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HOME   »   日本プロ野球  »  [日本プロ野球] 2014年シーズン・ベストナインが発表されました。
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 日本プロ野球機構による、2014年シーズンのベストナインが11月20日に発表されました。

[セントラル・リーグ]
・投手 菅野智之(巨人) 初の選出
・捕手 阿部慎之助(巨人) 9回目
・一塁手 ゴメス(阪神) 初
・二塁手 山田哲人(ヤクルト) 初
・三塁手 ルナ(中日) 初
・遊撃手 鳥谷敬(阪神) 5回目
・外野手 マートン(阪神) 4回目、丸佳浩(広島) 初、雄平(ヤクルト) 初

[パシフィック・リーグ]
・投手 金子千尋(オリックス) 初
・捕手 伊藤光(オリックス) 初
・一塁手 メヒア(西武) 初
・二塁手 藤田一也(楽天) 2回目
・三塁手 銀次(楽天) 初
・遊撃手 今宮健太(ソフトバンク) 初
・外野手 糸井嘉男(オリックス) 4回目、柳田悠岐(ソフトバンク) 初、中田翔(日本ハム) 2回目
・DH 中村剛也(西武) 初

 セ・リーグ9名の内6名、パ・リーグ10名の内7名の、計19名の内13名が初選出という結果でした。感想です。

① フレッシュな顔ぶれ

 全19名中13名が初選出なのですから、フレッシュな顔ぶれであることは間違いありません。NPBは「世代交代の時期」を迎えていると言っても良いのでしょう。

② 先発メンバー・打順が流動的になっている。

 いつ頃からか、ひょっとすると2005年の千葉ロッテ・バレンタイン監督の時からか、どのチームも先発メンバーが固定されなくなりました。また、打順や守備位置も流動的になりました。

 相手ピッチャーにより、毎日のように先発メンバーが変わり、ペナントレース全試合、あるいは130試合以上に先発するという選手が減少しているのでしょう。
 こうなると、「うちのチームの外野手はこの3人」といった形が決まらなくなり、結果としてベストナイン選出対象者も、流動的になってくるのでしょう。

 例えば、V9時代の巨人軍であれば、1番柴田、2番土井、3番王、4番長嶋、5番高倉、6番国松、7番黒江、8番森といった具合に、先発メンバーと打順・守備位置が概ね固定されていました。
 1960年代~1970年代には、こうしたチームが多かったと思います。

 その後、外国人選手登録の自由化やトレードの一般化といった要因も手伝って、20世紀終盤から先発メンバーが流動的になり、21世紀には140試合前後のペナントレース中に100通り以上の組合せを展開するというチームまで現れるようになったのです。
 これでは、ベストナインに多くの回数選出される選手が減るのも、無理は無いと感じます。

③ 選手寿命が短くなってきているのか?

 前述のV9戦士の多くは、長い選手キャリアを誇りました。数年で消えて行くという選手は少なかったのです。
 その時代は、他のチームでも「長く○○のポジションを張る選手」が数多くいたのです。チームの名物選手と呼ばれることも珍しくありませんでしたし、テレビ放送には対戦相手のチームであっても見慣れた選手が常に映し出されていました。

 現在はというと、「チームの骨格を成す2~3名」こそ不変ですが、それ以外の選手は、時期により、試合により、あるいは試合中でも、どんどん変わります。そして、気が付くと、出場しなくなっていたりします。
 さすがに、贔屓のチームのメンバーはフォローできるのですが、対戦相手のチームや交流戦でリーグが違うチームのメンバーに接すると、「数人しか認識できない」という事態に陥ったりします。

 「野球のやり方が変わった」という面はあるのでしょうし、人工芝グラウンドの増加に伴い怪我が多くなったのかもしれませんが、平均した選手寿命が短くなっているように感じます。

 以前なら、「ベストナイン初受賞」ともなれば、「次代の日本プロ野球を支える人材が出てきた」とされたところですが、現在では「この選手は、来年もベストナインに選ばれるのだろうか」という感想になってしまいがちです。
 各ポジションで「日本プロ野球を代表する選手」を挙げて行くことが、難しくなっているのかもしれません。

 時代が変わったと言われればそれまでですが、少々寂しい感じもします。

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