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 今年の全米オープンのテレビ放送を見た瞬間、「全英オープン」のような絵が眼に飛び込んできました。

 生い茂るフェスキュー、海辺のコース、芝付の悪いフェアウェイFW、緑色では無く茶色いグリーン・・・。

 オークモント・カントリークラブ、ウイングドフット・ゴルフクラブ、バルタスロール・ゴルフクラブ、オリンピッククラブ、といった全米オープンを代表してきた各コースは、長いラフや狭いFWといった要素によって「極めて難しいコース」を示現して来ましたが、「コース自体の美しさ」という点では、いずれも見事なものでした。

 シーサイドコースという意味では、ペブルリーチ・ゴルフリンクスも有りますが、潮風のせいもあって、ところどころ芝付の悪いところがあるとしても、やはりとても美しいコースだと思います。

 「美しいコース」は、「最も難しいメジャートーナメント」である全米オープンにとって、必須の要素だったのです。

 ところが、プレーヤーの技術向上や道具の進歩などの要因から、全米オープンの優勝スコアが年々良くなってきている傾向の中で、全米ゴルフ協会(全米オープンの主催者)も、いかにラフを深くしようとも、グリーンを速くしようとも、スコアの伸びを抑え切れないと感じたのでしょうか、「長いコース」を求めるようになりました。

 そして、2002年にベスページステートパーク・ブラックコースというニューヨーク州のコースを登場させました。
 300ヤードを超えるパー3や500ヤードを超えるパー4が連なる、怖ろしく長いコースでした。
 初めてベスページステートパークで開催されたこの大会で、優勝したタイガー・ウッズ選手のスコアは3アンダーパーでしたから、「出来ることなら優勝スコアはE(イーブンパー)にしたい」という、全米ゴルフ協会の狙いは、一定の成果を得たのでしょう。

 今年のチェンバーズベイGCも、こうした狙いの下で初めての開催となったように感じます。

 イギリスのリンクスコースのような風貌を持ち、距離が長く、またティーインググランドを自在に変更することで「全く違うホール」をトーナメントの中で登場させることもでき、極めてトリッキーな罠がグリーン廻りにも多数存在する、コースですから「確かに難しい」と思います。

 しかし、「極めて難しいコースでありながら極めて美しい」という、「全米オープンの必須要件」は、残念ながら満たしていないとも感じます。

 マスターズ、全米、全英、全米プロの4つのメジャートーナメントには、それぞれ持ち味が有ります。

 人工的に管理され尽くしたコース、グッドショットには良い結果が用意され、たとえ1ヤード未満の違いでもミスショットにはペナルティーが課される、「不公平・ラッキーアンラッキーが極めて少ない」コース、結果として特別な美しさをも具備しているコース、で開催されるのが全米オープンであって欲しいと思います。
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