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HOME   »   サッカー  »  [UEFA-CL2014~15] ベスト4出揃う。 「3強」強し!
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 今シーズンの欧州NO.1クラブを決める「UEFAチャンピオンズリーグ2014~15」の準々決勝・ベスト8の戦いが終了し、準決勝の組合せが決まりました。

・レアル・マドリード対ユベントス
・バイエルン・ミュンヘン対FCバルセロナ

① 相変わらずの「3強」の強さ

 レアル・マドリード(スペイン)、FCバルセロナ(スペイン)、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)の3チームは、このところUEFA-CLのベスト4の常連であり、私は「3強」と呼んでいます。

 今大会もこの「3強」が本命であり、この3チームの中から優勝チームが出る可能性が極めて高いと予想されましたが、その3チームがキッチリとベスト4に進出してきたのは、ある意味では驚くべきことでしょう。

 「3強」がいかに強いチームとはいえ、クラブチームの大会としては世界一のレベルであるUEFA-CLで「毎期ベスト4に進出する」というのは、この3チームの実力が相当抜きん出ているという証左でしょう。
 サッカーという競技の「番狂わせ」の可能性は、決して低いものでは無いのですから。

 ベスト8の戦いで最も劇的だったのは、バイエルン・ミュンヘンとFCポルトの戦いでしょう。
 初戦を1-3で落としたバイエルンは、第2戦・ホームでのゲームの前半で5-0とリードして、大逆転でベスト4進出を決めました。初戦でリードしたポルトは「守備を固めて0-0あるいは0-1」のゲームを狙ったのでしょうが、バイエルンの攻撃力はポルトの予想を遥かに超えるものでした。

 前半14分のアルカンタラ選手の先制から、22分のボアテング選手、27分のレヴァンドフスキ選手、36分のトマス・ミュラー選手、そして40分のレヴァンドフスキ選手の2点目と畳み掛けました。
 UEFA-CLベスト8の戦いという、欧州クラブチーム同士の最高レベルゲーム=世界最高レベルゲームにおいて、27分間で5得点という破壊力は凄まじいものです。

 一方で、このチーム、バイエルンを相手に初戦を3-1で完勝したFCポルトの地力の高さも評価できることでしょう。

 続いてはアトレティコ・マドリードとレアル・マドリードのマドリードダービー。前期のUEFA-CLの決勝と同じ組合せであり、準々決勝中最も注目されていたカードです。

 国際大会での実績では遥かに上回るレアルですが、近時はアトレティコを苦手としてきました。今シーズンもリーガエスバニョーラ他のゲームで1勝もできず引分けるのがやっとという状態。
準々決勝初戦も0-0の引き分けでしたから、第2戦に運命が託されました。

 ご承知のように、レアルの強みはその攻撃力です。
 クリスティアーノ・ロナウド選手、ベンゼマ選手、ハメス・ロドリゲス選手、トニ・クロース選手、セルヒオ・ラモス選手といった、世界屈指のプレーヤーを揃えたレアルの攻撃陣の破壊力は、世界屈指のものでしょう。

 その攻撃陣を相手にして、アトレティコはキッチリと守り、カウンター主体の攻撃でマンジュキッチ選手らが1点を取って勝ち切るというゲームで対抗し、今シーズン何度もレアルを破ってきました。

 この第2戦も、アトレティコのペースでゲームが進みました。
 しかし、レアルは90分間近の後半43分、エルナンデス選手の得点で1-0で勝ちました。素晴らしいメンバーが揃った両チームが2ゲームを戦って、通算1-0という「痺れる戦い」でした。

 ユベントスとASモナコのゲームは、ユーベが持ち味を存分に発揮し、初戦1-0の勝利から、第2戦0-0の引分けで勝ち上がりました。
 バイエルン・ミュンヘンが、何時の時代も「ドイツ代表チームの主骨格」であることは、何度も書いてきましたが、同様にいつの時代も「ユベントスの守備陣はイタリア代表チームの守備陣」なのです。「カテナチオ」の力が示された準々決勝と言えるでしょう。
 ユーベは久し振りのベスト4進出です。

 準々決勝最後のカード、FCバルセロナとパリ・サンジェルマンの戦いは、初戦3-1、第2戦2-0でバルセロナが勝ち、2ゲーム通算5-1で勝ち上がりました。全体として、バルセロナが一枚上手だったという結果であり、初戦はスアレス選手の2得点とネイマール選手の得点、第2戦はネイマール選手の2得点で勝っていますから、メッシ選手を加えた「黄金の3トップ」が存分に機能した形です。

 相手ゴール前でメッシ選手にボールが渡れば、相手ディフェンダーはメッシ選手に集まりますから、ネイマール選手やスアレス選手にとつてのチャンスが広がる形です。当然ながらメッシ選手へのマークが甘くなれば、メッシ選手は悠々と得点を挙げることでしょう。
 相手チームにとっては、本当にやっかいな3トップということになります。

② 準決勝の見所

 レアル・マドリードとユベントスの戦いは、ユーベがどこまで戦えるかというところでしょう。戦力的にはレアルの方が上だと思います。

 サッカーの歴史上ではほぼ互角の対戦成績を残している両チームですから、「ユベントスの伝統の力」に期待したいところです。

 バイエルン・ミュンヘンとFCバルセロナの戦いは、見所満載でしょう。
 「黄金の3トップ」と「変幻自在の得点力」の戦いは、ゲーム毎の流れが大きく影響しそうです。

 バルセロナにとっての気掛かりは、この数年ベスト4には進出するものの決勝には出ていないところでしょうか。バルセロナは「不思議とUEFA-CLの準決勝に弱い」のです。

 また、これは意外なことですが、この数年「3強はベスト4には進出する」が「決勝で3強同士のカードになったことは無い」のです。

 この慣例?に従って、今期もユベントスが決勝進出を果たすのか、あるいはそろそろ3強同士の決勝戦となるのか、準決勝の戦いは5月5日~13日にホーム・アンド・アウェイ方式で行われます。
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