ジョンソン選手が日曜日の前半9ホールで「3~4打スコアを落とす」ことですが、3日目後半のプレー、慎重かつ余裕を持ったプレーを観ると、その可能性は低いでしょう。もちろん、ゴルフに絶対は無く、過去にもそうした形からの大逆転が、稀に見られますが・・・。

 今大会のダスティン・ジョンソン選手の強さの要因を考えてみましょう。

① 好調維持

 ジョンソン選手は、2019~20年シーズンのPGAツアー年間王者に輝きました。(本ブログ2020年9月10日付記事「[PGAツアー2019~20(無観客)] ダスティン・ジョンソン選手 初の年間王者」をご参照ください)

 昨シーズン終盤からの好調さを維持し、マスターズ・トーナメント前の数週間は少し調整期間に当てて、大会に臨んできたのではないでしょうか。
 自身2度目のメジャー大会制覇に向けて、準備は万端だったのでしょう。

② 柔らかいグリーン

 マスターズ秋2020は、初日に2時間以上の降雨がありました。そして、「ガラスのグリーン」が柔らかくなったのです。

 初日には、ボールがグリーンにめり込むシーンが度々見られましたし、デシャンボー選手のティーショットがラフエリアに落下し、どの辺りに落下したのか衆人環視の中で、結局「ロストボール」となるというシーンもありました。ボールが土にめり込んでしまい、発見できなかったのです。

 こうした「柔らかい土」、特に「柔らかいグリーン」はマスターズ大会2020の性格を相当変化させました。
 例年の大会ならば、ピンをデッドに狙い、ビン周辺のグリーンをヒットしたボールがそのままグリーン外に転がり出てしまう、それも1ヤードや2ヤード出て行くのではなく、5ヤード、10ヤード転がり出ることは珍しいことでは無いというか、「マスターズらしい」シーンなのですが、今大会は3日目になっても、グリーンヒットしたボールがヒット地点から半径50cm以内に留まるというシーンが観られます。

 「春と比べて秋の方が、グリーンの乾く速度が遅い」こともあるのかもしれません。
 結果として、オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブの最大の特徴である「高速グリーン」の威力が相当に減殺されたと感じます。

 そうとなれば、ピンをデッドに狙って行ける「飛距離と技術」を具備するダスティン・ジョンソン選手が、存分に力を発揮できる環境が整ったとも言えそうです。

 さて、圧倒的優位に立ったD.ジョンソン選手は、どのようにマスターズ秋2020を仕上げるのでしょうか。

 それとも「世紀の大逆転」が観られるのでしょうか。

 新型コロナウイルス禍の中で、開催時期が秋に変更されたマスターズ・トーナメント2020ですが、2日目・11月13日のプレーを終えて、「超」ベテランプレーヤーの活躍が目立っています。

 まずは、ベルンハルト・ランガー選手でしょう。
 ランガー選手は2ラウンドを終えて3アンダーパーと、予選通過を確実としました。
 63歳2か月18日での予選通過は、史上最年長記録となります。
 
 50歳からはシニアツアーの対象となるのですが、そのシニア入りが遥か昔というのですから、素晴らしいことです。

 ベルンハルト・ランガー選手と言えば、1985年と1993年の2度のマスターズ制覇で知られ、日本のトーナメントでも1983年のカシオワールド大会を制覇しています。
 
 1970年代のドイツゴルフ界は、後進国と呼ばれても仕方のないレベルであったと思いますが、ランガー選手が先頭を切って国際舞台に進出し、メジャー大会制覇を始めとして堂々たる実績を残したのです。
 身長173cm・体重73㎏と報じられていますが、「痩身・小柄」な体躯から放たれる美しいアイアンショットが特徴でしょう。切れ味鋭いアイアンショットで、世界中の大会を戦い抜いてきたのです。
 
 現在は主にシニアツアーでの活躍を魅せていますが、その強さは「別格」と言われています。
 3度の全米シニアオープン制覇、4度の全英シニアオープン制覇などなど、シニアのビックトーナメントにおいて、無類の強さを示していますが、今回はマスターズ大会においても、その強さを示したのです。

 続いては、ラリー・マイズ選手です。
 62歳のマイズ選手(アメリカ)は、1987年のマスターズチャンピオンです。
 プレーオフでグレッグ・ノーマン選手を破った1987年大会は、既に伝説ですが(本ブログの2013年4月14日付の記事「[PGA] ラリー・マイズのマスターズ・トーナメント」をご参照ください)、その姿を2020年の大会でも眼にすることが出来、本当に嬉しく感じました。
 2日目のプレーが日没サスペンデットとなってしまい、第2ラウンドの6番から9番までの4ホールを残して2オーバーパーと、予選通過ギリギリのところで踏ん張っています。
 3日目初の4ホールのプレーでの頑張りに期待したいと思います。

 3人目は、フレッド・カプルス選手です。
 61歳のカプルス選手(アメリカ)は、1992年のマスターズチャンピオンです。
 「ゆったりとしたスイング」からの素晴らしい飛距離をベースとした、カプルス選手のプレーは、アメリカ合衆国のゴルフファンに絶大な人気を誇ります。
 今大会では、第1.・2ラウンドを終えて6オーバーと予選通過は出来ませんでしたが、相変わらずのスイングと笑顔が印象的でした。

 マスターズ秋2020における、「超ベテランプレーヤー」の皆さんの大活躍に、大きな拍手を送ります。
 大相撲2020年11月場所は、大関・朝乃山が3日目から、大関・正代が5日目から、休場となりました。
 場所前から休場していた横綱・白鵬、横綱・鶴竜に続いての、上位陣の「戦線離脱」なのです。
 横綱・大関の中で孤塁を守っているのは貴景勝のみという状況。
 朝乃山、正代共に関取になって初めての休場であることを考え合わせても、角界を代表して相撲取ることの「重み」を感ぜざるを得ません。

 さて、6日目を終えての成績を観ると、
 その貴景勝が、さすがの全勝。
 小結・照ノ富士、前頭14枚目・千代の国も全勝です。
前頭17枚目・志摩ノ海も5勝1敗で頑張っています。

 9月場所とは異なり、全勝力士が複数居る状況ですが、逆に、炎鵬が全敗、若隆景や翔猿が1勝5敗と苦しんでいるのです。
 当たり前のことと叱られそうですが、「星取表」というのは、バランスが取れているのでしょう。

 平幕・幕尻であった徳勝龍の1月場所優勝で幕を開けた2020年の大相撲ですが、全体としての「大混戦状態」は11月場所まで続いている印象です。

 今場所も幕尻力士の優勝となるのか、大関の久しぶりの優勝が見られるのか、はたまた、小結・関脇の優勝があるのか、全く予断を許さない土俵が続きます。

 11月15日、阪神競馬場芝2,200mコースで行われる、第45回エリザベス女王杯競走G1の注目馬検討です。

 京都競馬場の改修工事に伴って、1979年以来2度目の阪神開催となりました。
 当時は3歳牝馬限定の2,400mのレースであり、「牝馬三冠」の最後のレースでした。
 ちなみに1979年の勝ち馬はミスカブラヤ。
 あの「超速の逃げ馬」カブラヤオーの全妹です。

 さて、2020年のレースは18頭のフルゲートとなりました。
 良いメンバーが揃ったと思います。5歳馬が9頭出走しているのが特徴でしょうか。

 注目馬です。

 第1の注目馬は、3枠6番のノームコア。
 前走札幌記念G2は牡馬相手に快勝でした。ヴィクトリアマイル、安田記念とマイル戦では少し短い感じでしたが、2,200mは丁度良いのではないかと思います。

 第2の注目馬は、2枠4番のソフトフルート。
 前走秋華賞G1はデアリングタクトの3着。大健闘でした。伸び盛りの3歳馬の伸びしろに期待します。

 第3の注目馬は、6枠11番のラヴズオンリーユー。
 前走府中牝馬ステークスG2の敗因は重馬場でしょう。オークス2019以来の勝利に向けて、調子が上がっていると観ています。

 ラッキーライラックも相当強いと思いますが、大外枠が気になります。

 今回は、以上の3頭に注目します。

 好天の阪神。
 素晴らしいレースが期待されます。

 NFL2020~21年シーズンは、11月10日のゲームで第9週を終えました。
 各チームの消化ゲーム数は、8あるいは9となっていますので、レギュラーシーズン全16試合の半分をクリアしたことになります。

 新型コロナウイルス禍の中の「異例ずくめ」のシーズンですが、各地区の様子を観てみましょう。

[NFC ナショナル・フットボール・カンファレンス]

[東地区]
1位 フィラデルフィア・イーグルス 3勝4敗1引分
2位 ワシントン・フットボールチーム 2勝6敗
3位 ダラス・カウボーイズ 2勝7敗
4位 ニューヨーク・ジャイアンツ 2勝7敗

[北地区]
1位 グリーンベイ・パッカーズ 6勝2敗
2位 シカゴ・ベアーズ 5勝4敗
3位 ミネソタ・バイキングス 3勝5敗
4位 デトロイト・ライオンズ 3勝5敗

[南地区]
1位 ニューオーリンズ・セインツ 6勝2敗
2位 タンパベイ・バッカニアーズ 6勝3敗
3位 アトランタ・ファルコンズ 3勝6敗
4位 カロライナ・パンサーズ 3勝6敗

[西地区]
1位 シアトル・シーホークス 6勝2敗
2位 アリゾナ・カージナルス 5勝3敗
3位 ロサンゼルス・ラムズ 5勝3敗
4位 サンフランシスコ49ers 4勝5敗

[AFC アメリカン・フットボール・カンファレンス]

[東地区]
1位 バッファロー・ビルズ 7勝2敗
2位 マイアミ・ドルフィンズ 5勝3敗
3位 ニューイングランド・ペイトリオッツ 3勝5敗
4位 ニューヨーク・ジェッツ 0勝9敗

[北地区]
1位 ピッツバーグ・スティーラーズ 8勝0敗
2位 ボルチモア・レイブンズ 6勝2敗
3位 クリーブランド・ブラウンズ 5勝3敗
4位 シンシナティ・ベンガルズ 2勝5敗1引分

[南地区]
1位 テネシー・タイタンズ 6勝2敗
2位 インディアナポリス・コルツ 5勝3敗
3位 ヒューストン・テキサンズ 2勝6敗
4位 ジャクソンビル・ジャガーズ 1勝7敗

[西地区]
1位 カンザスシティ・チーフス 8勝1敗
2位 ラスベガス・レイダーズ 5勝3敗
3位 デンバー・ブロンコス 3勝5敗
4位 サンディエゴ・チャージャーズ 2勝6敗

 NFCは「大混戦」でしょう。
 既に「1敗チーム」も居ません。
 パッカーズ、セインツ、シーホークスが2敗でカンファレンスを引っ張っています。

 また、東地区は首位のイーグルスでさえ負け越しているという、とても珍しい状況なのです。

 一方で、「1勝チーム」も有りませんから、レギュラーシーズン後半戦に向けては、まだまだ多くのチームにポストシーズン進出のチャンスがあると思います。

 AFCでは、スーパーボウル2020のチャンピオンであるチーフスが8勝1敗と、さすがの成績を残して地区首位を快走していますが、さらに目立つのがスティーラーズの「8戦全勝」です。

 「名門」として、久し振りの快走でしょう。

 第9週のカウボーイズとのゲームも大激戦を制しました。

[11月8日・第9週・AT&Tスタジアム]
スティーラーズ24-19カウボーイズ

 ゲームはカウボーイズが先行し、第3クオーターQを終えて19-9とリードしました。
 そして第4Q、スティーラーズは2タッチダウンTDと1フィールドゴールFGで15点を挙げ、逆転に成功したのです。
 今期の「勝利に対する強い執念」を感じさせる試合内容でした。

 そもそも、第3Qまでのカウボーイズの攻撃を「19点」に留めたところが、いかにもスティーラーズらしいのです。
 カウボーイズの得点内訳は、1TDと4FGなのです。
 ゴール前に迫られながらも、容易にはTDを許さず、FGに抑え込むあたりに伝統の「堅守」が良く現れています。

 北地区のスティーラーズ、西地区のチーフスの8勝に代表されるように、AFCは走っているチームと停滞しているチームが、くっきりと分かれています。

 東地区のジェッツは0勝9敗と、いまだに未勝利ですし、南地区のジャガーズも1勝7敗と苦しんでいます。

 レギュラーシーズン前半を終えて、NFCとAFCの有り様がこれ程異なるシーズンも、珍しいのかもしれません。

 一方で、スティーラーズでは「新型コロナウイルス感染症のクラスター」が発生したとの情報もあります。主力プレーヤーが、当面の間、ゲームを欠場する事態も予想されているのです。
 「異例」な2020~21シーズンには、何が起こるか分からないのでしょう。

 さて、NFL2020~21レギュラーシーズンは、後半戦に入りました。

 全米オープン大会と同様に、2020年春のトーナメントが秋に移行されたマスターズ大会も、2020~21年シーズンに2度行われます。

 1度目は、2020年11月12日~15日の開催です。

 2度目は、2021年4月8日~11日に予定されています。

 2度目は、例年通りの時期ですので、どのような景色になるのか、おおよそ予想が出来るのですが、1度目の大会は秋の開催となります。「観たことも無い景色」のマスターズ大会となりそうです。

 春のオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブは、アゼリアの花がコースのいたるところに咲き誇り、アメリカ合衆国に本格的な「春の到来」を告げる大会ですが、秋のオーガスタは、どのような花が、選手達を、観客を迎えてくれるのでしょうか。
 11月中旬のジョージア州アトランタを訪れたことが有りませんので、全く想像が出来ず、それがとても楽しみなのです。

 オーガスタ・ナショナルG.C.は、大会前の半年間は使用しない、とも言われていますから、例年なら、4月はじめのマスターズ大会に向けて、前年の10月からはクローズされて、整備されるのでしょう。
 そうすると、約300名と報じられているメンバーの方々は、大会終了後の4月中旬から10月までの約半年間でプレーを楽しむことになります。

 それが2020年について言えば、11月に「特別な大会」が開催されることとなりましたので、5月から11月の間もクローズされていたのかもしれません。
 もちろん、新型コロナウイルス禍の中で、そもそもコースがクローズされていた時期があった可能性もあります。

 「オーガスタでのプレー」は、多くのゴルファーの夢でしょう。

 会員の同伴が無いとプレー出来ないと言われていますから、ラウンドするのは至難の業です。
 
 そうした中で、25年ほど前にプレーしたことが有る方に、お話を伺ったことがあります。
 
 日本のコースならば「平均して1ラウンド80打前後」の、アマチュアとしては上級の腕前の方でしたが、95打で回ったとのこと。
 感想としては、「ラフが無く、距離が短い(当時は)ので、ティーイングショットやアプローチショットをきちんと打てれば、パーオンやグリーン近くまで少ない打数でボールを運ぶことは難しくは無い」とのことでしたが、グリーンに立つと「呆然とする」そうです。

 まさに「ポテトチップス」のようなグリーンで、自分が立っている平面と、ピンが立っている平面の高低差が、自分の身長より大きいことが「普通」とのことでした。
 どのパッティングも難しいのですが、その中でも、グリーンのどこに乗っているのかによって、パッティングの難易度が全く違うとのこと。

 テレビ画面からはなかなか把握できない、グリーンの形状こそが、オーガスタの特徴なのかもしれません。

 その方によれば、「自分がプレーした時には、グリーンの芝は、それ程刈り込まれていなかったと思うが、あのグリーンでマスターズ・トーナメントの時のような『ガラスのような速さ』となれば、自分ならパッティング出来ないかもしれない。触っただけでも、グリーン外に飛び出してしまうことも、とても多いと感じました」とのことでした。

 とんでもないグリーンですが、それはそれで『怖いもの見たさ』でプレーしたいという気持ちは不変です。

 マスターズ・トーナメントの優勝者や、アメリカ合衆国大統領経験者で無いとメンバーにはなれないと伝えられていて、その他のルートで会員になるには『数十年待たなくてはならない』とも言われていますから、会員になるのは至難の業ですし、知り合いに「会員」も居ませんので、オーガスタでのラウンドは、私にとっては夢のまた夢なのでしょう。

 今日から始まる、「秋のマスターズ・トーナメント」を、テレビ放送で楽しむことにいたします。
 先日の全米オープン2020を制覇した、ブライソン・デシャンボー選手の言葉として報じられました。

 2020年10月1日配信の日本経済新聞オンザグリーンの記事「デシャンボーのゴルフ革命 オーガスタをも動かす?」(串田孝義氏著)はとても興味深い記事でした。

 デシャンボー選手が、ゴルフ競技、それもPGAツアーという世界トップクラスの舞台におけるゴルフの「常識」を打ち破りながらプレーしていることは、広く知られているところです。

 特に、新型コロナウイルス禍の中で再開されたPGAツアーに、「筋骨隆々な肉体」を披露して、凄い飛距離をも具備してトーナメントに臨み、ついに全米オープンを制覇するに至ったのです。
 
 アイアンクラブの長さを全部揃えるといった手法は、当然ながら、色々な意見に晒されてきたのですが、この手法がメジャー大会制覇に結びついたこと、加えて、全米アマチュア大会、全米学生大会、全米オープン大会という「全米三冠」制覇を実現したとなると、全米三冠制覇者が、ジャック・ニクラウス選手、タイガー・ウッズ選手に続いて3人目なのですから、「デシャンボーの手法」の正当性を示すものと言って良いのかもしれません。

 さて、11月12日~15日に開催が予定されているマスターズ2020に向けても、デシャンボー選手は「あと5kgは増量する」と公言しているとのことで、ルールぎりぎりの48インチ(122cm)のドライバーを使用する、ともコメントしているそうです。(大会直前の情報では、どうやら、47.5インチのドライバーで挑むようだと報じられています)
 
 全米オープン2020において、ウイングドフット・ゴルフクラブを制した350ヤードのドライバーショットに更に磨きをかけて、マスターズ2020のむオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブに挑むという訳です。
 
 オーガスタにおいて370ヤードのドライバーが炸裂すると、第2打は「どんな景色」から放たれるのでしょうか。

 丁度、プロデビュー直後のタイガー・ウッズ選手が、その圧倒的な飛距離によって、11番ホールなどの第2打の景色を全く変えてしまったことを思い出させます。

 こうした、デシャンボー選手の挑戦に対してマスターズ委員会も、13番・パー5のティーインググラウンドを大きく後方に下げることを検討しているとのこと。
 比較的短いパー5で、左に大きくドッグレッグしていますが、ジャック・ニクラウス選手の時代ならば、ティーショットで大きなフックボールを打って、左側を流れるクリーク沿いの「狭い平面」(ニクラウス選手によれば、13番ホールのフェアウェイにおいて唯一平らなところ)にフェアウェイヒットさせることで、2オンを狙っていくホールでしたが、近時の大会では、正面の木立エリアに思い切り飛ばして、第2打はライ次第で考える、といった狙い方を採用するプレーヤーが増えていました。
 このホールのティーインググラウンドが後方に大きく下がる=ホールの距離が大幅に長くなる、と、プレーにどのような変化が訪れるのか、全く分りませんし、とても興味深いところです。

 もちろん、他のホールでも色々な変更が検討されているのでしょうが、「2020年秋のマスターズ」に向けては時間がありませんから、(対デシャンボー選手向けに)やれることは限られているでしょう。

 デシャンボー選手とオーガスタ・ナショナルG.C.の鬩ぎ合いが、ゴルフ競技の進歩に結びつくことを願っていますし、マスターズ2020が本当に楽しみです。

 読売ジャイアンツの坂本勇人選手が、11月8日のヤクルト戦(東京ドーム)で、通算2,000本安打を放ちました。
 プロ野球53人目、ジャイアンツの生え抜きでは6人目の快挙なのです。

[11月8日・東京ドーム]
ヤクルト5-3巨人

 2,000本安打は1回裏、この試合の第1打席に生まれました。
 2死ランナー無し、ヤクルト先発のスアレス投手の4球目、カウント1ボール2ストライクからの4球目、128kmのスライダーをレフト左に運びました。2ベースヒット。
 坂本選手が得意とする「巻き込むようなスイング」からの打球でした。

 3回裏の第2打席では、センターバックスクリーンへのホームラン(19号)を放ち、4回裏の第3打席ではショートへの内野安打として、この日3安打の猛打賞。
 坂本選手は通算安打記録を一気に2,002安打へと伸ばしたのです。

 ジャイアンツ生え抜きでは、川上哲治選手、長嶋茂雄選手、王貞治選手、柴田勲選手、阿部慎之助選手につづいての6人目なのですが、川上・長嶋・王と並ぶと、何か「巨人軍の歴史」を感じます。

 31歳10か月での2,000本安打達成。
 坂本勇人選手には、まだまだ記録を伸ばしていただけることでしょう。

 ゲームのピッチに立つ都度、Jリーグの最年長出場記録を更新する、横浜FCのキング・カズこと三浦知良選手が、11月8日のヴィッセル神戸戦に途中出場しました。

[11月8日・J1第28節・ニッパツ三ツ沢競技場]
横浜FC2-1ヴィッセル神戸

 後半42分からの出場でした。今期9月23日以来の出場でした。
 三浦選手は、自身の持つJリーグ最年長出場記録を、53歳8ヵ月13日に更新したのです。

 ゲームは前半9分、卿家友太選手のゴールで神戸が先制しましたが、横浜は直後の前半11分に一美和成選手のゴールで追い付き、後半インジュリータイムの安永玲央選手のゴールで勝ち切りました。
 この決勝ゴールは、キング・カズがピッチに立っていた時間帯に生まれたのです。(大ファンですので、何でも関連付けて考えてしまいます)
 
 第28節を終えて、ヴィッセル神戸は11位、横浜FCは14位となりました。

 このニュースは、試合後、三浦選手とイニエスタ選手が並んで話しながらピッチ上を歩いている映像・画像と共に報じられています。
 スペインと日本のビッグプレーヤー2人によるシーンは、本当に素晴らしい「絵」なのです。

 「キング・カズ」三浦知良選手には、これからもどんどんゲームに出場していただきたいものです。

 11月3日のJBCデイ2020は、大井競馬場と門別競馬場の2つの競馬場で開催されました。
 JBC20年の歴史において初めての取組だったのです。

 大井競馬場において、JBCレディスクラシック、JBCスプリント、JBCクラシックが、門別競馬場においてJBC2歳優駿が行われたのですが、これをテレビで完全中継したBS-フジの放送を、とても楽しく視聴させていただきました。

 大井競馬場には行ったこともあり、テレビでも時折眼にするので、「馴染の絵」が流れましたが、門別競馬場には、私は行ったことが無く、テレビ画面を通しても「初めて」観ました。
 そのコース、パドック、掲示板、誘導馬の様子、等々、本当に「新鮮な絵」でした。
 競馬放送を存分に楽しめたことに対して、心より御礼申し上げます。

 JBC関係者におかれては、JBCを「JBCデイ」にして行くべく、日々大変なご努力を積み重ねておられると感じます。レース数を増やしていくこと自体も、とても難しいことですが、ブリーダーズカップや凱旋門賞デイ、ドバイミーティングといった、世界中の大レース開催に近い形を標榜する姿勢には、頭が下がります。

 今回の「2場開催」が、どのような経緯から生まれたものか、私は存じませんけれども、結果として「大成功」だったと感じます。

 馬券売上額も、2場・4レースで70億円を突破したと報じられています。

 20世紀末から21世紀にかけて、経営が苦しくなったいくつかの地方競馬場の閉鎖が報じられました。本当に残念なニュースが続いたのです。
 しかし今回、地方の競馬場を潤す方策がひとつ見つかったように感じます。

 JBC関係者におかれては、今後も「2場開催」を継続し、日本中の地方競馬場をテレビの全国放送に映し出していただきたいと思います。

 それが、日本競馬全体の繁栄に結びつくことを信じたいものです。
 10月20日に幕を開けた、UEFAチャンピオンズリーグ2020~21年シーズンのグループステージですが、11月3日・4日に第3節の各ゲームが行われました。

[A組・11月3日]
・ロコモティブ・モスクワ1-1アトレティコ・マドリード
・バイエルン・ミュンヘン6-2RBザルツブルク

[B組・11月3日]
・ボルシア・メンヘングラートバッハ6-0シャフタル・ドネツク
・レアル・マドリード3-2インテル

[C組・11月3日]
・マンチェスター・シティ3-0オリンピアコス
・FCポルト3-0オリンピック・マルセイユ

[D組・11月3日]
・アヤックス2-1FCミジュランド
・リバプール5-0アタランタ

[E組・11月4日]
・チェルシー3-0レンヌ
・セビージャFC3-2FCクラスノダール

[F組・11月4日]
・ゼニト・サンクトペテルブルク1-1ラツィオ
・ボルシア・ドルトムント3-0クラブ・ブルージュ

[G組・11月4日]
・FCバルセロナ2-1ディナモ・キエフ
・ユベントス4-1フェレンツヴァロスTC

[H組・11月4日]
・イスタンブール・バシャクシェヒル2-1マンチェスター・ユナイテッド
・RBライプツィヒ2-1パリ・サンジェルマン

 バイエルンとメンヘングラートバッハが6得点、リバプールが5得点、ユベントスが4得点と、大量得点を挙げて勝利するチームが多い節となりました。

 個々のプレーヤーについても、ハットトリックを、ボルシア・メンヘングラートバッハのアラサン・プリー選手(フランス)とリバプールのディエゴ・ジョッタ選手(ポルトガル)の2プレーヤーが達成しました。

 A組のバイエルンは相変わらずの得点力を見せつけました。
 連覇に向けて、圧倒的な強さを魅せています。

 B組では、レアルがようやく初勝利を挙げました。インテルは1敗2引分とグループ4位に沈んでいます。決勝トーナメント進出に向けて、眼の離せない組となっています。

 C組では、シティとポルトが共に3-0で快勝しました。グループステージ突破に向けてのドライブを続けている印象です。

 D組では、リバプールが3戦全勝としてトップ、アヤックスとアタランタが勝点4で競っています。第6節の直接対決まで、両チームの戦い振りが注目されます。

 E組は、チェルシーとセビージャが2勝1引分でトップを争っています。クラスノダールとレンヌは、やや苦しい展開です。

 F組は、ドルトムントがトップに立っていますが、ラツィオとブルージュも付いていますので、決勝トーナメント進出に向けて、まだまだ厳しい競り合いが続きます。

 G組は、バルサとユーベが安定した戦いを披露しています。キエフとフェレンツヴァロスは、やや苦しいでしょう。

 H組では、マンUがバシャクシェヒルに敗れ混戦になりました。サンジェルマンもライプツィヒに敗れ、相変わらず調子が上がりませんが、3チームの争いは今後も続きそうです。

 チャンピオンズリーグ2020~21グループステージは、折り返しました。
 
 決勝トーナメント進出に向けて、厳しくも華麗なゲームが続きます。
 
プロフィール

カエサルjr

Author:カエサルjr
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ようこそ!
我が家の月下美人も16年目。同時に30個の花が咲くこともあります。スポーツも花盛りですね。一緒に楽しみましょう。

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