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HOME   »   NFL  »  「史上最高のクオーターバックとしての輝き」 トム・ブレイディ選手
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 スーパーボウル2015はニューイングランド・ペイトリオッツの優勝で幕を閉じました。

 クオーターバックQBのトム・ブレイディ選手は、6回目のスーパーボウル進出で4回目の優勝という快挙を成し遂げました。

 「ひとりのQBによるスーパーボウル4回制覇」は史上最多タイ記録です。

① テリー・ブラッドショー選手、ピッツバーグ・スティーラーズ、1975年・1976年・1979年・1980年のスーパーボール制覇。
② ジョー・モンタナ選手、サンフランシスコ49ers、1982年・1985年・1989年・1990年のスーパーボール制覇。
③ トム・ブレイディ選手、ニューイングランド・ペイトリオッツ、2002年・2004年・2005年・2015年のスーパーボール制覇。

 この3名のスーパースターを観ると「スーパーボウル連覇」という共通点があります。4回もスーパーボウルに優勝するためには、「連覇」を交えて行かなければ難しいということなのでしょう。
 スーパーボウル連覇というのは、現在のプレーヤーのサラリー事情を考え合わせれば、優勝チームのメンバーが翌シーズンにはガラリと変わることになりますので、極めて難しい壁です。
 そういう意味からは、昨年に続いてスーパーボウルに進出し、連覇にあと一歩まで迫ったシアトル・シーホークスは、素晴らしいチームということになるのでしょう。

 さて、「スーパーボウル制覇回数」だけがQBの評価基準では無い、というご意見もあるでしょうし、そのご意見も分かります。
 例えば、キャリアを通じてのパスによる獲得ヤードや、パス成功数、パス・タッチダウン数、QBレート等々、QBを評価する物差しは、確かに沢山存在します。間違いないことです。

 しかし、だからといって「スーパーボウル制覇回数以上の物差し」というのは、多くは無いでしょう。
 「スーパーボウル出場・優勝」が、NFLに所属する全てのプレーヤー・コーチ・関係者にとって、最大の憧れであることについては、異論を差し挟む余地は無いでしょう。

 そのスーパーボウルに最多の4回優勝しているクオーターバックは、NFL史上に燦然と輝くスーパースターであることも、間違いないことなのです。

 トム・ブレイディ選手はゲーム後のインタビューで
 「(終盤残り試合時間30秒を切ってからシーホークスがゴール1ヤードまで迫った時の心境を聞かれて) また、攻撃をしなくてはならないのかと思った。」と応えました。
 そして、「(優勝の感想を聞かれて) こんな気持ちになれるなんて、幸せだ。」と締め括りました。

 ゲームが完全に終わるまでは全く気を緩めることなく、「残り20秒弱でどのような攻撃で逆転していくか」を考え続け、優勝決定後は「優しい笑み」を浮かべながら、「幸せだ」とコメントする。
 この「信じられないような心持ち」が、スーパーボウルを4回制覇するQBなのだろうと感じました。

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