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HOME   »   駅伝・マラソン  »  [全日本大学駅伝2014] やはり強かった 駒澤大学
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 駒澤大学チームが1区~8区までトップを維持した「完全優勝」を遂げました。

 大学駅伝シーズンの開幕を告げる筈の出雲駅伝が、台風の影響でよもやの中止となったことを受けての今大会は、大会前は「例年に比べて大砲(際立って強い選手)が少なく、小粒なメンバーによる大会」と言われていました。

 確かに、大学長距離界のレベルを超えて、全日本や世界に挑戦できるランナーはとても少ない今シーズンではありますが、逆に言えば「粒ぞろいの大会」とも言えて、各チームのレベルが拮抗していることから、11月2日の第46回全日本大学駅伝は「6校に優勝のチャンスが有る大混戦」と予想されていました。

 しかし、駒澤が圧勝しました。

 駒澤としても、昨年までに比べれば小粒と言われていたチームが、過去3年より強い勝ち方を魅せたのですから、全日本における駒澤の強さは、際立っているということでしょうか。

 駒澤チームの強さを示すデータは複数あるのでしょうが、各区間の引継時における2位との差も、そのひとつでしょう。

 第1区で村山謙太選手が、城西大の双子の兄弟・村山絋太選手との大接戦の中からトップで2区に繋いでからの、各引継地点での駒澤と2位チームとの差を観てみます。

・2区→3区 1分1秒
・3区→4区 1分22秒
・4区→5区 2分4秒
・5区→6区 2分40秒
・6区→7区 2分43秒
・7区→8区 3分50秒

 つまり、駒沢大学チームは各々の引継地点において、着実に2位との差を広げ続けたのです。最後の襷リレーに至るまで、「一度も2位との差を詰められなかった」というのは、凄いことです。

 2位以下の明治大、青山学院大、東洋大他の激しい順位争いを尻目に、どのチームが2位に上がろうとも、駒澤は襷リレーの都度、当該チームとの差を広げ続けました。1区で先頭に立ったチームとしては、理想的なレース運びということでしょう。

 今年の優勝で、駒澤大学チームは、早稲田や大東文化に並ぶ全日本4連覇を達成し、通算12度目の優勝という史上最高優勝回数(11度で日体大と並んでいました)を達成しました。そして最近の10年間で7度の優勝という、圧倒的な強さを改めて示した形です。
 近時の箱根駅伝で常に優勝争いを演じている東洋大学チームが、いまだ一度も全日本を制していないことと考え合わせると、「全日本における駒澤の強さ」は群を抜いています。

 一方で、不思議なことに全日本を3連覇した過去3年間、駒澤大学チームは箱根に勝っていません。3年間ともに惜しいところで優勝を逃しているのです。「全日本大学駅伝と箱根駅伝は別物」ということを示す事実でしょう。

 今大会の2位は明治大学チーム、3位は青山学院大学、4位は東洋大学、5位は山梨学院大学、6位は東海大学と、ここまでが来年のシード権を得ました。
 2位の明治は史上最高順位、3位の青学は優勝を狙うと宣言しての大健闘でした。全日本大学駅伝の上位常連チームでは無く、こうした新興チームの頑張りが大会を一層盛り上げてくれたと感じます。

 さて、残るビッグイベントはお正月の箱根駅伝です。
 
 全日本4連覇の駒澤は今年こそ箱根制覇を目指すでしょうし、実力十分の明治・青学・東洋も虎視眈々と優勝を狙うことでしょう。今大会7位だった早稲田も、現状のメンバーから観ると大健闘の印象です。例年、箱根一本に絞っているチームでしょうから、良い弾みとなったかもしれません。

 「大砲が少ない」箱根駅伝2015は、例年以上の大激戦が展開されることでしょう。
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全日本大学駅伝2014・駒澤大学チーム完勝  
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