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HOME   »   ゴルフ  »  [PGAツアー] タイガー・ウッズ選手は復活できるのか?
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 タイガー・ウッズ選手が苦しんでいます。

 5か月振りにツアーに登場したウェイストマネジメント・フェニックスオープン大会(1月29日~2月1日)においても、2日目にラウンド82打の大叩きで予選落ちしました。

 タイガーのツアー予選落ち自体が珍しいことですが、「82打」というスコアは自身の「ツアー最多打数」なのです。
 特にグリーン周りのプレーが「らしくなく」、ホームランの後にちゃっくりというプレーが多く観られました。

 専門家からは「イップス」ではとの指摘もあり、少なくとも相当自信を失っていること、精神的に「まだ世界トップクラスの大会で戦っていく準備が出来ていない」ことは間違いないとの見方が支配的でした。

 そして今週の大会、ファーマーズ・インシュアランスオープン(2月5日~8日)では、初日の前半をイーブンパーで終えて迎えた後半の2番ホールでダブルボギーを叩いたところで、途中棄権してしまったのです。

 腰痛の再発と報じられています。

 女性問題などの影響からか2009年11月に交通事故を起こして、一時はツアーからの「無期限欠場」を表明したタイガーが、復帰を宣言したのは2010年の3月でした。
 そして2012年には、アーノルドパーマー・インビテーショナル大会やAT&Tナショナル大会で優勝し、復活を印象付けました。

 しかしその後は腰痛などの体調不良に悩まされ、2014年3月に腰の手術を実施して治療に注力すると共に、腰に負担がかからないスイングに改造して復帰を目指していたところでした。その「腰痛」が再発してしまったのです。

 精神面の問題だけならまだしも、肉体的にも問題が解決していないとなると、39歳になったタイガーにとって再起への道は、極めて厳しいとの見方もあり、一部には「引退間近」との報道もあります。
 世界ゴルフ史上屈指のプレーヤーが、このまま引退してしまうのでしょうか。

 私は、復活できると感じています。
 体調の話も含めて「精神面の影響が大きい」のではないかと思うのです。

 タイガー・ウッズ選手のゴルフという競技に対する「才能の大きさ」は、現役プレーヤーの中でずば抜けているでしょう。比類なき才能です。

 マスターズトーナメント4勝・全米オープン3勝・全英オープン3勝・全米プロ選手権4勝のメジャートーナメント合計14勝、PGAツアー74勝・ヨーロッパツアー40勝・日本ツアー2勝・その他の大会で10勝以上という、合計すれば130以上の大会で優勝しているという実績は「圧巻」という他はありません。

 39歳という年齢も、現在のゴルフ競技においては「まだまだやれる年齢」です。
メジャー3勝の名選手、フィジーのビジェイ・シン選手が初のツアー賞金王に輝いたのは40歳のシーズンでした。そして、45歳の時に3度目の賞金王に輝いています。
 日本のジャンボ尾崎こと尾崎将司選手も、一時期の不調から40歳代に復活して50歳前後まで日本ツアーに君臨しました。

 タイガー・ウッズ選手には、「帝王」ジャック・ニクラス選手が保持する「メジャートーナメント最年長優勝記録46歳2か月23日(1986年マスターズ)」の更新を目指してほしいと思います。
 まだまだ時間はたっぷりあります。慌てることなく、体調の回復に注力し、自身の大才能に磨きをかけていただきたいのです。

 それにしても、絶妙なアプローチショットを誇り、数えきれないほどの大会で奇跡的なショットを魅せて来たタイガー・ウッズ選手が、ちゃっくり、ざっくりといったショットを連続して見せるのですから、ゴルフは難しい。
 
 世界トップクラスのゴルフ競技というのは、フォームやスイングプレーン、スイングの角度や大きさ、等々の「メカニカルな要素」で構成されているものではなく、距離感や手の感触といった「感覚」、そして「自信」や「闘争心」といった精神的な要素、に左右されるものであることを改めて感じます。
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