先週11月14日のエリザベス女王杯は大荒れでした。
ゴール前でアカイイトが突き抜け、ステラリアとクラヴェル、ソフトフルート、イズジョーノキセキが突っ込んできた時には、驚きました。
3連単・330万円越えの大穴は、まさに、ギャンブルとしての競馬の醍醐味でしょう。
100円の投資が、2分間と少しの時間で330万円に成るのです。
ITとかAIといった21世紀の道具によって、人間の知恵や知見が進歩するわけではないとも、改めて感じました。
少なくとも、競馬予想においては、20世紀と何も変わらずに、大穴が生まれるのです。
もちろん、現代の情報技術によって、競馬の勝ち負け予想が完全に当たるようになってしまったら、ギャンブルとしての競馬は消滅してしまうのですけれども。
さて、11月21日、阪神競馬場芝1,600mコースで行われる、第38回マイルチャンピオンシップ競走G1の注目馬検討です。
恒例の「秋のベストマイラー」決定戦です。
今年も16頭が出走して来ました。
マイルG1・5勝を誇る「現役最強マイラー」グランアレグリアが出て来ましたから、この馬が中心のレースに成ります。
その力量については、何の心配もありませんが、今回は前走・天皇賞(秋)3着から中2週というローテーションの厳しさがポイントでしょう。府中の2,000mは、距離以上に体力を消耗するレースですから、疲労が残っている怖れがあるのです。
2020年の春秋のマイルG1、安田記念とマイルチャンピオンシップを制しているグランアレグリアですが、その時は前走から2か月と5週間の期間を設けての出走でしたから、今回とは違ったのです。
さて、注目馬です。
第1の注目馬は、2枠3番のシュネルマイスター。
前走・毎日王冠G2では、安田記念2021でグランアレクリアを破っているダノンキングリートの競り合いを制して優勝しました。2021年の3歳馬の強さも、各レースで発揮されていますので、この馬が軸になると観ます。
第2の注目馬は、6枠12番のグランアレグリア。
前述のように、確かに厳しいローテーションですが、ラストランのパワーが発揮されるのではないかと感じています。あのアーモンドアイをも倒した、JRA史上屈指の名マイラーの力を発揮していただけることでしょう。
第3の注目馬は、3枠6番のケイデンスコール。
通算4勝は全てマイル戦、生粋のマイラーなのでしょう。レース毎に出来の良し悪しがあるタイプですが、今回は好調と観ます。
マイルCS2021は、以上の3頭に期待します。
ゴール前100mの競り合いが楽しみです。
ゴール前でアカイイトが突き抜け、ステラリアとクラヴェル、ソフトフルート、イズジョーノキセキが突っ込んできた時には、驚きました。
3連単・330万円越えの大穴は、まさに、ギャンブルとしての競馬の醍醐味でしょう。
100円の投資が、2分間と少しの時間で330万円に成るのです。
ITとかAIといった21世紀の道具によって、人間の知恵や知見が進歩するわけではないとも、改めて感じました。
少なくとも、競馬予想においては、20世紀と何も変わらずに、大穴が生まれるのです。
もちろん、現代の情報技術によって、競馬の勝ち負け予想が完全に当たるようになってしまったら、ギャンブルとしての競馬は消滅してしまうのですけれども。
さて、11月21日、阪神競馬場芝1,600mコースで行われる、第38回マイルチャンピオンシップ競走G1の注目馬検討です。
恒例の「秋のベストマイラー」決定戦です。
今年も16頭が出走して来ました。
マイルG1・5勝を誇る「現役最強マイラー」グランアレグリアが出て来ましたから、この馬が中心のレースに成ります。
その力量については、何の心配もありませんが、今回は前走・天皇賞(秋)3着から中2週というローテーションの厳しさがポイントでしょう。府中の2,000mは、距離以上に体力を消耗するレースですから、疲労が残っている怖れがあるのです。
2020年の春秋のマイルG1、安田記念とマイルチャンピオンシップを制しているグランアレグリアですが、その時は前走から2か月と5週間の期間を設けての出走でしたから、今回とは違ったのです。
さて、注目馬です。
第1の注目馬は、2枠3番のシュネルマイスター。
前走・毎日王冠G2では、安田記念2021でグランアレクリアを破っているダノンキングリートの競り合いを制して優勝しました。2021年の3歳馬の強さも、各レースで発揮されていますので、この馬が軸になると観ます。
第2の注目馬は、6枠12番のグランアレグリア。
前述のように、確かに厳しいローテーションですが、ラストランのパワーが発揮されるのではないかと感じています。あのアーモンドアイをも倒した、JRA史上屈指の名マイラーの力を発揮していただけることでしょう。
第3の注目馬は、3枠6番のケイデンスコール。
通算4勝は全てマイル戦、生粋のマイラーなのでしょう。レース毎に出来の良し悪しがあるタイプですが、今回は好調と観ます。
マイルCS2021は、以上の3頭に期待します。
ゴール前100mの競り合いが楽しみです。
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今シーズンのフィギュアスケート・グランプリシリーズ第4戦・NHK杯の男子シングル最終日のフリースケーティングFSが、11月13日に行われました。
オリンピックシーズンですから、各国の代表権争いも熾烈を極める中で、宇野昌磨選手が圧巻の演技を魅せました。
[11月13日・男子シングル最終結果・国立代々木競技場](SP=ショートプログラム)
1位 宇野昌磨選手 総合得点290.15 SP102.58 FS187.57
2位 ビンセント・ジョウ選手(アメリカ) 総合260.69 SP99.51 FS161.18
3位 チャ・ジュナン選手(韓国) 総合259.60 SP95.92 FS163.68
4位 マカール・イグナトフ選手(ロシア) 総合257.20 SP90.54 FS166.66
5位 マッテオ・リッツォ選手(イタリア) 総合255.84 SP84.78 FS171.06
6位 アレクサンドル・サマリン選手(ロシア) 総合255.65 SP84.32 FS171.33
宇野選手のFSが始まった直後、妻が「ただスケートで滑っているだけだけど、ここまででも『もう、違う』と感じるのは、贔屓目?」と聞くので、「いや、明らかに違うよ。宇野選手のスケートが他の選手より相当上手いのさ」と応えました。
フィギュアスケート競技ですから、ベースは「スケーティングの巧拙*」であり、この大会においては、宇野選手のスケーティングが他選手を圧倒していたのです。
ジャンプ、スピンといった技以前に、スケーティングにおいても差がある、それも、大きな差があるのは、スケート競技のひとつなのですから、自然な話なのでしょう。
さて、今大会の宇野選手のコンディションは、あまり良くなかったように観えました。
ジャンプの高さも好調時より5cm前後低かったと思いますし、2分半を過ぎてからの持久力も不足していました。
そして、そのことはご本人が一番認識していたようで、優勝決定後のコメントでも反省の弁が先に出ていました。
それでも「2位に30点近い差」をつけて圧勝するのです。宇野昌磨選手の実力が、現在の世界トップクラスであることを如実に示しています。
もうひとりのエース・羽生結弦選手が故障中である状況下、羽生選手が全日本選手権や北京オリンピック2022に間に合うかどうかは微妙なところでしょう。
しかし、日本男子フィギュアスケート・シングルチームには、宇野昌磨選手という大黒柱が存在するのです。
鍵山優真選手や佐藤駿選手らの若手と共に、北京2022での活躍が、大いに期待されるところでしょう。
オリンピックシーズンですから、各国の代表権争いも熾烈を極める中で、宇野昌磨選手が圧巻の演技を魅せました。
[11月13日・男子シングル最終結果・国立代々木競技場](SP=ショートプログラム)
1位 宇野昌磨選手 総合得点290.15 SP102.58 FS187.57
2位 ビンセント・ジョウ選手(アメリカ) 総合260.69 SP99.51 FS161.18
3位 チャ・ジュナン選手(韓国) 総合259.60 SP95.92 FS163.68
4位 マカール・イグナトフ選手(ロシア) 総合257.20 SP90.54 FS166.66
5位 マッテオ・リッツォ選手(イタリア) 総合255.84 SP84.78 FS171.06
6位 アレクサンドル・サマリン選手(ロシア) 総合255.65 SP84.32 FS171.33
宇野選手のFSが始まった直後、妻が「ただスケートで滑っているだけだけど、ここまででも『もう、違う』と感じるのは、贔屓目?」と聞くので、「いや、明らかに違うよ。宇野選手のスケートが他の選手より相当上手いのさ」と応えました。
フィギュアスケート競技ですから、ベースは「スケーティングの巧拙*」であり、この大会においては、宇野選手のスケーティングが他選手を圧倒していたのです。
ジャンプ、スピンといった技以前に、スケーティングにおいても差がある、それも、大きな差があるのは、スケート競技のひとつなのですから、自然な話なのでしょう。
さて、今大会の宇野選手のコンディションは、あまり良くなかったように観えました。
ジャンプの高さも好調時より5cm前後低かったと思いますし、2分半を過ぎてからの持久力も不足していました。
そして、そのことはご本人が一番認識していたようで、優勝決定後のコメントでも反省の弁が先に出ていました。
それでも「2位に30点近い差」をつけて圧勝するのです。宇野昌磨選手の実力が、現在の世界トップクラスであることを如実に示しています。
もうひとりのエース・羽生結弦選手が故障中である状況下、羽生選手が全日本選手権や北京オリンピック2022に間に合うかどうかは微妙なところでしょう。
しかし、日本男子フィギュアスケート・シングルチームには、宇野昌磨選手という大黒柱が存在するのです。
鍵山優真選手や佐藤駿選手らの若手と共に、北京2022での活躍が、大いに期待されるところでしょう。