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HOME   »   大相撲  »  [大相撲2015・7月場所] 平成生まれ力士は出世が遅いのか?
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 7月場所では「初の平成生まれ大関」照ノ富士の活躍が話題になっていますが、「平成」も27年になっていますから、「平成生まれ横綱」が誕生していても何の不思議も無いのです。
 平成生まれの力士は、全体として出世が遅いのでしょうか。

 相撲通の方なら百もご承知のことですが、現在の北の湖理事長は「21歳2か月」で横綱に昇進しています。
 もし、北の湖が平成元年生まれであれば、平成22年には横綱になっていたことになります。5年も前ということになります。

 北の湖は「史上最年少横綱」記録を保持しているのですが、北の湖以外にも若くして横綱に昇進している力士は少なくありません。

[横綱への昇進年齢]
・北の湖 21歳2か月
・大鵬 21歳3か月
・白鵬 22歳2か月
・貴乃花 22歳3か月
・朝青龍 22歳4か月
・柏戸 22歳9か月

 思い出される力士を並べてみましたが、他にも22歳の内に横綱に昇進した力士が居るかもしれません。
 こうした、後に「大横綱」と呼ばれるようになる力士を中心として、23歳になる前に横綱に昇進している力士が複数存在するのです。

 従って、昇進年齢という点から見れば、23歳6か月で大関に昇進した照ノ富士といえども、「決して若くは無い」ということになります。

 一方で、「初土俵からの昇進スピード」という面で観れば、平成生まれの力士が遅いということは無いようですので、結局は「力士としてのスタート年齢が高い」ということが、「昇進年齢の遅れ」に結び付いているということになります。

 加えて、大学相撲出身力士の増加も影響を与えているのでしょう。
 この点は、大学出身力士の大相撲における初土俵年齢が22歳以降となるという面もありますが、中学を卒業してすぐに角界に入り、相撲技術を磨き始めたとしても、幕下くらいのところで、「年上で筋力・経験豊かな大学出身力士と当たってしまい」星を落として昇進が遅れるという意味の方が、大きいと感じます。

 17・18歳で幕下に上がり、十両昇進争いを演じる段階で、22・23歳の大学出身力士(幕下付け出しでデビューした)と当たると、やはり「分が悪い」のではないでしょうか。

 他方、モンゴル出身力士の昇進が速いのは、「大学相撲出身力士の技術・体力」をものともしないスピードとパワーがあるからかもしれません。また、相手が「学士力士」であるという余計な情報も少なく、気負いが無いことも大きいのでしょう。

 そのモンゴル出身力士にしても、照ノ富士や逸ノ城が高校を卒業してから角界に入ってくる時代となっては、21歳台での横綱昇進というのは、今後は相当難しいと感じます。

 北の湖の最年少記録「21歳2か月の横綱昇進」は、不滅なのでしょう。
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