FC2ブログ
HOME   »   ゴルフ  »  [ザ・プレーヤーズ選手権2015] リッキー・ファウラー選手 逆転勝ち!
RSSフィード iGoogleに追加 MyYahooに追加
 アメリカ・フロリダ州のTPCソーグラスコースを会場に開催されていた、2015年のザ・プレーヤーズ・チャンピオンシップ大会は、アメリカのリッキー・ファウラー選手が残り4ホールからのチャージでトップタイに立ち、3人によるプレーオフを制して、この大会初優勝を遂げました。

 ファウラー選手はPGAツアー2勝目を、ツアー最高賞金大会で達成したのです。

 最終日の14番ホールを終わって、ファウラー選手は通算7アンダーパーでした。この頃のトップはセルヒオ・ガルシア選手(スペイン)の11アンダーでした。難しい17番・パー3、18番・パー4を残しての4打差は「絶望的」と思われました。
 難しいホールを残している時には、上に居る方が有利なのは道理です。

 ここから、ファウラー選手の猛チャージが始まったのです。
 15番ホールでバーディを奪うと、16番・パー5では第二打をピン横1mにヒットさせてイーグル。17番・アイランドグリーンのパー3も右隅のピンに果敢なるショットを放ちバーディ、18番の左側全てが池のパー4も綺麗にパーオンさせてのバーディと、「上がり4ホールで5アンダー」という驚異的なプレーでした。

 そして、12アンダーでホールアウトした時には単独トップに立っていましたから、「この勢い」からして、ファウラー選手の優勝が決まったかのような雰囲気でした。

 ところが、そこは「世界最高レベルのPGAツアー」の最高賞金トーナメントです。そう簡単?には、問屋が卸しませんでした。

 一度スコアを崩したセルヒオ・ガルシア選手と、同じアメリカのケビン・キスナー選手が12アンダーまでスコアを伸ばし、3プレーヤーによるプレーオフに突入したのです。ひとりのみならず二人までも並んでくるというところに、「PGAツアーの選手層の厚さ」を感ぜざるを得ません。

 プレーオフはまず「16・17・18番の3ホールのストロークプレー」で競われて、ガルシア選手が脱落。
 続いて、ファウラー選手とキスナー選手による、「17・18番を使ってのサドンデス」に入り、名物ホール17番のバーディで、ファウラー選手が勝ちました。

 緊張する場面では、トッププロでも池に打つ、それも「何度も池に打つ」光景をこれまで幾度となく観てきた難ホールである、17番・パー3で、今週のファウラー選手は、本戦の4ラウンドで3度のバーディ、プレーオフに入って2度のバーディと、「6度挑んで5度バーディ」という相性の良さでした。

 心理状態に加えて、風の強さ・向き等の環境の変化を考慮すれば、「グリーンの周りが全て池」といった風情の17番ホールで、6分の5というバーディ奪取率は、驚異という他は有りません。「半端なく正確なショットを打てるプレーヤー」であることを証明しました。

 身長175cmと、アメリカのゴルフプレーヤーとしては決して大きな方ではないものの、その「超アグレッシブ」なプレー振りと「派手なファッション」で人気が高いファウラー選手は、一方で最も「過大評価されているプレーヤー」とも言われ続けて来ました。

 確かに、これだけ人気が有りながら、これまでPGAツアーでは2012年のウェルズファーゴ選手権大会の1勝のみでしたから、こうした評も止むを得ない感じだったのです。

 しかし、ザ・プレーヤーズ選手権という、第5のメジャー、ツアー最高賞金額大会(優勝者に180万ドル・約2億1千6百万円)、そして4大大会並みの「強いフィールド」、近時なかなかアメリカ人プレーヤーが勝てなかった大会、で優勝した以上、これからはアメリカを意表するプレーヤーのひとりとして、注目されていくことでしょう。まだ26歳の若手です。今後の活躍がとても楽しみです。

 そして、この大会では石川遼選手の健闘も目立ちました。この大会初出場にも拘らず、3日目4日目に60台をマークしての通算8アンダー・8位タイという見事な活躍。
 3日目に一時は「トップタイ」に立つなど、「石川遼ここにあり」というプレーであったと思いますし、「爆発力」という石川選手の強みはまだまだ衰えていないことを示しました。

 結果として、石川選手にとって大きかったのは、この「強いフィールドの大会」におけるトップ10入りで、来シーズンのシード入りに大きく前進したことでしょう。「実利も極めて大きな活躍」だったのです。

 松山英樹選手も、2日目で調子を落としたものの、3日目に立ち直りの兆しを見せ、最終日は69打のラウンドを魅せて通算6アンダー・17位タイという好成績でした。こちらも1日目をトップタイでラウンドしていますから、今大会の日本人プレーヤー二人は、「共に一度は首位に立った」ということになります。
 素晴らしい活躍と言って良いでしょう。

 アメリカの若手、リッキー・ファウラー選手が本格化したプレーを展開し、石川遼選手が復活のプレーを魅せ、松山英樹選手が安定した強さを魅せた、2015年のザ・プレーヤーズ選手権でした。

 好天に恵まれた、印象的な4日間であったと思います。
関連記事
スポンサーサイト



NEXT Entry
[Jリーグ2015] 輝きを増している 武藤嘉紀選手
NEW Topics
[大相撲2020・11月場所] 出し投げは「一発で形勢を逆転できる」技
[UEFA-CL2020~21・グループステージ] 第4節を終えて
[大相撲2020・11月場所・千秋楽(観客数制限)] 2度の物言い 大栄翔VS琴勝峰
[NPB2020日本シリーズ(観客数制限)] 工藤公康監督の冷静な采配
[競馬(観客数制限)] 世紀のレース・ジャパンカップ2020の注目馬
[大相撲2020・11月場所14日目(観客数制限)] 隆の勝 「素晴らしい立合い」
[NPB日本シリーズ2020(観客数制限)] エンターティンメントとしては・・・。
[大相撲2020・11月場所(観客数制限)] 照強の「外小股」
[NFL2020~21第10週(無観客)] 素晴らしい ソーファイスタジアム
[大相撲2020・11月場所(観客数制限)] 11月場所の主役 志摩ノ海
[大相撲2020・11月場所(観客数制限)] 大関・貴景勝 決定戦を制して2度目の優勝
[大相撲2020・11月場所14日目(観客数制限)] 明瀬山の勝ち越し
[NPB2020(観客数制限)] 日本シリーズの開幕!
[NPB2020個人成績-1] 鈴木大地選手(楽天)の活躍
[競馬(観客数限定)] マイルチャンピオンシップ2020の注目馬
[マスターズ秋2020(無観客)第1ラウンド] 全18ホールパーオン・39パット
[マスターズ秋2020(無観客)] ダスティン・ジョンソン選手 悠然たる優勝
[NPB2020パリーグCS] ソフトバンク・ホークスの強さ
[競馬コラム282-ジャパンカップ2020] コントレイルVSデアリングタクトにアーモンドアイが参戦
[日本陸上競技選手権2020(観客数制限)-8] 男子200m 飯塚翔太選手の逆転優勝
[マスターズ秋2020(無観客)] 広がる「ダスティン・ジョンソン ワールド」
[マスターズ秋2020(無観客)第2ラウンド] 超ベテラン選手達の活躍
[大相撲2020・11月場所(観客数制限)] 上位陣の相次ぐ「休場」
[競馬(観客数制限)] エリザベス女王杯2020の注目馬
[NFL2020~21(無観客)] レギュラーシーズン第9週を終えて
[PGAツアー2020~21] 2度のマスターズ・トーナメント
[PGAツアー2020~21] マスターズまでに、あと5kg体重を増やす。
[NPB2020(観客数制限)] 坂本勇人選手 2,000本安打達成!
[J1リーグ2020(観客数制限)] キング・カズ 53歳8ヵ月13日で出場
[競馬コラム281-JBCデイ2020] 面白かった「2場開催」
[UEFA-CL2020~21] グループステージ第3節を終えて
[ATP1000-ロレックス・パリ・マスターズ2020] ラファエル・ナダル選手 シングルス通算1,000勝達成
[競馬コラム280-JBCクラシック2020] クリソベリル 圧勝!
[日本陸上競技選手権2020(観客数制限)-7] 男子110mH 金井大旺選手の快走
[PGAツアー・バミューダ選手権2020] ブレンダン・トッド選手へのインタビュー
[大相撲2020・11月場所(観客数制限)] 活躍が注目される10名の力士
[競馬コラム279-天皇賞(秋)2020] アーモンドアイ号 G1レース8勝目!
[全日本大学駅伝2020] 駒澤大チーム 空前の大混戦を制して6年振りの優勝
[MLB2020・WS] アロザリナ選手VSベッツ選手・シーガー選手
[日本陸上競技選手権2020(観客数制限)-6] 女子100mH 青木益未選手 好記録で優勝
[競馬(観客数制限)] 天皇賞(秋)2020の注目馬
[全日本スピードスケート距離別選手権2020] 一戸誠太郎選手と高木美帆選手の活躍
[MLB2020・WS第6戦(観客数制限)] ドジャース 21世紀初の「世界一」
[PGA・ZOZOチャンピオンシップ2020(無観客)] 日本人プレーヤー「8名」が出場
[MLB2020・WS第5戦(観客数制限)] ドジャース ブルペンの踏ん張りで「王手」
[MLB2020・WS第4戦(観客数制限)] レイズ 逆転サヨナラ勝ちで2勝2敗のタイ
[日本陸上競技選手権2020(観客数制限)-5] 女子円盤投げ 齋藤真希選手 55m41cmの好記録で優勝
[UEFA-CL2020~21] グループリーグ 開幕
[競馬(観客数制限)] 菊花賞2020の注目馬
[MLB2020・WS第2戦] レイズ 「負けられない試合」を制す
Entry TAG
リッキー・ファウラー選手・PGAツアー2勝目!  
Comment
Trackback
Comment form
 管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

カエサルjr

Author:カエサルjr
「スポーツを考える-KaZ」ブログへ
ようこそ!
我が家の月下美人も16年目。同時に30個の花が咲くこともあります。スポーツも花盛りですね。一緒に楽しみましょう。

最新記事
最新コメント
検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

Page Top
CALENDaR 12345678910111213141516171819202122232425262728293031