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HOME   »   駅伝・マラソン  »  [箱根駅伝2015往路] 山の神 再び!
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 青山学院大学チームが往路・初優勝を遂げました。見事な走りでした。

 4区を終えて、先頭の駒澤大学から46秒遅れの2位に付けた青学大チームの5走・神野大地選手が快走し、11㎞付近で駒澤大学を交わし、差を広げ続けて芦ノ湖畔にゴールインしました。
 1時間16分15秒という、実質的な区間新記録でした。

 4区から5区への襷リレーエリアが東京寄りに移動し、5区の走破距離が23.2kmと、全10区間最長となってから、5区の各ランナーの成績が箱根駅伝往路順位はもちろんとして、総合順位にも大変大きな影響を与えるようになりました。
 駅伝ファンの友人は「箱根(駅伝)は5区だけ見れば良い」とさえ言い切ります。

 そして5区には「山の神」と呼ばれる絶対的なランナーが登場するようになりました。

 初代・山の神は今井正人選手(順天堂大学・福島県南相馬市出身)。

 2007年の第83回大会において、1位と4分9秒差で襷を受け逆転しました。これで3年連続の区間賞・区間新記録を達成し、順天堂大学チームの往路・総合優勝に大貢献しました。
 この年、「山の神」という尊称が誕生したのです。

 第二代・山の神は柏原竜二選手(東洋大学・福島県いわき市出身)。

 2009年から2012年の間、4大会連続で5区区間賞、内3度が新記録、東洋大学チームも3度総合優勝、という驚異的な走りを展開しました。1年生時には1位のチームと4分58秒差の9位、2年生時には4分26秒差の7位で、襷を受けると一気に全チームを抜いてトップに躍り出ました。

 この活躍により、柏原選手は「第二代・山の神」と呼ばれるかと思いましたが、結果としては今井選手が「元祖・山の神」と呼ばれるようになりました。

 柏原選手の走り・印象があまりに強烈でしたから、「山の神」という尊称は当分の間この2人のランナーに限定されて使用されるものと考えていました。

 ところが、2015年・第91回大会に、早くも「三代目・山の神」が登場したのです。
 神野大地(かみのだいち)選手(青山学院大学・愛知県津島市出身)。名前まで「神(かみ)」なのです・・・。

 身長165cm・体重43kgという「小柄でスリムなランナー」である神野選手の走りは「軽やか」の一語。左右に大きく腕を振り、大きなストライドで「スーッと」前進します。腰の上下動が小さく、脚の力を地面に伝えるのが上手いランナーという感じがします。
 この体格の長距離ランナーとして、理想的なランニングフォームとも言えるでしょう。

 そういえば、今井選手、柏原選手、神野選手に共通しているのは、「ピッチ走法では無く、ストライド走法」である点でしょう。「急斜面の登りにはピッチ走法が向いている」と考えがちですが、事実は「ストライド走法の優位」を示しています。おそらく、どのようなランニングフォームでも克服が難しいコースでは、一歩一歩が数センチ大きいストライド走法の利点が活きるということなのでしょう。

 神野選手の走りは、今井選手・柏原選手に勝るとも劣らないものです。来年の箱根駅伝、今後の平場のレース、そして数年後のマラソンにおける活躍、が大いに期待されます。

 日本男子長距離競走界に大新星が登場した、箱根駅伝2015往路でした。
 
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[箱根駅伝2015] 青山学院大学チーム 初優勝!
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第三代「山の神」・神野大地選手  
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