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HOME   »   スキー  »  [世界ノルディック2015・女子10km・男子15km] 地元スウェーデン勢が優勝!
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 スウェーデンのファルンを会場として行われているノルディックスキー世界選手権2015も佳境に入りました。

 距離スキーの各種目では、やはり「王国」ノルウェーチームの活躍が続いていましたが、2月24日に行われた女子10km個人フリーと25日に行われた男子15kmフリーでは、地元スウェーデンチームが優勝を飾りました。
 北欧のノルディックスキー強豪国の一角として、さらに開催国としての意地を見せたのです。

 まずは女子10km。
 ハロッテ・カラー選手が2位のジェシカ・ディギンズ選手(アメリカ)に41.0秒の大差を付けて圧勝しました。
 カラー選手はスタート直後から波に乗り、前半で勝負を決めました。最後の2kmではさすがに疲れが見えて差を縮められましたが、悠々と逃げ切りました。

 続いて男子15km。
 ヨハン・オルソン選手が2位のマニフィカ選手に17.8秒の差を付けて快勝しました。ベテランであり、大きな大会での強さに定評があるオルソン選手は前半から快調な滑りを見せ、7.5km地点ではマニフィカ選手に僅かに遅れたものの、さすがのペース配分を魅せて後半逆転しました。
 スウェーデンのエースとして、堂々たる優勝であったと感じます。
 オルソン選手は、ノルウェーのぺッテル・ノートグ選手と共に、現在の男子距離スキー界を代表するプレーヤーと言えるでしょう。

 どんな競技・種目においても、世界大会が「大成功」するか「成功」で終わるかの要因のひとつに「地元勢の活躍」が有ることは間違いないでしょう。
 このところ距離スキー競技において、ややノルウェーに押され気味であったスウェーデンですが、男女の個人2種目において金メダルを獲得したというのは、地元ファルン大会のエポックとなったと思います。
 これで、この大会の「大成功」は約束されました。

 また、この女子10km・男子15kmにおけるスウェーデンチームの活躍は、まさに「チームの総合力」の勝利であったとも感じます。

 軟雪のコースコンディションに対するワックスも合っていましたし、カラー選手とオルソン選手のペース配分も絶妙でした。戦前の戦略が功を奏したのでしょう。そして何より、大観衆の応援が力となりました。
 
 一方のノルウェーチームは、ワックスで苦戦を強いられたように観えました。
 特に女子10kmは惨敗でした。

 ノルウェーチームの女子代表選手達は、少々のワックスの失敗を跳ね返す地力を保持していますから、どんな大会でも好成績を残して来ているわけですが、このレースはそうした超一流選手をもってしても「克服できない程の大失敗」であったのでしょう。あのビョルンゲン選手が31位という「自身の世界選手権・オリンピックを通じての最悪の順位」であったという事実が、その失敗の大きさを示しています。

 その点からも、地元ファルンの雪を知り尽くしているスウェーデンチームには、抜かりが有りませんでした。気候・雪質も含めて、まさに「地元の利」を活かし切った勝利なのです。

 会場内には、黄色と青の沢山のスウェーデン国旗が、力強く打ち振られていました。ノルディックスキーは北欧の文化であり、DNAそのものなのでしょう。
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