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HOME   »   競馬  »  [競馬] 有馬記念2014の注目馬
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 12月28日、中山競馬場芝2500mコースで開催される、第59回有馬記念競走G1の注目馬検討です。

 2014年の競馬を締めくくる大レース、オールスター戦です。
 数えきれないほどのドラマを魅せてくれてきたレースですが、今年も16頭の優駿が出走してきました。メンバーも豪華です。

 先日のジャパンカップ2014も、現在の日本競馬の有力馬が一堂に会したレースと言われましたが、そのメンバー+ゴールドシップという完璧?なラインナップとなったのが、有馬記念2014でしょう。

 何より、我が国の競馬を代表する優駿たちが故障も無く中山競馬場に集まってくれることが、素晴らしいことです。各馬の関係者の皆さんの不断の努力を感ずると共に、「競走馬の体調管理ノウハウの向上」をも感じさせる事実と言い切るのは、書き過ぎでしょうか。

 商売・興行として観れば、有馬記念競走の売上高は1996年のサクラローレルが優勝したレースをピーク(1レースで875億円!)として減少傾向にあります。(本ブログの2012年12月19日の記事「競馬コラム29:875億円の第41回有馬記念とサクラローレル」をご参照ください)
 もちろん、競馬も利益獲得を目指す営業活動なのですから、ピーク時の半分以下の売り上げになってしまっている現状は、その意味からは残念なことなのでしょう。

 しかし、「日本競馬の発展を支えること」「平和な時代の象徴としてのオールスターによるレース」という面からは、有馬記念の役割は立派に継承されていると思いますし、今年のメンバーを観れば「大成功」とも感じられます。
 このレース(中山グランプリ競走)の創設者にして、日本中央競馬会第2代理事長であった有馬頼寧(ありま よりやす)氏も天空の彼方から喝采を送っているのではないでしょうか。

 さて、注目馬の検討です。

 本当に豪華絢爛なメンバーです。
 
 桜花賞・オークス・秋華賞の牝馬3冠レースに優勝し、ジャパンカップ2連覇、ドバイシーマクラシックをも制している「歴史的名牝」、ジェンティルドンナのラストランとなりました。

 天皇賞(秋)、安田記念に優勝するとともに、ドバイデューティフリーを圧勝して、ハンディキャップにおいて「世界一」となったジャスタウェイもラストランです。

 この2頭の名馬のラストランというだけでも、有馬記念2014の価値は極めて重いのですが、このダブル・ラストランをお祝い?するかのように、強豪馬が目白押しです。

 天皇賞(春)を連覇しているフェノーメノ。天皇賞の連覇というのは、素晴らしい記録です。

 菊花賞とジャパンカップに優勝し、皐月賞と日本ダービーで2着というエピファネイアには「抜群の距離対応能力」を感じます。

 皐月賞・菊花賞の二冠馬にして、宝塚記念を連覇するとともに、2012年の有馬記念馬でもあるゴールドシップは、その実績から見て「ファン投票1位」も当然のことでしょう。

 これらの馬以外にも、オークス・秋華賞・エリザベス女王杯のG1レース3勝を誇るメイショウマンボや、ヴィクトリアマイル連覇・G1レース2勝のヴィルシーナ、日本ダービー・菊花賞・有馬記念・天皇賞(春)で「全て2着」というシルバコレクター・ウィンバリアシオン、マイルチャンピオンシップの覇者トーセンラーといった「普通の重賞であれば間違いなく主役を張る」強豪馬達が並ぶのですが、前述の馬達の前では、やや影が薄いと感じてしまいます。それ程のメンバーなのです。

 さて、注目馬です。さすがに、これだけのメンバーが揃うと「上がり馬」が入り込む余地は極めて小さいと思います。

 第一の注目馬は、7枠13番のエピファネイア。

 前走ジャパンカップは圧勝でした。あれだけのメンバー相手に千切ったのですから、好調というか本格化していると見ます。

 有馬記念の1・2着の史上最大着差は、2014年のオルフェーヴルと2003年のシンボリクリスエスが魅せた9馬身差です。エピファネイアは、そのシンボリクリスエス産駒なのです。
 シンボリクリスエスは持込馬であり、有馬記念を連覇したのですが、その「安定した競走成績」が特筆に値します。通算15戦8勝・2着2回・3着3回、最も下位の着順が宝塚記念の5着でした。日本ダービー2着以降、G1レースに挑み続けた馬としては驚異的な安定感と言えるでしょう。

 そして、その産駒エピファネイアもとても安定した競走成績を残しているのです。ここまで12戦6勝・2着2回・3着1回、最も下位の着順が天皇杯(秋)の6着です。親子ともども日本ダービー2着という成績も含めて、エピファネイアはシンボリクリスエスの代表産駒と言えるでしょう。

 そうであれば、本格化したエピファネイアが有馬記念2014を制する可能性は、相当高いと言わざるを得ません。脚質・距離適性がぴったりの筈なのです。
 父と同様にここを圧勝して「2015年の日本競馬を代表するサラブレッド」に名乗りを上げてくれるのではないでしょうか。

 第二の注目馬は、8枠15番のジャスタウェイ。

 前走ジャパンカップは、エピファネイアの2着でしたが、1800~2000mが適正距離と見られていたことを勘案すれば、「緩みの無い2400mの競走」を走り切ったのは見事でした。

 「世界一」の称号にかけても、エピファネイアに一矢報いたいところでしょう。4角でエピファネイアの3馬身以上前に位置することが出来れば、互角の勝負になると思います。

 第三の注目馬は、7枠14番のゴールドシップ。

 凱旋門賞2014からのぶっつけである点が心配ですが、出てくる以上は仕上がっていると見ます。
 「中山コースでの強さ」がゴールドシップの売りでしょう。皐月賞・有馬記念を快勝しています。加えて、宝塚記念連覇を観ても「右利き」の可能性も高いと思います。

 速い脚が無いので展開に注文は付きますが、3着以内に入ってくる可能性は高く、展開次第ではエピファネイアやジャスタウェイとの叩き合いになることも、十分有り得ます。

 ラストランとなるジェンティルドンナについては、ジャパンカップ連覇・オークス快勝・ドバイシーマクラシック圧勝といった走りっぷりから観て「やや左利き」なのではないかと感じますし、前走ジャパンカップは力負けでした。残念ながら、ピークを過ぎているのではないでしょうか。

 有馬記念2014は、以上の3頭に注目したいと思います。

 どのような結果になろうとも「後世に語り継がれるレース」となることは、間違いないでしょう。
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