FC2ブログ
HOME   »   ゴルフ  »  [ゴルフ] 誤申告と偽申告(ごしんこくとぎしんこく)
RSSフィード iGoogleに追加 MyYahooに追加
 ゴルフ競技は、打数・スコアを競うものです。

 一方で、アベレージゴルファーとして私達が月に1回程度行うゴルフは、あまりスコアには拘らないことが多いのかもしれません。

 とはいえ、「ゴルフにおけるスコア申告」は正確な方が良いのは、当然のことです。
 頭書の通り、ゴルフと言うスポーツは「打数・スコア」を競うものだからです。

 さて、「誤申告」という言葉が有ります。当該ホールにおける自身の打数を、同伴プレーヤーに間違って申告してしまうことを指します。

 例えば、ビギナーがパー4のホールで、本当は12打を要したのに、11打と申告するようなことが多いと思います。逆に8打でホールアウトしたのに、9打と過大申告することも、まれに見られます。
 ビギナーは、同伴競技者のプレーに遅れないように、必死にプレーします。走り回り、坂を上り下りしたりしていますから、自身の打数を数え間違うのも無理も無いことだと感じます。

 一方で、「偽申告」というものもあります。この言葉は、私が勝手に使っているものです。

 ゴルフを始めて数年経っているが、なかなか上達しないプレーヤーや、相当の腕前のプレーヤーにもかかわらず「負けず嫌いが高じて」か、過少申告をするのを見かけることが有ります。さすがに偽申告の過大申告は見たことが有りません。

 「誤申告」と「偽申告」の見分け方というのは無いのですけれども、一緒にプレーしていれば分かります。多くの人が分かるものでしょう。

 私が経験した最大級の「偽申告」は、1ラウンドで25打~30打を過少申告したプレーでした。そのプレーヤーの申告スコアは130打台であったと記憶していますから、本当のスコアは150~160打であったのでしょう。

 そのやり方は、こんな感じです。

 パー5・510ヤード位のホールで、ティーショットをチョロして、セカンドショットも山に打ち込み、ティーインググランドから150ヤード地点まで到達するのに5打を要し、グリーン周りでバンカーから出してカップインするまでに5打を要していたのですが、その方のこのホールの申告打数は10打でした。
 そうすると、150ヤード地点から500ヤード地点まで「0打」であったことになるのです。

 同伴の誰もがプレーの全てを見ているパー3ホールでは、偽申告はやりにくい、というか出来ないのですが、パー4、パー5のホールになり、山・谷・林にフレー位置が動くと1ホールで2打・3打違う申告を行うのです。

 さすがにその時は、私以外の同伴競技者も分かったようで、フェアウェーを歩いている最中に相談がありました。「さすがに見苦しい」と。
 相談して、ラウンド終了後に指摘しようということになりました。ラウンド途中で指摘して、気まずい空気になってしまっては、私達自身が楽しくなくなってしまう、との判断でした。

 ラウンド後の指摘に対して、当該プレーヤーは「あくまで誤申告であること」「そのホールで指摘してくれ」といったことを主張していました。
 その時の3名の同伴競技者は、2度と彼とプレーをしていません。

 私は、例えば「ゴルフは紳士のスポーツだから偽申告は良くない」とか「偽申告をしていると人間性を疑われる」などと書くつもりはありません。
 ゴルフ場では、とても「紳士のスポーツとは思えないような行為」が時折に見られますし、「偽申告をしないからといって人間性が低い人物」も居ます。

 ただし、「同伴プレーヤーはあなたの打数が概ね分かっている」ということは言っておきたいと思います。
 偽申告をするプレーヤーは、「バレてはいないだろう」と考えて、毎ラウンド繰り返していると思います。まさに「犯罪は繰り返される」の例えに近い感じです。

 しかし、ゴルフというスポーツには、同伴競技者にも「他の同伴競技者のプレーを観ている義務」が有るのです。
 打球が、他のパーティーに飛んで行き、危険だと判断されれば「フォアー」と大声を出さなければなりませんし、ラフや林に打ち込まれた打球の落下位置をプレーヤーとともに把握しておく必要もあります。当然ながら、自身の安全確保、他のプレーヤーの邪魔にならないという配慮等々、沢山の理由があります。
 ゴルフにおいては他の競技者のプレーにも、十分に気を配る「義務」があるのです。

 他のプレーヤーに十分に気を配っているのですから、他のプレーヤーの打数・スコアを把握しているのも、当然の結果です。
 谷底に落ちてしまい脱出する際に3打を要した場合などは、当該プレーが見えないことがありますので、その分の打数は分からないこともありますが、多くの場合には「音」で把握できます。
 打球音とか草・木の音、プレーヤーの悲鳴・唸りなどで、ミスショットがあったのか、グッドショットだったのかは、概ね分かるものでしょう。

 また、大会・競技会ともなれば、「自身の申告スコアと、マーカーと呼ばれる自身のスコアを記録しているプレーヤーのスコアを比較」して、違ったままスコアを提出してしまうと「失格」となることもあります。
 つまり、大会ともなれば、「自身のスコアは他のプレーヤーが付ける」のです。

 こうした諸点を勘案すれば、偽申告はほとんどの場合にバレていると思われます。
 大半のゴルフプレーヤーにとって当たり前のことを書き、恐縮です。

 そして偽申告は、同伴競技者にとって「不愉快なこと」であることは間違いないでしょう。「何で、こんな人とラウンドしなければならないのか」と感じることでしょう。
 その偽申告プレーヤーが嫌われることは、当然のことですし、情状酌量の余地も無いのですが、周りのプレーヤーを不快にさせることは回避していただきたいと思います。

 加えて、「偽申告するプレーヤーは上達しない」のも事実の様に思います。

 いつも「誤魔化してやろう」と考えているようなプレーヤーが、自らのゴルフを厳しく高めて行こうなどと考えないのは当然のことでしょう。

 先ほど、相当の力量のプレーヤーでも偽申告を行うことがあると書きましたが、どのような場合かというと、例えば「パー3のホールで6打以上」「パー4のホールで8打以上」「パー5のホールで10打以上」を要した場合などに、「1打過少の偽申告」をするのです。10打を9打と申告したりします。

 「自分が10打など打つ筈がない」とか「みっともない」とか考えるのかもしれませんが、世界のトッププロゴルファーがトーナメントにおいて、1ホールで10打以上叩くこともあるのですから、素人ゴルファーが二桁打数を要することなど不思議でもなんでもないのです。

 こうした「少し上手いプレーヤー」で偽申告をする人は、「ラウンド80打を切れない」プレーヤーが多いと思います。というか、私の35年以上になる経験では、1人も居ませんでした。
 もちろん、私のゴルフ経験など微々たるもので、経験と呼べるような代物ではないと思いますが、それでもそうしたプレーヤーで80打を切る人を見たことが無いのは、事実です。

 つまり、ラウンド80打台前半を出すことが出来る腕を持ちながらも偽申告するプレーヤーは「そこで上達が止まってしまっている」のではないかと思います。とても残念なことです。

 私のようなド素人・アベレージゴルファーの言で恐縮ですが、

① ビギナーの方は「決して偽申告をしないこと」、そして「出来ることなら誤申告も極力回避」することが大事でしょう。自身の上達スピードを上げることが出来ると思いますし、周りに居るゴルフ仲間からの、ラウンドのお誘いも増えると思います。ラウンド数が増えれば上達するという、好循環を生みましょう。

② 相当のゴルフキャリアを積まれた方も「決して偽申告はしないこと」が肝要です。同伴プレーヤーの中には、そうした行為により人間性を判断する人も居るでしょうし、ゴルフ仲間が広がって行くことに対する「大阻害要因」になります。いつも同じメンバーとのゴルフでは、ゴルフというスポーツのより大きな楽しみを知る機会を失っているのかもしれません。
 そして、何よりも「一層の上達の大きな妨げ」になると思います。

 今回は、ゴルファーの「誤申告と偽申告」をテーマに採り上げました。
 他の趣味と同様に、ゴルフも楽しくやりたいと思います。
関連記事
スポンサーサイト



NEXT Entry
[MLB2015] 今シーズンも素晴らしい 田沢投手と上原投手の活躍
NEW Topics
[競馬コラム269] オークス2020のデアリングタクトと日本ダービー2020のコントレイル
[温故知新2020-陸上競技4] 男子走り幅跳び オリンピック金メダリストの記録
[ブンデスリーガ2019~20・第27節(無観客)] バイエルン・ミュンヘン 圧勝
[温故知新2020-女子テニス2] アメリカの英雄 ビリー・ジーン・キング選手
[競馬(無観客)] 東京優駿(日本ダービー)2020の注目馬
[温故知新2020-女子テニス1] 「史上最強」 マーガレット・コート選手
[温故知新2020-男子テニス3] ダブルスの名手 ジョン・ニューカム選手
[温故知新2020-陸上競技3] 男子10,000m オリンピック金メダリストの記録
[温故知新2020-競泳2] 男子1,500m自由形 日本チームの全盛期
[温故知新2020-競泳1] 男子100m自由形 日本チームの黄金時代
[FIFAワールドカップ2010準々決勝] ドイツチームの完勝
[温故知新2020-男子テニス2] 「史上最強」 ロッド・レーバー選手
[競馬(無観客)] 優駿牝馬(オークス)2020の注目馬
[温故知新2020-陸上競技2] 男子1,500m オリンピック金メダリストの記録
[温故知新2020-陸上競技1] 男子100m オリンピック金メダリストの記録
[ラグビーワールドカップ2011プールA] 日本チーム フランスチームを相手に65分まで4点差の健闘
[温故知新2020男子テニス-1] ウィンブルドンを勝てなかった イワン・レンドル選手
[競馬コラム268・ヴィクトリアマイル2020] 感動的なレース
[FIFAワールドカップ1986決勝] アルゼンチンチーム 2度目の優勝
[競馬(無観客)] ヴィクトリアマイル2020の注目馬
[NPB・MLB2020] 「開幕」に向けての動き
[ブンデスリーガ2019~20] 無観客での再開へ
[競馬コラム267-日本馬の海外挑戦12] 2009年 牝馬の挑戦
[FIFAワールドカップ2010ラウンド16] ブラジルチーム 貫録の勝利
[FIFAワールドカップ2010ラウンド16] 日本チーム 史上初のPK戦
[FIFAワールドカップ2010ラウンド16] ランパード選手 「幻」のゴール
[Jリーグ2020] イニエスタ選手のオンライントークショー
[競馬(無観客)] NHKマイルカップ2020の注目馬
[NBA2020] 個人トレーニング再開に向けての動き
[UEFA-EURO2012-グループD] イングランドとフランスの激突
[競馬コラム266-天皇賞(春)2020] フィエールマンの連覇とC.ルメール騎手の天皇賞4連勝
[UEFA-EURO2012-グループB] ポルトガル デンマークとの接戦を制す
[競馬コラム265・下鴨ステークス2020] スズカルパン 100戦出走達成!
[UEFA-EURO2012-グループA] 開幕戦 ギリシャチーム 驚異の粘り
[UEFA-EURO2012-グループD] フランスチームの堅守
[競馬(無観客)] 天皇賞(春)2020の注目馬
[UEFA-EURO2012-グループC] イタリアとクロアチア 一歩も引かず
[競馬コラム264-日本馬の海外挑戦11] 2007年 シンガポール競馬への進出
[UEFA-EURO2012準々決勝] クリスティアーノ・ロナウドVSチェフ
[競馬コラム263-日本馬の海外挑戦10] 2006年 ハーツクライとデルタブルース
[スーペルコパ2020準決勝] FCバルセロナ よもやの敗退
[UEFA-EURO2012準決勝] 「怪物」バロテッリ選手の2ゴール
[マラソン2020] 「心臓破りの丘」 山田敬蔵氏 逝去
[競馬コラム262-日本馬の海外挑戦-9] 2005年 ゼンノロブロイとハットトリック
[MLB2020・MVPランキング] バリー・ボンズ選手の凄さ
[フィギュアスケート2020春・世界ランキング] 羽生選手、紀平選手が共に1位
[NPB2020] 菅野智之投手 超絶の仕上がり
[高校野球2020] 花巻東高校 女子野球部が練習開始
[大相撲2020] 豊ノ島の引退
[UEFA-EURO2008決勝] スペインチーム 黄金時代の幕開け
Entry TAG
ゴルフ・誤申告と偽申告  
Comment
Trackback
Comment form
 管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

カエサルjr

Author:カエサルjr
「スポーツを考える-KaZ」ブログへ
ようこそ!
我が家の月下美人も16年目。同時に30個の花が咲くこともあります。スポーツも花盛りですね。一緒に楽しみましょう。

最新記事
最新コメント
検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

Page Top
CALENDaR 123456789101112131415161718192021222324252627282930