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HOME   »   MLB  »  [MLB2014] ワールドシリーズは3勝3敗となって第7戦へ
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 凄まじい戦いが続いています。

 シリーズの流れは何回も一方に傾きかけましたが、都度相手チームが持ち直して、まさに互角の状態で最終の第7戦を迎えるのです。

 MLBワールドシリーズWSは、過去にもこうした激戦が展開されましたが、2014年のカンザスシティ・ロイヤルズKCとサンフランシスコ・ジャイアンツSFの対戦も、過去の激闘に勝るとも劣らない内容となっています。素晴らしいことです。

 ここまでの6ゲームの結果を観てみましょう。(左側がホームチーム)

第一戦 ●KC 1-7 SF○
第二戦 ○KC 7-2 SF●
第三戦 ●SF 2-3 KC○
第四戦 ○SF 11-4 KC●
第五戦 ○SF 5-0 KC●
第六戦 ○KC 10-0 SF●

 第一戦、KCのホームでの初戦でSFが7-1と圧勝した時には、KCが力を発揮する条件である「接戦に持ち込む」ことができないまま、SFの打線が爆発しましたので、シリーズは完全にSFペースになったと感じました。SFの大黒柱バムガーナー投手の好投も光りました。
 KCの今ポストシーズンの連勝も8でストップしましたから、豊富な経験を誇るSFの4連勝も有り得る(2007年WS、7連勝でWSに進出したコロラド・ロッキーズが、ボストン・レッドソックスに0勝4敗で敗退した例などもあり)と論評されました。

 KCにとっては絶対に負けられない第二戦で、KC打線が奮起しました。6回裏に一挙5点と試合を決めたのです。多くの延長戦勝ちを含む接戦に次ぐ接戦で勝ち上がってきたKCとしては、「珍しい?」試合展開でした。ゲーム後のチームのムードも最高でしたので、SFに傾きかけていたシリーズの流れを大きく引き戻したゲームでした。

 SFのホームに移っての第3戦は「KCの勝ちパターン」でした。先発のKCガスリー投手、SFのハドソン投手の投げ合いから、6回表・裏に両チームとも2点ずつを取りあってKCが3-2と1点のリード。ここからKC自慢のブルペン陣が、期待通りの投球を見せて勝ち切りました。
 SFホームスタジアムにおける、KCの完璧なゲーム展開でしたので、KCのブルペン陣がSFの強力打線にも十分に通用することが証明されたので、シリーズの流れはKCに傾きかけました。

 そして第4戦。KCは4回まで4-2とリード。このまま6回まで進めば、自慢のブルペンが活躍すると観ていましたが、SFは5回裏に2得点で同点とし、6回裏・7回裏に計7点を挙げて、11-4で押し切りました。
 KCブルペンの三本柱に登場の機会を与えなかったSFの試合運びが印象的でした。これでシリーズの流れは、また互角となりました。

 続く第5戦は、SFバムガーナー投手の一人舞台でした。9イニングを投げ切って完投シャットアウト。SFが5-0で圧勝しました。
 「絶対的な先発投手」であるバムガーナー投手が、その威力を如何無く発揮したゲームでしたので、これは完璧なSFのゲームということになります。これでWSを3勝2敗としたSFは、あと1勝としたのです。
 シリーズの流れは大きくSFに傾きました。

 そしてKCのホームに戻っての第6戦。KCにとっては絶対に負けられないゲームでしたし、SFは一気に押し切りたいゲームでしたが、ここでKCの先発ベンチュラ投手が快投を魅せて7イニングを零封、打線もSFのピーピー投手に襲い掛かり2回裏に一挙7点として、ゲームを決めました。
 シリーズの流れは、再び再び互角に戻りました。KCにとっては10点の大量リードで迎えた8回表・9回表にブルペン3本柱を投入しないで済んだことも大変大きなアドバンテージとなったことでしょう。

 さて、10月29日(日本時間30日)に行われる第7戦の見所です。

① 2010年~2013年の4シーズンで2度ワールドシリーズを制しているSFにとって、第1戦、第5戦と圧勝したにもかかわらず、まだ勝ち切れないというのは、「KCの意外な強さ」を感じていることでしょう。

 一方のKCは、接戦のみならず、第2戦の7得点、第6戦の10得点と打線が好調です。強力なブルペンと相俟って、十分に勝負になると感じているでしょう。

② SFバムガーナー投手の登板が有るのか?

 10月26日に完封勝ちをしているバムガーナー投手は、今WS戦前の予想通りに「絶対的な先発投手」としての活躍を続けていて、今シリーズでも既に2勝を挙げています。投球内容を見ても、KC打線を完ぺきに抑え込んでいます。SFにとっては頼もしい限りでしょう。

 さて、29日の第7戦に中2日でバムガーナー投手が登板することが有るのでしょうか。さすがに休養期間が短い感じがしますが、あれだけ打たれない投球を見せられると、あながち無い事とも思えません。

③ ゲーム前半というか3回までが勝負か。

 KCは6回までに1点でもリードすれば、ホームでもあり、休養十分のブルペン3本柱が機能しそうです。
 一方のSFとしては、1~3回の間に大量リードを奪いたいと考えていることでしょう。

 WS経験豊かなSF打線は、思い切ったスイングしてくると予想されますので、KCの先発投手がそれを抑え込めるか、0~2点の失点で5回まで投げることが出来るかか、最大のポイントとなりそうです。

④ 青木選手は先発するか?

 第4・5戦は、あまり出番が無かった青木選手でしたが、チームも連敗しました。そして、KCヨースト監督は第6戦の起用を明言し、青木選手は期待に応えて1安打・1打点と活躍し、チームの勝利に貢献しました。

 ポストシーズンに入ってからのKCの成績は、青木選手が先発出場した方が良いように観えます。数字以上の打線のつながりの良さなどの効果が有るのでしょう。第7戦にも先発出場するでしょうから、大活躍が期待されます。

 さて、MLB2014シーズンも大詰めを迎えました。5年で3度目の制覇を狙う、強豪サンフランシスコ・ジャイアンツに挑む、カンザスシティ・ロイヤルズにとっては、今シーズンの「サプライズの仕上げのゲーム」となります。
 
 間違いなく、好ゲームとなるでしょう。
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