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HOME   »   日本プロ野球  »  [NPB-CS] 阪神タイガース4連勝で日本シリーズ進出
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 日本プロ野球NPBのセントラルリーグCL・クライマックスシリーズCS・ファイナルステージFSは、10月15日~18日にかけて東京ドームで行われ、阪神タイガースが読売ジャイアンツに4連勝して、初めてCSを制覇するとともに日本シリーズに駒を進めました。

 タイガースは攻守にジャイアンツを圧倒しました。初戦4-1、第二戦5-2、第三戦4-2、第四戦8-4と、いずれの試合も常にタイガースが主導権を握り続けた戦いでした。

 ペナントレースを制したジャイアンツでしたが、全く良いところ無く4連敗を喫し敗退が決まりました。

 戦前から両チームの戦力は拮抗していると見られていて、接戦が予想されたのですが、こうした一方的な展開となった理由を考えてみましょう。ジャイアンツサイドから観てみたいと思います。

①菅野智之投手の不在

 現在のジャイアンツの実質的なエースであり、ペナントレースで13勝6敗・防御率2.33の好成績を残した菅野投手が、肘の故障でポストシーズンに出場できなかったことは、想像以上に大きなダメージをジャイアンツに与えたように感じます。

 ペナントレースにおいても、連敗ストッパーとしての活躍が再三観られた菅野投手の最大の長所は「いつも最少失点に抑える」安定感でしょう。
 CSにおいても、負け試合の翌日に菅野投手がマウンドに登れば、ジャイアンツナインに大きな安心感を与えたと思います。

 菅野投手が居ないジャイアンツ投手陣には、安定感より不安感が漂っていました。もちろん、菅野投手が居たとしても1~2試合しか登板できなかったとは思いますが、その1~2試合がシリーズ全体に大きな影響を齎したと考えます。

②打線の不調

 CSFS2014におけるジャイアンツ打線は全くの不振でした。
 投手陣の不安を打ち消すのは打線の頑張りなのですけれども、4試合の内3試合(初戦、第二戦、第四戦)でタイガースに先制を許し、それも3点・5点・6点と、現状のジャイアンツ打線では到底跳ね返せないような得点を許しています。唯一先制した第三戦も1・2回の2得点のみでした。
 こうした短期決戦でこれだけ打てないと、勝利することは困難です。

 今季ペナントレースでも、時折ジャイアンツ打線に観られた打撃不振が、CSFSにおいても出てしまったということになります。

 この打撃不振には色々な原因があるのでしょうが、中心打者の高齢化と不十分な世代交代もその一部でしょう。阿部慎之助選手は、今季ペナントレースから不調でした。これだけ長い間ジャイアンツの中軸打者として活躍し続けてきた阿部選手も35歳。
 いつまでも阿部選手の長打力に頼っている訳には行かないのでしょう。

 坂本勇人選手や長野久義選手も打てませんでした。これは、ペナントレースから継続している不調です。そして、若手が十分には育っていないように観えます。
 次代の中心選手となるべき坂本選手や長野選手には、相手チームに十二分に研究されている中でも相応の打撃を見せることが出来る地力を付けていただきたいと思います。加えて、ドラフト他で獲得した選手達の中から、次代を担うプレーヤーが登場して来なければ、来季以降のジャイアンツにも苦しいシーズンが待っていることでしょう。

 「選手層の厚さ」が売りであったジャイアンツが、実は「高いレベルのプレーヤーが少ないチーム」であったということかもしれません。

 一方の阪神タイガースは、CSFSに入ってから「打線の勝負強さ」が際立ちました。速いイニングで飛び出す長打は強烈なパンチでした。特に、ゴメス選手やマートン選手の活躍は見事なものでした。ゴメス選手・マートン選手の当たりは、実際の得点以上のインパクトをジャイアンツに与えました。
 試合を決める一打が2人のバットから飛び出した印象です。

 そして、打撃陣の頑張りが投手陣にも波及し、元気の無いジャイアンツ打線をキッチリと抑え込みました。

 結果として、CSFSの阪神タイガースは「投打のバランスが極めて良いチーム」でした。こうしたチームであったからこそ、4連勝出来たのでしょう。

 日本シリーズに臨むにあたって、阪神タイガースには「打線の活躍」が期待されます。
 ジャイアンツとのCSFSでも完封試合はありませんでしたから、タイガースは「点の取り合いの中で相手チームより多くの点を取る試合運び」が期待されるのです。

 そして、西岡選手・上本選手・鳥谷選手・ゴメス選手・マートン選手・福留選手と続く、現在のタイガース打線は、相当に強力です。間違いなく、今季セントラルリーグ最強の打線でしょう。
 この打線が試合序盤で爆発するようなら、タイガースは日本シリーズ制覇に向けて大きく前進するのです。
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