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 昨年12月31日の記事「スクラメイジの取り扱い」において、アメリカンフットボールがラグビーから生まれたスポーツ競技でありながら、その発展の過程で「全く異なる」スポーツになって行った旨を書かせていただきました。

 本稿からいくつか、「15人制ラグビーとアメリカンフットボールの違い」について、書いてみたいと思います。
 
 今回は「硬い所→硬い所、柔らかい所→柔らかい所」がテーマです。

 アメリカンフットボールは「防具を付けてプレーするスポーツ」です。ヘルメットや肩パット、腰パット、膝パットなどの防具です。ラグビーでは、これほどしっかりした防具は付けません。

 結果として、タックルの際に、アメリカンフットボールは「硬いパットの部分で、相手の硬いパットの部分にタックルする」というか、「突っ込む」プレーが生ずるのです。

 現在では「メットtoメット」と呼ばれる、ヘルメットでヘルメットに激突するプレーは危険性が高いということで、反則それも極めて重い反則ですが、以前は「メットtoメット」のプレーも時折見られました。

 アメフトのプレーヤーは、強固な防具に身を包んでいるために、相手プレーヤーにダメージを与えるため、自身の固い部分で強烈な衝撃を相手に与えようとするのです。

 一方、ラグビーでは防具がありませんから、柔らかいところで柔らかいところにタックルするプレーとなります。例えば、顔のほっぺたを相手のお尻に付けてのタックルという形です。

 同根のスポーツでありながら、タックルの有り様というか概念が正反対なのです。

 これは「本質的な違い」でしょう。

 ラグビーとアメリカンフットボールの全国レベルのプレーヤーであり、指導者であった方々にお話を伺ったことがありますが、共通して指摘されていたのは「アメリカンフットボール経験者がラグビーをやった時の危険性」でした。

 アメフト経験者は「硬いところで硬いところにぶつかって行く」ことが身に付いているために、大怪我をするというのです。
 例えば、頭で相手プレーヤーの胸にぶつかって行き、首の骨を折ったり、頸椎を損傷したりするのです。

 アメフト時代にはヘルメットや肩パットで保護されていた部分が剥き出しですので、こうした事象が発生します。

 このお二方が現役であったころには、毎年犠牲者が出ていたそうです。

 少し前までは、アメリカンフットボールのクラブやチームが少なかったので、転校や就職などでアメフトチームが無くラグビーチームが在るところに所属した際に、「ではラグビーをやろう」と考えて、まだラグビーのやり方になれていないプレーヤーに発生する事故なのでしょう。

 2つの競技において、一見同じように見えるタックルプレーですが、「全く異なるもの」なのです。
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